二次創作小説(新・総合)
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- 終わりのないこの世界で
- 日時: 2022/09/11 21:44
- 名前: 謎の女剣士×らる@羅瑠 (ID: b.1Ikr33)
こちらは、「戦士たちの愉快な日々」と「楽しき冒険を。」の合作となっております。
その2作品を見たらより面白く感じれるかもしれません。
この物語は、ある一行がパプニカ王国の復興作業。そして、仲間を求めて冒険をしていくほのぼのとしたお話。
恋愛あり、ほのぼのあり、冒険ありの物語をどうぞ、お楽しみください。
キャラ紹介>>1(戦士たちの愉快な日々3編)
>>2(楽しき冒険を。編)
1話>>3
2話>>4
3話>>5
4話>>6
5話>>7
6話>>8
7話>>9
8話>>10
9話>>11
10話>>
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.17 )
- 日時: 2022/09/14 21:35
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第15話「女性同士の撫で合いっこ」
【村の入口】
炭治郎「…。事情は分かりました、要するにあなた方は満月を見ていた時に先程の襲撃を受けてしまったと?」
レオナ「ええっ!」
これ以上夜の戦闘は駄目だわ、まさか帰る間際にプリムとまたあってしまうなんて。
特に炭治郎君はかなりの呼吸使いね、伊之助君は相変わらず人を見た目で判断しているけど。
まるで、初めて会った頃の信くんによく似ているわ。
するとピンクの格好をした女の子が現れて、何故かあたしの頭を撫で始めるの。
『サスサスサス……』
炭治郎「ねっ、禰󠄀豆子!」
レオナ「…………」
禰󠄀豆子「やっぱり。悪い人じゃない、えっと…レオナ王妃様。今度は私の頭を撫でて見て下さい♪」
炭治郎 信「「………。はっ??」」
レオナ「ふふっ。ええっ、勿論いいわよ!」
禰󠄀豆子「〜♪〜♪ こうして頭を撫でて貰えるの、お兄ちゃんや珠世さんの時以来なんですよ♪」
レオナ「あら。あたしに会う前にこうして親切にしてくれた人がいたの?」
禰󠄀豆子「はいっ!」
貂「気持ちよさそうだなぁ。禰󠄀豆子と言ったな、オレの頭も撫でていいぞ♪」
禰󠄀豆子「それじゃあ、お言葉に甘えます♪」
炭治郎「ごめんなさい信さん。妹は少し変わった所があるんですよ!」
信「気にするな。それにお前の妹、貂やレオナ王妃にすっかり懐いているみたいだからな」
元は鬼、だったと言っていたな。
きっとコイツらも、夜間とかで活躍していたんだろうなぁ。
まさか別の世界からこっちに来たって事は、他の奴らも来たりするだろうなぁ。
本当なら早くポップたちの所に戻りたいとこだけど、炭治郎の妹・禰󠄀豆子の気が済むまでもう少しだけ様子を見るしかなさそうだな。
16話に続きます。
次はらるさん、お願いしますね。
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.18 )
- 日時: 2022/09/15 19:02
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第16話「家までの道のり」
善逸「はやく、その目的地に行こうよぉ~ もうここにいるのヤダァ!」
炭治郎「善逸、だだをこねては駄目だぞ。皆さん、困ってるだろ」
カナヲ「というか、ここは何処かしら?」
レオナ「あの…炭治郎君たち、一度落ち着いてちょうだい。今から善逸君の言う通り、目的地のティーダたちのところへ行くわ。」
全く‥善逸君はだだをこねがりね。
まぁいいわ。はやくティーダとポップ君たちの所へ行かなければ!
信「っったく‥禰豆子らの女の撫で合い終わっただろうが、政!テン!先に行くぞ。」
レオナ「信君も‥」
炭治郎「ごめんなさい、忙しかったみたいですね。早く行きましょう!」
そうして、私たちはポップ君たちの元へ急いでいったわ。
時々、信君と伊之助君の喧嘩があったことは、言うまでもないわね。
【ポップの実家】
ティーダ「うっ…………」
ポップ「ティーダ!大丈夫か!?」
炭治郎「わぁ…凄い魘されてますね。」
禰豆子「可哀想だよ‥‥」
信「とにかく、ティーダの悪夢を直すことが大事だろうが」
つづきは17話。
女剣士さん、宜しくです
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.19 )
- 日時: 2022/09/15 20:35
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第17話「かつての約束とレオナの過去」
【回想:デルムリン島 海岸】
『パチパチパチパチ…』
ティーダ『なあ、ダイ!』
ダイ『どうしたの?』
ティーダ『いつかさ。こうして会える機会が出来たら、お前の技…オレにも教えてくれッス!』
ダイ『うん。必ず約束するよ、絶対!』
そう、あの誓いはダイが魔界に旅立つ前の最後の会話だった。
その後にオレとユウナはダイたちの闘いに沢山賛同し、互いに傷つけ合いながらも大魔王バーンを倒して平和になったんだ。
だけど、伝説の珍獣とも呼ばれるゴメが突然天界に帰っちまったんだよなぁ。
そして、未だにダイやゴメの捜索はあの大戦時から2年続いた今でも探し続けているんだよ。
【現在:ポップの実家】
『ギュウゥゥゥゥ…』
ポップ「…。あんの、馬鹿勇者が!」
善逸「まさか2人が、別の場所にいるなんて…」
ティーダ「…。ポップ国王陛下!」
ポップ「あんだよ?」
ティーダ「ダイは今も魔界にいる気がするッス。でも、そこに行くにはまず仲間を集めなきゃ行けない気がするんだよ! ぐっ………」
ポップ「おい。無理するなティーダ、今は安静にしてろよ!」
禰󠄀豆子「…………」
これが、ティーダさんの悪夢だったなんて。
それにバッツさんの額を優しく撫でると、17の頃の記憶が映し出されていたんだ。
彼が幼い頃にお母さんを発作で亡くし、長い間親子で旅をしていた。
そして旅の最中で今度はお父さんまでもが帰らぬ人になってしまい、バッツさんという人は5年間も当てのない旅を1人で続けていたんだね。
『さすさす……撫で撫で……』
禰󠄀豆子「きっと彼は、お兄ちゃんや私の倍以上に辛かったんだと思う…」
炭治郎「うん。俺にもそう感じるよ、禰󠄀豆子!」
禰󠄀豆子「お兄ちゃん…」
レオナ「あのね!」
貂「レオナ王妃?」
レオナ「実はあたしも、バッツ君と同じように両親を亡くしているの!」
信「どっ、どういう事なんだよ?!」
レオナ「…。かつて魔王軍の司令官だったハドラーがある時………あたしのいるパプニカとロモスを襲撃して来てね、ポップ君やマァムたちが来たのはそのあとだったの!」
つまり、レオナ王妃の話は大戦時の頃に遡るって事か。
オレたちの知らない闘いの記憶、まさかこの村で明らかになるとはなぁ。
少しずつ彼女の話を聞いていく内に、ポップたちもポップたちで大変な思いをしている事が分かって来た。
それに、まだ会っていないコイツらの仲間たちの行方も凄く気になるんだよなぁ。
18話に続きます。
次はらるさん、お願いします。
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.20 )
- 日時: 2022/09/17 21:49
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第18話「信の過去」
貂「オレは‥みんなの過去が知りたくなってきたな」
レオナ「そうね!信君とかの過去も知りたいわ。あと‥そちらの副官の羌瘣でしたっけ?羌瘣の過去もね」
信「俺の過去、か。悲しい別れが多かった‥」
そうしてオレたちは、今から信の過去を聞くことにした。
信「まずな、俺は戦争孤児‥ってやつだったらしいんだ。んで、どっかの田舎の奴に雇われた」
炭治郎「戦争孤児!それは辛いですね‥」
信「ああ。んで、その田舎の奴の家で出会ったのが、おんなじ下僕の『漂』だったんだよな…それで、いつも漂と話していたことがあった。それが俺の夢、天下の大将軍についてだ!」
レオナ「天下の大将軍…名を聞くだけで大きな夢ね。」
信「その夢をかなえるべく、俺らは特訓をしてきた。だけど、漂は昌文君って奴に雇われて、王宮に行ったんだ。そこで、死んだ‥」
炭治郎「死んだ!?」
まさか、オレたちの知らない所でそんな辛い思いを信がしてるなんて夢にも思わなかったよ‥
だけど、オレも祖父を亡くしてるから、気持ちはとても分かるよ
信「それで出会ったのが、秦王・嬴政だ‥‥そして、その後戦場に行き、それが俺の初陣だった。蛇管平原の戦だな。」
貂「信の初陣‥が蛇管平原‥」
信「そして、数々の戦で別れてきた尊敬する人物もいる。例えば、あの王騎将軍に鹿公将軍だ。だから俺は、別れのたびに強くなれたんだよな!」
そう言って、笑顔で笑った信は‥なんだか寂しそうな顔つきでもあった。
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.21 )
- 日時: 2022/09/17 22:41
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第19話「ピカチュウの不安とこれからの事」
【ランカークス村 ポップの実家】
『ヨロッヨロッ……』
???「………ッツさん、バッツさん!」
レオナ「ピカチュウ。まだ動いちゃ駄目よ」
ピカチュウ「でも。バッツさんがこうなったの、ボクのせいだから…」
貂「ピカチュウ………」
そうだったな、ティーダから話は聞いていたけど。
バッツとピカチュウの絆は、オレたちの倍以上にかなり強いみたいなんだな。
レオナ王妃に頭を撫でて貰いながらも、今度はバッツの過去を聞きたいと思った。
すると彼はゆっくり目を覚ましながらも、ポップ殿下に支えられながらオレたちに視線を向け始める。
バッツ「…。苦労をかけてしまったな、皆」
貂「ああ。今はお互いの過去を語り合っていたんだ」
バッツ「そうか……」
ピカチュウ「………。バッツさん………」
善逸「バッツさん。良ければなんですけど、俺たちの前であなたの過去を話せますか?」
バッツ「…。ごめん! 今は''その時''じゃないんだ、まずはこれからどうするかを決めて行こう!」
信「確かに、そうだな……」
貂「…………」
要するに、今話すのはその時じゃないという事に繋がるかも知れないな。
それでもオレは迷いもなくピカチュウの頭を優しく撫でると、気持ちよさそうな顔をする。
話を元に戻そう、バッツの言うこれからの事とは恐らく。
オレたちが目的地と決めているパプニカへ明日辺りに、行く事になっている筈だ。
もしポップ殿下とレオナ王妃の故郷が酷い荒れようなら、何とかして復興作業を手伝いたい。
20話に続きます。
次はらるさん、お願いしますね。
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