二次創作小説(紙ほか)
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- 黒バス【私にとって、君は光】リメイク開始!
- 日時: 2013/05/31 17:50
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: NRm3D0Z6)
【作者、ご挨拶】皆様、お久しぶりでごさいます(;´Д`)
*リメイク前の目次>>111
こんにちわ!四ノ宮です!伊吹だったものです!今回はリメイク版ということで、こちらとしてもとてと楽しみです。前作のリメイク版というのは、物語の主体は変わりませんが、帝光中のお話が増えたり、キセキ達との関わりが増えたり……パワーアップしております!
頑張って完結させるので、よろしくお願いします!なお、前作でのオリキャラ様は出させていただきます。勿論、全員。頑張りますので応援してください!
【キャラクター紹介】
本作オリジナルキャラ↓
・九重 律(ここのえ りつ)主人公>>112
・九重 竜二(ここのえ りゅうじ)律の兄
【本編ストーリー】
*帝光中学編
第1Q『君がいる、僕がいる』>>
第2Q『』
【番外編】
*帝光中学編
【お客様紹介】
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.19 )
- 日時: 2013/03/18 21:33
- 名前: ココロ♯ ◆7URfw5wlqw (ID: WzT3Lj.p)
じゃあ伊吹って呼ぶねー!!!
伊吹も遠慮なくココロってよんでね!!
梓を抱き締めたい←
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.20 )
- 日時: 2013/03/18 21:37
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: Ee54ZFC1)
>>18
あ、ありがとー(*゜Д゜)
頑張るよー(✿→艸←)㋒㋛㋛
アイカも小説頑張れー!
>>19
じゃぁ、ココちゃんって呼ぶー(•⚗ั౪⚗ั•)
梓はあれだよ。ツンツンデレデレにしたいんだけど。黒子に対して。
しかし、黒子が出てこないよー!!
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.21 )
- 日時: 2013/03/18 22:09
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: Ee54ZFC1)
第8Q【腐れ縁の、白さん】
結局、あたしは黒子に会えなかった。
約束の時間が迫っていたし、それに黄瀬くんと青峰が1on1ってウザイし。
とりあえず、逃げるように体育館から逃げ出した。
「はぁ……明日、もう一回いってみよう。」
行けばまた、絡まれそうだけど。
黒子に会いたく……は?!まてまて、あたし!
黒子とは1回しか会ってないし、目的違うじゃんっ!
いや、なんか、もう……。
うああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
「梓ー!!」
頭がこんがらかって、ふらふらしながら歩いてたあたしは聞き覚えのある声で一気に現実に戻された。
改めて周りを見ると、目的地の公園。
そのなかのバスケコートに白い髪の男が手をふっている。
「おーい! 早く来いよー!!」
白戸 リヴ。
フランス出身のハーフ。
あたしの従兄弟にあたる。
(……あいつの顔、なんかムカつくな)
今、あたしは機嫌が悪いらしい。
すごくムカムカする。
「……さぁ、さっさとやって帰るか。」
そう呟きながら、あたしはコートにむかって歩き出した。
そのまま、パーカーを脱ぎ捨てTシャツになる。
リヴはかなりのプレーヤーだ。
あたしと互角くらい?
まぁ、負けた事ないけど。
「ふっふっふっ……今日は新技を披露するからねー!覚悟して……」
「うん。さぁやろう。はい、スリー」
「ふぇっ?! 待ってよ! 話しは最後までっ!」
「うっさい。あたし、すごくムカムカしてんのっ!!」
力任せにダンクを決める。
バックボードとリングがメキッて音たてたのには気づかないふりをする。
ダンクして、少しの間その場に立ち尽くす。
そんなあたしを見てか、リヴはあたしの方に近づいて来た。
「どしたの?梓が感情的なバスケするなんて、珍しいじゃんないか」
(感情的なバスケ、ね)
そうかも知れない。
今までこういう気持ちでバスケはしたことはなかった。
「……座ろ。話し聞かせてよ」
そういってリヴはあたしの肩をだいて、バスケコートの脇のベンチに座らせた。
こういう時、リヴはすごく頼りになる。
なんとなく、大人な対応があたしを楽にさせてくれる。
だから、なんでも話してしまう。
「あたしさ、バスケチーム辞めた」
「どうして?」
「前から言ってたでしょ?自分のバスケができないって。親のしいたレールを走らされてるだけだって。自分の意思でバスケしてないんだなーっておもったら、なんか、あのチームにいれなくなって。今だって、バスケをする理由が見つからないんだ」
「梓は、理由を求めてるの?」
「うん。もともと親の進めでやり始めて、それから簡単に親の誘導にのせられてるじゃないか。……あたしは、それでいいのかなって」
「……」
「……確かにね、あたしは理由を求めてる。だって、不安だもん。なんか、今までレールの上を走っていた分、自分で走るのは慣れてないから。怖くなるんだ」
そう、不安なんだ。
自分の意思で始めていないバスケ。
親の作ったレールの上を走らされていた10年間。
だけど、多分あたしはバスケが嫌いじゃないんだと思う。
それは、今思ったこと。
だって本当に嫌いだったら、今日青峰とはバスケしてない。
それに、青峰とバスケして楽しかった。
黒子に練習相手になってほしいって言われたとき、あの時は、心が無意識に不安になっていたんだと思う。
だから、ああやって黒子を拒絶したんだ。
ズキッ……
胸の痛みを感じた。
そうか、あたしは自分でおもっている以上に心が弱いのかも知れない。
だから、不安だったから。
素直になって、黒子に謝ろうとしたんだ。
そうすれば、この不安が紛れると思って。
「梓……。もう、帰ろうか」
「え?」
突然、声をかけられてあたしは立ち上がったリヴを見上げた。
「だって、もう。君のなかで答えはでそうなんだろ?じゃあ、僕の助けは必要ないよね」
そう言って、あたしに微笑む。
その表情はすごく綺麗で、ムカついた。
でも、すごく、嬉しかった。
だから、少し素直になって言ってみる。
『ありがとう。』
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.22 )
- 日時: 2013/03/19 05:47
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: DJvXcT4Z)
第9Q【仲直りの笑顔は君と】
次の日の昼休み。
あたしは、お弁当を食べる場所を探していた。
今日は天気がいいし、気分転換にと思って。
(黒子にどう声かけるか考えたいし)
そんな事を考えながら弁当片手に廊下を歩いていると、前方から見覚えのある顔が。
「あ、」
「あ?梓じゃねぇかよ! いまから飯か?」
青峰にあってしまった。
いや、別に嫌じゃないけど。
「そうだけど。青峰は? 飯食べたのか?」
「あぁ。さつきの弁当半分。」
「さつきのって……自分のは?」
「朝に食った。」
「早弁かよ。……さつきが、哀れなんだけど」
「いつも、食ってるし。さつきの母さんの料理はうまいんだよなぁ」
しみじみ頷いてる青峰の光景がすごく似合わないと思うんだけど。
そしてふと、青峰が何かを思い出したかのように言い出した。
「あ、そういや。赤司が放課後バスケ部にこいって言ってたぜ?」
「赤司くんが?」
なんのようだろうか。
「あ、それと。……なんだっけ。あぁ!テツだよ」
「?! 黒子?」
「おう。今日はちゃんと部活にいるからな。お前、テツ探してたんだろ?なんかテツにいったら、あいつもお前のことさがしてたみたいでよ」
「黒子が?あたしを?」
「あぁ」
何故か、心がポカポカした。
これは、安心だ。
「行く。放課後でしょ?」
「おう。じゃ、俺は寝てくる。またな」
そう言って、青峰は大きなあくびをかましながらあたしの横を通り過ぎて行った。
(というか、これから授業あんのにいいのかよ。寝るってさ)
そんなことを思いながらも、あたしはまた弁当を食べる場所を探して歩き出した。
放課後。
ポカポカした気持ちのまま、あたしは男子バスケットボール部が練習している体育館に向かっていた。
足取りは軽い。やっぱり、黒子と話すことができるからだ。心が安心してる。
あっという間に、体育館の入り口についた。
早く来すぎた感じがするがまあ遅れるよりはいいだろう。
ガラガラッ
扉を開けると、そこにはあたしの探してた人。
水色の色素の髪。
白い肌。
少し低い身長。
「……黒子」
まさか、来てそうそう会えるとは思わなかった。
取り敢えず、練習している黒子に近づいて行くことにした。一生懸命にドリブルの練習をしていて、彼はあたしの存在に気づいていなかった。
「……黒子くーん」
そういいながら、あたしは彼のドリブルしていたボールをかっさらった。
「あっ!! え?梓さん、ですか?」
「うん」
彼は一瞬驚いた顔をしたけれど、すぐにもとの表情に戻る。
それから、何故か下を向いてしまった。
(……え?どうしたんだろ。はっ、まさか俺があの時冷たい態度とったからっ)
そうだ、あたしは謝りに来たんだ。
こういうのは、早く謝ったほうがいいよな!
「ごめんッ「ごめんなさい」
二人の声が重なった。
驚いて顔をあげると、黒子と目があった。
なんとなく、沈黙が流れてなんか言わなきゃと思ってまた口を開く。
「「あのっ」」
やっぱり重なった。
「「先どうぞっ」」
譲るのも重なった。
偶然が続いたために、あたしはなんだか笑いがこみ上げて来た。
黒子もどことなくあたしをみて微笑んでいる。
その表情に、安心を覚えたあたしは口を開いた。
「あのさ、この前冷たく断ったりしてごめん。あんときはさ、バスケって聞いて神経が尖っちゃったんだ。別に、黒子が嫌いとか、そういうのじゃなくて……」
「分かってます。僕もいきなりごめんなさい。貴方にとって僕はまだ見知らぬ人ですもんね。」
「いや、黒子があやまっちゃだめだろ? あたしが悪いんだよ!」
「いえいえ、僕が……なんてやるとまた同じことの繰り返しですね?」
口元に笑みをこぼしながら彼は言った。
「あの、仲直りということでいいですか?」
「あ、うん。いいよ」
不思議と笑顔になった。
すごくポカポカする。
「それと、黒子じゃなくて、テツヤでいいです。僕も梓って呼びます」
「うん。よろしくな、テツヤ」
「はい。梓」
あたし達は笑いあった。
『テツヤから名前で呼ばれたことが、素直に嬉しかった』
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.23 )
- 日時: 2013/03/18 23:23
- 名前: 茅 (ID: d.VkFY9X)
梓めっちゃかわいい!!
伊吹さん!
伊吹さんはタメ&呼び捨てOKですか?私は全然OKです!
気軽に茅って読んでください!
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