二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫〜離さない〜
日時: 2011/09/02 22:05
名前: このみ (ID: ViM8jUbu)



初めまして〜。
このみです。
ぬらりひょんの孫で小説書かせてもらいます。
たいして面白くないですが、よろしくです!

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Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.56 )
日時: 2011/09/22 21:53
名前: このみ (ID: ViM8jUbu)





番外編の番外編 「あたしのもの」


『あたしのもの』


「なにが?」
「なんでもない!」
「???」

『?』を(たぶん)いっぱい浮かべてるリクオの胸に、ピタッ、と顔をくっつける。

「どうしたんだい?ずいぶん甘えん坊だな」
「ふふ。いいじゃない」

未来のことを現在(いま)考えなくていい。
せっかく生まれ変わったんだから、今を楽しもう。
それに、リクオにはほかの女より、自分のことを考えていてほしい。
『いっぱいくっついて、甘えちゃお♪』

「それとも、あたしがくっつくのが嫌だとでも?」

くりっとした目をリクオに向ける。

(うわ…やべー)
もう襲いたくなる衝動を何度抑えているだろう。
当の本人は分かっていないようだが、今の星奈は色気たっぷりだ。
部屋の電気は付けていなく、月明かりだけでお互いの顔を見る。
雲が月を隠すのをやめ、ぼんやりとしていた視界が晴れる。
ピッタリとくっついているため、一番最初に目に映るのは星奈の顔だけだ。
くりくりとした瞳は怪しげに光っている。
その瞳は怪しくもあるが妖しくもあり、美しくもある。
もう一言では表せない。
それと同じ色をしたぷっくりと膨らむつやつやとした唇は、少しだけ笑っている。笑い方は自分に似ている。
つんと筋の通った鼻。手入れをしているわけでもないのにきれいにそろった眉。白い肌はべたべたしているわけでもなく、かさついているわけでもなく、吸い付くような触り心地だ。

『…満点パーフェクト、だな』

そのパーフェクトの女を今この胸に閉じ込めている。
今すぐにでも襲えそうだ。
しかし、いきなりそんなことをしたら絶対に平手打ちか蹴りをくらうだろう。
『手はだせねーよなー…』



しかし、今、手を出さないことに悔いはない。
嫌がろうと、
何を言おうと、




『ずっと俺の傍にいてもらうからな』










はい、ということで(どういうこと?)番外編の番外編でした。
最初は星奈視点を入れたんですが、やっぱりリクオだよなーと思い、途中からリクオ視点にしました。変でも気にしないでください★

この番外編は、お互いがお互いに自分の物だと心の中で叫んでいるものにしました。本編が全然進んでないのでだめかなー、と思ったんですが、ま、いっか★って感じで進めました。

本当は続きは書かないつもりだったんですが、雛林檎さんのご希望で書くことになりました。
面白かったですか?一回目より質がだいぶ落ちていると思うんですけど…。



また、番外編は書きたいと思っています!
それでわ!






〜星奈の宣伝〜




星「えーと、ずっと番外編が続いていたんですが、そろそろ本編が始まると思うので、そっちもよろしくです!」
リ「あー。別に宣伝なんかしてもしなくても人気無いからかわんねぇよ」
こ(このみ)「うっ…。ひどいこと言うね、リクオ…」
星「こら!リクオダメでしょ!」
こ「せ、星奈〜…!!!(ホロリ)」
星「ほんとのこと言っちゃあ!」
こ「(ぐさぐさーーー!!!)」
リ「俺より星奈のほうがひでぇよ…」
星「え!?嘘!?あたしなんかひどいこと言った!?」
リ・こ「「((天然…)」」
星「あれ!?作者のこのみちゃんがなんか血まみれだ!」
リ・こ「「((お前のせいだよ))」」
星「運ぶよ!リクオ!」
リ「え、これ(宣伝)このまま?」
星「あ〜。作者が血まみれなんで、これで!」
リ「えぇ!?」
こ「もうぐだぐだ…」


Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.57 )
日時: 2011/09/24 13:33
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

面白い!!!もうその言葉しかない!!!
も〜なにこれ!!星奈かわいすぎ!!!!!!!
めっちゃ応援してるんで、がんばって!!
あ、ため口になってしまった。
すいません。

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.58 )
日時: 2011/09/24 16:37
名前: このみ (ID: ViM8jUbu)




ありがとぉ〜〜〜〜!!!
そんなに面白いかな…?
嬉しぃ〜〜〜〜!!!



あは!いいよ!タメ口にしよ!!
敬語ってうち苦手なんだよね…。
変な文になってたりするんだよね…。言葉を知らないから。
だからすごい苦手〜〜〜。
ということで、タメ口ね!!


なんか番外編で書いてほしいのとかあったら、言ってね!
書いてみるから!


そいじゃ★

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.59 )
日時: 2011/09/24 16:40
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

わかった!!タメ口にするね。
いや〜私小説書いてる人とタメ口で話したことないよ〜。
ありがとう!!

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.60 )
日時: 2011/09/24 19:17
名前: このみ (ID: ViM8jUbu)





第十二話 「あたしも行きたい」





「リクオ?」
「あ、星奈ちゃん」
「星奈でいい。なんか準備してるけどどこ行くの?」
リクオと雪女はリュックに荷物を詰めている。
それもかなり大きいリュックだ。
『まあ、どこ行くかは分かってるけど…ね』
「ああ。星奈には言ってなかったね。ゴールデンウィークに捩眼山に行くんだ!」
「ふーん。…二人で?」
「え!?い、いや違うよ。部活のメンバーで行くんだ」
「…それ、部外者は行っちゃダメ?」
「え?なんで?」
「あたしも行きたい」
「えぇ!?」
だめなのかな…。
でも清継は妖怪に興味あったら入れてくれそうだけど…。
「わ、若!!」
「雪女?」
雪女…。邪魔するつもり?
そりゃ、リクオといたいのはあたしも同じだから分かるけど、今回は牛鬼が仕掛けてくる予感がプンプンするのよ?そんな『一緒にいたい』って気持ちだけでリクオが襲われてたまるか。
「若!星奈様は清十字怪奇探偵団とは一度も会ったことはありませんし、いきなり遠出というのは…」
「う〜ん…。星奈、これどうしても行きたいの?」
「うん。駄目?どうしても駄目っていうなら諦めるけど…」
眼に涙をいっぱい浮かべて上目づかいでリクオを見る。
すると、みるみるうちにリクオの顔が真っ赤に染まった。
うん。色仕掛け成功、かな。
「き、きっと皆いいって言ってくれると思うよ!」
「若!?で、でも…」
「ありがと!リクオ!」
そう言って雪女の目の前でリクオに抱き着いて見せた。
リクオは硬直し、雪女は…
「ちょっと!?あなた離れなさい!リクオ様も何をデレデレしてるのですか!!」
怒り始めた。
「ええ!?」
…ま、いっか。






「築羽星奈って言います。リクオの家に住まわせてもらっているものです。あたし、ちょっと妖怪に興味があって、この企画に参加させてもらうことになりました。よろしくお願いします」
清継に連れて行ってくれるか、リクオが連絡すると、ぜひどうぞ!という事で、無事ついてくることができた。
一応、敬語で挨拶をする。
「よろしくね!築羽君!いやぁ、嬉しいよ!妖怪興味があるなんて、実にいいことだ!」
そっすか。
「よろしく〜あたしは巻沙織」
「あたしは鳥居夏実!」
「よろしく!!」
「あの…私はリクオ君の幼馴染の家長カナです。よろしくね!」
「うちは花開院ゆらです」
「よろしくね!」
嗚呼、挨拶って人数多いと疲れるわ…。
島がこっち見てるけど気にしない。
リクオがあたしの引きつった顔見て引いてるけど気にしない。
雪女…もとい氷麗があたしとリクオの間陣取ってるけど気にしない。
うん。気にしない。
気にしないでおこう。





「ぐああああぁまた負けたぁぁ」
「くそーーー!またリクオと花開院さんと築羽さんの勝ちかよ」
「ちくしょー!持ってけよ…賭けたお菓子持ってきゃいいだろー!!」
別に勝ちたくて引いたわけじゃないんだけどなぁ。
「あたしはいいや。お菓子あんま食べないし」
「いいよ!別に気ぃ使わなくてもいいよ!同情なんかすんなよーーー!!!!」
「……………」
…怒られた。







それにしても…。
温泉楽しみ♪
いつ着くのかなぁ。
「清継君〜〜〜〜別荘は〜〜〜?温泉は〜〜〜?」
「そんなのは夜だ!!さぁ行くよ!!」
…夜?マジでか。

「なんだよ〜〜〜〜〜ず〜〜〜〜〜っと山じゃんか!!」
「当たり前だ!!修行だぞ!!」
「足いたいー」
皆体力ないなー。
ちゃんと鍛えてたらそんなに早くにくたばんないぞー。
「なんやろ…あれ…」
「え?」
「ちょっと見てきます」
「梅若丸って書いてあるよ!!」
うん。皆見えないのかしら?
氷麗とリクオ…それからあたし以外皆見えてない…?
氷麗とリクオは妖怪だからまあいいとして…あたしも?
「あっ。ホンマや」
「梅若丸のほこら…きっとここだ!!やったぞゆらくん!!さすがだな!!」
「はぁ」
(うっぜーなー。ワカメヘアー…じゃなくて清継。)
「声っていうか、顔に出てるよ!星奈!!」
「あら…そう?うふふ〜〜」
ニコッと笑顔を作ると、リクオがちょっと(ちょっとじゃない)青ざめた。
『失礼な…そんなに不気味だと?』
「意外と早く見つけたな…。さすが清十字怪奇探偵団!!」
「ああ!!あなたは!!作家にして妖怪研究化の…原先生!!」
そうなの?でもこの人…。
「うん」
なんか…操られてるよ?
紐みたいなのあるし…。
星奈が上を見ると、骨をかぶった少年と目があった。
その少年は星奈と目が合うと、あたふたと焦りだした。
『う〜ん…なんか投げとくか?』
傍にあった石を拾うと、ぽーんと皆に気付かれないように投げた。
その少年は、操りながらひょいっとその石をよけた。
『チッ…よけられたか…。ま、いっか。害はなさそうだし』
…ほっといた。




「うああああーーーーーすっごーーーーーい」
「豪華すぎる〜〜〜」
「いこーぜ。カナ〜〜つらら〜〜〜〜せいな〜〜〜〜〜」
「あたし、ちょっと部屋に忘れ物したから、取りに行ってくるね。先入ってて!」
「そぉ?じゃあ先入ってるよ〜〜〜」

ほんとは忘れ物なんてしてないけど。
『さっきの先生の話が本当なら、この山には牛鬼がいる。何するのか聞かないと』
妖気がたくさん集まっている場所に向かって、星奈は走りだした。






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