二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FINALFANTASY—オリジナル— 〜白黒の魔術師〜
- 日時: 2010/12/29 18:38
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
みなさん、はじめまして。MILKターボです。FF(ファイナルファンタジー)の二次小説です。
オリジナル度は九十九%ぐらいかなぁ?
…まあとにかく、読んでくださる優しい方は、次のことをご承知くださいませ。
・私初めての小説。妄想を文章化したものなので、文章が変ですが、そこはあたたかい目で見てください。←
・誤字脱字その他もろもろ、ちょっと頭がアレな作者にはた〜くさんあると思います。見つけたら、容赦なく言っちゃってください。…とはいっても中傷はNO!ですよ〜。
・それから更新は亀のようにマイペース&気まぐれ。突然更新をやめさせてもらう場合もあります。
・荒らし、チェーンメール、中傷は禁止&あっても無視で。
で、これオリジナルのFF_ファイナルファンタジー_二次小説なのですが、呪文等の設定は初期のもの(Ⅰの事です)から使わせていただきます。
_では、どうぞ。変な小説かもしれませんが、よろしくお願いいたします。
目次>>11
お知らせ(改です)>>25
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- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.11 )
- 日時: 2011/03/13 16:07
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: R/M39rbJ)
☆目次☆
序章>>1
裏序章>>78(参照200突破記念)
【設定】
登場人物>>2 魔術呪文一覧>>7と>>8
【第一幕★学園編】
第一章>>5 第二章>>9 第三章>>10 第四章>>12 第五章>>15 第一幕の振り返り>>21
【第二幕★卒業テスト編】
第一章>>16 第二章>>22 第三章>>23 第四章>>26 第五章>>33 第六章>>34 第七章>>39
第八章>>44 第九章>>51 第十章>>58 第二幕の振り返り>>59
【第三幕★覚醒編】
第一章>>68 第二章>>71 第三章>>72 第四章>>81 第五章>>85 第六章>>136
【番外編 第零章】
彼の名は最強剣士・ロス>>43(参照100突破記念)
【>>100突破記念・長編番外“狩人”】
第壱章>>107 第弐章>>108 第参章>>109 第四章>>115 第五章>>118 第六章>>122
第七章>>126 第八章>>130 第九章>>133
狩人の振り返り>>135
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.12 )
- 日時: 2010/12/19 19:13
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
第四章 〜A supplementary lesson 【補習授業】〜
夕日が教室に差し込む。ここで行われる補習は試験の点が悪かった者だけで行われるものだ。
「教科書百三十六ページ、開いて」
魔術には少し細かく分けると回復魔法、攻撃魔法、補助魔法の三種類がある。
回復魔法は傷を治したり、解毒したりなどする、【治療】の魔法。
攻撃魔法は回復魔法と逆で、相手を傷つける魔法である。
補助魔法は、上の二つのものに当てはまらなくてなおかつ、相手を補助する魔法。
そして、回復魔法と攻撃魔法の二つは相反する力。
同じ様に、白と黒も相反するモノ。
そこから、互いに【白魔術】と【黒魔術】の名がついたという。
「はい、次のページにいってー」
魔術の効果—回復魔法ならば治る程度、 攻撃魔法ならば威力を差す—は、その呪文によって変わる。
しかし、同じ呪文でも魔術師によっても魔術の効果は変わる。この効果が高ければ高いほど、
【強い】ということになるのである。
「これで補習授業を終わるわよ〜。 次の試験は頑張ってね、レーヴェさん」
たった一人だけで補習を受けたレーヴェは—つまり、レーヴェは一人だけ試験の点数が悪かったのだ—、
「はい…」
と、頼りなさげに返事をした。
「おまたせぇ、サラ」
レーヴェは、ため息をついた。
「おつかれ。 _大変だったね」
「ホントにさ! …あーあ、今日は早く寝よっと」
はは、とサラは笑った。
「笑い事じゃないよぅ、もう…」
その後レーヴェは、『そりゃ、サラは成績がいいから補習なんてした事ないだろうし、ず〜っと学年一位だっただろうからいいだろうけどさ、あたしはさ、ほぼ毎回補習なんだよ!?わかる?この大変さが!!そりゃ、あたしだってさ、毎回こうしたくてこうしてるわけじゃないんだよ!?そりゃ、サラは遅刻したことないしさ、それに…』と、愚痴をこぼし続けたのであった。
「…それじゃ」
「また明日」
サラはすっかり元気を無くしたレーヴェ(といっても明日になったら復活するだろうけど)と別れた。
「…あ」
サラは思わず立ち止まった。 それは、目の前にいた人物があまりに特殊な者だったからである。
「ガウスト君…」
そこに立っていたのは、ガウスト。
「_あ、もしかしてガウスト君も家がこの近くなの?」
サラは黙っているガウストに言うと、 ・ ・
「へー、でも、知らなかったなぁ。 引越してきた家族なんて、いたっけ」
と続けた。
「…違う。 ・ ・
—家族なんて…」
言いかけて、やめた。
「…いや、なんでもない。 気にしないでくれ」
サラは不思議そうな顔から一転、フッと笑うと、
「いいよ、言わなくても」
と言った。
「__ああ。 すまないな」
歩いていくうちに、サラの家に着いた。
「それじゃ、ガウスト君」
_また明日ね!
と、手を振るサラ。ガウストは会釈をすると、今来た道をさらに進んで行った。
「ただいま」
サラ、十三歳の秋。
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.13 )
- 日時: 2010/12/20 17:04
- 名前: Chess ◆1OlDeM14xY (ID: 1ZD11.er)
ようやく来れた〜・・・更新してる!
ファイナルファンタジーやったこと無いけど・・・面白そうだってことが小説で分かる^^
>>9 の「今日は、雪?雷雨?台風?竜巻?」にウケた(笑
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.14 )
- 日時: 2010/12/20 20:29
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
>>13 うん、私も始めたのはつい最近(?)のゴールデンウィーク。うちは出不精の家族だから(私もそう)、絶対ひまになるってんで買ったんだけど、四日でクリアww
「今日は、雪?雷雨?台風?竜巻?」は、よく私が妹に言われる言葉(主に外で遊んだ時)。
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.15 )
- 日時: 2010/12/23 10:58
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
第五章 〜Silver eyes 【銀の瞳】〜
「ふぁあーあ…」
手を口に当てて、あくびをする。小国・ローカン国の城、といえども一応は一国の城なのである。
その城の守衛としては不謹慎なことだろうが、人間としてはしょうがないことだろう。
今は、夜中の三時なのだから。
「おいおい、あくびかい?」
横に立っているもう一人の守衛が、男_チャーリーをからかった。
「うるさいな、しょうがないじゃないか_」
言い返そうとすると、
__ドスリ。
なんの音か、チャーリーには分かっていた。 …自分の首に、矢が刺さったのだ。
「チャーリー!!」
「あ、あ、あ_」
チャーリーは、倒れた。言葉にならない声を、発しながら。
「…っ敵襲だーー!」
守衛は、思いっきり叫んだ。
そして、矢の飛んできた方角を見た。
そこには、一人の少年がいた。 守衛は、槍を構える_。
「_ファイラ」
少年は、呪文を唱えた。
_守衛は、槍を最後まで放さないまま、炎に焼かれ、倒れた。
そこに、城から大量の兵士達が現れ、少年を取り囲んだ。
少年は、舌打ちをすると、
「フレアー」
と唱えた。 巨大な炎が、兵士だけじゃなく、城までをも、焼く。
そして、まだ、息のある兵士が最後に見たのは、少年。
少年の瞳は、銀の色————。
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