二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FINALFANTASY—オリジナル— 〜白黒の魔術師〜
- 日時: 2010/12/29 18:38
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
みなさん、はじめまして。MILKターボです。FF(ファイナルファンタジー)の二次小説です。
オリジナル度は九十九%ぐらいかなぁ?
…まあとにかく、読んでくださる優しい方は、次のことをご承知くださいませ。
・私初めての小説。妄想を文章化したものなので、文章が変ですが、そこはあたたかい目で見てください。←
・誤字脱字その他もろもろ、ちょっと頭がアレな作者にはた〜くさんあると思います。見つけたら、容赦なく言っちゃってください。…とはいっても中傷はNO!ですよ〜。
・それから更新は亀のようにマイペース&気まぐれ。突然更新をやめさせてもらう場合もあります。
・荒らし、チェーンメール、中傷は禁止&あっても無視で。
で、これオリジナルのFF_ファイナルファンタジー_二次小説なのですが、呪文等の設定は初期のもの(Ⅰの事です)から使わせていただきます。
_では、どうぞ。変な小説かもしれませんが、よろしくお願いいたします。
目次>>11
お知らせ(改です)>>25
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- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.6 )
- 日時: 2010/12/17 17:24
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
>>2 修正。
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.7 )
- 日時: 2011/03/13 10:00
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: R/M39rbJ)
魔術呪文一覧①
黒魔術
攻撃魔法
ファイア…小さな炎。
ファイラ…炎。
ファイガ…大きな炎。
フレアー…巨大な炎。(無属性魔術)
サンダー…小さな電撃。
サンダラ…電撃。
サンガー…大きな電撃。
ブリザド…冷気を起こす。
ブリザラ…ブリザドよりも冷たい冷気を起こす。
ブリザガ…ブリザラよりも冷たい冷気を起こす。
補助魔法
スリプル…その魔術をかけられた者は眠りにつく。 一定の時間が経つと解ける。
が、解くことも可能。
ストライ…その魔術をかけられた者の攻撃力を上げる。 一定の時間が経つと解ける。
ダクネス…その魔術をかけられた者の目を見えなくする。 解くことが可能。
ホールド…その魔術をかけられた者の麻痺させる。 解くことが可能。
ヘイスト…指定した者をいつもの二倍素早く動けるようにする。
セーバー…指定した者をいつもの二倍命中力が上がるようにする。
その他
デジョン…敵を異次元に送る。
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.8 )
- 日時: 2010/12/21 18:14
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
魔術呪文一覧②
白魔術
回復魔法
ケアル…傷を完治の十分の一ほど治す。ほんの少しの傷であれば完治する事が可能。
ケアルア…少しの傷であれば完治する事が可能。また、傷をある程度治す。
ケアルガ…どんな傷でも完治することができるが、すでに黄泉の国に渡りかけている者
には無効。
ヒール…一度に複数の指定した者の傷をある程度治す。また、少しの傷であれば
完治する事が可能。
ラヒーラ…一度に複数の指定した者の傷を完治させることができるが、ケアルガ同様、すでに
黄泉の国に渡りかけている者には無効。
ポイゾナ…解毒呪文。指定した者一人に有効。
補助魔法
プロテス…指定した者一人に攻撃から身を守る薄い結界をかける。
サイレス…指定した者の魔術を封じることが可能。
プロテア…一度に複数の指定した者に攻撃から身を守る薄い結界をかける。
その他
ホーリー…聖呪文。黄泉の国からよみがえり、
魔物と化した者_一般的には‘アンデッド’と呼ばれる_を再び黄泉の国へ返す。
MILKターボの後書き
えー、これが本作品にでてくる呪文(でてこないものもあるかも)。
ちょっと小説用に変えた呪文もあるし、FF初期シリーズにあるけど本作品にはでてこない呪文もあります。
これ以外にも、オリジナルの呪文出てくるかもしれないですね、ハイ。
…え?黒魔術と白魔術ってなにかって?ああ、それについては、後々説明しますヨ←
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.9 )
- 日時: 2010/12/19 09:50
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
第二章 〜A school【学校】〜
ロレッド村、トール村、フラポロ村。この三つの村と、その周りの土地は【ペルソン王国】であり、代々王家の者
治めている。現在この国を治めているペルソン八十九世の前の前の前の王が、『魔術師と戦士をこの国に集め、
国を強くしよう』という意図で作ったのが【ペルソン王国立ロレッド村魔術学園】なのである。
この学校は魔術と剣術の授業だけじゃなく、勉強もある。
生徒は十歳で入学し、五年間学び、卒業する。
始めの四年間は学校に通い、残りの一年間は、卒業テスト期間。生徒はこのテストに受からないと、
卒業できない。これも、この魔術学園のもう一つの特徴だ。
_もちろん、だれもが入学できるわけではない。
この学校には魔術師の才能_つまり魔術を扱える者と剣の才能がある者が入学できるのだ。
それはともかく、サラに声をかけるものがいた。
「よぉーっす」
「…ロス。 珍しいわね、彼方が遅刻しないなんて」
サラがそう言うと、俺を何だと思ってるんだよ、と彼_ロスは頬を膨らませた。
「じゃあ、今日の遅刻犯は」
「レーヴェ一人に決定だろ」
サラの言葉を、ロスが受け継いだ。
「ひっどーい!」
二人の後ろから、金髪の少女が叫んだ。
「レーヴェ!」
サラは目を丸くした。 _そう、彼女こそが遅刻するだろうと噂された人物…レーヴェである。
「もう、皆ヒドイよぉ」
レーヴェの膨れっ面を無視して、サラは。
「二人が遅刻しないなんて。 _今日は、雪?雷雨?台風?竜巻?それとも…」
「そんなに言わなくても!!」
レーヴェとロスの大合唱。サラは
「はは…」
と苦笑した。
そう、彼等は遅刻の常習犯。それに比べてサラは成績優秀・品行方正の優等生。
なんで遅刻の常習犯の彼等と成績優秀・品行方正の優等生が仲良しなのか。それは、三人が幼馴染だからだ。 そして、学園に着くと三人は、『4—2』と書かれたプレートのある教室に入った。
「いつになく、ザワザワしてるな」
と、ロス。
「なにがあったか、聞いてみるね」
とサラは人ごみの中にまぎれていった。
しばらく経ってからサラが戻ってきた。
「転校生が、くるんだって」
- Re: FINAL FANTASY 白黒の魔術師 ( No.10 )
- 日時: 2010/12/19 10:39
- 名前: MILKターボ ◆xyJ9iZcsj6 (ID: QP4Yy5Wh)
第三章 〜A transfer student 【転校生】〜
「転校生が、くるんだって」
「なーんだ、そんな事かよ」
と、ロス。 どうやら興味が無いようだ。 _それに対して、レーヴェは。
「マジッ!? 男、女!? 」
…かなり興味が有るようである。で、サラは。
「さあ、そんな事どうでもいいけど。 勉強、出来るのかな…。 張り合いがあるといいんだけど」
転校生の学力が気になるらしい。
_と、その時。
ガラガラッ
と教室のドアが開いた。
「はーい、皆座ってー、そして静かにー」
と言ったのは、ペルソン王国立ロレッド村魔術学園ナンバーワンの人気を誇る美女先生。
このクラスの担任である。
「皆さんの知ってるとおり、今日は転校生が来ます。 _入ってきていいわよ」
_次の瞬間、教室中に女子(サラを除く)の声が響いた。特に、レーヴェは一段を大きな声で
「かあっこいいー!」
と叫んでいた。
教室に入ってきたのは、男子。
茶色の髪に、サラと同じ銀色の瞳。
小さな声で、彼は自分の名を言った。
「…ガウスト、だ。」
ツンツン、と後ろの席に座っているロスがサラをつつく。
「何?」
「お前の兄弟か、あいつ?」
『銀色の瞳』というのが気になるらしい。
「…違うよ。大体、幼馴染なんだからそれぐらい知ってるでしょ?」
そりゃそうさ、とロスは言った。
「えーと、ガウスト君の席は_」
美女先生が辺りを見回すと。
「あ、せんせーい。 サラの隣の席が空いてまーす」
と、ロスの隣の席に座っているレーヴェは大声で言った。
美女先生はニッコリと微笑んで(これにはガウスト以外の男子全員がホクホク顔になった)言った。
「じゃあ、サラさんの隣に座って」
「…はい」
美女先生はガウストが席に座るのを見ると、
「授業を始めるわよー。 能力クラス順に、分かれて」
と言った。
魔術、といってもそれは大きく分けて二つの種類がある。
一つは、【白魔術】。 回復魔法と一部の補助魔法の二つを差す。
もう一つは、【黒魔術】。 攻撃魔法と一部の補助魔法の二つを差す。
魔術師の場合、絶対に白魔術と黒魔術のどちらかしか使えない。黒と白は、必ず交わることがないからである。
そして、この魔術学園では、勉強の授業と魔術や剣術の授業とでクラスが違う。
勉強の授業は学年別のクラス、魔術や剣術の授業では、【白魔術組】と【黒魔術組】、それから【剣術組】
に学年別で分かれる。【白魔術組】は白魔術で、【黒魔術組】は黒魔術が使える生徒のクラス。
剣術で入学した生徒たちは【剣術組】という風に分かれている。
それを【能力クラス】というのだ。ちなみにレーヴェは 黒魔術組で、サラは 白魔術組、ロスは 剣術組。
「ファイア!」
レーヴェは指先に意識を集中させ、呪文を唱えた。 するとその指先から小さな炎が放たれ、百メートルほど
先にある防火性の的に当たった。
「あらレーヴェ、今日は調子が良いのね?」
と、美女先生_彼女は黒魔術組の教師でもあるのだ_はレーヴェに声をかけた。
「はい!やっぱり人間、恋をすると変わりますよね!!」
_そして、自由時間。
「…で、どうだったの?」 「ガウスト君、強かった?」
二人の女子(前がレーヴェ、後ろがサラ)の質問にロスはヒラヒラと手を振って言った。
「それがさー、あいつ、強すぎ! あれで剣術始めたばかりなんて信じられないっつの!」
「…ていうことは、負けたんだ」
サラがそう言うとロスは
「認めたくないけど、当たり」
と面白くなさそうに言った。
「へー、そんなに強いんだ、ガウスト君」
実はロス、剣術では下手したら学園一、強いのである。そのロスに勝った、というのだから、ガウストの剣術の
腕は相当なもの_ということになる。
「ま、気にする事ないんじゃない? ロスは十分強いんだし、ガウスト君はロスより上、ってことでさ♪」
と、楽観的なレーヴェ。
「傷口に塩を塗りこむようなことを言うなァァ!!」
それまで机に顔を伏せていたロスが、ガバッと起き上がって叫んだ。
「はは…」
サラ、本日二度目の苦笑_。
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