二次創作小説(紙ほか)
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- 黒バス【私にとって、君は光】リメイク開始!
- 日時: 2013/05/31 17:50
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: NRm3D0Z6)
【作者、ご挨拶】皆様、お久しぶりでごさいます(;´Д`)
*リメイク前の目次>>111
こんにちわ!四ノ宮です!伊吹だったものです!今回はリメイク版ということで、こちらとしてもとてと楽しみです。前作のリメイク版というのは、物語の主体は変わりませんが、帝光中のお話が増えたり、キセキ達との関わりが増えたり……パワーアップしております!
頑張って完結させるので、よろしくお願いします!なお、前作でのオリキャラ様は出させていただきます。勿論、全員。頑張りますので応援してください!
【キャラクター紹介】
本作オリジナルキャラ↓
・九重 律(ここのえ りつ)主人公>>112
・九重 竜二(ここのえ りゅうじ)律の兄
【本編ストーリー】
*帝光中学編
第1Q『君がいる、僕がいる』>>
第2Q『』
【番外編】
*帝光中学編
【お客様紹介】
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.29 )
- 日時: 2013/03/19 20:28
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: FHi8142t)
>>28
そうなんだー!!
黄瀬は好きなんだけどね、もうちょっと悪い役回りかな( ^ω^ )
まぁ、黄瀬くんちゃんとカッコ良くなる!……いつか!
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.30 )
- 日時: 2013/03/19 22:45
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: LfHD8N1N)
第12Q【緑、印象変化】
あたしが、彼等『キセキの世代』の個人練習相手になって2週間たった。
もはや、部員と言っていいほどあたしはバスケ部の練習に参加している。
赤司は、個人練習の時だけ相手をしてくれればいいとか言ってたけど、なにもしないでいるのは身体もなまっちゃうので、一軍バスケ部の練習メニューをこなしている。
そんな、ある日のこと。
「時雨沢、シュート練習に付き合って欲しいのだよ」
「あ、いいよ」
初めて、緑間くんに練習相手を頼まれた。
びっくりした。あたしなんかに練習相手を任せてくれるなんて。
緑間くんはいつも一人で練習しているから、なんか、真面目な硬い人で、頼られることはないんだろうなぁと思っているから。
彼の武器はスリーポイントシュート。
正確に、確かにボールをネットに通す。
あたしはどちらかというと、スリーは苦手だ。
普通のシュートより、入る回数が減る。
最近、緑間くんのシュートはキレが増した。
だけどシュート届くのはきっちりスリーポイントラインの所から。
「ねぇ、ここら辺からやってみよ」
「……ここか?」
「うん。こう、ためて……ほっ!」
スリーポイントラインから1メートル離れている場所からボールを放つ。
あたしの手から放たれたボールは、綺麗な弧を描きネットに吸い込まれる。
(今日は、調子がいいかな)
「……改めて、すごいのだよ。時雨沢のシュートは」
緑間くんは感心したようにあたしを見つめていってくる。
真顔で言うから、なんか、恥ずかしい。
「いや、まぐれ。だって、いつもなら5本中3本が限界だもん」
目をそらしながら言う。
「そうか。時雨沢、お前は何座だ?」
「へ?星座の事か?」
「そうなのだよ」
「魚座ですけど」
「なるほど。さすが、おは朝なのだよ」
「……おは朝?」
確か、朝の情報番組にそんなものがあった気がする。
てか、さすがおは朝?
「どいうこと、緑間くん」
「あぁ。今日のおは朝の占い。魚座は総合第2位なのだよ。しかも、ラッキーアイテムは、黒のリストバンドなのだよ」
「リストバンド……これ?」
朝から右手首についてあるリストバンド。
これは、小さい時父さんに買ってもらったもの。
あたしの中では、父さんの記憶は少ない。特に幼少時のときは。
いつも、母さんがあたしの面倒をみていたし、当時現役のプレーヤーだった父さんは、いつも外国にいた。そのため、会えるのはお正月のみ。
このリストバンドを貰ったのも、お正月だったと思う。試合のときに必ずつけていたリストバンド。幸運を運んでくれると言っていたような気もする。
「そうなのだよ。やはり、おは朝はあたるのだよ」
「……え?なにそれ。あたしがシュート決めたのはラッキーアイテムを持っていたから?」
「当たり前なのだよ。ちなみに、俺の蟹座のラッキーアイテムはクマさん縫いぐるみなのだよ。ほら、そこにいるだろう?」
眼鏡を直しながら、彼は体育館のステージの上を指さした。
指の先を辿り、彼のラッキーアイテムとやらを見つめる。
そして、あたしは吹き出した。
可愛らしいふあふあのテディベア。
ふあふあのっ……可愛いっ……て、テディ……
「?どうしたのだよ。時雨沢、震えているのだよ」
「いっ……いや、だいじょ、ぶ……」
かなり、大きいテディベア。
多分、140センチはいく。
それを、彼はっ、朝家から学校まで持ってきたと?!
緑間くんがテディベアを抱えて学校にきている姿を想像すると、もう笑いが止まらない。
「……なにを笑っているのだよ」
「わっ、笑ってなんかっ……くくっ……」
「しっかり、わらっているのだよっ!!」
緑間くんが叫ぶ。
顔を真っ赤にして。
この時、彼の印象がガラリとあたしのなかで変わった。
『彼はとても、可愛い人』
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.31 )
- 日時: 2013/03/19 22:45
- 名前: 桜峰 銀華 ◆e0Rneb2qAM (ID: zNloJ7/F)
はじめまして!
すごくすごくすごく、いい!!
面白い、続きめっちゃ読みたくなる、梓可愛い!
ビックリマーク多くてごめんなさい\(_ _)
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.32 )
- 日時: 2013/03/19 22:50
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: LfHD8N1N)
>>31
えぇぇ!!!??
あわあわあわっ!!
あ、ありがとうございますぅぅ!!!
そ、そんな……ありがとうございます!!
梓のキャラがいまいちピンとこなくなってきたこの頃です。
面白いと言っていただいて嬉しいです!
これからも、よろしくです!
- Re: 黒子のバスケ【私にとって、君は光】 ( No.33 )
- 日時: 2013/03/20 12:48
- 名前: 詩隈伊吹 (ID: LfHD8N1N)
第13Q【テツヤのため】
それは、教室でテツヤとお弁当を食べていた時だ。
「時雨沢梓!勝負っすっ!!」
「やだ」
わざわざ教室にまできて、あたしの机の前にいる黄瀬くんに嫌味と憎しみをこめて返す。
だって、テツヤとご飯中なの。テ・ツ・ヤと。
この頃、いつもうざい黄瀬くんがさらにうざくなりました。
「……てかさ、なんでそんなにあたしと勝負したいんだよ。青峰に相手してもらいなよ」
「青峰っちに時雨沢に勝ったらって言われたッス!」
「…………あいつ、押し付けやがったな」
うざい黄瀬くんの相手を。
「今日の放課後ッス!」
そう言い残して、教室から出て行った。
「……黄瀬くん。すごい剣幕でしたね」
「うん〜……ああいうのってなんか勝負になるとガラッと印象変わって戸惑うんだよね〜。特に黄瀬くんはさぁ……」
机を向き合わせて、向かい合って食べるお昼。
それはもう当たり前になりつつあった。
「頑張ってください。梓なら、勝てます」
「うん。……テツヤのために頑張る」
頬を緩めてテツヤに微笑む。
テツヤもあたしに微笑みを返してくれた。
あたしの今のバスケをする理由。
彼等の成長を肌で感じること。
そして、主に……テツヤのこと。
『やっぱり君は、特別だから』
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