二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中#CR05 はじまりの炎と紋章物語【完結】
- 日時: 2020/09/25 22:01
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: b92MFW9H)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1440
どうもです、灯焔です。
遂にキリのいい数字を迎えた逃走中#CR05。前回エクラが捕まったり道化師側で大きな動きがありそうだったりと波乱の展開を迎えたコネクトワールド。世界の行方はどうなる…?
今回の舞台は、2回目の舞台『渋谷』があった時代から約5000年後の世界『エデン』が舞台と言われている『セブンスドラゴン』『セブンスドラゴンⅢ』より『学都プレロマ』。数々の木々に生い茂られた廃墟と化した学術都市を舞台に、逃走者達とハンターによる5回目の逃走劇が今、幕を開ける―――!
遂に本格的に動き出したメフィスト率いる道化師達。本部を襲うだけでは飽き足らなかったのか、他の支部で暴動を起こし始めました。そして、本部の面子もメフィストを叩こうと本格的に動き始めます。
そんな中、道化師一味にも何か動きが。前々回から様子がおかしかった『あの人物』の記憶が…?さて、運命はどう転がるのでしょうか。
<ルール>
逃走エリア:『学徒プレロマ』
かつて隆盛を誇った古代文明の研究者である学士たちが集っていた学術都市。
技術力の高さは『エデン』の中でも群を抜いていたが、現在は魔物の巣窟になっており、廃墟と化している。かつてこの地で、13班の意志を継いだ者が『真竜』を退治した伝承が伝えられている。ゲームではドラゴンによって木々が生い茂っていたが、今回は木々が生い茂っている様子は無く、廃墟であること以外は広い逃走エリアだと思っていいだろう。
エリア紹介 >>1
逃走時間:90分
賞金:54万(1秒100円)
ハンター:初期4体(OPゲームで1体起動。ゲーム開始後に3体追加で起動)
自首方法:後程通知にて発表
<参加者>
【逃走中#CR01 成績優秀者】 (3人) 詳細>>2
エーデルガルト=フォン=フレスベルグ
芽兎めう
ミミ
【逃走中#CR02 成績優秀者】 (3人) 詳細>>3
七海千秋
キュベリア
タイマー
【逃走中#CR03 成績優秀者】 (3人) 詳細>>4
アルル・ナジャ
クレア・スチーブンソン
ジャック
【逃走中#CR04 成績優秀者】 (3人) 詳細>>5
天海蘭太郎
クリス
むらびと
【作者枠】 (4人) 詳細>>6
YUMA
ゆめひめ
おろさん
葉月
【作者推薦枠】 (4人) 詳細>>7
サタヌ
左右田和一
霜月凛
イヤミ
計20名
○逃走中#CR06 シード枠争奪アンケート実施中
※締め切りました
○逃走中#CR06 次回参加者募集中!
※締め切りました
次回参加者 >>105
作者枠発表 >>120
※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
版権キャラ応募用紙 >>121 ※9/24(木) 20:00まで
◎AfterBreakTime
①『更に集う仲間たち』 >>8
②『赤色が抜けた景色』 >>33
③『折りに折られぬ心意気』 >>39
④『光と開く世界』 >>49
⑤『スーパースターは彗星の如く』 >>68
⑥『音無町の真実』 >>95-96
⑦『打ち上げ』 >>125-126 >>129-131
以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。
- Re: 逃走中#CR05 はじまりの炎と紋章物語 ( No.19 )
- 日時: 2020/08/05 22:00
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: gKP4noKB)
~学都プレロマ 南大通り~
アルル「うわぁ~。いるいる。あのよちよち歩いてる小さい機械が『メカクッパ』なんだよね?」
クリス「確かにあれだけ小さな機械であれば、破壊は簡単そうだな。だが…ダミーを引いてしまうと時間的にもロスをしてしまう。なるだけ素早く壊さねば」
左右田「それもそうだけどよぉ、ハンターにも気を付けないとな…。メカクッパを探すのに夢中になって、ハンターに捕まっちまえばゲームどころじゃなくなっちまうぜ」
早速南大通りへと入った逃走者達。各々思いを乗せてメカクッパ探しへと精を出します。
当のメカクッパは、というと。自分達がこれから壊される運命にも関わらず、呑気にエリアをゆっくり歩いています。これでは身体能力の高い逃走者にすぐに捕まえられてしまうかもしれませんね。
そして、左右田の言う通りこのエリアには徘徊するハンターが1体。捕まってしまえばメカクッパどころではありません。彼らの追跡を回避することも重要です。
クッパ『ガッハッハ!!そう甘く見るでない!!我がメカクッパは回避能力もある程度存在するのだ!!』
むらびと「(呆れている)」
クレア「それって普通に捕まえようとしたら避けられちゃうってことですかね?掴まえ方にも工夫を凝らさないといけないかもしれませんね…」
動きが遅いので簡単に掴まえられると思ったら大間違い、と自慢げにクッパも言い放ちます。今回、当然彼もOPゲームの監修に参加しているので見守る選択を取った様子。
…おや、早速メカクッパに近付いた逃走者が現れたようですよ!
エーデル「クッパ殿の助言…なのかしら?それを参考にすると、正面から捕まえようとしても駄目ならば…。不意をつけばいいのよ」
早速エーデルガルトがメカクッパを発見!正面から向かうのが駄目なら、死角を突いて捕まえればいいと判断しゆっくりと近づく彼女。
ある程度まで近づいたところで歩みを大きくしますが……。
メカクッパ『!!』
エーデル「首が360度回った?!これでは近付くことすらできないじゃない…!」
なんと、メカクッパの首が360度回り、エーデルガルトの接近を補足。そのまま素早く逃げてしまいました!急いで追って捕まえようにもすぐに避けられてしまい、上手く捕獲が出来ません。
クッパ『ガッハッハッハ!!背後からそろそろと近づいてもムダなのだ!このメカクッパは我がクッパ軍団が誇る先陣舞台!!マリオをコテンパンにする為、日々強化に余念は欠かさんぞ!!』
天海「この人本当にOPゲームクリアさせるつもりあるんですかね」
おろさん「クッパの考えることだしなぁ…」
クッパが誇らしげにメカクッパについて力説。天海くんの言った通り、貴方ちゃんとOPゲームクリアさせるつもりあるんですか?全員が1人のハンターの餌食になるなんて見栄え的にも最悪ですよ。
クッパ『今回の逃走中は『スペシャル』なのだろう?!それくらい難しくしなくてどうするのだ!!』
めう「『むずかしくする』のベクトルが桁違いめう。こりはトイサイダー村のスコア詰めの方が3倍アイス以上にマシめう」
ミミ「いや、それは比べるべき問題じゃないんじゃない?」
思わぬメカクッパの機能に捕獲が苦戦する逃走者一同。どんな角度から攻めても、音を鳴らしてしまうと即座に気配を感知され逃げられてしまいます。
どうにか音を立てずにメカクッパを捕まえたいところですが……。
メカクッパ『!!!(じたばた)』
『つかまえたー』
そんなこんなしているうちに逃走者の誰かがメカクッパを捕まえたようです!
一番乗りの逃走者は―――?!
キュベリア「音も無く近付けば相手に気付かれないんだろ?私の得意分野だ」
なんと、一番動かなさそうなキュベリア!引きこもり生活で身に付けた気配の消し方を存分に発揮し、いとも簡単にメカクッパの足をひっつかんでいたのでした!
それには近くで見ていた他の逃走者も驚くばかり。
さぁ、壊してみてください!カードキーが入っているかどうかは運に委ねられますが…。
キュベリア「運が絶望的に悪いサタヌじゃねーんだからいける。おりゃっ!!」(ボンッ!!)
そして、掴んだ勢いのまま地面へと投げつけました!軽い爆発音と共にメカクッパが爆発四散。…キュベリアへの影響もあまりない為本当に威力を激減しているのでしょうね。
果たして、投げつけた地面にはカードキーはあったのでしょうか…?
キュベリア「…おっ。銀色に光る板があるぞ。これがカードキーか」
ありましたー!流石キュベリア、有言実行。しっかりカードキーをゲット。その足で扉まで急ぎます!
キュベリア「さっさとエリアの中に入って寝る場所探そっと。ふぁ~あ…」
…え、逃げる為に散策ではなく寝る為に散策?!キュベリアらしいっちゃらしいですが。恐らく居心地良さそうな場所があったら即爆睡しそうな勢いがありますが…。
彼女はそのまま真ん中の扉まで移動し、閉まっている扉を見ます。隣にはカードをスキャンする装置が。これに、入手したカードキーを通せばOPゲームクリアです。何の躊躇も無く彼女はカードを装置にスキャンさせました。すると…?
シュン、という音と共に扉が開きました。そのまま前に足を進めるキュベリア。彼女が扉をくぐり終えたと同時に、扉は再び閉まりました。
…ちなみに、扉は1人が通るのが限界です。カードキーを持っていないのに同時に潜ろうとしたらルール違反になってしまいますからね。
キュベリア「なんかあっけなかったな。よし、睡眠場所探すぞー」
そう呟いて、彼女はエリアの中に入って行ったのでした。
キュベリア OPゲームクリア
ピリリ ピリリ
七海「…あれ、通知鳴るんだ。『キュベリア OPゲームクリア メカクッパは残り29体。カードキーは残り18枚だ。』 わぁ。早速クリア者が現れましたな」
タイマー「いつも気だるげだけど、実力は折り紙付きだからね彼女…。僕も続かないと!」
サタヌ「なっ…キュベリア様がまさか最初にOPゲームをクリア成されるとは。―――まさか、逃走中を楽しむ為に積極的になられたのか?!」
【OPゲーム 進捗状況】
◎OPゲーム クリア者 1名
キュベリア
●OPゲーム 未クリア者 19名
エーデルガルト 芽兎めう ミミ
七海千秋 タイマー
アルル クレア ジャック
天海蘭太郎 クリス むらびと
YUMA ゆめひめ おろさん 葉月
サタヌ 左右田和一 霜月凛 イヤミ
メカクッパ 残り29体
カードキー 残り18枚
そんなことはありません。サタヌ、残念でしたね。
次回、続々とOPゲームをクリアしていく逃走者達。しかし、その背後に黒い影…。メカクッパ破壊もそうですが、ハンターにも気を付けてくださーい!
- Re: 逃走中#CR05 はじまりの炎と紋章物語 ( No.20 )
- 日時: 2020/08/06 22:00
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: dSN9v.nR)
~学都プレロマ 南大通り~
キュベリアが素早くOPゲームをクリアした後、コツを掴んだのか数人がメカクッパを捕まえることに成功したみたいですよ!様子を見てみましょう。
ジャック「音を立ててはいけない、というのなら。気配を消して動けばいい。暗殺の基本だ。こんなの簡単だろ」
むらびと「(いつの間にかムシ取りアミを取り出し捕まえている)」 ※ムシではないのでやめましょう。
めう「めうが普段もちゃちゃで特訓してる成果が出ためう!こりがダミーでなければいいめうが…」
各々人のいない場所にメカクッパを投げ、破壊!軽い爆発を確認した後、投げた場所を見てみます。さて、カードキーは入っていたのでしょうか…?
ジャック「…ん?あの銀色に光っているカードでいいんだよな?ダミーじゃなくてよかった…」
むらびと「(銀色のカードが見つかり喜んでいる)」
めう「めうは運も絶好調なり!さっさとエリアに入って逃げやすい場所にスタンバイめう!」
どうやら3人ともカードキーを見つけることが出来たみたいですね!ハンターに見つかる前に扉を潜っちゃってくださーい!
ジャック「…よし、これでクリアだな。―――流石に今回は上司と神には邪魔させないぞ」 ※2人共エリアにいることを知りません。
むらびと「(前屈運動をした後、走り出した)」
めう「りんりんせんせー!ここで捕まったらめうが許さないめう!がんばるめうー!!」
芽兎めう OPゲームクリア
ジャック OPゲームクリア
むらびと OPゲームクリア
そして、彼らがクリアしたのを皮切りに続々とメカクッパからカードキーを入手する逃走者達!クリア者がどんどん増えていきます!
七海「うん、OK。おろさんさん、先に行ってもいいよ。ハンターが来ないか見張ってるから」
おろさん「協力してくれてありがとう!本戦でも頑張ろうね!」
七海千秋 OPゲームクリア
おろさん OPゲームクリア
凛「はんこ屋に言われなくても、クリアは当然よ。…それにしてもここの廃墟具合、中々好きよ」
アルル「やったー!ボクだってやる時はやるんだい!クリアだね!」
アルル・ナジャ OPゲームクリア
霜月凛 OPゲームクリア
サタヌ「こんなものか。呆気なさすぎて肩慣らしにもならん」
エーデル「やっと捕まえられたわ…。彼らが動けないエリアの端まで追い込んでやっとだなんて、彼らなかなかやるわね。今度クッパ殿と交渉して帝国の兵器に加えようかしら」
サタヌ OPゲームクリア
エーデルガルト OPゲームクリア
以上の6人がクリアし、残りの逃走者は10人となった。
ピリリ ピリリ
ミミ「何々?えーっと…『サタヌ エーデルガルト=フォン=フレスベルグ OPゲームクリア メカクッパは残り15体。カードキーは残り9枚だ。』わ、エーデルちゃんクリアしたんだ、おめでとー!って言ってる場合じゃなかった。残り10枚切ってるよ~!」
葉月「作者勢で突破できてるのおろさんさんだけじゃん!最悪作者陣が脱落って可能性もあるから急いで探さないと…!」
タイマー「角にたむろっているのを狙えば少しはこちらが有利になるかな…?やってみよう。ここで脱落は絶対に嫌だからね!」
残りのカードは9枚!ダミーは6体!まだまだ予断を許さない状況です。
クリス「…クレア殿。そこで何をしているんだ?」
クレア「しっ!クリスさん、静かにしてください!上手く行けば2体以上捕まえられるチャンスなんです!」
ゆめひめ「チャンスって…。既に1体に気付かれて逃げられてるけど大丈夫?」
クレア「えっ?……あぁーーーーっ!!!1体いなくなっていますーーー!!!」
メカクッパ『!!!』
ゆめひめ「今の叫び声でもう1体にも気づかれちゃったね…」
クレア「うぅ…。上手く行くと思ったのになぁ…」
バレバレの追跡をしているクレアに話しかけるクリスとゆめひめ。折角なら一緒にメカクッパを探そうと行動を共にしていたようです。
既に彼女の足音で1体いなくなっており、彼女がそれに大声を出したのに2体目も気付き逃げられてしまいました。あーめう。
ゆめひめ「なんだかあたし達が邪魔しちゃったみたいでごめんね?」
クレア「いいえ…いいんです。私がバレバレの追跡をしていたのですかr―――わっと?!服なんて掴んでどうかしたんですかクリスさん?!」
クリス「人ではない気配を感じた。ここは物陰に身を潜めた方がいいだろう」
クレアがとぼとぼとその場を去ろうとした瞬間、クリスが彼女の服を引っ張り引き寄せます。何事かと聞き返すと、人ではない気配を感じたから隠れようという提案が。
もしかしてハンターかもしれないと思った3人は、近くにあった壁を利用して物陰に隠れます。少しだけクリスが顔を覗かせてみると、そこには―――。
ハンターSA「…………」
クリス「やはりいたか…。思った通り、おれ達のいた方向に向かっていたな。あのまま見逃していればクレア殿が捕まっていた」
クレア「ひ、ひええ…。ハンターさんのことをすっかり忘れていました…」
ゆめひめ「メカクッパに集中するとハンターの警戒が薄まってしまうから、難しいよね…」
クリスの思惑通りハンターが近づいていました!幸いハンターに気付かれる前にその場から離れた為彼らが見つかることはありませんでした。間一髪。
ハンターが見えなくなったのを今一度確認し、3人は物陰から出てきました。
ゆめひめ「ねぇ、見て!あそこにメカクッパがまとまってる!彼らに分かる程度の音を出せば挟み撃ちできるんじゃないかな?」
クレア「ゆめひめさん、いいアイデアです!ハンターさんの歩いていった方向とは逆ですし、ハンターさんに音で気付かれないように音を出せばいいんですよね!任せてください!」
クリス「それじゃあ、3匹を捕らえるのはおれが担当しよう。2人はメカクッパが逃げ出さないように、道を塞いでくれ。おれが走り始めたら君達もおれがいる方向まで走ってきてくれ」
ゆめひめ「了解!」
なんと運の良いことでしょう。メカクッパが3体まとまって歩いているではありませんか。ゆめひめが『音を出してメカクッパが逃げた方向で挟み撃ちしよう』と提案をしました。クリスとクレアもその提案に乗り、時間も惜しいとクリスは反対方向へと向かって走り出しました。
メカクッパは彼の足音に気付いていないのか、未だにゆっくりと動いています。
クリスが向こう側の曲がり角から小さく手を振ったのを確認後、クレアが自前の笛を取り出しメカクッパに向かって鳴らし始めました!
クレア『そこの車両三名!車両点検を行いますので動かないでくださーい!!』(ピーっ!ピーっ!)
ゆめひめ「(もっと大きい音だと思ったけどちゃんと調節してる…)」
メカクッパ達『!!!』
作戦通り、メカクッパがクレア達の音に気付き、彼女達がいる方向とは反対に逃げ出しました!その隙をクリスは逃しません。逃げ道を塞ぐように全力で走ってきました!
それと同時にゆめひめとクレアも走り始めます。そして……?
クリス「これで…どうだ!!!」
クレア「こちらも1匹捕まえましたよー!」
無事3体捕獲ー!作戦が上手く行って良かったですね!早速捕まえた2体のうち、1体をゆめひめに渡します。
後は、この中にカードキーが入っているか、ですが…。それは投げてみないと分かりません。3人は同時にメカクッパを地面に投げました!すると…?
投げた3体があった場所には2枚の銀色に光るカードが。どうやら1体はダミーだったようですね。
クレア「3枚ありませんでした!くやしい…!」
クリス「ゆめひめ殿。クレア殿。カードキーは君達が使ってくれ」
ゆめひめ「えっ?そんなの出来ないよ!これが左右田とかイヤミだったら貰うかもしれないけど…。クリス、自分の言っていること分かってる?」
クリス「充分分かっている。おれ達が作戦を遂行している間にOPゲームを突破した者はいなかった。ということは、まだエリアに7枚のカードが残っているはずだ。―――大丈夫、すぐにおれも追いつく」
クレア「なんか死亡フラグ立てちゃってるみたいですけど大丈夫ですか…?あ、主人公だから大丈夫なのか」
ゆめひめ「逃走中はFEじゃないんですけどwww」
なんと、クリスは2枚のカードキーをクレアとゆめひめに譲ったのでした。恐らくマルスが同じことになっても同じ行動をしたでしょうねぇ。似た者同士です。すぐに追いつくと言い切り、彼女達と共に道が分かりやすい大通りまで向かった後、2人が扉に向かうのを見送ったクリスなのでした。
クレア「クリスさん、大丈夫でしょうか…」
ゆめひめ「大丈夫!あのクリスが言い切ったんだもん。クリアしてくれると信じて、あたし達は先に進もう!」
クレア「―――はいっ!」
クレア OPゲームクリア
ゆめひめ OPゲームクリア
ピリリ ピリリ
天海「おや?またまた通知っす。『クレア・スチーブンソン ゆめひめ OPゲームクリア メカクッパは残り12体。カードキーは残り7枚だ。』 残り7枚…。急いで見つけないと取り残されてしまいます」
YUMA「移動したいが行った先々にハンターだな…。中々メカクッパも見当たらないし、ここは大胆に行くべきか?」
左右田「随分ヤバい状況になってきたじゃねーか。初っ端確保だけは絶対に嫌だ!!!」
【OPゲーム 進捗状況】
◎OPゲーム クリア者 12名
エーデルガルト 芽兎めう
七海千秋 キュベリア
アルル クレア ジャック
むらびと
ゆめひめ おろさん
サタヌ 霜月凛
●OPゲーム 未クリア者 8名
ミミ
タイマー
天海蘭太郎 クリス
YUMA 葉月
左右田和一 イヤミ
メカクッパ 残り12体
カードキー 残り7枚
残りのカードキーも早くも7枚。残っている8人の逃走者の中から必ず1人脱落者が出る状況。メカクッパの数も減ってきた中、逃走者達はどう動く?!
次回、OPゲーム完結!
- Re: 逃走中#CR05 はじまりの炎と紋章物語 ( No.21 )
- 日時: 2020/08/07 22:00
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: dSN9v.nR)
~学都プレロマ 南大通り~
タイマー「ミミちゃん!あれ!角にたむろってる!今なら素早く動けば捕まえられるんじゃないかな!」
ミミ「ナイスだよタイマー!よーし、フィッティングルームの攻防で身に付けた瞬発力見せてやる!!」
タイマー「え、もしかしてミミちゃん。今でも衣装合わせの時ヴィルヘルムさんとジャックくんを追いかけ回してたり…」
ミミ「するよ勿論!だって2人共『衣装合わせする』って時にだけ全力で逃げるんだもん!」
自信満々気に言うところじゃないと思うんですけどー。それはともかく、角に固まっているメカクッパを発見した2人。逃げられる前に捕まえようと早速近付きます。
…まぁ今更なので説明しておきますと。ミミニャミ、ファッションの話の時だけジャックを上回る瞬発力を見せるんです。そのせいで今まで何度上司と部下が悲鳴をあげたか。誰が言ったか、MZD曰く『フィッティングルームの攻防』と呼ばれています。
それで身に付けた(?)瞬発力を生かし、素早くメカクッパの背後に回りキャッチ!そのまま片方のメカクッパをタイマーに渡しました。
ミミ「気付かれる前に捕まえたから問題ないよ!」
タイマー「ミミちゃんにもカッコいいところ見せたかったなぁ…。まぁいいや。ありがとうミミちゃん!後は…中にカードキーが入っているのを祈るだけだね」
ミミ「大丈夫!わたしもタイマーも運は良い方だって思ってるから!よーっし、いっくぞー!それいけー!!」
タイマー「えーいっ!!」
この仮は本編で返そうとタイマーが思った後、2人同時にメカクッパを地面に投げつけました!爆発した跡から現れたのは―――。
ミミ「あった!カードが2枚!良かったー、ダミーじゃなくて!」
タイマー「さっすがミミちゃん!それじゃ早速エリアの中へ行こう!」
こんなところでへこたれるうさみみ2人ではない!お見事、カードキーゲット!
その勢いのまま扉をくぐり、OPゲームをクリア!本戦も頑張ってくださいね!
ミミ OPゲームクリア
タイマー OPゲームクリア
その後……。
天海「ふぅ、ダミーを何個か割ってしまいましたが何とか見つけられて良かったです。初っ端確保は回避出来ましたね」
クリス「…よし、これでおれもOPゲームクリアだ。本戦も気を抜かずに走り抜くぞ」
葉月「かなり後半の方になっちゃったけど、最後じゃなくてよかったー…。最後まで残るのって何か『某料理の値段で争う番組』のトントンタイムを思い出すんだよね」
天海くん、クリス、葉月の3名がメカクッパからカードキーを入手し、OPゲームをクリアしました。
ピリリ ピリリ
~学都プレロマ エリア内~
エーデル「通知ね。『葉月 OPゲームクリア メカクッパは残り4体。カードキーは残り2枚だ。』 ということは、後3人があのエリアに残っているという訳ね」
ゆめひめ「イヤミと左右田両方残ってそう…。大方の予想通りどっちか初っ端確保されそう…」
ジャック「俺の記憶違いでなければ、作者も全員OPゲームクリアしてないんだよな。まさか…いやいや、最悪の事態は考えないようにしないと」
キュベリア「すぴー……すぴー……zzz」 ※爆睡中
いよいよOPゲームも終盤戦。残っている逃走者は……。
イヤミ「シェっ?!ラス3になんて残りたくなかったザンス!さっさと探すザンスー!!」
左右田「マジかよ?!いや、だがダミーとカードキー入りのメカクッパの確率は半々。まだ俺にも勝ち目はある!」
YUMA「想定では既にOPゲームクリアしている手筈だったんだがな…。どこで道を違えたんだ?」
イヤミ、左右田くん、YUMAの3名!前者2人は案の定というべきか。そして以外にも作者勢が全員クリア出来ておりません。
果たして結果はどうなるのでしょうか…。
~学都プレロマ 南大通り~
おっと?早速メカクッパを見つけた逃走者がいたみたいですよ!様子を見てみましょう!
イヤミ「いたーーー!!!第一メカクッパ人発見ザンス!!」
どこの日本○島ダーツの旅ですか。そんなツッコミはさておき、どうやら今までメカクッパを見つけられていなかったらしいイヤミ。そんな彼がやっとの思いでメカクッパを発見しました。
足音で気付かれないようにそろり、そろりと近付きます。そして……。
イヤミ「捕まえたザンスー!まぁ~たっく手こずらせて。お前なんかこうザンス!!」
早くOPゲームをクリアしようと半ば乱暴にメカクッパを振り落とすイヤミ。まさか自分がここまで残るとは思っていなかったのでしょうね、きっと。
爆破した中から出てきたのは――――――
イヤミ「あった!あったザンス!!しめしめ、これであのカオス三姉妹をぎゃふんと言わせるザンス!必ず逃走成功するザンスよーーー!!!」
お見事ー!カードキーありのメカクッパを引き当てました!最初に散々コケにされたのが余程悔しい様子。…ぎゃふんと言わせられるか見ものです。頑張ってくださいね!
イヤミ OPゲームクリア
ピリリ ピリリ
左右田「は?!通知?!えっと…『イヤミ OPゲームクリア メカクッパは残り3体。カードキーは残り1枚だ。』 オイオイオイオイ!!あと1枚ってマジかよ…!!」
YUMA「イヤミより先に取る自信はあったんだが…。となると、残っているのは左右田と私なのか。―――本戦にすら進めないなんて屈辱は味わいたくない。あいつにだけは絶対に勝つ」
左右田「YUMAさんには悪いけど、俺も初っ端確保は嫌なんだよ!俺がOPゲームクリアするぜ!」
残りは左右田くんとYUMA。エリアに入ることが出来るカードキーは残り1枚。2人のどちらかが、ここで脱落となってしまいます。
さて、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか。
左右田「―――なんだアレ。あのちょこまかしたのろい動き…。メカクッパ?!いや、そうでなくてもここは賭けに出るしかねえ!」
YUMA「いた。メカクッパ。ダミーを引いてしまうかもしれないがなりふり構っている時間は無い。もたもたしている間に左右田にカードキーを取られては元も子もないんだよ!」
左右田くんとYUMA、同時に別のメカクッパを発見!見つからないように近付き―――キャッチ!逃げられない様に両手で持ったり、足を掴んでさかさまにしたり。
さぁ、これを壊すことで2人の運命は決まるかもしれません!どっちもダミーかもしれません!勝利の女神が微笑んだのは―――?
左右田「おりゃーーーっ!!!」
YUMA「そらぁーーーっ!!」
2人同時にメカクッパを地面に投げつけました!結果は――――――?!
左右田「―――あったぁーーーーーー!!!この銀色のカードキーがそうなんだよな?!よし、ハンターに見つかる前にエリアに急ぐぞーーー!!」
勝利の女神が微笑んだのは……左右田くん!!確かに彼が投げたメカクッパの爆破跡に銀色のカードキーが転がっています。周りにハンターがいないのを確認し、左右田は素早く扉へと急ぎます!
左右田「これをこうして……と、初っ端確保は回避できたぜ!このまま逃走成功目指して全速前進、だな!」
扉が開いたのを確認した後、彼は勢いよく扉の向こうへ走って行ったのでした。
と、いうことは……?
ピリリ ピリリ
めう「めう?!なんかきたー!『左右田和一 OPゲームクリア メカクッパは残り0体。カードキーは残り0枚。よって、OPゲームを終了する。逃走者の諸君、お疲れ様でした』 遂にOPゲームが終わっためう?!あ、あり?だりがあのエリアに取り残されてるんだっけ?」
クレア「続きがありますね。『なお、これより『南大通り』に残っている逃走者の位置情報がハンターに通知される。OPゲームをクリアした逃走者はその場で待機すること。』 ありゃりゃ…遂に脱落者決まっちゃったんですねぇ…」
OPゲーム終了の通知と共に、脱落者の位置情報が南大通りにいるハンターに送信!確保する為ハンターが走り出します!!
~学都プレロマ 南大通り~
YUMA「おかしい。2体壊してもカードキーが見つからない…。確率的には2回目の方が高いはずなんだが…」
何かおかしいと気付き始めてももう遅い。やっとのことで通知音に気付き、スマホで通知を見ます。結果を見た途端…。彼女から表情が抜けました。
YUMA「―――は?嘘だろ?」
いくら嘆いても決まったものは覆りません!彼女の位置情報は既にハンターに知られています。逃げ場所もありません。
ハンターの近付いてくる音に気付きせめてもの抗いで逃げ出しますが、後の祭りです。
ハンターSA「…………!!!」
ダッダッダッダッダ!!!!
ROCK ON 【YUMA】
ピーーーーーーーーーーーー
YUMA「位置情報も知られてるのかよ…!」
そりゃ隠れられたりでもしたら困りますからね、その対処です。YUMAの走力ではハンターを撒くなんて出来ません。あっという間に差は縮まり……。
ポンッ
YUMA 確保 残り19名
YUMA「リベンジどころの話じゃなかった…」
まさかの2大会連続で作者陣が初っ端確保!スペシャルだからってハンターは本気出さなくてもいいんですよ?!
最後の最後に運が悪い2人に逆転を許してしまいましたね。
ピリリ ピリリ
サタヌ「『YUMA 確保 残り19名』 成程な。駆け引きに打ち負けたのか」
おろさん「わわ、あの人最後ら辺まで残ると僕思い込んでた…!何が起こるか分からないなぁ今回」
むらびと「(意外な人が脱落したと驚き、焦っている)」
天海「あちゃー…。2大会連続で作者陣初っ端確保ですね。これは不運の星に愛されているのではないでしょうか。あれ、まだ続きがありますね。
『これより30秒のカウントを開始する。逃走者達は各自逃走の準備をせよ』 いよいよ始まるんですね」
ミミ「何はともあれお疲れ様だよ!スペシャルだからか緊張するよー…」
ゆめひめ「頑張らなきゃ!せめて前半は乗り切ろう!」
葉月「カオスな話出来る人が1人減っちゃった…。なんかギャグ調に転がったりしない?」 ※しないと思います。
凛「…これから誰が滅びゆくのか…。楽しみね。私もそれを見届ける為に出来るだけ生き残れるように動くわ」
エーデル「―――勝利は我ら逃走者の手に!!必ず『逃走成功』してみせるわよ!!」
またもやとんでもないスタートを切った逃走中!しかし、実力者だらけの逃走中。誰が脱落してもおかしくない状況の中での衝撃のスタートでしたね。
30秒のカウントを緊張感に変え、いざ本戦開始です。…さて、今回はどんな結末になるんでしょうか。お楽しみに!
- Re: 逃走中#CR05 はじまりの炎と紋章物語 ( No.22 )
- 日時: 2020/08/08 06:24
- 名前: YUMA (ID: w4lZuq26)
ユマです。OP完結...
ってそんな。開始早々にリタイア...リベンジ出来ると思っていたら不意打ちの落とし穴とは。リベンジ所じゃないでしょ。こういうモノは初めてなので足を引っかけられるのも良い経験だったりします。
完全にこの先のメインゲームが想定出来ない事態になってきたな、顛末はどうなるか。フィールドに関して詳しくは次回以降ですが。
では失礼しました
- Re: 逃走中#CR05 はじまりの炎と紋章物語 ( No.23 )
- 日時: 2020/08/08 15:38
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
どうも。おろさんです。
なんだかんだで逃走中がスタートしましたか。ていうか前回同様OPゲームで早速作者陣の確保者が出てしまいましたとは・・・
OPゲームに登場したメかクッパ・・・何ヶ月か前にマリオメーカー2で誘導ミサイルとかレーザー放てるタイプが登場したのを思い出しましたなぁ・・・。
・・・今回は前回の道化師の行動でかなりストーリー等に変化がありそうですが・・・とりあえず、この回でそちらのおそ松とエクラが助かってほしいものですが。
・・・なんだかんだで、次回も楽しみにしています。
それでは、失礼しました。
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