二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【超視点小説】視点小説オールスターズ(完結)
日時: 2015/11/26 16:27
名前: リーン・メイドウィン・緑風 ◆GvNSi7khVA (ID: so77plvG)

元ネタ プロジェクトクロスゾーン

【覚悟しろ、六代目】


注意
まだ書いてない作品が出てくる。
荒し、暴言厳禁。
キャラクターめちゃくちゃ多い
ジェロニモの超優遇。

参戦作品 >>102

参加者
メイドウィン 主人公 三代目メイドウィン&ルミナ
ユウナ 主人公 ユーイン&セイロン >>17
ネフライト 主人公 海斗&蒼 >>9 >>14
葉月 主人公 良助&裕介 >>16
ユウリ 主人公 理緒&春気 >>18
ハンディス 主人公 エンドゥミナ&ミラファスト >>19 >>24

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Re: 【超視点小説】視点小説オールスターズ ( No.122 )
日時: 2015/11/25 12:30
名前: 伊那谷ユウナ (ID: rBo/LDwv)

悠刀アカツキにはある逸話がある。

昔、突如として空からシルターンの地に落ちてきた刀。だがその刀は傷一つついていなかったという…それがアカツキだ。
アカツキを作った者は不明、しかもアカツキ自体を抜くにもびくりとも動かなかったため、これは鞘に柄がついているだけで、実際は刃などついてないまがい物ではないか?そう言われた程に刃を見た者はいなかったのだ。
しかし、その仮説を覆す出来事が起きる。
時は流れ、同時にアカツキも色んな人々の手を通して色んな土地を渡り歩き、ある場所へとたどり着く。それが、龍神イスルギの眷属である龍人族の里だった。

「龍人にあたしを引き離す事が出来るアマが出てきた時は、流石に慄いたわぁ。ま、最終的に実戦じゃ〜あまり使ってくれなかったケドぉ…」
「龍人族同士の大きな争いは基本的に少ないのよ。その代わり、小競り合いは多いけど」

例えば、玉の輿や政略結婚などを狙って一族の跡継ぎを襲う…なんて事はザラだ。実際、セイロンは未然に防がれているとはいえ、何度もそれを経験している。従者であるユーインはこれでも色々と苦労しているのだ。

「でぇ、何であたしが具現化してまで現れたのかってゆーとぉ…あたし、アンタみたいなアバズレには力貸さないって言うためだからぁ」
「………は?」
「第一さ〜あ?なーんでアンタらごときに刃を貸してやらなきゃならないのさぁ?あたしは【意思ある道具】だよぉ?それならアンタに力を貸す貸さないとかそんな意思とか自由じゃん?」
「…………」

何だろう、こいつムカつく。偉そうなのは年下の龍人だけで十分だ。とりあえず…蹴るか。
そういう具合にユーインは何も言わず、アカツキを攻撃したーーーが、

「緩い、遅い、アホらし。」
「……!?」

彼女は、左手だけで蹴りを受け止めていた。

「マジでアホだねぇ。この程度で怒るだなんて…アンタの賢さ、おムネにイってんじゃないのぉ?」
「煩い…この露出狂」
「狙ったパンチラキャラがそれ言う?」

二人は火花を散らす。このままでは、周りに被害が出るかもしれない…そう感じたセイロンは仲裁に入る。

「やめぬかユーイン!お主も、あまり彼女を煽るでないっ!!」
「ん〜…イケメン君がそう言うなら、やめるぅ〜」
「……」

するとアカツキはあっさりとユーインの脚を離した。もしかすると、男好きかもしれない…そう思うと、ユーインは更に苛ついた。

「…って、あれ?イケメン君、その腕輪は?」
「我はセイロンだ!…この腕輪はその、あまりよく分からなくてな」
「ふぅん…」

そう言ってセイロンの手を取り、腕輪を見るアカツキ。すると…

「ちょっと。片方だけでもいいから目ェ、覚ましなさぁい?」
『ん〜…あえっ?その声、アカツキちゃん?』

すると腕輪が赤く光り、光は透明な幼女の姿へと変貌する。それは、先程海斗が見たものだった。

「やっぱりアカツキちゃんだぁ!久しぶりぃ〜!」
「チッ、【龍刃】の方が起きたのぉ?てか【針苦】はどうしたのよぉ?」
「だって針苦は滅多におめめ覚まさないもん!」
「そ、そなたは…」

戸惑うセイロンに気づいた幼女…龍刃はぱあっと笑い、彼に近づいた。

「龍刃のご主人様だよね!?龍刃はね、龍刃なんだ!えへへ、龍刃のご主人は龍人さんだぁ〜!」
「ちょっとぉ〜…『りゅうじん』ばっか、うっざぁい」
「…貴女たち、龍人ではないの?」

確かに、二人は角がある。だが二人はそれを否定した。

「違うってのぉ…あたし達は魂だけのそんざぁい。今はアンタらの姿を真似てるだけ〜」
「そうなの〜♪龍刃達【意思ある道具】はね…【付喪神】様が造った器を身体として生きるの。でも龍刃やアカツキちゃんとは違って、生身の身体に器を持った人もいるみたい」
「付喪神…?」
「とーっても強くて、とーってもかっこいい人なんだ〜」
「…龍刃。あんまりさぁ、こいつらにご主人様の事話したらダ〜メ」
「むぅ…ふぁい」

龍刃は不貞腐れる。セイロンはそんな彼女に質問する。

「話を変えるが龍刃とやら。この腕輪は一体何だと言うのだ?」
「ご主人様の魔力を糧として、ご主人様が想像した刃を具現化するんだよー。龍刃はねぇ、爪の形が好きかなぁ!」

そう言って龍刃は手を獣の爪のような赤い刃へと変貌する。

「龍刃は大体おめめ覚めてるけど、針苦は滅多に起きないんだぁ。ちなみに針苦は空中にたくさんの刃を浮かべるのが好きだよー」
「!成る程、道理で…」

あの時、空中に刃が現れたのかと納得した。龍刃はセイロンの残った左腕の腕輪に触った。

「針苦はせーかくてきに協力的じゃないけど、眠ってる間なら無意識に少しだけ力を貸すよ。もしも、全開の力が欲しかったら針苦がおめめ覚ますくらい強くなってね」
「…あ、ああ」
「じゃ、後はよろしくぅ」
「ちょっと待ちなさい!」

元に戻ろうとするアカツキを止めるユーイン。ユーインは一番疑問に思った事を聞いた。

「何故、お母様には貴女を扱えたの!?」
「……そんなの、正気じゃなかったからよ」
「えっ」
「じゃあね〜♪」

アカツキと龍刃は元の姿へと戻った。それと同時にエニシアが玉座の間へと戻ってきた。

「セイロンさん、ユーインさん。ここにいましたか…!」
「ああ、ごめんねエニシア。今行くわ」
「………」

様々な思いが交錯する中、二人はとりあえず休息を取りに中庭へと向かうのだったーーー



まあ、鈍感な所があるあたり、胸に少しだけイっちゃってんのは事実なんだけどね。備考です。
さて、分かったかもしれませんが悠刀アカツキと龍刃針苦の正体は意思ある道具です。神田命が製作した作品、といえます。エキャルラットといいアカツキといい、ギャルっぽいやつ多くね?
それとアカツキらのように魂だけの存在もいれば、ハーヴェのような肉体を持つ道具などタイプは様々です。つーか人間に限らず悪魔も使う命はちょっとおかしい。まあ別理者なんて大体螺子飛んでますがね!
さて、次回で元の場所に戻ります。今日か明日あたりには話上げますんでお待ち下さいませー

Re: 【超視点小説】視点小説オールスターズ ( No.123 )
日時: 2015/11/25 17:01
名前: リーン・メイドウィン・緑風 ◆GvNSi7khVA (ID: so77plvG)

ボン「またなんか来ますよ!」

ヒュゥン!!

兵吉「チッ、増援か!」

人型の羊「メエエエエエエ」

メイドウィン「それに、あれは………人型の……羊、なのか………?」

その人間らしき物体は、腹にも口があり、角が何重にも巻かれている正に化物というシロモノだった。

マサト「こいつ…………死んだんじゃなかったのか!?」

マサト「というより、僕が間違いなく……………」

ボン「マーくん、まだ来る!こんどは悪主人公!」


スタッ

ケイスケ「なんだ…………あの男は………」

零児「あれは………賢者の一人マリオ、しかし………様子が………」

ヒカル「恐い………………」


パープ「あたし達が前に会ったマリオとは訳が違うみたいね。」


そのマリオは一見変わらないが、零児たちを見つめる殺意の目は……………


黒く染まっていた………………

Re: 【超視点小説】視点小説オールスターズ ( No.124 )
日時: 2015/11/26 00:39
名前: 伊那谷ユウナ (ID: MmsT0Uvz)

フェア特製の焼き菓子を頂き、十分な休息を取った一同は元の世界へと戻る事にした。

「皆さん、気をつけて下さいね」
「もしもの時にはラウスブルクへ来てくれ。出来る限る事なら助けるよ」
「うん。一応距離がこのままならルーラで行けるみたいだし、もしもの時の避難場所として来るよ」

ルミナの正確な位置把握ならきっと大丈夫だろう。セイロンとユーインも御使い達とミルリーフに挨拶する。

「御使い達、そして守護竜殿。もしもの時はよろしくお頼み申す」
「うん、任せて!」
「言われなくても、オレ達御使いが守ってみせる」
「どんな怪我でも、治癒の奇跡でちょちょいのちょいですわ!」
「お前達の事だ。そのような事態、起きはしないだろうが…気をつけろよ?セイロン、ユーイン」
「すまないな、クラウレ」

一通りの別れの挨拶は終わり、ルミナはルーラを唱えた。

「じゃあ、またなー!」
「気をつけてねー!」
「また会いましょう〜!」

一同はまた空中を飛びながら元の世界へと飛ぶ。

「はぁ…エニシアさん、お姫様のように綺麗だったズラ…」
「まあ、分からなくもないな。あの子は神秘的だったというか…」
「彼女は人間とメイトルパの古き妖精の間から生まれた【響界種】よ。半分人間ではあるのだけど、同時に妖精の血も流れてる」
「アロザイト…ってのは?」
「違う世界の種族の者同士から生まれた者を指す名称の事だ。ちなみにギアンもメイトルパに住む幽角獣の【響界種】なのだよ」

響界種は親よりも強い力を授かるらしいが、それに耐え切れずに命を落とす者もいるらしい。だからこそ、青年になるまで生きた長命の響界種は実験動物にされるか、物言わぬ芸術品のように可愛がられるか…はたまた、力を恐れた人間に命を狙われるか。そのような酷い仕打ちを受ける場合がある。ギアンとエニシアは、そのような人生を送ってきたのだーーー

ただし、今はそのような仕打ちをされず幸せに生きているが。

「全く、世知辛い世の中よ…種族だけで差別され、否定されるというのは」 「自分とは違う何かがあれば、誰だって怖いわ。ただ、それが仕方ないと割り切るなんて事…私はしないけど」
「ああ、我もだ」
「あのさー…シリアス話になってるところ、悪いんだけど…」

そこにルミナが話に入ってくる。シリアスの意味は分からないが、とりあえずルミナの話を聞く。

「二人共、その服はどうしたの?」
「ああ、これ?ここに来るまでとここに来てからで装束が汚れたから着替えたの」

もしもの時があってはならないとラウスブルクに少しだけ荷物を置いていたが、それが役立った。二人はここまで着ていた装束の修繕を仲間に頼んで、新しい装束に着替えたのだ。
セイロンの装束はいつもの模様が描かれた装束ではなく、黒に赤ラインが入ったシンプルな装束だった。だとしても、彼の気品ある貴族オーラは変わらない。
対するユーインは先程と比べて手と口元が隠れる程に露出度が少ないが、下はショートパンツにニーソックスと相変わらず美脚を強調するような装束だった。

「本当は今まで着ていた装束のようなものが良かったのだけど…若様が煩くって…」
「それはお主がまた露出を上げたいと駄々をこねたからであろう!?おかげで守護竜殿に迷惑をかけてしまったではないか…」
「まあ胸とか露出していない代わりに、この下は履いてないけど」
「「!?!?」」
「……冗談よ。なにもそんな顔しなくても」

いや、流石に履いてなかったら大問題である。例え、ショートパンツの下であってもだ。

「ユーイン、本気でやめてくれ…死にそうになる」
「いや、大切な貴方に死なれても困りますから」
「!?」
「何もかも全部真顔で言えるとか、すげーよアンタ…」

そんなこんな言っている内に、元の場所へと辿り着く。

「さーて、どこに行こうかな…!?」

しかし。

「あれは…羊!?」
「いや、人型なんだけど…」
「………っ!」
「ユーインさん?」

ユーインはこれ以上にない震えを体感する。何故ーーー?

「なんだ、あの男は?」
「あれは賢者のひとり、マリオだ。しかし…」

様子がおかしい。見た目は変わらないが、皆を見つめるその視線は…どす黒い殺気で染まっていた。




備考。響界種についてですが、違う世界の種族からでまれた子供、という訳でちょいと複雑でして…例えばシルターンの人間と妖怪の間に生まれた半妖は響界種ではないようです。私の間違いなければ。リィンバウムの人間とシルターンの妖怪から生まれた半妖なら響界種って言えます。
ちなみに、サモナイ4は響界種は六人ぐらいは出ますね。半妖精、半幽角獣、半魔です。初代サモナイもひとり、鬼神と人間の混血が出ています。つーかおいしいね、この設定!
無理矢理メイドウィンさん視点に繋げたけど継接ぎ目立つ!でも仕方ないかなー

さて、次回はどうなるか!まあ少しだけ休みますよ。最近ずっと書いてばかりだったからね…

Re: 【超視点小説】視点小説オールスターズ ( No.125 )
日時: 2015/11/26 14:53
名前: リーン・メイドウィン・緑風 ◆GvNSi7khVA (ID: so77plvG)

マサト「チッ、マリオexeまでやって来やがったか。」


マリオexe「……………」

ルミナ「マリオexeって…………」

紅夜「外国製のホラーゲームの名前ですよね…………」

レオン「外国製?」

メイドウィン「確か、exeだとマリオは悪なんだよな……………」

ボン「知ってるの?あの現象、」

マサト「エグゼウィルスを撒き散らすつもりか。」

ミラファスト「あの、さっきからなんですか?悪主人公とか、エグゼウィルスとか……………」


マリオexe「……………」クイクイ

マリオは指を動かす、撤退命令を出しているのだ。

マサト「あ、テメェ!逃げる気か!」

スグル「まて、少年!」


ヒカル「………っていうか…………吸い込まれてない……僕たちも………」

零児「あのゆらぎが吸い上げてるんだ!気を付けろ!」



ヒュゥン!!

メイドウィン達は、ゆらぎへと吸い込まれてしまった。


…………………

ヒュゥン!!


???「くっ、一歩遅れたか、後もう少しで下等超人どもからあの秘宝を奪い取れたのに、いや、取り返すと言った方が正しいか」


???「キン肉マン……………貴様ごときにオレが!」


???「そして、メイドウィンという男…………どこかで見覚えが……………」



Re: 【超視点小説】視点小説オールスターズ ( No.126 )
日時: 2015/11/26 16:16
名前: リーン・メイドウィン・緑風 ◆GvNSi7khVA (ID: so77plvG)



べ、別に打ち切りとかめんどくさくなった訳じゃないんだからね!

【最終話 呼び出されし戦士たち 】

マサトとボンは、再び元の世界………羊によって壊滅寸前の渋谷へと戻ってきた。

零児「なんだこれは…………これは本当に渋谷なのか…………!?」

メイドウィン「俺たちが居た頃とは全くの別物だな。」

マサト「…………皆、あの羊の仕業さ。」

街は廃墟になってるだけではなく、羊の綿でモコモコしており、空は一面雲で覆われている。

メイドウィン「ひでぇな、羊のやったことって。」

カリンカ「ほんとよねー、あたし達の住んでた街がこうなっちゃうなんて…………」


マサト「…………で!テメーはなんなんだよ。」

カリンカ「え?あたし?」

零児「お前……………ブラックナイツの幹部だった……………」

松山「よーするに……………」

マサト「やっぱり敵ってとこか…………」ゴゴゴ

カリンカ「え?ちょ!悪くない!あたし悪じゃない!」


………………

マサト「鋼鉄天使?」
ボン「よーするにロボットってわけか。」

カリンカ「そーゆーこと、あたしたち鋼鉄天使は世界を救うために起動されたのよ。」


マサト「あたしたちって、他はどうしたんだよ。」

カリンカ「………気が付いたら、くるみお姉ちゃんとサキお姉ちゃんも行方不明でさー。」

ボン「オレたちもマナが行方不明になっているな。」

エンドゥミナ「三つ聞きたいことがあるんだけど。」

マサト「なんだよ、答えてみろ。」

エンドゥミナ「一つ、エグゼウィルスとは?悪主人公とは?二つ、貴方達は何者?三つマナとは【ドキドキ!プリキュア】の相田マナの事?」

ボン「三つ目はその通り、プリキュアの相田マナ。」

マサト「主人公達の前に、僕たちの話からしておくか、少し長くなるけどな……………」


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