二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影(完結です!)
- 日時: 2017/03/12 19:51
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=28907
2作品目お待たせしました。
よろしくお願いします。
ps.及び実況席のリンクを張り付けました(^ω^)(15.03.26)
目次
前作・ep1へのリンク>>1
募集スレッドのリンク>>71
ep2.5の募集スレッドのリンク>>434
笑ってはいけないのリンク>>476
ep3.5へのリンク>>477
ep2.5へのリンク>>643
1.参加者リスト!>>16-17
2.プロローグなん打ッ!>>22-25
3.OPゲームなん打?>>34-37
4.ミッション1なん打ッ!>>44-48
5.ミッション1と結果で大騒ぎ打ッ!>>55-63
6.馬鹿野朗共のライブハウスなん打ッ!!>>74-80
7.ミッション2打ッ!>>93-96
8.青龍の作者と配達大作戦なん打ッ!>>105-113
9.狩人の作者と買い物ゲームなん打ッ!>>123-134
10.闇喰の作者と大将討ち取り合戦打ッ!>>148-159
11.錬金の作者と神聖なる魔女の決闘打ッ!>>171-181
12.錬金の作者と神聖なる魔女の決闘打ッ!(その2)>>193-206
13.線路の作者と誰得ドタバタカーニバル打ッ!>>222-232
14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ!>>251-264
15.桜花の作者の球技大会と恐怖の足音なん打ッ!>>279-288
16.桜花の作者の球技大会と恐怖の足音なん打ッ!(その2)>>304-314
17.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!>>331-340
18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)>>353-369
19.灰鹿の作者の規格外の秘密とその代償なん打ッ!>>382-394
20.千年の作者とエダの忘れ形見打ッ!>>405-420
21.魔月の恐怖再発からのミッション3打!>>428-431
22.ミッション3はチビフランの妨害なん打ッ!>>442-446
23.ミッション3の解決策とハンターエリア打ッ!>>455-458
24.ミッション3、完結打ッ!>>465-470
25.チャンスタイムの舞台は危険エリア打!?>>480-493
26.チャンスタイムの結末は特別ボーナス打ッ!?>>501-503
27.エダ処刑とユマの作者見解と××打ッ!!>>512-518
28.女王感染者ユマとラストミッションなん打ッ!>>525-537
29.女王感染者ユマとラストミッションなん打ッ!(その2)>>546-552
30.ラストミッションと熱酸水の行方打ッ!>>557-561
31.ラストミッションと月輪の根源とは何なん打ッ!>>568-572
32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!>>580-592
33.ラストミッション、影の恐怖と桜花の誓い打ッ!>>599-606
34.ラストミッション、おしまいなん打ッ。>>613-619
35.ゲーム、終了。エピローグ打ッ!>>628-633
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- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.414 )
- 日時: 2015/12/31 18:56
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
20.千年の作者とエダの忘れ形見打ッ!・10
ついに来た。
セクターβ、中央部
ドゥクス「開けた場所だな...」
アングス「やはり、か。」
MAHOKO「アンタ達とここでガチバトルなのね。」
課題ラストはガチバトル。セクターβもこの為に特注してバトルフィールドに作り変えた。
ティエリア「良いな、皆。」
リントブルム「御意。」
遊戯「アルファは戻してデッキを組み直したよ。手札からサイレント・マジシャンを召喚...」
モード「頑張る...」
遊戯が白い魔法使いのモンスターを呼び出したのを皮切りに戦闘が開始される。
モード「特殊コマンド、星の民の歌...」
リントブルム「すまんな、モード!」
モードの特殊コマンドは全員のスペックを戦闘が終わるまで永続強化するモノ。
ティエリア「トライアルシステム、発動ッ!」
ティエリアの特殊コマンドは...
アングス&ドゥクス「なんだと!?」
<原作のカード化
MAHOKOチーム専用の特殊コマンドでMAHOKO以外を一定時間カード化し、無力化してしまうのだ。
MAHOKO「2人共!?こうなったら...
アンチ・マター=エンディミオン。
自重しないなら...しょうがないわね!」
チームメイトを足止めされ、追い詰められた千年の作者は反撃で雷の網を投げて足止めする技を強化して使用。
ティエリア「ぐ、このっ!」
セラヴィー(>_<)
モード「捕まった...」
リントブルム「あの小僧に任せないといかんな...(・_・;」
<網で捕まった!
これで遊戯以外は足止めされ、MAHOKOと遊戯の1対1。光弾を次々撃ち落として互角以上の戦いに。
MAHOKO「このっ...長い時間光弾を撃てないから...」
<左腕を抑えている。限界が近そう。
遊戯「ぐ、もう少しだよ...サイレント・マジシャン!」
異変は一瞬だった。急に全員に対する映像がセクターエリアに流れ始めたのだ!
*以下、映像
MAHOKO(映像)「ハロー?みんな元気かしら?マホたんは元気よ?」
<AKBコスプレで痛い...
全員「ぶふぉwwww」
何でこの映像が流れているのか。
同刻、実況席
ユマ「な、これは一体...とりあえず逆探知を始めるんだ!」
シェイド達(・ω・)ノ
実況席もありえない事。まさかだがエダか誰かにハッキングされている可能性がある!
MAHOKO(映像)「作者の事は嫌いになっても、マホの事は捨てないでくださいぃいいーーー!!」
<はっちゃけた映像。
MAHOKO「」
<唖然とした顔。
千年の作者はこの状況に追いついていなかった。しかし。
遊戯「ご、ごめんなさい、MA」
謎の腕が遊戯を後ろから襲おうとしてる事に気付き、
ドンッ!
<千年の作者、遊戯をつき飛ばす
MAHOKO「な、きゃあああああ!?」
彼をかばう形でMAHOKOは黒い腕に呑み込まれた。これで手塚の予言は2つ目、3つ目が当たる。
何処に?
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.415 )
- 日時: 2015/12/31 19:02
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
20.千年の作者とエダの忘れ形見打ッ!・11
ここからしばらくMAHOKOさん視点
MAHOKOサイド>
私は目を覚ます。た、確か遊戯をかばって呑み込まれて...
MAHOKO「う、うう...ここは何処?」
私はまだセクターエリアの何処かにいるのか、周りは海の底の様な透明な泡と暗い青が特徴の仮想空間だった。左腕の特例措置の刻印の痛みから夢ではない、と判断は出来た。
MAHOKO「歩くか。」
そしてしばらく歩くと人影。スタッフの誰かと思って近づくのだがそいつの顔を見て硬直した...
エダ「マホちゃんがログインしてきたー!気がついたんだねーッ!そうだそうだ、あの映像は」
嗚呼そうか。分かったよ。
バキッ!
何も考えずに私は目の前の女の顔面に鉄拳をぶちかました。アンタがあの恥ずかしい映像と...遊戯を襲おうとしたのね...(怒)
エダ「ちょっと痛いよー!ご挨拶レベルの嫌がらせなのに冗談が通じてないじゃん。」
MAHOKO「アレの、何処が、冗談なのよ!」
ユマさんの言う通りこの女は自分の事しか考えていない...だがその中エダが急に話をふってくる。
エダ「まあ良いや、マホちゃんはさ、」
MAHOKO「...?」
さっきは私の恥ずかしい映像を暴露しやがった癖に今度は何なの!奴が口を開けて発言したのは驚きの発言...
エダ「ユマちゃんのこと、どう思ってんの?」
は?ユマさんの事??それは...
MAHOKO「私が言うのも何だけど...
作者では誠実な方かな。関西弁喋り出したら怖いけど。
腐った女子でギャグカオス大好物よ。
ウチのバカゴン共には冷たいかな。
後...」
エダが興味深い顔で見つめている。まさかだとは思うけど...
MAHOKO「うちの逃走中の件でドラマのメンデスとアルマゲストの暴挙に対してコメントで...
”貴様らは人間が憎いからってこうする事しか出来んかったんか?”
”私も人間に対して良い感情がない。人間は彼らと同じで嫌い”
ガチで驚いた。人間嫌いだったなんて知らなかったし、本人も後で色々言い過ぎた、誤解させてすいません、って言っていたわ。」
エダ「ふぅん。やっぱりそう発言してたのを聞いてた輩がいたんやね。あははは。」
身体が魔力枯渇し欠けであまり動かない事とエダのゲスい笑いがマジで苛立つ...つかさっきの私の発言に対する反応...想定してたのか?
エダ「せや、良い話をしたる。今エダちゃんとマホちゃんがいるここ、
セクターΩは第10階層、セクターエリアの最深部
ユマちゃんも2週間前から事前許可の申請をしてないと干渉出来へん
エリアやねん。だって、この街のメインシステムの中枢に近い所や。ほら、見て。」
エダが見せたいモノとは
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.416 )
- 日時: 2015/12/31 19:03
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
20.千年の作者とエダの忘れ形見打ッ!・12
エダが私の手を引いてエリアの奥に連れて来た後、指差したのは...巨大な黄金の柱。よく見ると人間の上半身がひっついている。その顔を見て愕然とした。そんな、まさか...
MAHOKO「ユ、マ、さん!?」
エダ「そう。お察し通りにユマちゃんだよ。ただしこいつは本人ではなく、”月輪の原始結晶”がユマちゃんを模しているだけや。ユマちゃんは月属性を作者に芽生えさせた元凶だよ。だって
ユマちゃんは元から魔月感染者やねん。特殊な感染者で”女王感染者”とも通称されとる。
昔に”元”自分の世界に蔓延したバグと接触、ユマちゃんは異端者認定では済まない規則違反を犯すのを覚悟して世界をウイルスプログラムで破壊した。
そうせな他の世界にバグが蔓延、被害が拡大する。ワクチンを作成する時間も無かった。さすがのユマちゃんも仕方なかったんよ。
ただ、あの後ユマちゃんも見落としていたんやね。その際ウイルスぶち込む為に世界へ干渉した際、知らんうちにそのバグに感染してもうた。どんな形であってもアクセスするだけで感染するモノだったんだ。
ただ、ユマちゃんがすぐに権利者の座から降りたせいで当時のユマちゃんは感染したという自覚が無かったやな。
その長い間、バグは時間をかけてユマちゃんの権利者用の代替ボディの内部で変異した。
バグのオリジナルは存在する世界を全て喰らうと自己崩壊で消えるっていう機能搭載の多元世界破壊プログラムだったらしいんやけどね。
それを受け入れた権利者のシステムが高かったのか
あり得ないけど”ユマちゃんに何かがあった”
なのか。今でも原因は分からない。
ああ失礼。話は戻ってバグが変異した結果、現れたのが今現在ユマちゃんとマホちゃん含む作者全てが持つ”月輪の属性”やねん。」
何て事...私らが持つ月属性って、バグが変異したモノだったの!?
MAHOKO「...嘘よ!嘘よ!!なら」
エダ「”何故、私達が月属性を持ってしまったのよ!”って?だって
ユマちゃんが知らんと沢山接触してた作者から感染していって、その作者から他の作者に蔓延して...オリジナルより毒性は弱くなっていたが感染能力は倍だからね。
鼠算形式だからユマちゃんが元凶やけど、誰がどうしてこうなったかまでは知らん。
マホちゃんの感染源はユマちゃん?リアルでも出会ったりゅーとちゃん?まさかの葉月ちゃんか桜ちゃんかなぁ?ああ、ランスちゃんとかトーチちゃんとかイクちゃんとか八雲ちゃんとかグレちゃんとかジエちゃんの可能性も無きにしも非ずだしぃ...」
そんな、ことって...
MAHOKO「じゃああの柱のユマさんの姿は何...」
エダ「月輪がユマちゃんが関与して生まれた属性である事の証拠や。最近になってユマちゃんの姿をした原始結晶が色々な世界で現れ始めたのさ。
原始結晶の力は元から高濃度で、半径10m圏内に指1本近づいただけで魔月感染、数秒で末期症状を起こしてしまうぐらい強い。だから隔離して管理しているの。セクターエリアはその為の施設や。
トリコロシティの場合はユマちゃんが権利者に復帰した後すぐだから例外だけどね。
ユマちゃん達が隔離したまでは良かったけど、力が漏れ出した弊害が出まくりだよね。幾つかある環境保護区と原始結晶の隔離施設を兼ねているセクターエリアでは特に影響が出ていてね。
マホちゃん達と逃走者チームが戦ってた雑魚敵...アレは月輪と不要データ残骸の...
あれ?マホちゃんー。このへんテスト範囲に入れてる大事な話なんやけどー?」
私は言い返せなかった。さらに頭が混乱。誰が原因で私は月輪を持ってしまったのよ!?
MAHOKO「...」
<驚愕している顔
エダ「ぐひひっ、いい絶望具合だね。さらに極め付け。月輪は何故力の媒体として作者を選んだと思うかな?」
まさか。ここからのエダの発言...ユマさんから以前聞いた話は本当だったの!?
エダ「ユマちゃんの世界では作者は全員存在の核となる原作が無いせいで存在する事が実際にはありえない。これはジエちゃんの件で分かるよね。」
ああ、それは先ほどGa.さんとグレイディアさんの件で聞いた。だが...
エダ「作者って、悪ふざけしたりクレームしたり、騒ぎを起こしたり自重しない発言したりお仕置きをする事を含めて有名だよね。」
な!?た、確かにそう言う迷惑な事をされた前科は沢山ある。それを含めてですって。
エダ「その2点に月輪は目をつけたんだ。他の世界では有名だが、こちらでは存在する事が出来ない輩を自分らの世界で存在出来る様に力を借してやろう、そうすれば目立つ事も出来るから一石二鳥、ってね。ああ、ユマちゃんを追求するなら無駄だと思う。この事はユマちゃん自覚してないから。」
月属性が作者に目をつけた原因、ユマさんと月輪の関係性...言葉が出ない私は再度杖を構え直した。絶対にエダは相打ち覚悟で倒さなければッ!
MAHOKO「じゃあ、何故私をこんな所に案内したのかしら。何故私にユマさんの秘密を暴露して、トリコロシティの中枢まで見せる必要があるのよ。」
エダ「ん、それはねー。」
杖を向け、威嚇しているとエダが指をパチン、と鳴らす。
何が?
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.417 )
- 日時: 2015/12/31 19:05
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
20.千年の作者とエダの忘れ形見打ッ!・13
年末に向けて絶望を
MAHOKO「...な!?この街のいろんな所に映像が繋がった!?」
*街の監視カメラの映像。鬼藤一行が映像に...
鬼藤「そんなことって嘘よ!嘘よ!!ユマさんの世界のバグが月輪なのは嘘よMAHOKOさ...」
サフィラ「落ち着け作者ぁあああ!!」
*ホテル”True Blue”のロビー内部。男性作者3人が会議中
トーチ「頭がまだごちゃごちゃしてるけど...」
Ga.「俺ら作者が月輪を持つようになったのはユマさんが原因って訳?」
ヤマビコ「僕らも何処で月輪を持ってしまったかは不明かよ...最悪ユマさん以外とのコンタクトで...」
*病院内部、ある病室。まだ昴もチビ昴も寝たきり。隣に点滴台を持つユリカがいる。
ユリカ「そんな、悪ふざけよ!エダは絶対嘘を」
昴「ああそうさ...エダの悪ふざけだよな...MAHOKOさん!何かあいつに言ってくれッ...」
チビ昴((((;゜Д゜)))))))
*病院内部、ある一室。ネオイクスと羽清とグレイディアと車椅子のリンリィと松葉杖を持つ榊が?
榊&リンリィ「...」
<呆然
羽清「じゃあ...月輪の属性はユマさんと密接に...」
<ポワ太をプニってる
ネオイクス「みたいですね。僕も自分の力が何故こうなったのかは興味ありましたが...」
グレイディア「後でユマさんに分かってる範囲で問い合わせないといけないな。」
<難しい顔
*ホテル”Seventh Heaven”のロビー内部。迅宗一行が...
迅宗「待てよ、待て!エダの発言がマジなら俺は何処から月輪を拾っちまったんだ((((;゜Д゜)))))))」
みなみ「作者さんお気を確かにして下さいッ!?」
いおな「自分をアピールする為に最適な媒体だから月輪はユマさんを経由して作者に目をつけたって訳よね...」
誠司「月輪はユマさんかユマさんが関与した作者が接触してどんどん感染者を増やしていっちまう、か。今どれだけ月輪を持っている作者がいるんだよヲイ...」
はるか「...何であの結晶がユマさんの姿をしているのかな?」
ゆい「月輪が生まれた原因って言ってた...」
妖精4人((((;゜Д゜)))))))
*ホテル”Scarlet Moon”のロビー内部。No@hと桜が驚いていた。
No@h「えーっと、桜さん顔色が悪いですって。」
桜「...」
<青ざめ&何かを察しているのか顔が深刻そう
セクターエリア、セクターΩ最深部
エダ「ひゃはははー!よっしゃ〜!」
まさか...私は察した。
MAHOKO「あの時の話を全部外に暴露...したの!?」
当然だろう、な顔のエダ。
エダ「だってユマちゃんを絶望させたいからだよー。マホちゃんに質問。もしも、ユマちゃんを絶望させたいならマホちゃんはどうしているかなぁ。」
MAHOKO「このゲス女...本当に自己中なのね!覚悟し」
ドクン
MAHOKO「ガ!?な、んなの!何で...あの時みたいに何か、が」
<急に膝をついて倒れた!?胸中央を抑えている。
え?これって共鳴現象??何なの??何で体が動かな...
エダ「その様子だとマホちゃんは葉月ちゃんの研究施設の件で知った新種親和性タイプγ...ユマちゃん曰く”咎落ち”について不確定な部分を知らなかったんだね。」
不確定な部分ですって?エダは”私が知ってる咎落ちについてを全て聞かせろ”、と指示。
MAHOKO「私は...
闇か光が40以上、月が3.5以上ある場合に起こる作者限定の親和性
咎落ちになった作者は全員常識的にあり得ない現象を起こしている
咎落ちした作者は全員発動条件や制御が難しい魔法を得ている
それだけよ。」
ふぅん。とだけ相手は反応。
エダ「エダちゃんはその他にもあるよー。資料では...
咎落ちした人は全員、月輪の力が不安定。月輪は闇か光が強いと他の属性と力が混ざりにくいのが原因。水と油に例えたら分かるかな。
で、前述したその不安定な月輪を咎落ちした人は暴走して魔月にならない様、常に無理矢理体に月輪を押し留めている。無自覚でね。
押し留めるのに常に全力を尽くしているのが原因なのか不明な点が多いけど、咎落ちした人は全員共鳴現象と魔月感染の耐性が全く無いんだ。
さらに月が一定数値以上を示すと普通の作者の様な魔法制御対策が出来ない。力が暴走するか無意識のセーフティがかかって力が使えなくなる。
そうだ、マホちゃんの適性結果は
風30.5、光65.5、月4
だったっけ?
マホちゃん咎落ちしてるんですけど。あははははは...これでもう分かるよね。今マホちゃんは高濃度の原始結晶の月輪に汚染されている。このままだとマホちゃん、体が動かなくなるだけでなく数分後には体内部から魔月に感染しちゃうぞ〜。」
じゃあ証拠は、あ、るの?私は無言で目の前の女を睨む。
エダ「疑っているんだね〜。酷っ。証拠の書類ならあるよ?何もいじくってないから信頼出来る。
書類が嘘と言い張るなら今すぐユマちゃんに聞いて」
ガンッ
<エダの頭に風穴&血が...
同時だった。私の足元に資料を落とした瞬間に、銃声とエダの眉間から血が噴き出したのは。
エダ「ったくユマちゃん。エダちゃんの頭に毎回風穴を開けるのやめてよぉ〜!修復するの苦手な」
ユマ「フン...ただの挨拶代わりだ。声かけたらどんなことされるか分からへんからな。」
<手にウェポンキューブの拳銃。2艇ある
MAHOKO「頭に風穴を開ける時点で挨拶ってレベルじゃないですよ!((((;゜Д゜)))))))」
ユマさんの口元は笑みを浮かべている。だが目が笑ってない。
ひぇええ!
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.418 )
- 日時: 2015/12/31 20:12
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
20.千年の作者とエダの忘れ形見打ッ!・14
全てをバラされたユマの反応
ここから戻します>
ユマ「...」
「私」はすぐにMAHOKOの容態をチェック。まだ共鳴現象の初期症状が出てるだけだった。
ユマ「一瞬だけ痛いので我慢して下さい」
バチッ
MAHOKO「い、っ!...ありがとうございます。及び」
残念賞ですが試合は貴方がセクターβからロストしたあの後ドゥクスとアングスがそのまま敗れてしまった事による敗北。理不尽ですが...
ユマ「あの時貴方がロストした前後でデータ上...敗走し、撤退した扱いになってしまいました。気を落とさなくて大丈夫、全員真実を知ってます。」
エダ「あのさー、エダちゃんを無視するの酷くないかなぁ。絶望せえへんのユマちゃーん!」
さて、本題のピーチクパーチクうるさいクソババアを構ってあげようか。(黒笑)
ユマ「本音言うなら”少しだけ”絶望したわ。正規契約者全員にだけバラしている内容が大半だったんよ。他にも時が来たらきちんと公表する予定でもあった。」
エダ「そうなんだー...」
ただ咎落ちについては資料にも記載がなくてノーマークだったからドローやね。及び...
ユマ「武装コード”エミリア”。出来たら月輪を生み出したんがウチな事と魔月の女王感染者である事まで暴露せんで欲しかったわ。ここまでプライベート暴露するとは予想してたがショックがデカ過ぎやで。あァ!?」
エダ「せやなー、久しぶりにデートしようや、ユマちゃん...」
デートのお誘いを受けるが...
ユマ「出来たら”本物”としたいわ、分身。さっきこの課題の前に捕まった輩、本物と確定したんよ。」
驚くエダの分身。
MAHOKO「え、えええ!?このエダって分身だったんですか!」
エダ「あーあー、いいとこだったのにユマちゃんにはばれちゃったかぁ。ならご褒美をあげるよ。」
エダは何かのスイッチを取り出し、
ポチッ
ユマ「!」
MAHOKO「ユマさ、まさかあのおん、なはッ!!がぁああああ!!やめて、怖いよ、怖い怖い、コワい怖い」
バシュ。
千年の作者が首を抑え異変を起こした。しかも何処かに転移だと!?
ユマ「...彼女に、何した」
エダ「エダちゃんがプレゼントをあげたよ。剣崎氏と葛葉氏と、メタナイトとラビきゅんとグレちゃんとユリカちゃんの魔月の欠片を固めて直に埋め込んだのさ。
あそこでユマちゃんが助けなくても助けてもアウトだったんだよ。時間差で作動出来る様に仕込んでたし。
あ、そうだ最後に教えて。マホちゃんを見殺しにしなかったのね。一応作者は全員ゲスト含めてバックアップは」
ゴスッ
<ユマ、エダに腹パン入れる
ユマ「それ以上は、黙れ!」
エダ「腹、パンは、ないわ...」
シュウウ...
消えたエダの分身。エダの悪意はこれで終わりではなかったのだ。まさか...
草加「ユマ!ユマ!早く」
ユマ「聞こえるよ。用件は?」
頭に流れる草加の苛立ち混みのボリュームがデカめの契約者限定通信とは...
草加「...剣崎と、葛葉君と、メタナイトが暴れた。魔月と言えば原因は分かるよね!」
嗚呼、感染して抑え込んでた3人が再発症したんだ。そこまでは想定通りだった。だが...
草加「3人を抑え込んでたランスと葉月は...重篤な怪我で今、集中治療室で手当てを受けている。容態は真理と乾君からの連絡待ちさ。後...門矢から伝言だ。
”魔月は再発症した場合...3人共暴れ方は軽くなる、仮に再発症してもランスロットと葉月の実力なら抑えられる筈だろ?何故だユマ。”」
通信を知る全員に、仮定事項なのは覚悟してくれ、と前置きして「私」は質問に返答。
ユマ「原因はMAHOKOさんだと思う。魔月に感染した際の原因かもしれない。メタナイト、剣崎、紘ちゃん、ラビ、ユリカさん、グレイディアさん...6人分の魔月の欠片を埋め込んで、さらに咎落ち体質だから数秒で悪化して...」
ガクッ
進ノ介「篠崎さん、何か...篠崎さん、篠崎さん!?」
次回予告
21.魔月の恐怖再発からのミッション3打!
<全てに対する対策はあるのだが...。及び良いお年を。
以下おまけ。幾つか余談になる。
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