二次創作小説(新・総合)
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- MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(完結)
- 日時: 2021/12/19 14:51
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【見せかけじゃない!本当の力で今度こそ『誰か』に勝ちたい!!】
『元ストーリー』
ウマ娘 ~プリティーダービー~ アオハル杯
どうも、メタルメイドウィンです
MMオールスターは『MMトースターに投稿予定だったが規模や内容が大きいと脳内で判断』した場合に個別で投稿するシリーズものとなっております
【注意】
基本的に初見でも楽しめるように書きたいですが、全体的に続き物なので過去作のネタが多めです
少なくとも『りりすたーと!』でたくっちスノーがトレーナーになる話は事前に読んでおいて下さい
ウマ娘がメインだけど色んなキャラ出るよ
『MM○○中』のノリで見てください
作者募集中 >>5
登場者
エイジア >>6
モンブラン博士 >>9
ヤード >>10
月詠 >>21
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.64 )
- 日時: 2021/11/08 21:50
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
……雪はライスシャワーと別れたあと、ブルーメンと話をする
雪
「兄さん」
ブルーメン
「なんだ、もう1人の妹よ」
雪
「ライスちゃんから聞きました、あなたってライスちゃんと長い付き合いで家族とも縁があるんだね」
ブルーメン
「ああ、俺はお兄ちゃんとして常にライスの最善を導いてきた」
雪
「……でしたら、今後の事をしっかり考えましょう」
ブルーメン
「というと、ライスシャワーはレースに出るように考え直させたのか?」
雪
「いや、今の彼女ではレースどころではないよ………レース以前に走ることにトラウマを覚えている」
雪
「彼女が走るといつも皆の体調が悪くなるっていうの、何か分からない?」
ブルーメン
「いや特に……そんな症状が出るような走り方をしてるわけじゃないしな……ただライスシャワーには悪いことをしてると思ってる、トレーナーとしては全力で走ってくれればそれでいいと思っているんだが」
雪
「……お兄ちゃんとしてはそうもいかないみたいな?」
ブルーメン
「そうだな……もうずっとライスシャワーが楽しそうにレースをしている姿を見ていない」
雪
「じゃあどうすれば……」
ブルーメン
「お前ならできるだろ?妹よ」
雪
「何ができるんですか!私はあなたの義妹である以前にサブトレ(ちゅ)」
ブルーメン
「こういうことだ」
ブルーメン
(キス)
雪
「〜!?」
その時雪のセコムが現れた
たくっちスノー
「ちょっとよろしいですか?殺すね☆」
大地
「多分俺が親父なら30回くらい殺してた」
Sonic.exe
「いくらAIのべりすとでもこれは許されない」
ブルーメン
「えっ」
3人はブルーメンの体を掴み、どこかへと消える
雪
「海斗君と王さまにしかした事ないのに…………」
……………
たくっちスノー
「あーびっくりした!!お前そういう奴だったのか!!」
Sonic.exe
「油断も隙もないなこのケモノ野郎、井戸の中に沈めてやりたいぐらいだ」
アロン
「そうだそうだ!同じ兄として恥ずかしく思うぞ!!俺もスクイーズしたいけど!!」
大地
「誰ですかアンタ!?」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.65 )
- 日時: 2021/11/08 23:32
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
……そして、ついにこの時が来た
たくっちスノー
「ルドルフさん、悪いけど2週間後はトレーニングは出来ない」
シンボリルドルフ
「そうか、何をする気だい?」
たくっちスノー
「…………ええ、実はだね」
たくっちスノー
「そろそろ俺も出ようと思ってんです……大会。」
たくっちスノーはシンボリルドルフのトレーナーをやっている他、エグゼ杯の特別枠として走ることになっている。
その時の為に、彼はここまでスケジュールまで組んでトレーニングをしていたわけなのだから
シンボリルドルフ
「一応聞いておくが、勝つ自信は?」
たくっちスノー
「分からない、仕事で逃走中にはよく出ていたが勝てたことは無い………素人だったあの頃よりはマシになってるはずだが」
そんな彼に、後ろから声をかけるものが一人いた。そう、それこそがあの男である
ハルウララ
「あれ?会長のトレーナー!」
たくっちスノー
「ん?なんだお前か」
ヤード
「お前だじゃないだろ、俺の担当だぞ」
たくっちスノー
「悪い悪い、俺になんの用?」
ヤード
「通りかかる途中聞いたが、お前遂に大会出るそうだな。それも特大のイベントに参加するんだってなぁ」
たくっちスノー
「まあな……」
ヤード
「おら!見せてみろよタイム!!」
たくっちスノー
「馬鹿が!俺一応理事長代理側だぞ!なんでライバルなんかにタイム教えにゃならんのだこのさくらぷりんが!!」
ヤード
「はー!?やるぞオラやるぞ!?覚えたてのメイドウィンブラスト『上級』やるぞ!?」
シンボリルドルフ
「少し落ち着いてくれないかいい歳して………それで、どんなレースに出る気なんだ?」
たくっちスノー
「マイルだ、1200mのやつね」
シンボリルドルフ
「ふむ……確かに距離は足りるが、君でもそれは無理だろう、経験もないはずなのに何故マイルなどと言うのかな?」
たくっちスノー
「中距離長距離じゃ体力の多い俺に有利すぎる、短距離でやっても特別速いわけじゃねぇ、なら間をとってマイルといったところだ」
シンボリルドルフ
「なるほど………適材適所、君なりに考えてマイルを選んだならそれでいい」
たくっちスノー
「見てろ!1着とは言わずともいい結果残してやるからよ!」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.66 )
- 日時: 2021/11/09 08:22
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
エイジア
「へー、たくっちスノーが遂にレースにな」
灰作
「どんな走りをするもんか気になるものだが………」
藍極
「そうは言うがそれどころではない!!」
藍極
「まさかの担当が補習テストだ!!」
藍極
「訓練キャンプの日の間に期末テストがあるとは知らなかった!!よもやよもやだ!!」
灰作
「まぁウチのタキオンやアンタのスズカは優秀だしテスト自体は問題ないけどよー」
藍極
「問題はバクシンオーだな!!!」
エイジア
「こないだの小テスト何点だったか」
藍極
「5点!!!1番低い点数だ!!何故そんなに問題が解けんのだ!?」
灰作
「あいつ馬鹿だからなー」
エイジア
「そうだな、あいつが10点以上取ってるところ見た事ない」
エイジア
「藍極お前レンジャー部隊だろ?勉強教えるくらい出来ないのか?」
藍極
「YWMは百合専門のレンジャーだぞ!!!一般教養など知ってるはずないだろ!!!」
灰作
「いやまーそりゃそっか……なんかすまねぇ……」
藍極
「いいのだいいのだ!!謝らなくて!!」
藍極
「それよりバクシンオーの方だ!!どうすれば良いと思う!?」
灰作
「んーそうだなあ……バクシンオーって見たところ馬鹿だが覚えられんってタイプじゃなさそうだ」
エイジア
「そうなのか?」
藍極
「ああ!!俺のトレーニング内容はしっかり覚えているし成功しているからな!!」
エイジア
「となると………バクシンオーの事だから………」
エイジア
「問題見ずにマークシート書いてるとか?」
灰作
「ここまで来ると薬で頭良くするよりはラッキーウーマンにした方がよっぽど成果出そうだな」
藍極
「とにかく俺はもうお情けで3回も補習付けさせてもらっている!!」
藍極
「そんな訳で彼のレースに参加することは出来ない!!そう伝えておいてくれ!!」
エイジア
「お、おう………」
ヤード
「ん、お前らの担当補習受けてるの?」
灰作
「あ、ヤードか………ハルウララってどうなの?」
ヤード
「期末も補習も35点近くだけど」
エイジア
「…………バクシンオー見たあとだとまだマシに見えてしまう」
灰作
「どっちにせよ単位取れてないけどな」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.67 )
- 日時: 2021/11/09 22:43
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そしてレース当日。
たくっちスノー
「ついにこの時が来たぜ!!」
いよいよエグゼ杯開催発表以来のたくっちスノーの初レースが始まる。
今回のことは今までの結果の確認になる為、関係者も続々と集まっていた
もちろん彼女も
シンボリルドルフ
「…………」
雪
「たくっちスノー、本当に走るんだね……」
灰作
「というかルドルフは出ないんだな」
シンボリルドルフ
「私も出るつもりでいたが、この大会はウマ娘は参加出来ないとあった」
藍極
「たまにあるやつだな!!」
………
そしていよいよレースが始まる
たくっちスノー
(俺は今日、絶対にマガイモノチェンジを使わない)
たくっちスノー
(これまでの数週間の努力と自分の足だけで………走りきってやる)
たくっちスノーはゆっくりとゲートに近づき……
今始まる!!ガコン!!!!(選手達が一斉に飛び出す音)
たくっちスノー
「おりゃあああああ!!!」
たくっちスノーはしっかりスタートダッシュを決め、マイル1200mを飛び出していく
何の小細工も無しに、次々と相手を追い抜かしていく………!!
雪
「す……凄い!!たくっちスノー……!!目に見えて動きがいいし、凄く速くなってる!!」
灰作
「これが本来のあいつってわけね」
藍極
「これがマガイモノの王の力なのか!!」
しかしまだ序盤、このレース最大の山場を迎えることになる……!!
このレース場は建築ミスでカーブ部分が狭く、最後の直線の前に高低差のあるコーナーがあるのだ。
これを上手く曲がらないと大きくロスしてしまうことになり、逆に上手く走れればトップスピードを維持したまま駆け抜けることができるかもしれない。
その難所に差し掛かる頃には最初の2人が先頭争いを始めている展開になっていた。
たくっちスノー
(今からあいつらを超えるのは難しいが………だが!!)
たくっちスノー
(このレース場の仕組みは何回も見てきたんだよ!!!)
最終コーナー、足の動きを整えスピードを落としきらずに直線に突っ込み………ゴールへと入った!!
雪
「やった!!勝った!!」
藍極
「おお!!3着だぞ!!」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.68 )
- 日時: 2021/11/09 23:19
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノーは初レースながら3着で入着という結果を残した
雪
「やりましたね!ルドルフさん」
シンボリルドルフ
「ああ………」
シンボリルドルフ
(まだ1回目……運も絡んでいるが、始まりにしては上出来と言えるものだろう)
シンボリルドルフ
(このペースを維持すれば、エグゼ杯本戦でトレーナー君が私と戦うというのも詭弁では………)
と、シンボリルドルフは会場全体の様子が変なことに気付く
シンボリルドルフ
(……おかしい、今、選手達が表彰されてるじゃないか)
シンボリルドルフ
(どうしたと言うんだ!?トレーナー君は3着だぞ!?何故誰も祝福の拍手を送らない!?)
シンボリルドルフが周りを見渡しても、勝利したたくっちスノーを祝福しているのは自分とその周囲の関係者だけ それ以外の全員が沈黙したままだった。
灰作
「おいルドルフ。そろそろ行くぞ」
シンボリルドルフ
「あ、ああ」
………
そして勝負が終わり、メッキで出来た極めて雑な銅メダルを持ってたくっちスノーが出迎えられてやって来る
たくっちスノー
「お、皆俺の走り見てくれたの?ありがとなー!ルドルフさんも居たならもっと本気出したのに!」
藍極
「そうか!!あれが本気に見えたのだがな!!」
シンボリルドルフ
「………トレーナー君、あれは一体」
たくっちスノー
「いいよ気にしなくて、俺なんてそんなもんだ」
シンボリルドルフ
「…………」
……翌日 シンボリルドルフのトレーナー室に、一人の来訪者がやってきた 。
たくっちスノー
「これはこれは理事長代理!」
理子
「失礼します、この間のレースは私も拝見しました」
理子
「ウマ娘と共に走るという貴方の姿勢も本気と受け取りました」
たくっちスノー
「いや……まだ俺なんてルドルフさんに比べたら未熟で……」
理子
「それより」
理子
「生徒会……貴方の担当より不審なことをお聞きしました」
理子
「3着に入着した貴方に祝福はなかった」
たくっちスノー
「……………全く」
たくっちスノー
「いいですよ、隠し通してたわけじゃないので話します、俺の事」
たくっちスノー
「先に言うと、この事は秋川やよい理事長は知ってるんで」
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