二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 終わりのないこの世界で
- 日時: 2022/09/11 21:44
- 名前: 謎の女剣士×らる@羅瑠 (ID: b.1Ikr33)
こちらは、「戦士たちの愉快な日々」と「楽しき冒険を。」の合作となっております。
その2作品を見たらより面白く感じれるかもしれません。
この物語は、ある一行がパプニカ王国の復興作業。そして、仲間を求めて冒険をしていくほのぼのとしたお話。
恋愛あり、ほのぼのあり、冒険ありの物語をどうぞ、お楽しみください。
キャラ紹介>>1(戦士たちの愉快な日々3編)
>>2(楽しき冒険を。編)
1話>>3
2話>>4
3話>>5
4話>>6
5話>>7
6話>>8
7話>>9
8話>>10
9話>>11
10話>>
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.7 )
- 日時: 2022/09/10 21:44
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第5話「旅人とブリッツ選手との出会い」
【ランカークス村】
『パラッ』
レオナ「今あたしたちがいるのは此処、ランカークス村よ!」
羌瘣「ランカークス…。どうやらこの村の名前だな」
レオナ「…。そろそろガードたちが来る頃なんだけどなぁ」
貂「ガード?」
中でも少しだけ背の高い彼には、弱点があるのよ。
何でも子供の頃のかくれんぼで、近所の屋根に隠れたのはいいみたいだけど。
当時鬼を担当していた幼馴染が探しに来ないまま、自分から降りようとしたんですって。
それ以降なのよ、彼が高い所を恐れるようになったのは。
???「あれ? もしかして、レオナ王妃にポップ殿下じゃないッスか?」
貂「えっ?! れ、レオナとポップがパプニカ王国の王妃と国王殿下?!」
ポップ「…。とうとうバレてしまったな!」
信「えっ……。こんな弱そうな…あっ。」
レオナ「…………(ゴゴゴゴ…)」
貂「おい信。これ以上レオナ王妃の機嫌を損ねるなよ、ウチの信が本当に申し訳ない」
レオナ「構わないわ。いつかバレるって覚悟していたから」
それは、少し前の事だった。
あたしは勇者ダイの負担を少し軽くしたくて、大魔王バーンに一太刀与えたの。
最初は反撃するかもと思っていたけど、あたしにだって戦えると自覚したかった。
だけど、奴の放った瞳の宝玉によってあたしは身動き出来なくなってしまう。
ダイ君でさえも立っているのがやっとだったけど、もしポップ君たちが駆けつけて来なかったら本当に危なかったわ。
『ポタポタポタポタ……』
ポップ「レオナ…?」
レオナ「ポップ君。本当はキミだって立っているのがやっとなんでしょ? だから今夜はこの村に泊まって明日、みんなで一緒にパプニカ王国に帰りましょう!」
ポップ「で、でもっ……」
貂「ポップ。いや……ポップ国王殿下、私もレオナ王妃の言う事に一理あります。今はご自身の状態の事も考えて、今夜はこの村に泊まって行きましょう!」
ポップ「…。そうだな、確かに歩く事でさえも辛いわ!」
信「よしっ、決まりだな!」
ティーダ「……。全くアイツ、一体何処まで食料調達してんだよ!」
信「あんた、ティーダって言ったな。見つからない仲間がいるのか?」
ティーダ「ああ。特徴は今のアンタたちとは違う服装をしていて、蒼の服に赤いマントを付けているんだ。そして付き人として、電気鼠のポケモンをお供にしているッス!」
信「そいつの捜索は俺たち3人に任せろ。貂はこの村に残って、ティーダたちと一緒にいてくれ!」
貂「うん。分かった!」
信。この村は何としてもオレが信たちの分まで必ず守ってみせるよ。
まずはポップ国王陛下の手当てを優先にするんだ、レオナ王妃の話に寄ると彼の実家は武道具屋を営んでいるらしい。
現在の店主でもあるジャックさんはポップの親父さんで、それぞれの買取とかのチェックや商品の買い足しなどを担当している。
そして母親のスティーヌさんは優しい人でもあるけど、時には本気で怒る事もあるらしい。
その息子が今の状況であることを、彼のご両親にどう話すべきだろうか…。
6話に続きます。
次はらるさん、お願いしますね。
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.8 )
- 日時: 2022/09/11 19:56
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第6話「探し人は」
信「クソ‥中々見つかんねぇな。」
嬴政「すぐに見つかるはずもないだろう?」
信「それもそうだけどよ‥」
羌瘣「手分けして探すか?」
嬴政「それではぐれたら、より探すのに難しくなるぞ。」
羌瘣「だったら、このまま探すしかないのか‥」
今、ある村人・ティーダの仲間が食料調達をしていて、中々帰ってこないらしいんだよな。
それで、俺と政と羌瘣の3人でその仲間を探してる途中だ。
1人は、蒼い服で赤いマントととかいう被り物を着ている。
もう1人は、人‥というか、電気鼠とかいうヘンテコな見たこともねぇ生き物らしい。
俺らにしたら、目立つ服装だからすぐ見つかると思ったんだけどよ、全然見つかんねぇんだよなぁ‥
嬴政「もう少し、奥の方を探してみるか?」
羌瘣「‥食料調達ならば、食料があるところにいるのではないのか?」
信「おおっ!羌瘣の言う通りだな。政の言う通りでもある。奥の方も探してみようぜ」
そうして、俺らは少し奥の方に行って、その探し人を探しに行った。
だけどな‥
信「ぜぇ‥ぜぇ‥疲れた‥」
嬴政「‥信。見つけたぞ」
信「なにっ!?」
羌瘣「ほら、見えるだろ。あそこら辺に人影が‥」
羌瘣が指した方を見ると、2つの人影が見えた。
やっと見つけた‥早く帰りてぇな。
んで、近くに少し寄ってみたんだよな。
信「‥蒼い服だ。こいつだな。」
嬴政「もう1匹は、訳が分からんがな‥」
羌瘣「とにかく、話しかけるぞ。」
そうして、羌瘣の号令により、俺らは話しかけた。
次、女剣士さんヨロシクですm(__)m
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.9 )
- 日時: 2022/09/11 17:07
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第7話「1人と1匹の迷子」
『カキィン カキィン…』
???「くっ…。後はランカークスに届けなきゃ行けないのに、まさかプリムの襲来かよ!」
信「よしっ、オレたちも手伝ってやるぜ!」
???「…………ッ!!!」
コイツの姿、何処かで見覚えがある。
おれの知り合いの1人だけど、アイツも彼と同じように死神の姿になって太刀振る舞うんだよなぁ。
成程、だからっておれも怯んではいられない。
ピカチュウ、もう少しの辛抱だから頑張ってくれ。
???「うぅっ………」
嬴政「あの青年はそれ程深くはないようだが、こちらの電気鼠がかなり危険だぞ」
羌瘣「仕方ない。この電気鼠もティーダたちの大切な仲間だろう、放っては置けないな」
信「悪ィ2人共。そっちは任せた!」
嬴政「分かった。信、危険だと悟ったら退くんだぞ!」
信「ああっ!」
クソっ、流石にキリがねぇな。
倒しても倒しても、敵の数が一行に減らないとはな。
ならばオレも本気でやろうとしていたその時、蒼い服を着ている奴が静かに怒っていると察したんだ。
プリムと呼ばれる見た事のない奴でも、色んな姿はある見たいなんだな。
だがそいつらからオレを守る為に、蒼い服装をした青年が何処からか炎の魔人を呼び出したんだ。
何なんだよあの召喚獣っぽい奴は、初めて見る顔だけど敵…じゃないんだよなぁ。
8話に続きます。
次はらるさん、お願いしますね。
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.10 )
- 日時: 2022/09/11 20:20
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第8話「応急処置」
信「くッ…」
???「‥‥‥ッ…」
誰なんだ…この青年は。
持っているのは、剣?何かと薄汚い格好だな…
それに、ピカチュウも深手を追ってるし…頑張ってくれよ。
???「さすがに、プリムの襲来はキツイ…」
信「お前も傷をおってんのか…俺が頑張らねぇとな」
???「初対面だがありがとうな。」
突然現れた青年が加勢してくれるので俺も闘いやすい。
そうして、やっとプリムの襲来から逃れたと思えば…
『ドサッ』
疲労で、俺は倒れてしまった。
信「オイ!大丈夫か!?」
羌瘣「‥コイツ、倒れたのか」
嬴政「恐らく疲労であろう。この電気鼠も深手を負っているので応急処置はしたぞ」
???「俺は大丈夫だ………俺はバッツ。こっちはピカチュウ」
信「やっと見つけたぜ。」
バッツ「どういうことだ?」
信「ティーダっていう村人に、食料調達に行ったやつらが帰ってこないと聞いてな」
嬴政「それで、俺たちはお前たちを探しに来たのだ」
羌瘣「見つけてよかった。では、怪我も大丈夫であろう。ランカースク村に戻るぞ。」
そうして、女の言う通り、俺らはランカースクに戻ったんだ。
女剣士さん、9話お願いします
- Re: 終わりのないこの世界で ( No.11 )
- 日時: 2022/09/11 21:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第9話「一難去ってまた一難」
【ランカークス村 ポップの実家1階】
『ガチャッ』
信「今帰ったぜ、レオナたち!」
レオナ「おかえりなさい信君たち。無事に彼らを見付けて来てくれたのね?」
信「ああ。幸いにもバッツとやらは疲労でぶっ倒れちまったみたいだが、問題はこっちにいる電気鼠の方なんだ!」
レオナ「…………ッ!!!」
貂「ピカチュウ?! なっ、何という姿になってるんだよ」
羌瘣「……。その事についてだが、これまでの経緯を分かりやすく説明しよう」
嬴政「ああ。ひとまずは、彼も休ませなければならない」
貂「……………」
あの時信たちがもう少し早く駆け付けていなかったら、特にバッツが危なかっただろうな。
何とか食糧調達は無事に終わり、オレたちに代わってティーダが少し離れた所にあるキッチンの方でスティーヌさんたちを手伝っている。
要するにこの2人はこんな状態になってまで、そのプリムと呼ばれる軍団と闘っていたのか。
【キッチン】
スティーヌ「ありがとうねティーダさん。お手伝いして貰っちゃって!」
ティーダ「いいッスよ。それに仲間のお母さんの作る手料理は最高ッス!」
ジャンク「ほう。ウチのバカ息子より物分かりがいいんだな、ティーダ君は」
ティーダ「いや〜。それ言ったらご自分の息子さんに失礼な気が(汗)」
???「んだとっ! オヤジ、もっぺん言ってみ………イテテテテテ………」
ティーダ「馬鹿。まだ無理して動いたら駄目だろ、ポップ!!」
ポップ「わっ、悪ィ…………」
ティーダ「ほら戻るッスよ。レオナ姫に気付かれたらアンタ、マジでヤバいぞ」
ポップ「…。完治するまで、大人しくしてます……」
本当に良かったッス、一時はどうなるかと思っていたけど。
それにバッツは戦い続けて来て倒れたし、ピカチュウはかなり酷い傷だ。
いくら回復魔法を持っているレオナ姫が側にいても、バッツとピカチュウを同時に治療するのは流石に難しいだろうな。
そうだ、俺の元いた世界にいる恋人・ユウナに俺から連絡してこれまでの経緯を兼ねながら事情を説明すれば何とかなるッス!!
10話に続きます。
次はらるさん、お願いしますね。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17