複雑・ファジー小説

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触れられない花。
日時: 2016/11/18 22:27
名前: @メンタル (ID: gdK5hR0W)

Character

〈神シン〉
限られた者。
炎・水・大地・雷・闇・無・愛
の7つに分けられた能力を操る。

〈鬼キ〉
神の使い魔。人外。
大抵は、1つ。多くても2つの能力しか使えない。
しかし1鬼だけ7種類の能力を操ることができる。

〈鄙ヒ〉
人類の敵。人外。
神と能力は、変わらない。見分けは、ほぼつかない。
破壊と絶望。そして憎悪を愛する。狂気殺人をする。

〈契チギリ〉
神が鬼と契約するときの事。
契を交わした神は、外れないピアスや体に紋様が刻まれる。
鬼には、自身の決められている名が体に刻まれる。

〈破ハ〉
鬼との契約をなくすこと。
鬼の体に刻まれた名を傷つけると契約は、無くなる。

〈神聖学院付属強化学園〉
神の能力があるもののみが通う学園。
初等部4年中等部3年高等部3年神聖学院3年
があり定期的に行われる実技テストのランクが
ABCDEの中でDとEになると普通科の学校に落とされる。
全寮制。中等部からは、週に一度だけ学園の外に行くことが許されている。







Re: 触れられない花。 ( No.45 )
日時: 2017/02/22 19:52
名前: とまと (ID: Ms/Mj5Tz)

 フリガナなくても面白いので大丈夫だと思いますよ〜。

Re: 触れられない花。 ( No.46 )
日時: 2017/02/27 17:33
名前: カノっち☆ (ID: DGGfSCZ7)

こんにちは♪
読みました(*^^*)v
面白かったです(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ
フリガナなくても普通に読めたので大丈夫だと思いますd(゜-^*)
続きが楽しみです((o(∇^*o)ワクワク(o*^∇)o))

Re: 触れられない花。 ( No.47 )
日時: 2017/02/27 22:12
名前: @メンタル  (ID: gdK5hR0W)

カノっち☆さん
読んで下さりありがとうございます。
面白いなんてそんな(/ω\)
読者様が増えるのは嬉しいですね!(^^)!
とまとさん
本当ですか(*^^*)
では、このままいきたいと思います!


蘭が放った矢は、確実に笹凪の身体目がけて飛んでいきました。
しかし目が見えていないはずの笹凪にふわりとそれは、かわされてしまいました。それから、瞼を下げたままこちらの方向を向きました。
「目だけに頼るような神は、まだまだ半人前ね」
その言葉を聞いてから蘭は、手にしていた弓を置くような感覚で手を放し消滅させ、そのまま手を前に出して人差し指と親指で銃のような形を作り両手で構えるようにしました。すると、弓が現れたのと同じように今度は、黄色く光りながらハンドガンのようなものが現れます。
蘭が笹凪を目がけて引き金を絞るのと同時に笹凪は、空間の空いている左側に避けました。
「雷扇ッ!!!」
鋭く蘭が叫ぶと銃口から飛び出した黄色に光る小さな弾は、扇のように左右に広がりました。そのまま速度を落とさず進んだ光は、笹凪の身体に完璧に当たりました。
「…ふーん。なるほどね…Bの方が使えるかな。」
笹凪の小さな小さな独り言が聞こえたものは、いませんでした。
「よしっ!オーケー。おめでとう二人目の合格者。」
「ありがとうご…」
蘭がその言葉を最後までいう事が出来ませんでした。
なぜなら何かを見つけた笹凪が此処に居るすべての生徒に聞こえる様な、叫ぶような声で必死に指示をしたからです。
「ッ!?っ全員私よりも姿勢を低くしろ!!!!」
彼女の言う通り低く屈んだ後に蘭は、真上を見ました。
空には、黒い2つの点が在り、それがすごい勢いで落ちてきます。
生徒たちが、それが2人の人だという事に気が付くのにあまり時間はかかりませんでした。

Re: 触れられない花。 ( No.48 )
日時: 2017/02/28 20:25
名前: とまと (ID: Ms/Mj5Tz)

 笹凪さんはやっぱり強いですね。
蘭ちゃんもかっこいい!
 続きが気になります。

Re: 触れられない花。 ( No.49 )
日時: 2017/03/01 22:16
名前: @メンタル  (ID: gdK5hR0W)

とまとさん
蘭ちゃんをやっと活躍させる事が出来ました!
書いてて楽しい限りです(・∀・)ニヤニヤ

「おっやぁ?何々?」
笹凪が指示を叫ぶ数分ほど前にその、黒い影を目にしていた者が居ました。それは、学院近くにある比較的高いマンションの屋上にいた神の青年でした。彼の名前は、緒川扇里≪オガワセンリ≫。昨年学院を卒業したばかりの若さで、国を守る神の部隊でも一番強豪とされている1部隊の副隊長している人間です。
「いっやぁ〜コンタクトだと目ぇ乾いて痛いな〜…メガネ、メガネ〜っと。」
上空に浮かぶ黒い影に軽い不信感を抱いた扇里は、自分の目を強く擦りながら近くにあった黒縁のメガネを取り、ピアスの揺れる耳に掛けました。
「ん?…あそこって確か…」
そう言いながら勢いよく立ち上がり近くにあった携帯端末を無造作にズボンのポケットに入れ、先ほどの緩み切った表情を鋭い目つきに変えた扇里は、光術で屋根から屋根へと移動していきました。
「学院上空じゃんかよ!!」
一人大声を出しながら。

「ッ!?っ全員私よりも姿勢を低くしろ!!!!」
学院近くに扇里にも笹凪の声が聞こえました。
同時に黒い影、人の手から雷術と見える黄色の光が現れました。笹凪には、強い力がありますが代わりに重大な弱点があります。それは、炎、地、そして水以外の能力が最底辺としてしか使えないこと。なので黒の者は、それを知っての行動だろうと扇里は悟りました。


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