二次創作小説(紙ほか)
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- 黒バス【私にとって、君は光】リメイク開始!
- 日時: 2013/05/31 17:50
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: NRm3D0Z6)
【作者、ご挨拶】皆様、お久しぶりでごさいます(;´Д`)
*リメイク前の目次>>111
こんにちわ!四ノ宮です!伊吹だったものです!今回はリメイク版ということで、こちらとしてもとてと楽しみです。前作のリメイク版というのは、物語の主体は変わりませんが、帝光中のお話が増えたり、キセキ達との関わりが増えたり……パワーアップしております!
頑張って完結させるので、よろしくお願いします!なお、前作でのオリキャラ様は出させていただきます。勿論、全員。頑張りますので応援してください!
【キャラクター紹介】
本作オリジナルキャラ↓
・九重 律(ここのえ りつ)主人公>>112
・九重 竜二(ここのえ りゅうじ)律の兄
【本編ストーリー】
*帝光中学編
第1Q『君がいる、僕がいる』>>
第2Q『』
【番外編】
*帝光中学編
【お客様紹介】
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.39 )
- 日時: 2013/03/20 15:29
- 名前: アイカ・マーブル (ID: BdV4ihXT)
梓、すっごく可愛いーーですね!なんか、和みます。
キセキの気持ちが少し分かるかも…
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.40 )
- 日時: 2013/03/20 15:44
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: LfHD8N1N)
>>39
また、きてくれたんですか!
ありがとうございます!!
和みますか?!
いやー、初期設定が崩壊してますねぇ。
いやぁ、ツンツンデレくらいにしたいんですけど。
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.41 )
- 日時: 2013/03/20 17:47
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: S78i8iJk)
第15Q【突然止まった運命】
突然、本当に突然。
大輝は、才能を開花させた。
「うそ、だろ……」
涼太の呆然とした声が聞こえた。
あたしは、その声に答える事ができない。
「……青峰が、梓に勝っただと……?」
真太郎が呟いた。
全中を2連覇という輝かしい結果を残して終わらせた帝光中バスケ部。
いままでずっと、あたしはある理由でバスケ部にいなかった。
アメリカに行ってたのだ。
だから、久しぶりにバスケ部にきて全中2連覇の事で大輝を褒ようとした。
大輝のおかげで勝ったと他の選手たちから聞いたから。
だけど、大輝にあってそうそう言われた事。
『1on1、しよーぜ』
いつもの無邪気な彼の顔は、どこにもなかった。
「っはぁ!はぁっ!はぁ……」
「……はぁ、はぁ、はぁ……」
10対19。
あたしが10本。大輝が19本。
大輝が、強くなった。
それはすぐわかったけど、こんなに点数に差をつけられるとは思わなかった。
でも、今の大輝の強さは異常だ。
「ははっ……梓も、そんなもんなのか?」
「……大輝」
薄く笑った大輝。
なんでそんなに苦しそうなんだよ。
なんで?あたしに勝って嬉しいんじゃないの?
「じゃ、俺帰るわ」
そう言って、あたしの隣を通り過ぎる。
あたしはただ、そこに立っていた。
「梓……大丈夫ですか?」
テツヤの気遣わしげな声が聞こえた。
でもあたしは、顔をあげることができなかった。
すごい違和感を感じた。
大輝が、すごく、遠く感じた。
「梓……」
「梓っち……」
「あずちん……」
「……」
「ごめん、みんな」
どうしてだろう。
今、すごく。
泣きたい。
「あっ、梓っち!」
あたしは、体育館を飛び出した。
外は雨が降っていた。
ザーザーザーザー、あたしの今の心のよう。
あたしは、全身雨に濡れる。
身体が冷えていくような気がしたけど、あたしは雨にあたるのをやめなかった。
今は、頭を冷やしたい。
「梓、濡れます」
くいっと、腕を引っ張られた。
声からしてテツヤだ。
嫌だな。
今、テツヤに会いたくない。
だって、会ったら……
「梓……」
「…っ!ぅ…テツっヤぁぁ」
ポロポロ涙が零れた。
ぬぐいきれない涙が、あたしの目から溢れ出る。
「梓っ……!」
キュウッと、抱きしめられた。
温かい感触があたしを包む。
すごく安心する感覚。
だから、もっともっと涙がでる。
大輝が変わった。
彼は、バスケを好きじゃないのかな?
大輝とやってて、思った。
あの頃の自分のようで。
すごくすごく苦しかった。
なんで?
あんなにバスケが好きだった大輝が、どうして?
「うっ、うわぁぁぁっっ」
悲しい。
苦しい。
彼は、もう、
バスケを楽しめないのか。
彼もあたしを、救ってくれた人なのに。
『おい、梓!1on1しよーぜ!』
『うおっ!?すっげーダンクっ!』
『俺はバスケが大好きだ、そりゃ堀北マイちゃんもだけどな!』
楽しかった、彼と一緒にするバスケ。
勿論、バスケ以外も。
テツヤとすごく仲が良くて、少し羨ましかったけど、同時に
嬉しかったのに。
あたしは涙を流し続けた。
これから彼が受ける苦しみをわかったから。
それがすごく残酷なことも。
分かっていたから。
『神様は、彼等をどうしたいんですか』
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.42 )
- 日時: 2013/03/20 17:54
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: S78i8iJk)
あぁ、どこで
歯車が狂った。
もう
あの頃には
もどれないのか。
……。
大好きだった
お前らのバスケ
いつか、また会ったら
また、
バスケ、しようか。
【私にとって、君は光】第一幕・完
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.43 )
- 日時: 2013/03/20 18:08
- 名前: アイカ・マーブル (ID: BdV4ihXT)
第一幕・完ですか。おめでとうございます!
最後の方、悲しくなりますね…
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