二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ぬらりひょんの孫〜離さない〜
- 日時: 2011/09/02 22:05
- 名前: このみ (ID: ViM8jUbu)
初めまして〜。
このみです。
ぬらりひょんの孫で小説書かせてもらいます。
たいして面白くないですが、よろしくです!
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- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.36 )
- 日時: 2011/09/16 17:40
- 名前: 柴犬 (ID: KUb8h/jV)
お役に立てって、よかった♪
頑張ってね、応援してるから!!
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.37 )
- 日時: 2011/09/17 21:08
- 名前: このみ (ID: ViM8jUbu)
がんばります!
手詰まりとか、もうしません!(たぶん)
ありがとうございました!
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.38 )
- 日時: 2011/09/17 21:22
- 名前: このみ (ID: ViM8jUbu)
星奈のプロフィールの、修正のお知らせ。
えーと、最初の星奈のプロフィールでいくと、これからの物語が書きづらいので、修正させていただきます。
名前、容姿、性格、妖怪名または種類(?)などは一緒。
ー変更ー
年齢…リクオと同じ中学一年生。
ー付け足しー
歌が上手い。
好きな曲は「サスケ」の曲。
どんどん付け足します。
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.39 )
- 日時: 2011/09/17 21:38
- 名前: このみ (ID: ViM8jUbu)
参照が、二百を超えました!!!
本当に、ありがとうございます!!!
がんばりますので、これからも見てくださいね。
ありがとうございました!!
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.40 )
- 日時: 2011/09/18 15:46
- 名前: このみ (ID: ViM8jUbu)
第九話「わぁ…。きれい…」
朝、お風呂から上がって部屋に向かおうとした星奈は、昼の姿のリクオとすれ違った。
星奈はもともと知っていたため、リクオだと分かったが、リクオは夜の記憶がないため、すれ違った時に『???』をいっぱい浮かべていた。(様に見える)
『この世界ではあんまりいろんなこと喋んないほうがいいわよね…』
とは言っても…。
あたし、第十幕までしか知らないんだよなぁ…。
えっと…、第十幕ってことは、牛鬼のいる捩眼山に…リクオたちが入った…所かな?
このままいくと牛鬼とリクオが戦う感じかな。
部屋に戻った星奈はため息を一つついた。
前の世界はいまどうなってるんだろう…。
どれくらい進んでいるのかしら…。
こっちではまだ二日しか経ってないけど、むこうでは一週間ぐらいは立ってそうだわ…。
「牛鬼か…」
ふう、とまた一つため息をついたところで、毛倡妓が星奈を襖越しに呼んだ。
「着ていただきたい物があるのですが、よろしいですか?」
どうせ断ってもそこを何とか、とか言うと思ったので、星奈は黙ってついて行った。
部屋について、まず見えたのが着物だった。
「きれい…」
「こちらを着ていただきます」
こんなきれいなのを着ていいんだろうか、と思っていると肩をがしっとつかまれ、傍にあった座布団に座らされた。
「着付けなどは全てこちらでやらさせていただきます。星奈様は座っているだけでいいですよ」
そう毛倡妓がいうと、女妖怪たちが四〜五人入ってきた。
にこにこしながら着付けにとりかかった妖怪たちを見て、星奈はまたため息をついた。
毛倡妓は、ただただ宙を見つめる星奈を見て、
『お人形さんみたいで、なんか怖いねぇ』
宙を見つめるその瞳は、普通ならありえないラベンダー色。
ラベンダーといっても、それに薄いピンクを足して、それをまた薄くした感じだ。
その瞳には、なんというかーーーそう、
意思がない。
『なぁに考えてるんだろうねぇ…』
「星奈様」
ほかの妖怪が声をかけると、ゆっくりとその眼が動いて、やっと自分たちのほうに視線が向けられる。
「立っていただけますか?」
そう言うと、星奈はスクッと立つ。
『言った事はやってくれんのに、言わなきゃ何もしない…』
きっと、料理を手伝ってくれと言えば、やってくれるのだろう。
掃除を手伝ってくれと言えば、やるのだろう。
言えば。
『若は何でこの子に興味があるんだろうねぇ…』
開始してから三十分ぐらいで着付けなどは終わった。
全身が映る鏡の前に立って自分を見る。
「わぁ…。きれい…」
髪の毛は、横髪を三つ編みにして二つを後ろで一つに縛っていた。
飾りは、星奈の瞳の色とほとんど同じ色の、桜の花によく似た花だ。
髪飾りの花と、着物の花は同じだ。
下地が白で、その上に髪飾りと色も同じ花が模様になっている。
「気に入ってもらえましたか?」
「はい!」
そう言って毛倡妓に笑顔を見せると、毛倡妓は少し驚いた顔をした。
が、すぐに笑顔になって、
「それはよかったです」
といった。
「この花はなんていうの?桜に少し似てるけど…違うよね?」
星奈は着物の模様を見ながら言った。
「あぁ…。それは確か…。芝桜…とか言ってました。花言葉は、燃える恋、華やかな姿だそうです」
「そう…」
燃える恋…。
「三時五十分ぐらいに誰かがお迎えに来ますから、その方について行ってください」
「わかった」
「あ、私、毛倡妓と申します。何かあったら言ってくださいね」
「はい」
疲れたのか、毛倡妓が出て行ったあと、星奈はすぐに眠りについた。
リクオに熱さましの薬を渡した後、鴆は毛倡妓に一番奥の部屋に待たせている人がいるから、その人を会議に連れて行ってください、と頼まれた。
『自分でいかせりゃいいものを…』
そう思ったが、そいつが昨日本家に来た人だとわかって、しぶしぶ了承した。
『まあ、見てみたいってのもあるがな』
今日、久しぶりに本家に来ると、小妖怪たちがいろいろ騒いでいたので、どうしたと聞いてみると、納豆小僧が
「昨日、すっごくかわいいい人が来たんだよ!」
と言ってきた。
しかも、詳しく聞けば、夜のリクオが連れてきた、といった。
『興味あるねぇ…』
夜のリクオが、というのに鴆は食いついた。
部屋について、「入るぞ」と声をかけても返事がなかったので、勝手に部屋に入った鴆は、一瞬息が止まるかと思った。
そこにいたのは、人間とは思えないほどの美貌を持った娘だった。
寝ていても、瞳が大きいということは分かったし、何より気になるのは唇だ。
口紅を塗ったようには見えないのに、つやつやと輝き、ぷっくりと膨らんでいる。キスがしたくなるかどうか、街中でアンケートを取れば、百人中百人がしたい、と答えるだろう。
鴆は部屋の扉の前で固まっていたが、ハッと我に返り、部屋の中に入って扉を閉めた。
その扉の閉まる音で今まで眠っていた娘はパチッと目を開けた。
その瞳を見て鴆はまた息が止まるかと思った。
『人間じゃねー…』
目を開けた娘は、ぼーっとしながらこっちを見ている。
「誰…?」
透き通るような声で言われ、鴆はくらくらしたが、なんとか自我を保った。
「おれは鴆だ」
「ぜ…ん?」
「あんたは?」
「星奈…。築羽星奈」
「星奈か…。よし、星奈ついてこい」
星奈は黙って頷くと、鴆について行った。
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