複雑・ファジー小説

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触れられない花。
日時: 2016/11/18 22:27
名前: @メンタル (ID: gdK5hR0W)

Character

〈神シン〉
限られた者。
炎・水・大地・雷・闇・無・愛
の7つに分けられた能力を操る。

〈鬼キ〉
神の使い魔。人外。
大抵は、1つ。多くても2つの能力しか使えない。
しかし1鬼だけ7種類の能力を操ることができる。

〈鄙ヒ〉
人類の敵。人外。
神と能力は、変わらない。見分けは、ほぼつかない。
破壊と絶望。そして憎悪を愛する。狂気殺人をする。

〈契チギリ〉
神が鬼と契約するときの事。
契を交わした神は、外れないピアスや体に紋様が刻まれる。
鬼には、自身の決められている名が体に刻まれる。

〈破ハ〉
鬼との契約をなくすこと。
鬼の体に刻まれた名を傷つけると契約は、無くなる。

〈神聖学院付属強化学園〉
神の能力があるもののみが通う学園。
初等部4年中等部3年高等部3年神聖学院3年
があり定期的に行われる実技テストのランクが
ABCDEの中でDとEになると普通科の学校に落とされる。
全寮制。中等部からは、週に一度だけ学園の外に行くことが許されている。







Re: 触れられない花。 ( No.1 )
日時: 2017/02/20 19:13
名前: @メンタル (ID: gdK5hR0W)

Lyric

青年が居ました。青年は村の図書館でいつも一人で暮らしていました。
彼はいつも村の人々と会話するときに距離を感じていました。
しかしだんだんと彼に話しかける人もいなくなり彼が居ることを知る人間もいなくなりました。
一人きりの夜を何度も越したある日の朝図書館に一人の幼い少女が迷い込みました。母親を探す声がだんだんと泣き声に変わったことに気づき青年は、声を掛け慰めました。
少女は、友人となった青年に自身が一番好きな歌を教えました。そして夕暮れまで二人は、話し続けました。母親がやっとのことで探しに来た声が聞こえ少女が青年のもとから去りました。
その時少女は、青年と約束をしました。
「私には、その歌の意味が言葉が分からない。だから何時か分かった時に
 また私がここに戻って来るから教えてくれ。」
と。青年にも異国の言葉の歌詞がわからずしかし唯一の友人に教わった歌を歌い続けました。
その歌は、ただひたすらに与えられない愛を求め続ける歌。
しかし青年は意味が分からずとも歌を歌い続けました。

リン チギリ
臨の契・1

黒地にシルバーのラインが入ったネクタイを軽く締める少女が二人そこには、いました。
「臨は、今日だっけ?契」
黒の太縁眼鏡をかけた少女が声を出しました。
隣にいるボブヘアーに猫のようにくっきりとした目が特徴的な少女が返事をしました。
「あー、うん。どんな鬼なんだろう」
答えた少女の名前は、大田 臨(オオタ リン)
質問をした少女の名は、凛時 蘭(リントキ ラン)
二人は幼馴染の見習い神です。高等部一年の印にネクタイのラインが1本になっています。
臨は、自分の机から離れて寮室の出口に立ってから大きく深呼吸をして言いました。
「蘭、私行ってくるねっ!」
勢いよく出て行った幼馴染が居た場所を見ながら蘭は呟きました。
「いい鬼だといいね。」

臨side
いつもとは真逆の方向に角を曲がり学院本部の方に足を進ませる。
契には、激痛が走るものだから心の準備が必要らしいけどどんなに冷静になったって痛いものは、痛い。
「耐えられるんだろうか」
吐き出された呟きにこたえる人間は、誰もいない。

Re: 触れられない花。 ( No.2 )
日時: 2016/11/19 16:38
名前: とまと (ID: Ms/Mj5Tz)

 読みました。ガンゲイルとは全然違う感じですね。どっちも好きになりました!


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