二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ぬらりひょんの孫〜離さない〜
日時: 2011/09/02 22:05
名前: このみ (ID: ViM8jUbu)



初めまして〜。
このみです。
ぬらりひょんの孫で小説書かせてもらいます。
たいして面白くないですが、よろしくです!

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Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.291 )
日時: 2011/11/21 21:00
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)

*氷花月*
来てくれてありがとう!!!!
風邪治ったんだね!よかったぁ!!!

小説のほう…面白い??
今、星奈とリクオがケンカしないように頑張ってます(笑)


*魂乃歌ちゃん*
おー!頑張って柔らかくなろう!!!

「・」??うーん…。うちは例えば…

  ・・・ 
小説カキコ


みたいに、「・」の分一行開けてやったけど…きっとこれ↑も上手くいってないと思う。
あんまりおすすめはしないなぁ。
目立たせたいなら、『』とか、<>、()、とかを使うのをおすすめします。



*雛ちゃん*

せっかく来てくれたのに…ごめん!!
また来て〜〜〜!!!!

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.292 )
日時: 2011/11/23 21:56
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)


参照が1600を突破しました!

皆さんありがとうございます!!!

もっともっと続く予定ですので、これからもよろしくお願いします!!!!!

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.294 )
日時: 2011/11/21 23:08
名前: このみ (ID: 1kkgi9CM)

三十二話 「あたしのなのに」・後編





明かりのついていない自分の部屋の中で、星奈は足を抱えうずくまる。
『どうしよう…。リクオは気付いていないし、あたしだってまたケンカするのは嫌。だったらこのまま黙ってればケンカしないで済む。でも…でも…!!』
頭の中で、どうしよう、どうしようとその言葉が駆け巡る。
抱えていた足を前に伸ばした時、部屋の前を誰かが通った。
こんな時間に通る人など、リクオしかいないだろう。
星奈は無意識のうちに襖を開けてリクオの腕を掴んでいた。
「星奈?」
「…っぁ…」
なんで引き止めたのか自分でもわからなくて、何も言葉にならない。
星奈はパッと掴んでいた手を離した。
「なんでもない…、ごめん」
「………」
星奈は襖を閉めようと手をかけた。
その時、襖を開けられた。
「……?何?」
「………」
リクオはそのまま部屋に入ると、星奈の手を取って部屋の奥へと行く。
「どうしたの?」
少し首を傾げて上目づかいでリクオを見つめる。
リクオは無言で星奈を抱きしめた。
「!?」
いきなりの事に、星奈は頭が真っ白になり、バタバタと暴れた。
「動くな」
一言、そう言われてピタッと止まる。
『なんで抱きしめられてるんだろう…。しかもいきなりだったからあたし変な格好してるし…』
とりあえず、この変な格好を何とかしようと小さくもそもそと動く。
その結果、リクオの膝の上にちょこん、と乗っかる形になってしまった。
『動かなきゃよかったかな…』
そんなことを思いながらも、リクオの背中に手をまわして、額をリクオの胸にコツン、とつけた。
気が付くと、星奈は涙を流していた。
『なんで涙…?』
なぜ流しているかわからない。わからないけど涙をずっと流してしまう。
「星奈」
「…リクオ」
吸い寄せられるように口づけをした。
背中に回していた手は首に回した。
『なんでだろう…なんでリクオの事になるとあたしこんなに必死になるんだろう』
自分じゃなくなるような…そんな感じがした。
星奈はそっと唇を離した。
そのままリクオを見つめる。
「………」
「………」
沈黙が流れる。
しかし、星奈はこの沈黙が嫌いではなかった。
ずっとリクオが見つめていてくれるから。
その瞳に映っているものが自分だけだと確認できるから。
「星奈」
「リクオ」
意味もなくお互いの名前を呼んだ。
ただそれだけで心が満たされるのだから、リクオに入れ込んでいるな、と自分でも思う。
「隠すのは嫌だから…正直に言うぞ」
静かに、それでもはっきりと言う。
「うん」
隠さないでくれることが、星奈は嬉しかった。
「カナが…星奈が帰ったすぐ後に、妖怪に襲われたんだ。そのあと、家に送ろうとしたんだけどよ、俺のこと教えてくれって言うから、化け猫屋に連れて行ったんだ」
カナは怖いの嫌いなのに?
そう言おうとしてやめた。リクオはわざと怖がらせていると思ったから。
「カナが寝てから、家に送った」
「…それだけ?」
「ああ」
リクオって…やっぱり天然タラシ?
「カナは…リクオのこと教えてって言ったって言ったよね。…正確にはなんていったの?」
「え?ああ、えっと…『あなたの事、もっと教えてください』って…」
『嗚呼…好きになっちゃったんだ』
そう考えると、また涙が出てきた。
「え…。星奈?」
星奈はふるふると震えながら言った。
「そうやって…優しくするからみんな惚れちゃうのよ」
「は?」
「カナは!!夜のリクオに惚れてるの!!普通分かるでしょう!」
怒っている。
「惚れてる?」
「…気付いてないの?」
「??」
いくらなんでも鈍くないかしら?と星奈は心の中で思う。
絶対惚れてる。
カナはあの人(=リクオ)に会えるかもと思って清十字団に入っているのだ。
「それなのに…そんなヒーローみたいに登場されて助けられたら誰でも好きになっちゃうでしょうが!!!」
「うおっ!?」
星奈はリクオの頬をぶにーーっと伸ばした。
いつもいろいろとやられているお返しだ。
「リクオは…リクオは



あたしのなのに」



ぶすっと膨れている。
カナはあの人とリクオが同一人物ということを知らないのだから、好きになっても問題はないのだが、

「あたしの方が好きになったのは早いのに。あたしがリクオの彼女なのに」

同じ人を好きになってしまうと、やはりこういった感情が芽生える。
隠せば隠すほど、後になってから顔を出す。
「星奈」
名前を呼ばれ、顔を少しだけ上げる。
リクオの金色の瞳が、妖しく光っていた。
「星奈は俺のもので、俺は星奈のものなんだからよ、なんでも言え」
「………カナに…あんまり優しくしないで…」
「おう!」
リクオは星奈の頭を優しくなでた。
『星奈は俺のもので、俺は星奈のもの』
リクオが言ってくれたその言葉が、とても嬉しくてしょうがなかった。


星奈はふと、時計に目をやる。
もう一時を回っていた。
さすがに眠い。
「リクオ…寝る。おやすみ」
星奈は立ち上がり、布団まで行く。
「………」
「…?リクオ?」
リクオは立ち上がらず、その場に座ったままだ。
「寝ちゃった?」
そう言って肩をゆすろうとした時、手をつかまれた。
「?」
そして、リクオが言ったのは—————



「一緒に寝るか!」



星奈はピシッと固まる。
「せっかくお互いの愛を確かめたんだしよ。そろそろ一歩前進しようぜ」
「…寝るだけ?」
「ああ」
「手は出さない?」
「ああ」
「なら、いいわよ」
一緒に寝るなんて言い出すリクオもリクオだが、いいと言ってしまう星奈も星奈だ。
お互いの体温を確かめ合うかのように寄り添って寝る。
「おやすみ」
「おやすみ」
チュッとリップ音をたててキスをした。






朝、起こしに来た氷麗が叫ぶのはもう少し後の話。

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.295 )
日時: 2011/11/22 18:04
名前: 魂乃歌 (ID: AOFOtxu7)

アドバイス有難うございます。
いろいろ使ってみたいです。

Re: ぬらりひょんの孫〜離さない〜 ( No.296 )
日時: 2011/11/22 20:54
名前: 氷花月 (ID: /BRNevpK)

二人とも熱いな〜!!(゜o゜;
今後の展開が楽しみだ。(~o~)


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