二次創作小説(新・総合)
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- MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(完結)
- 日時: 2021/12/19 14:51
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【見せかけじゃない!本当の力で今度こそ『誰か』に勝ちたい!!】
『元ストーリー』
ウマ娘 ~プリティーダービー~ アオハル杯
どうも、メタルメイドウィンです
MMオールスターは『MMトースターに投稿予定だったが規模や内容が大きいと脳内で判断』した場合に個別で投稿するシリーズものとなっております
【注意】
基本的に初見でも楽しめるように書きたいですが、全体的に続き物なので過去作のネタが多めです
少なくとも『りりすたーと!』でたくっちスノーがトレーナーになる話は事前に読んでおいて下さい
ウマ娘がメインだけど色んなキャラ出るよ
『MM○○中』のノリで見てください
作者募集中 >>5
登場者
エイジア >>6
モンブラン博士 >>9
ヤード >>10
月詠 >>21
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.54 )
- 日時: 2021/10/27 23:36
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノーは、教室に成分を1滴付ける
たくっちスノー
「くそっ、なんで管理派の俺があいつらの手助けしなきゃなんないんだ………ブラックコンタクト!」
たくっちスノーは成分に目をつけて、窓から抜け出していく
ちょうど、理子とリトルココン達が現れたところだ
理子
「リトルココン、ビターグラッセ……今回の課題は、トレセン学園でも話が尽きない『四足歩行』の相手の仕方についてです」
グラッセ
「ああ、いずれオオカミみたいなのとやり合うんだろ?時空は広いから」
ココン
「ウマ娘達は4本足の生物の速さに追いつけないなんて邪推をする人までいる」
理子
「トレーナーとウマ娘の実力が離れてない限り必ず負けるなんてことはありません」
理子
「2足は2足、4足は4足で足の多さが強さに直面することは無いのですから」
グラッセ
「どうもしっくり来ないんだよなー、どうすればいいかなトレーナー」
理子
「では仮に二足歩行をバイク、四足歩行を車とします」
理子
「バイクと車はどちらが速いですか?」
グラッセ
「場合によるけど……大体は車じゃないの?」
理子
「はい、なら車はバイクの上位互換か?と言われるとそうではありません」
ココン
「そうね、バイクに出来て車に出来ない事もある」
グラッセ
「それってなんだ?」
ココン
「まず第一にサイズ、車は大人数を乗せる以上大きく広がる形をしているから狭い道を通れず激突する、バイクは1人乗りで細身だから車が通れないところでも通る」
理子
「これを自分たちに当てはめるとどうなりますか?」
グラッセ
「………あっ、分かった!!四足歩行は足幅の分体が横に長いから人よりも狭い道……選手達をくぐり抜けることが難しいってことだな!」
理子
「このように二足歩行にも長所があり、四足歩行にも弱点がある」
理子
「『全てに勝てる』『全てに負ける』ものは存在せず、自分は相手に比べ何が優れているかを把握すれば………」
理子
「自ずと勝ち筋は見えてきます」
…………
言葉を聞いていたたくっちスノーは……
たくっちスノー
「………理事長代理、その言葉をもっと早く聞きたかったぜ………そうしたら俺達は、時空犯罪者になんて……いや、その頃の俺達は納得したのかなぁ……」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.55 )
- 日時: 2021/10/28 07:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
別の日、一同はサイレンススズカの時空GI『ヘラクレイオスカップ』に参加していた
サイレンススズカは現在3着で最終コーナーにさしかかる
藍極
「行け!!走れ!!」
エイジア
「突っ切れ!お前は速い!」
雪
「頑張って!!」
スズカは少しずつ距離を詰めようとするが、前方の2人を越えられず………
………
サイレンススズカ
「すみません、トレーナー」
エイジア
「気にするな、次はもっと上手くやればいい」
雪
「………また1番になれなかったね」
シンボリルドルフ達の時空有馬以来、ウマ娘は時空ステークスで1着という結果を残していなかった
ヤード
「最近の戦績どうだったっけ………」
藍極
「サクラバクシンオーはココ最近3着から4着の往復!!アグネスタキオンも大抵5位ぐらいだな!!」
灰作
「しかもリトルココンやビターグラッセの奴らですら1着取れねーってことがあるらしい」
エイジア
「………やはり問題は」
藍極
「パワーが足りない!!」
そう、速さでは他生物に勝るところもあるのだが………相手の後ろを通り抜けるだけのパワーがイマイチ欠けていたのだ
月詠
「あの~、パワー不足と言われてもウマ娘も結構じゃないですか?」
藍極
「それはそうだ!!俺達はトレーニングを怠らず、彼女達の筋肉を鍛えている!!だがそれでも他の種族と比べるとどうしてもパワーが劣ってしまうんだ!!」
灰作
「ドラゴニュートとか巨人みたいなバケモンとも相手してるからな………」
藍極
「そこでだ!俺は特別なトレーニングをすることにした!!」
雪
「それってもしかして…………」
藍極
「そう!!上からの許可が出た!!」
藍極
「YWMの特別訓練をウマ娘に行う!!」
灰作
「わ……YWMの!?」
月詠
「特殊部隊の技術をやらせるんですか!?危なくないです!?」
藍極
「サクラバクシンオーはやると言っていたぞ!!お前たちもどうだ、やらないか!?」
サイレンススズカ
「………やります!」
雪
「……ライスシャワーにも聞いてみる!」
灰作
「俺もタキオン引っ張ってみっか」
ヤード
「俺は今回はパス、ウララには危なそうだ」
藍極
「決まりだな!!」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.56 )
- 日時: 2021/10/28 08:07
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
藍極
「YWM5つの誓いっ!!」
藍極
「1つ!!百合の間に入ろうとする汚いおっさんやチャラ男は、殺せ!!」
藍極
「2つ!!百合とレズを混同する者も、殺せ!!」
藍極
「3つ!!カプ厨論争は、決してしない!!」
藍極
「4つ!!百合に生きる全ての者を、愛せよ!!」
藍極
「5つ!!我々には、百合を見る権利はなく、ただ守るためにある!!決して深入りするな!!」
藍極
「以上!!」
灰作
「………俺たち絶対それ復唱しないからな」
藍極
「気にするな!!俺が勝手にやってるだけだ!!」
一同は藍極に連れられて、別世界の森へと来ていた
たくっちスノー
「あのYWMの訓練が出来るって聞いたから参加したけど、なんだよこれ」
藍極
「さて、このくらいでいいだろう!!」
藍極
「ではYWMの訓練を始める!!」
藍極
「まず最初にこれを持て!!」
藍極はリュックサックに入れていた木刀を1個ずつ取り出す
灰作とアグネスタキオンが握ると、ずんっと肩に重みがのしかかる
灰作
「おもっ!!これ本当に木刀か!?」
藍極
「俺が使う刀のレプリカだ!」
藍極
「君たちはそれを握り、ここにある木を一振で切り落としてもらう!!それが訓練だ!!」
たくっちスノー
「はあああ!?」
シンボリルドルフ
「た、確かに力は付くかもしれないが………」
雪
「思ったより脳筋だった………」
藍極
「まず俺が見本を見せよう!!」
そう言って藍極は木刀を持ち、近くの木に目掛けて………
藍極
「………守の呼吸、伍の型!『逆風・大波浪』!!」
藍極の木刀は一振りしただけで、まるで台風のような暴風が吹き荒れる
藍極
「ふぅ…………こんな感じだ!!」
たくっちスノー
「すげぇー!!これがYWMの力なのか!?」
藍極
「これでも杏寿郎の炎の呼吸には劣るがな!!守の呼吸は風の派生である以上比較にならんかもしれんが!!」
サイレンススズカ
「これってウマ娘にできるように考えられてるんですか……?」
サクラバクシンオー
「勿論です!!私は数日前からこの訓練を受けていますが、先日ようやく切り落とせるようになってきました!」
藍極
「ノルマは全員合わせて100本だ!!」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.57 )
- 日時: 2021/10/29 06:44
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「ふんぎゃろ!!」
たくっちスノーらトレーナーは言われるがまま、木刀で木を切り落とそうとするが、斬るどころか傷すらつく気がしない
たくっちスノー
「どうなってんだよこの木は!!」
藍極
「当然だ!!時空列車なんかに使われる鋼並に硬い木を相手にしているからな!!」
灰作
「普通こういうのってちゃんとした木でやらない?」
藍極
「それでは訓練にならないだろう!!」
たくっちスノー
「ならこれでどうだ!?」
たくっちスノーは木刀を使わず所持していた刀で切り落とす
エイジア
「おいずるいぞ!ドクロ丸は使うな!」
たくっちスノー
「うるせー!こんなもんで出来るか!!」
藍極
「甘いな!!この木刀はそこらの刀より切れ味がいいぞ、こうするんだ!!」
藍極は木刀で鞘に刀をしまうような動きをして、居合切りの構えを取る
藍極
「守の呼吸 弐の型 亀払い!!」
力強く抜いて木に放つと、切れるというやりは砕けるような形で倒れていく
たくっちスノー
「えぇぇ………………」
藍極
「これでもまだ弱い方だぞ?もっと強い技もある!!」
たくっちスノー
「マジかよ………………そんなんアリかよ………………」
エイジア
「お前も生々流転とか使えるだろ」
たくっちスノー
「なんかこの流れで使ったら負けな気がするの」
藍極
「サクラバクシンオー達を見ろ!!俺のように守の呼吸を使わなくても切り落としているぞ!!」
ウマ娘達の方を見ると、自分たちに比べペース良く木を倒していくのが見えた
サクラバクシンオー
「ちょわー!!」
灰作
「バクシンオーでもあんなに出来るのにってなるとちょっと凹むな」
たくっちスノー
「あっ本当だルドルフさんすげぇ!何をどうしたんだ!?」
シンボリルドルフ
「振っていくうちに段々感覚が掴めてきた、闇雲に斬ろうとしても意味が無い」
たくっちスノー
「ゴメンちょっと教えて」
ルドルフ
「分かった」
ライスシャワー
「お、重い………」
雪
「大丈夫?ライスちゃん……ほら、一緒に持とうか」
雪はライスの後ろに回って腕を握り、一緒に木刀を持ち上げる
藍極
「尊い!!尊い!!尊い!!」
藍極
「百合はいいぞ!!」
- Re: MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(作者募集中) ( No.58 )
- 日時: 2021/10/30 15:24
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そして、一同は木を粗方切り倒して………
藍極
「よし!!上半身の運動は終わり!!後は下半身の動きだ!!」
たくっちスノー
「まだなんかあるのかよ!?」
藍極
「バスに乗るぞ!到着まで休憩だ!」
………
そして藍獄は、1面海が見える絶景の崖へと皆を案内する
エイジア
「へー、オシャレなところだな」
灰作
「サスペンスの最後の場面で犯人を指名する所みたいだな」
エイジア
「なんでムード良くしたのに変な方向行かすの?」
シンボリルドルフ
「それで、下半身のトレーニングというのは?」
藍極
「全員、これを付けろ!!」
藍獄は人数分のジャケットを用意し、一同はそれに着替える
その間に藍極は大きな器具を用意する
ヤード
「お、おい!!それって!?」
藍極
「ああ!!これはハンググライダーと言ってな!!足の勢いだけで高所から飛んで滑空するものだ!!」
たくっちスノー
「そういうの聞いてるんじゃねぇんだよ!!まさかトレーニングって!!」
そう言って彼はハンググライダーとセットになっているヘルメットを被る
藍極
「さあ、行くぞ!!! 」
一同
「えっ?」
藍極
「いっくぞぉおおおおおおおおおおおお!!!!」
藍獄とサクラバクシンオーはハンググライダーを構えて崖から海へと走り出す!!
藍獄
「俺に続け!!バクシンオー!!」
サクラバクシンオー
「はい!!!」
そう言ってバクシンオーも後を追うように飛び立つ!!! 一同 ゴクリ…… 藍極…………………… 藍獄…………………… !!
たくっちスノー
「やりやがった!!あの野郎!!マジでやりやがった!!」
シンボリルドルフ
「ど………どうする?我々も飛ぶか?」
灰作
「なぁこれ結構高くない?」
アグネスタキオン
「私は嫌だぞ」
一同が双眼鏡で行方を確認すると、スイスイと優雅に飛んでいるのが見えた
ヤード
「…………あ、すげぇ………結構飛んでる」
灰作
「よしこうなったら覚悟決めて全員でいっせーので飛ぶぞ」
アグネスタキオン
「やめるんだモルモット君私は高所から落ちることは全く想定してな」
バシャーン
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