二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ぬらりひょんの孫〜離さない〜
- 日時: 2011/09/02 22:05
- 名前: このみ (ID: ViM8jUbu)
初めまして〜。
このみです。
ぬらりひょんの孫で小説書かせてもらいます。
たいして面白くないですが、よろしくです!
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- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.216 )
- 日時: 2011/10/26 20:12
- 名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)
うぇーーー!!??
一位ぃーー!?
すっご!すごくね?うわ〜〜マジ?
いやもうすごいしか言いようがないよ!!
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.217 )
- 日時: 2011/10/27 20:04
- 名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)
二十七話 「壊れちゃうよ?」
「ちょっとだけ待っててね」
「うん?」
「すぐに戻ってくるから!!」
「…?」
星奈は公園のベンチに座らされていた。
朝早くなので、お巡りさんとかはいない。
いたとしても、友達を待っている学生ぐらいにしか見えないだろう。
「どうしたのかしら?」
いろいろ考えてみるがわからなくてやめた。
することがないのでとりあえず携帯を開く。
「うわっ」
思わず携帯を落としそうになって、慌てて握る。
開くと、『着信十五件』と書いてあった。
全て、リクオと氷麗のものだ。
「…心配してるかな……」
リクオの困った顔と、氷麗の怒っている顔が浮かんだ。
(リクオ視点)
リクオが学校に行くと、カナが待ちかまえていたかのように玄関にいた。
「おはよう」
「お、おはよう」
カナはいつもと変わらぬ声でリクオにいう。
「星奈ちゃん」
「!!!」
ばっと振り向くと、カナは俯いていた。
「星奈ちゃん、不安そうだった」
「………」
やはり、カナの家にいた。
カナはぽつり、ぽつりと語りだす。
「まるで、何も知らない子供が世界に放り出された表情をしていた」
「何も知らないのにそれに立ち向かって…。倒れた感じだった」
「頑張りすぎて倒れたんだ」
「そこに、リクオ君が現れたって…」
「リクオ君は初めて自分と向き合ってくれたって言ってた」
「初めて手を差し伸べてくれたって言ってた」
「自分はその手をつかんでしまった。それはダメだったのかな?、そう言ってた」
「リクオ君がずっと星奈ちゃんを掴んでいないと、壊れちゃうよ?」
カナが顔を上げる。
その瞳には、涙が溜まっていた。
「僕は離さないよ」
自分でも驚くほど、すぐにその言葉が出た。
声色も、夜の自分のように低かった。
カナはそれに一瞬驚いた顔をしたが、すぐにニコッと笑った。
「じゃあ、今日の放課後うちに来て。星奈ちゃんと待ってるから」
「…え?星奈こないの?」
先ほどとは打って変わって、素っ頓狂な声を上げた。
「昨日の今日で星奈ちゃんが来るわけないでしょ!!今日は二人でサボるから。早く来てよね」
「…分かった」
「じゃ」
カナは手を上に上げながら玄関の方へ歩き出す。
短いスカートが揺れた。
「カナちゃん」
「…………なに?」
「ありがとう」
カナはにこっと笑った。
「どういたしまして」
「カナ、遅いわね…」
「星奈ちゃん!!」
愚痴をこぼしたところで、カナが走りながらやってきた。
息が上がっている。
「どこ行ってたの?」
「ちょっとね…」
何か隠してるな、とは思ったが何も言わないで、そう、とだけ返す。
「これからどうするの?」
「どうしよっか…」
制服なので、昼間に街中をプラプラ歩くこともできない。
「とりあえず…家に戻って着替えよっか」
「でも、あたし服持ってないわよ?」
「貸してあげるよ」
「…ありがとう」
本当に、とことん付き合ってくれる。
「ありがとう」
ぼそっと呟く。
「え?何か言った?」
カナが振り向きながら言う。
星奈はぱっと立ち上がると、走りながら言った。
「何も?」
「こんなのどう?」
「…カナ」
「ああっ!こっちも似合う〜〜〜!!」
「…聞いてる?」
「きゃーー!かわい〜〜〜!!」
「…ハァ」
星奈が着ているのは首がある黒のTシャツ、その上に白の太腿の真ん中ぐらいまであるワンピース、腰に黒のベルトをまいて、黒の長いブーツをはいている。
このブーツはかなりかかとが高い。少し歩きにくいが、それを除けばかわいくて欲しいくらいだ。…でも高そう。
全てカナはもう着れないものだそうで、カナより一回り小さい星奈が着ることになった。
「売らなくてよかったぁ!星奈ちゃんならぴったりね!!それにかわいいよ〜〜!」
「…ありがと。カナはどうするの?あたしが選んであげよっか?」
「本当!?やった!選んで選んで!!」
二分後ーーー
「うわっ…。こんなに違うものなんだ…。星奈ちゃん、センスいいね」
「そう?」
星奈が選んだのは、白、淡いピンクの組み合わせ。
胸から着るひらひらした白の服に、腰までのフードつきの淡いピンクのパーカー。スカートはフリルが三段になっている少し濃い淡いピンク。
ネックレスをつけて、少し大人っぽい印象にすれば、「かわいい」も「きれい」もどちらも取れる。
カナは「かわいい」のほうが似合うから、フリルを使えば完璧だ。
あとはーーーー
「メイク、する?」
「うーん…どうしようかなぁ…」
星奈は巻のように化粧はしない。それはカナも同じだがーーー
「マスカラだけ…ちょっと」
「いいよー!」
化粧をしてみたいと思う気持ちもあった。
ビューラーでまつげを上げながら、ちらっとカナのほうを見ると、カナは星奈のまつげを凝視していた。
「な、なに?」
「いや…星奈ちゃん…マスカラいらないんじゃない?そんなに長いんだったら…」
カナは羨ましそうにまだ見ている。
「そんなことないわよ…。日本人なんだから、外国人よりは短いし…よしっできた!」
「じゃあ、出かけよっか!」
「うん!」
もしあの時カナがいなかったら、今頃自分はどうしていたんだろう。
部屋の鏡を見て、そんなことを考えてしまった。
(で、カナのお母さんはサボっていいって言ってたの?)
(え?そんなこと言うわけないじゃない!開校記念日だからお休みって言っただけだよ♪)
(…………………)
うーわー…全く進まない!進んでない!
もー!!いつまで引きずるんだ!「星奈家出編」は!
いいかげん「カナの十三歳の誕生日」に入りたいよぉ〜…。
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.218 )
- 日時: 2011/10/26 20:41
- 名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)
今、ノートにぬらが相手の夢小説書いてるんですよ♪
そのうち小説カキコで書くと思うんで、その時は見に来てくださいね^^
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.219 )
- 日時: 2011/10/26 20:50
- 名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)
見に行く見に行く!!
絶対いくーーー!!(もはや駄々っ子)
- Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.220 )
- 日時: 2011/10/27 19:42
- 名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)
ありがとーー!!!
なるべく早くできたらいいなぁ。
頑張りますよぉ〜〜〜〜!!
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