複雑・ファジー小説

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触れられない花。
日時: 2016/11/18 22:27
名前: @メンタル (ID: gdK5hR0W)

Character

〈神シン〉
限られた者。
炎・水・大地・雷・闇・無・愛
の7つに分けられた能力を操る。

〈鬼キ〉
神の使い魔。人外。
大抵は、1つ。多くても2つの能力しか使えない。
しかし1鬼だけ7種類の能力を操ることができる。

〈鄙ヒ〉
人類の敵。人外。
神と能力は、変わらない。見分けは、ほぼつかない。
破壊と絶望。そして憎悪を愛する。狂気殺人をする。

〈契チギリ〉
神が鬼と契約するときの事。
契を交わした神は、外れないピアスや体に紋様が刻まれる。
鬼には、自身の決められている名が体に刻まれる。

〈破ハ〉
鬼との契約をなくすこと。
鬼の体に刻まれた名を傷つけると契約は、無くなる。

〈神聖学院付属強化学園〉
神の能力があるもののみが通う学園。
初等部4年中等部3年高等部3年神聖学院3年
があり定期的に行われる実技テストのランクが
ABCDEの中でDとEになると普通科の学校に落とされる。
全寮制。中等部からは、週に一度だけ学園の外に行くことが許されている。







Re: 触れられない花。 ( No.132 )
日時: 2018/01/21 21:58
名前: @メンタル  (ID: gdK5hR0W)

少々pcの様子がおかしいので、
投稿はもう少しだけ待っていただけると幸いです。
すみません。

Re: 触れられない花。 ( No.133 )
日時: 2018/01/31 20:50
名前: とまと (ID: nA.Y1kcV)

 お久しぶりです。

かなり遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。

今年も楽しみにしています!マイペースに頑張ってください。

PCお大事に。

Re: 触れられない花。 ( No.134 )
日時: 2018/02/24 20:48
名前: @メンタル  (ID: gdK5hR0W)

とまとさん
今年もコメントありがとうございます!
とまとさんのような方に心配してもらったおかげでPC君が頑張ってくれました!(笑)


時雨さんの過去を書くと言っていましたが、話がよく分からなくなりそうなのでまた今度の機会に書きたいと思います。


本編

「一対一の決闘をしてもらう。」
宇塚の声に空気が少々張り詰めた。とうとう戦う本格的な準備が始まったのだと。
「対決相手は…学院長のご提案より、完全ランダムで行う。」
少し苦い顔をし躊躇ってから言われた言葉に一部の神以外は驚きに身を固めた。この場に居るのは、臨・蘭・宇塚・鴻崎・緒川・拓哉・ミナセ・ヨン・時雨・笹凪。の10人。ここからランダムで決めるとなれば、学院生と学院長などと言う組み合わせがあり得ることになる。誰だって驚くだろう。
「フィールドは「待ってください!!」
宇塚の説明を遮るようにして聞こえたのは千尋の声だった。相当急いで来たようで呼吸を落ち着かせている様だった。やがて呼吸が落ち着いてからこういった。
「私が、フィールドを作ります!」
初めて出会った時の大人しかった彼女の姿はどこにもなく自分の役割を胸を張って立てるようになった少女の姿がありました。

ランダムで決められた対戦相手は、
時雨VS緒川、笹凪VS蘭、鴻崎VS臨、宇塚VSヨン、拓哉VSミナセ。
最初の対決は笹凪と蘭。ルールは5分間の間で相手に攻撃を5回当てる事。愛術の使用は有。鬼を使用するのも有。手加減はしないこと。フィールドから出ないこと。
「おー…本気出しちゃっていいの?」
余裕そうな表情を見せる笹凪と
「ボロ負けしそう」
失笑を浮かべた蘭は千尋に指示された場所まで行き立ち止まった。
「合術、『完全広範囲防御』!!!」
地面に両手をつけ凛とした声で千尋は術の発動を開始し。薄紫がかった正方形の箱が笹凪と蘭の周りに出来上がった。

「開始っ!」

宇塚の合図で蘭は笹凪のもとへまっすぐに走り出した。





Re: 触れられない花。 ( No.135 )
日時: 2018/02/27 18:57
名前: とまと (ID: 7t.dwaO6)

 読みました!PC直ってよかったです。
これからも応援してます!

Re: 触れられない花。 ( No.136 )
日時: 2018/03/04 19:28
名前: @メンタル  (ID: gdK5hR0W)

とまとさん
コメントありがとうございます!
完全復活です!


本編
全力疾走を開始した蘭はあっという間に笹凪の前まで来た。笹凪は余裕の笑みを浮かべたまま、蘭の攻撃を待った。しかし蘭は勢いのまま笹凪の背に回った。蘭は笹凪に振り返ると同時に両手を伸ばし空に弧を描く。
「木刀っ!!」
蘭の手元に木の大きな鎌が淡い光と共に納まり、流れの勢いのままに笹凪を狙う。それまで直立していた笹凪が誰もいない前へと走りだそうと前傾姿勢をとり、刃から逃れたと同時に
「今っ!!!!」
と蘭が言い、言葉とほぼ同時に前傾姿勢の笹凪の前に小さな小さな少女が立っていた。黄色いスパークが走る手の平を笹凪に向け。
「!…おっと。」
刃とスパークが触れる直前で笹凪は大きく真上に跳躍し、
「私どっちかと言うと運動神経で乗り切ってるところがあるのよね。」
空中でそう言った。

「これ一組ずつって効率悪くないっすか?」
フィールド内を眺めながら腕を組んでいた緒川が言った。
「確かにそうだな。よし。拓哉、ミナセのペア。こっちに来い。俺が死盤を作ってやるから戦闘開始しろ。」
と宇塚が言った。
「えぇ…僕ですか…」
心底いやそうな表情を見せた拓哉と
「やったネ!もうそろそろ動かないと体が訛っちゃうところだったヨ。」
喜ぶミナセの表情が実に正反対だった。


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