二次創作小説(新・総合)
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- レインボーヒロインズ
- 日時: 2024/09/21 00:02
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
どうも!いくちゃんです!
今回も更なるナンバーズスピンオフ作品!
レインボーヒロインズを投稿したいと思います。
モチーフはラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会です!
この作品も『少年教師有』と共にナンバーズ8と平行でお話が進みます!
ですので、『ナンバーズ8』のキャラクターがこの作品に、
『レインボーヒロインズ』のキャラクターが『ナンバーズ8』にも出てきます!
さあ、果たしてどんなお話に成るのか?
主要人物だけ載せておきます!
スクールアイドル同好会
桃・夢原杏
黄・中洲恵梨香
水・桜木和
紫・倉木紫
赤・矢塚奈々
緑・エル・グリーン ※スイス人
白・白木愛
銀・モナ・スカーレット ※アメリカ人
マネージャー・高橋夢
アイドル育成愛好会
桜・王・美麗 ※中国人
深緑・三葉主
青・綾瀬蓮
橙・完道明
青・倉木青香
赤・絢川赤音
黄・立花黄花
桃・矢口桃夏
橙・ミカ・オレンジ
藍・黒川藍香
紫・宮本紫子
水・李・水美
緑・瀬川緑
白桃・夢原亜利紗
橙・山口朝
紅・紅城結菜
作曲家・モナ・スカーレット
※変動する可能性あり
- Re: レインボーヒロインズ ( No.23 )
- 日時: 2023/07/12 22:33
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
第23話・突然の体験入部者
生徒会室
理珠「これが今週の目安箱の依頼などです!」
薺「下心丸出しの要望は失くなりませんね」
八期「まったくだ!本当よく通ると思ったな!」
秀喜「お前が絶対命令持ってて安心だな!ん?」
八期「どうしたの?」
秀喜「『スクールアイドルは必要無いから失くすべき』だってよ!」
八期「理珠、早速調べて呼んでこい!」
理珠「はい、分かりました!」
数分後
薺「あなたは風紀委員の結菜さん!」
結菜「何の用ですか?」
八期「この投書書いたのお前だな?」
結菜「はい、その通りですが何か?」
八期「スクールアイドルが必要無いとはどういう事だ?」
結菜「そんなの将来に必要無いからですよ!むしろ邪魔ですし・・・」
八期「どういうところがだ?」
結菜「あんなのお遊びも同じじゃない!そんな暇合ったら勉強に使った方が良いです!」
八期「それはどの部活にも言えることだ!」
結菜「はあ?」
八期「球技なんて、見た目遊びだろ!お前が言うスクールアイドルが遊びなら球技部は全部遊びじゃないか!」
結菜「ならアイドルは服が淫らです!」
八期「どういう事だ?」
結菜「衣装の肌の露出が多かったり、まるで見てる男の人を誘惑するような格好と秩序を乱しています!」
八期「それを言ったら、水泳部とかチアリーディング部とかどうなる?」
結菜「あれはああいう制服であって・・・」
八期「だったら、アイドルもあれが制服だ!」
結菜「あれがですか?」
八期「お前の言ってることは差別じゃねーか!」
結菜「どこがですか?」
八期「場合によって意見変えて、特定のものだけ否定する行為!」
結菜「会長も人の事言えないのでは?ドッキリ企画部をいじめと決め付けたのはどこの誰でしたっけ?」
八期「これはちゃんとした意見だ!そもそも本当にいじめられたからな!」
結菜「そもそも、お宅のアイドル研究部は絶対命令ですよね?」
八期「何が?」
結菜「今、学校が絶対命令にもかかわらず部活まで自由を奪われるなんておかしいですよ!」
八期「お前の言いたいことはそれか?」
結菜「そもそもアイドル事態、何の意味もありませんが・・・」
八期「じゃあ、今言ったことを動画撮るから言ってみろ!」
結菜「はあ?」
八期「全国のアイドルを目指す人達やアイドル事務所に見てもらうのさ!どんな意見が飛び交うかな?」
結菜「この権力者!」
八期「生徒会のメンバーに聞いても良いんだぞ?皆スクールアイドルだからな!お前は生徒会を敵に回すと言うことだぞ!」
結菜「クー・・・」
八期「こうなったらお前に絶対命令だ!」
結菜「はあ?まさか私に服を脱げと?」
零「気持ちは分かるけど、なぜその発想に成るの?」
八期「紅城!お前はアイドル研究部に60日間体験入部だ!」
結菜「はあ?何それ!こっちだって都合が・・・」
八期「二言は言わせないぞ!」
結菜「何でよ!」
八期「お前はスクールアイドルについて何も分かってないのに否定した!そんなに言うならお前自身が体験しろ!」
結菜「嫌よ!あんたの言いなりに成らないといけないのよ!」
零「絶対命令が嫌なら、スクールアイドル同好会でも良いのよ?傘下だから!」
結菜「でも・・・」
芹「これは、絶対命令が出来る前のルール!文句を言うなら自らが経験せよ!よ!」
結菜「なぜ?そんなこと言うのですか?会長の命令だからですか?」
芹「だって、このペナルティを最初に受けたのが私だからよ!」
薺「えっ?そうなの?」
零「そうね、3年前にせっちゃんが受けたペナルティだね!」
結菜「何のために?」
零「自分の価値観と理不尽な偏見で語る人に、百聞は一見に如かずと言うのを教え込むためのルール!イメージだけでアイドルを決めて欲しくないわ!」
結菜「ううっ・・・」
零「あなたの予定については知らないけど、部活はやってる?」
結菜「いいえ、私は部活は必要無いと思ってやってません!帰宅部です!むしろ勉強に使った方が効率的です!」
八期「バカだな!」
結菜「誰がバカですって!?」
零「八君、今のは取り消して!頭が固いだけよ!」
結菜「それもそれで嫌なんですが!」
理珠「頭が固いで、合ってます!」
八期「さっきの台詞は悪かった!だが、部活が必要無いは間違いだ!」
結菜「どこがですか?」
八期「お前には必要無くても、スポーツで夢を叶えたいと言う人間や学校では習わない分野を学びたい人も居る!」
結菜「それが?」
八期「部活とは将来の夢の土台だよ!だから僕はそれを応援するために、今仕事として存在することに関する部活を認めてるんだ!」
結菜「質問しますが、会長にとって意味の無い部活とは?」
八期「人のために成らない、人に迷惑を掛ける物が基本だ!後は人の価値観で変わるもの例えば見た目で判断するもの!プロには文句言えないけどな!まあ、少なくとも、誰かを喜ばすのなら話は別かな!
ってかそもそもスクールアイドルが意味ないとはお前の意見か?」
結菜「お母さんに言われただけですが・・・」
八期「親に流されるだけか?」
結菜「はあ?」
八期「それは下手すりゃ洗脳の域だぞ!親の言うことが全て正しいと思うな!」
結菜「あの、本当に60日間やらないといけないのですか?」
芹「勿論!」
零「アイドル研究部とスクールアイドル同好会どちらにする?」
結菜「あの、私塾とか合って、練習キツいのですが・・・」
零「塾なんて、せいぜい2日でしょ!塾の日さへ教えてくれれば行ける日にちはこっちだって配慮するから!」
結菜「ほぼ、毎日なんですが?」
芹「それ、逆に問題じゃない?いつの日だけ無いの?」
結菜「日曜日だけです」
葉月「それ、絶対苦しいぞ!」
結菜「でも、お母さんが行くようにと・・・」
零「これは深刻ね!」
理珠「はい、普通に考えても異常です!親の方に問題あること間違い無しです!」
結菜「お母さんを悪く言わないで!」
八期「お前は親の奴隷か!もしくは主従関係でも結んでるのか?」
結菜「奴隷でも主従でもない!」
零「いいえ、あなたは『親の言うことは必ず聞かなきゃいけない』って考えになって、全く持ってあなたの意見がないわ!これだと、奴隷か主従を疑ってもおかしくない!子供は親の所有物じゃないのよ!」
結菜「でも、勉強して良い高校、良い大学に入らないとこの先・・・」
香「紅城さん!」
結菜「はい!」
香「学校の勉強だけが全てではないわ!」
結菜「えっ?」
香「例えば人間関係!部活は協調性や信頼性、コミュニケーションを良くしておかないと、試合に勝てなかったり、目的のものを作れなかったりするの!
そんな『自分は知識が沢山あるから1人でもやります』なんて思考してたらいつか痛い目に合うわ!」
結菜「先生・・・」
香「その為にも部活があるの!チーム戦なら仲間を信頼または信頼してもらうように練習やコミュニケーションをはかる!個人戦ならお互いを高め合い、共にレベルアップする!その為の部活なの!あなたはそれを今、学ぶ必要がある!」
零「香先生の言う通り!今ここで学んでおかないと、あなたは頭は良くても、人間関係できっと損をするわ!」
結菜「わ、私が?」
八期「取り敢えず、研究部か同好会どっちか選べ!」
結菜「会長は?」
八期「勿論研究部だ!」
結菜「では、同好会にします!」
香「そんな決め方で良いの?」
結菜「絶対命令がある方が怖いじゃないですか!」
零「中身知っとかないと、損するよ」
結菜「違いはなんですか?」
芹「研究部が主にグループ活動、同好会が主にソロ活動よ!」
結菜「ソロと言うのは?」
薺「1人で歌うことです!自分だけの世界を作れますが注目を浴びる程、プレッシャーがのし掛かりますし、ミスも目立ちます」
芹「逆にグループは今は20人くらいでやるからそこまで目立ちはしないけど・・・」
葉月「失敗したら連帯責任、1人の失敗が全員の足を引っ張る」
零「どうする?」
結菜「ソロでお願いします!」
八期「理由は?」
結菜「塾の事を考えると、チームで迷惑を掛けられません」
八期「分かった!放課後スクールアイドル同好会の部室に来るように!」
放課後
トントントン!
夢「はい!えっ?生徒会長?」
明「突然どうしたの?」
八期「ちょっと、同好会に体験入部する人物を紹介したくてな!」
結菜「失礼します!」
杏「風紀委員の結菜ちゃん?」
結菜「2年Aクラスの紅城結菜です!今日から60日間ここで体験入部させてください!お願いします!」
恵梨香「体験入部?」
和「しかも60日間?」
零「補足すると、この紅城さんはスクールアイドルを意味の無いものと思ってるの!」
同好会「え~!(は~?)」
零「だから、60日間だけの体験入部!」
蓮「60日過ぎたら?」
八期「カウントは来た回数!別に60日を越えても良い!あくまで目安のノルマだから!越えても本人がやるなら本入部ってことだよ!」
エル「途中で抜けたりとかは?」
八期「突然の転校以外あり得ない!最低60日はここで活動しないといけないルールだから!」
結菜「あの、さっきも言いましたが、私塾があるんですが・・・」
零「週2日に絞りなさい!心のゆとりを持つためにも!後はここで練習曜日は自分で決めて良いから!」
結菜「ええっ?」
八期「お前の偏見を変えるためと授業で習わないことを学ぶためだ!」
結菜「行けない曜日は?」
八期「勿論、数えない!」
零「このスタンプカードを渡すわ!帰りに先生に渡してスタンプを押してもらう!これが来て練習した証拠よ!」
紫「徹底してるね」
結菜「60日体験すれば後は自由ですね?」
八期「いや、ダメだ!」
全員「えっ?」
八期「練習を体験したって何の意味もない!60日後にライブをしてもらおう!」
結菜「ら、ライブ?」
八期「当たり前だ!スクールアイドル同好会に来てる以上!ライブをせず終わったら、何しにここに来た?って話だろ!」
杏「それもそうだよね・・・」
奈々「練習は月曜から土曜ですので・・・、どれで休みます?」
結菜「月・木は塾に行くわ!」
八期「60÷4=15だから・・・」
零「日にちオーバーするけど、クリスマスライブが丁度良いんじゃない?」
八期「そうだな!よし、紅城!お前は今年のクリスマスライブまではこの部活に体験入部だから、分かったな?」
結菜「はい・・・、分かりました」
八期「やる気なさそうだな!」
奈々「強制的な体験入部ですから仕方無いですよ!」
八期「じゃあ、杏ちゃん!頼んだよ!」
杏「分かった!任せて!」
こうして体験入部部員として2年生の紅城結菜が加わった。
- Re: レインボーヒロインズ ( No.24 )
- 日時: 2023/07/19 21:58
- 名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)
第24話・運動会でやる相手(部活動)は?
八期「と言うわけで同好会の皆にも一緒に部活動紹介をライブに乗せてやって欲しいんだ!」
恵梨香「良いですね!」
和「演劇部の皆とライブが出来るなんて!」
夢「それは面白い!」
八期「一応、こっちは運動部中心に曲目をやろうと思ってね!」
紫「あれ?紫ちゃんが応援して貰ってるのはバスケ部なんだけど・・・」
八期「勿論、取る気は無いよ!その為の確認でもあるから!」
紫「良かった」
八期「後、出来れば紫先輩にバスケットボールを投げてゴールに入れて欲しいなって思ってるんだけど・・・」
紫「どうしよう?入れられるかな?」
理珠「仮に入れられなかった場合は、バスケ部のキャプテンが投げたボールを拾って入れる、いわゆるパスボールを投げる演出に成ります!」
エル「私は服飾同好会か!」
理珠「一応、服飾同好会が作った服を着てもらい、なん着か周りに見せる演出に・・・」
エル「いいね!」
八期「ただ、絶対命令で着ぐるみ禁止!」
エル「何で?」
八期「普段着ないから!」
蓮「ねえ、私はモデル部だから服飾同好会と一緒に出来ないかしら?」
八期「う~ん、直後にして、モデル部は別の行進にするか!」
蓮「それって簡単なランウェイを作るとか?」
八期「そう考えてるけど・・・」
エル「でもそれだと、着替えに時間掛かったり、それを短縮したとしても、外とか裏側から丸見えじゃない?」
八期「そうか・・・」
愛「マントで隠して、ランウェイに立ったところでマントを脱げば?」
蓮「それが良いわね!待っていても、見えない訳だし!」
八期「一応、一人一人1曲歌って欲しいんだよね!勿論、応援してる部活動の部員達と一緒に!」
恵梨香「ってことはエリリンはコッペパン同好会と歌って踊るのですか?」
八期「ああ、勿論!」
恵梨香「コッペパン持って良いですか?」
八期「勿論、だけど粗末にしないように!」
和「ビニール付けた方が良いですね」
恵梨香「ライブ中食べられないのか・・・」
愛「食べながら歌うなんて汚いよ!」
杏「食べることは出来なくても配ることは出来るんじゃない?」
恵梨香「そうか!その手が!」
和「私は、ミュージカルをしてみましょうか?」
奈々「仮に出来たとしても超ショートストーリーですね」
和「そこは部長に相談します」
恵梨香「あれ?なな子はどうするの?」
奈々「私ですか?」
和「奈々さんは応援して貰ってる部活はありませんよね?」
奈々「ええっと、生徒会から・・・」
八期「する気無し!」
奈々「何でですか!?」
八期「僕は愛ちゃんのファンだから!後、零ちゃんは杏ちゃん、秀喜は明ちゃんのファンだから!それに生徒会は部活動に含まれてません!」
奈々「では、どうしましょう?」
芹「発想を変えてみたら?応援されるのではなく、自分が応援したい部活とか?」
奈々「では、日本舞踊部にします!」
八期「理由は?」
奈々「留ちゃんがここに所属してるんです!」
八期「何なら、ライブも日舞に合わせるとか?」
奈々「勿論、そうさせてもらいます!」
八期「紅城?お前はどうする?」
結菜「私は入り立てですし、それに親には黙ってやってるので知られたくありません」
八期「そうか、分かった!さあ、6人決まって本題に入るんだけど・・・」
杏「本題?」
愛「どう言うこと?愛ちゃんボード『?』」
明「私達は焼き菓子同好会じゃないの?」
八期「それだと、ユニットになるよ!1人1部を紹介するかつ一緒にライブしてもらうんだから!」
杏「そっか!」
愛「1つでも多く紹介したいよね?」
八期「むしろ、さっき生徒会で焼き菓子同好会の3人が喧嘩してたんだよ!」
回想
生徒会室
林檎「会長、同好会の皆さんとライブするんですよね?」
八期「ああ、部で運動部と一緒に一体感出したいから、同好会も同じこと出来るかなって、これから相談するところだけど・・・」
桃子「でしたら、うちは杏ちゃんと・・・」
蜜柑「なに言ってるの?明先輩だよ!」
林檎「ええっ?愛に決まってるじゃん!」
桃子「大体何で明先輩なの?」
蜜柑「焼き菓子同好会の顔は、やっぱり完璧超人に出てもらわないと!それに楽しいライブができるし!」
林檎「いやいや、同じクラスの愛を応援するべきでしょ!それに可愛いライブになるよ!焼き菓子愛ちゃんボードとか作ってさ!」
八期「それ良いな!」
林檎「会長も良いと思いますよね?」
桃子「会長を味方にするなんてズルい!それに会長、うちは私達3人だけでなく、後2人居るんです!」
八期「ああ、居たね!」
桃子「その2人は共に杏ちゃんファンなんです!」
八期「それだと、杏ちゃんかな?」
蜜柑「ああ、絶対命令使うのズルい!絶対明先輩!」
林檎「絶対愛!」
桃子「絶対杏ちゃん!」
八期「こんなところで喧嘩するな!僕が本人達に聞いてくる!」
回想終わり
八期「ってことがあってどうする?」
杏「う~ん、代表って言われたら明ちゃんがやるべきじゃない?」
明「いやいや、アイアイの同級生なんだから、アイアイがやるべきだよ!」
愛「焼き菓子同好会は杏さんを応援してるのだから杏さんがやるべき!」
蓮「何でファンは取り合いしたのに、あなた達は譲合いなのよ!」
明「やっぱり、私は焼き菓子同好会と接点無いよ!運動部の助っ人行ってるから、そこのどこかで組むよ!」
愛「私も、このボードを作る手伝いをしたくれたのはコンピューター部って言う部活だからそこ応援するよ!」
杏「私は・・・、どうしよう無い!」
八期「決まりだね!しかも焼き菓子同好会の部員の多数決的にも杏ちゃん以外あり得ない!」
杏「ええっ?私で良いのかな?」
八期「焼き菓子同好会の部員達自身が応援したいって言ってるんだから!」
恵梨香「そうですよ!ファンの応援と期待を裏切ったらダメですよ!」
杏「分かった」
八期「じゃあ、各々各部活と相談してどのような構成にするのか決めて!モデル部と服飾同好会は合同でやって良いけど、曲作りは各部活でやるように!揉めないようにね!」
蓮「そうよね」
エル「分かったよ!」
和「そう言えば順番どうします?」
八期「ごめん、準備を考えても服飾同好会で良いかな?」
明「確かに行進中にランウェイ用意するのも大変だよね!」
恵梨香「いや、どうせ重いならカーペットにすれば良いんじゃないですか?」
蓮「恵梨香ちゃん!」
恵梨香「えっ?(怒られる)」
蓮「それ良いかも!」
エル「台だけでも大人5、6人以上は絶対命令必要だよね?」
八期「僕らの2曲目を前半戦として、後半へ向かうには間を少し開けて、競技を考えるとカーペットの方がいいね!モデル部が良いならそれで行こう!」
和「すみません!軽く演劇やるので、カーペットを残すために私達が次と言うのは?」
蓮「良いんじゃない?」
奈々「あの、日舞にカーペット使って良いですか?」
明「雰囲気あるんじゃない?」
杏「繋ぎ繋ぎで決まっていくね」
奈々「この後どうします?」
明「バスケ部最後にする?」
紫「それより明ちゃんが応援する運動部は?」
明「そうだった、どうしようかな?」
八期「うちはセンターの
平江ちゃんが陸上部
結ちゃんがバトミントン部
八姫ちゃんが卓球部
芹ちゃんがテニス部
葉月ちゃんがラクロス部
零ちゃんがゴルフ部
金ちゃんがサッカー部
グレーテルが柔道部
まっちゃんがチアリーディング部
青奈が新体操部
愛海ちゃんが弓道部
子ちゃんが水泳部
希お姉ちゃんがソフトボール部
ヘンゼルが相撲部
秀喜がレスリング部
渚がアーチェリー部
恵がボーリング愛好会
歩がハンドボール部
理珠がサーカス愛好会
僕がバレーボール部」
杏「結構あるね!」
明「もう、ほとんど無くない?フットサルとかは?」
八期「サッカー部の傘下!他にあるとしたらホッケー部とかあるけど?」
明「もうそれで良いよ!」
恵梨香「それで順番は?」
八期「いや、焼き菓子同好会のことを考えると、最後は明ちゃん→愛ちゃん→杏ちゃんの順が都合が良いと思う!」
恵梨香「それは会長の私情じゃないですか?」
愛「私も出来れば林檎ちゃん達とライブやりたい!だから杏さんの前が良い!」
明「そうだね!私だって!」
紫「じゃあ、バスケはホッケーの前で良いんじゃない?メインが焼き菓子同好会なら?」
杏「うんうん、そうだよね?」
恵梨香「えっ?ちょっと待って下さい!そうなるとコッペパン同好会は?」
紫「バスケ部の前に成るね!」
奈々「つまり、順番は
服飾同好会
↓
モデル部
↓
演劇部
↓
日本舞踊部
↓
コッペパン同好会
↓
バスケットボール部
↓
ホッケー部
↓
コンピューター部
↓
焼き菓子同好会の順に成りますね」
八期「じゃあ、取り敢えずこれで行くね!」
同好会「ハーイ!」
恵梨香「ええっ!」
その後この順でライブ&部活紹介を行い、
会場のボルテージが興奮止まない程の部活紹介と成り、
大いに盛り上がり後の毎年の恒例行事となるのはまた別の話!
- Re: レインボーヒロインズ ( No.25 )
- 日時: 2023/09/04 22:07
- 名前: いくちゃん (ID: BdV4ihXT)
第25話・同好会のグループ名
恵梨香「いよいよ、始まりましたね!文化祭が!」
蓮「って言っても、私達のライブは火・水・木なのよね!」
エル「私達は月・水・木だよ!」
恵梨香「何でずれてるんですか?」
和「火曜日に演劇部の演劇をするからですよ!」
エル「服飾同好会が衣装提供するんだよ!」
紫「ストーリーはバスケットボール!」
奈々「完全に、3人の応援部活を取り入れてますね!」
恵梨香「私達も劇ならやりますからね!」
和「やるんですか?」
奈々「はい!ヒーロー物です!」
蓮「モデル部、コッペパン同好会、1年Aクラスの一部の生徒達が手伝ってくれるの!今日やるんだけどね!」
九「それにしても、最終日に全員曲やるんですよね?私も腕が成りましたよ!」
奈々「星田さん、ありがとうございます!」
九「良いですよ!むしろ、早く皆が私の作った曲で皆で歌う姿見たいな!」
恵梨香「それで、センターは勿論・・・」
九「夢原先輩!」
恵梨香「えっ?ええ~!何で?」
九「リーダーだから!」
奈々「私は気にしてません!」
蓮「そりゃ、杏がセンターは納得ね!」
エル「杏ちゃんは私達同好会の顔だよ!」
紫「それに私達のグループ名も杏ちゃんが考えたよね?」
回想
夢「9人全員ライブ?」
八期「そう!文化祭最終日に全員でやってくれたらなって・・・」
夢「どう思う?」
明「アッキーは賛成!」
恵梨香「エリリンも!」
愛「私も!」
エル「私もやりたい!」
奈々「私もです!」
蓮「強いて言えば、やりたいわ!」
杏「私も、やりたい!」
紫「皆やりたいって言うなら・・・」
和「断る理由はありませんね!」
夢「じゃあやってみよう!」
八期「あっ!グループでやるんだったら、グループ名も考えて欲しい!」
夢「グループ名要るかな?」
明「私は欲しいかな?」
奈々「私も賛成です!」
恵梨香「何が良いかな?」
夢「1回皆で書いてみよう!1つずつ!」
杏「恥ずかしいから匿名にしない?」
蓮「良いわね!でも、決まったらバラすわよ!」
杏「ええ~!」
そして9つの候補
『エリリンと仲間達』
『明るい9人組』
『キューティーナイン』
『レインボーヒロインズ!』
『眠れる森の9人』
『ナイン9』
『キューティーガールズ』
『ヒーローガールズ9』
『ドリームヒロインズ!』
蓮「匿名って言ったのに、1人誰が書いたか分かる人が居る!」
恵梨香「分かりませんよ!誰か別の人が書いたり・・・」
愛「絶対あり得ない!愛ちゃんボード『ジトー!』」
奈々「なんか2組被ってるような違うような?」
エル「でもさ、何人か9を書いてるけど・・・」
紫「どうしたの?」
エル「9で良いのかなって!ほら、後輩たちが入ったり、私達が卒業したりで、絶対9を保つ事は出来ないから・・・」
和「それに、体験とはいえ結菜さんも居ますしね!」
奈々「じゃあ、9は消せるなら消しましょう!」
明「だとしても何れが良い?」
愛「多数決で決める?」
夢「じゃあ『エリリンと仲間達』がイイ人?」
恵梨香「ハーイ!」
和「これ書いたの絶対恵梨香さんですよね?」
蓮「分かりやすいのよ!」
恵梨香「まだ、分かりませんよ!」
夢「『明るい9人組』がイイ人?」
シーン!
夢「『キューティーナイン』がイイ人?」
シーン!
夢「『レインボーヒロインズ』がイイ人?」
和「ハーイ!」
蓮「ハーイ!」
明「ハーイ!」
愛「ハーイ!」
夢「『眠れる森の9人』がイイ人?」
シーン!
夢「『ナイン9』がイイ人?」
シーン!
夢「『キューティーガールズ』がイイ人?」
シーン!
夢「『ヒーローガールズ』がイイ人?」
奈々「ハーイ!」
夢「『ドリームヒロインズ』がイイ人?」
杏「ハーイ!」
紫「ハーイ!」
エル「ハーイ!」
夢「これは4票の『レインボーヒロインズ』だね!」
杏「えっ?ええ~!」
夢「杏どうしたの?」
杏「夢ちゃんの意見は?」
夢「私何れでも良い!まあ、どちらかと言うと『レインボーヒロインズ』かな?」
杏「そんな!」
明「こればっかりは多数決で決まったから仕方ないよ!」
エル「レインボーって輝いてるし!私達が並べば虹に成らない?」
蓮「多分、成らない!でも、虹の発想は良いんじゃない?イメージ的にも綺麗だし!」
杏「そんな!私は『ドリーム』の方が良いよ!」
愛「私はレインボーの方が良い!」
夢「ちなみに聞くけど、誰が誰なの?」
蓮「上から順番に、『レインボーヒロインズ』だけ置いておきましょう!」
夢「まずは『エリリンと仲間達』!」
恵梨香「そうですよ!私ですよ!」
全員「うん、分かってた!」
恵梨香「酷い!」
八期「酷いのはお前の発想だ!ぶりっ子!」
恵梨香「ぶりっ子じゃない!」
夢「次は『明るい9人組』?」
エル「これ私!」
蓮「エルだったの?てっきり明かと思った!」
杏「私も!」
エル「絵本に『すてきな三人組』って合ったからそんな感じに!」
全員「懐かしい!」
夢「次は『キューティーナイン』?」
蓮「これは私だわ!」
杏「理由は?」
蓮「モデルだから、やっぱりキュートな姿で居たいと言うか、『キューティーハニー』を想像して書いてみた」
恵梨香「『キューティーハニー』って何年前ですか?」
愛「私も知らない!愛ちゃんボード『?』」
蓮「お母さんが世代で漫画持ってるのよ!」
全員「成る程!」
夢「次は『眠れる森の9人』?」
紫「これは紫ちゃんだ!」
恵梨香「何となく分かります!」
愛「お昼寝好きだし!」
奈々「ただ、どういう意味か全く分かりません!」
蓮「本当に真剣に考えたの?」
紫「恵梨香ちゃんの『エリリンと仲間達』よりは遥かにマシだよ!紫ちゃんは眠れる森の妖精をイメージして考えたんだよ!」
和「文字だけでは伝わらないため却下ですね」
蓮「まあ、恵梨香ちゃんのは私達をまるで自分の所有物のような扱いする気満々って感じね!」
恵梨香「そんなことしませんよ!」
奈々「ではなぜ、こんなグループ名なんですか?明らかに私達をこき使おうとしてますよね?」
恵梨香「ご、ごめんなさい!」
夢「『ナイン9』は?」
和「あっ!これは私です!」
全員「ええっ!!!!」
杏「和ちゃんが?」
愛「これは意外!愛ちゃんボード『ビックリ!』」
蓮「てっきり明かと思ったわよ!」
明「蓮から見た私は何?」
恵梨香「和もふざけてますよね?ちゃんと真剣に考えたの?」
和「本気で思い付かなかっただけです!そしたら『ナイン9』って語呂が面白いと思って書いたら回収されたんです!」
奈々「それ結局半分遊んでますよね?」
和「すみません、本当に思い付かなくて・・・」
夢「じゃあこの『キューティーガールズ』は?」
明「これがあたし!」
全員「ええっ!!!!」
明「9とキューティーが掛かってると思って!」
蓮「ガールズは?」
明「本当はヒロインにしたかったけど、『ガールズ』で良いかって思って」
夢「『ヒーローガールズ』は?」
奈々「私です!日曜のヒロインをイメージして・・・」
蓮「何となく感じるわね!」
明「何気にリーダーピンクだし!」
夢「じゃあ最後『ドリームヒロインズ』は?」
愛「私!」
夢「ん?」
全員「えっ?」
蓮「ってことは!」
奈々「『レインボーヒロインズ』と書いたのは?」
エル「杏ちゃんだったの?」
杏「そうだよ!恥ずかしいから選んで欲しく無かったの!」
愛「私の『ドリーム』より良いと思うけど?」
杏「愛ちゃんの方が絶対良いって!」
蓮「また、譲り合いが始まったわ!」
八期「僕はレインボーで良いと思うけどな?」
杏「えっ?」
八期「それに多数決で決めたんだし、認められたって事でしょ?」
杏「良いの?」
恵梨香「いや、『エリリンと仲間達』を・・・」
全員「却下!」
回想終わり
蓮「それで私達は『レインボーヒロインズ』って名乗ることに成ったのよね?」
奈々「ただ、並ぶ時が・・・」
紫「お客さんから見て左から奈々ちゃん→明ちゃん→恵梨香ちゃん→エルちゃん→和ちゃん→蓮ちゃん→紫ちゃん→杏ちゃん→愛ちゃんなんだよね?」
和「こう並ばないと虹に成りませんから!」
コッペパン同好会部員「エリリン!そろそろ時間だよ!」
恵梨香「わかった、すぐ行くよ!なな子、蓮先輩行きますよ!」
奈々「分かりました!腕が成ります!」
蓮「OK!皆をライブ以外でも楽しませるわよ!」
- Re: レインボーヒロインズ ( No.26 )
- 日時: 2023/12/10 20:46
- 名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)
八期「それではスリーシスターズ学園文化祭2038!
いざ開幕!」
ポチっ!
パン!パン!パン!パン!←大きなクラッカーによる演出
全員「イェーイ!」
理事長「皆さん、今年こそは怪我だけでなく、矯正学校に飛ばされることもない文化祭にしてください!」
全員「ハーイ!(笑えない冗談)」
第26話・文化祭の裏側(1日目・前編)
明「さあ、楽しい楽しい文化祭の始まりだ!」
奈々「楽しいですかね?私からしたら厳しい厳しい、地獄のような文化祭ですよ!」
夢「そんな酷かったっけ?」
杏「明ちゃん、去年の惨劇覚えてない?そもそも運動会も林間学校・修学旅行に遠足含めて、真面に終わったことある?」
明「そんな無いの?」
杏「毎年1行事に尽き1つは事件起こってたよ!星田先生も『今年は何もなく終わらせるわよ!』って言ってたじゃん!」
明「イヤー、楽しすぎて覚えてないや!」
結菜「去年あなた方が犯した事件ですよ!」
杏「それは違う!全部Dクラスの男子3人のせい!」
恵梨香「噂では、火事があったり、先生数人が火傷、何人かが縛り上げられた挙げ句暴行加えられたと・・・」
和「恐ろしすぎる!」
蓮「本当にあんなことありながらよく合同で出来たわよ!」
紫「河内と浪速の学校の生徒達が来るんだよね?ああ、早く青香ちゃんのライブが見たい!」
エル「ステージは色々あって3つなんだよね?」
和「私とエルさんと紫さんが演劇部のステージで」
愛「私と杏さん、明さんが研究部のステージ!」
恵梨香「私達が私達とファン達で作ったステージ!」
夢「人数と部活数の関係で個性は出せなかったけど・・・」
蓮「大丈夫よ!その分期間が長いから毎日違う人が出るから皆楽しんでくれる筈よ!」
夢「皆、最終日は全員ライブってこと忘れないでね!」
明「あたしらは大丈夫!ずっと研究部と一緒にいるから!」
杏「皆での初ライブは体育館だもんね!」
恵梨香「えっ?エリリン達が立つステージでは?」
愛「研究部の人達が準備してくれるし、人を集めるなら体育館の方が雨風防げるしね!」
夢「では、取り敢えず一旦解散!文化祭楽しんできてね!」
レインボー「ハーイ!」
夢「あれ?杏行かないの?」
杏「ライブは明日だし、バイトだとしても時間あるから夢ちゃん一緒に回ろう!」
夢「いいよ!」
杏「皆張り切ってるね!」
夢「本当に、あんな大きなものどうやって作ったんだろう?あっ、杏は恋の木の噂知ってる?」
杏「聞いたことあるけど、詳しくは知らない」
夢「後夜祭の一発目の花火が上がった時にキスをすればその2人は結ばれるって!」
杏「ちょっと怖いな!好きでもない相手にキスされるのは・・・」
夢「だよね!でも、これには更なる効果があって、同性でも動物でも(寿命の限り)効くんだって!」
杏「何それ!」
夢「しかも家族だったら2世帯暮らしになるとか言われてて、実証もされてるって!」
杏「それって義兄弟姉妹だと、ややこしくなるね」
夢「ただ、効果はそれだけじゃないんだ!」
杏「まだあるの?」
夢「3人以上で男女問わず手を繋いでいたグループは(出来る限り)解散や脱退しないんだって!」
杏「へー、グループ活動にも効果あるんだ!」
夢「まあ、人間だから限界もあるけど、少なくともメンバー全員の体が元気な内は解散もメンバー脱退もない!」
杏「男女問わないならお笑いコンビとか、アイドルグループにも効くってことだよね?」
夢「私達の同好会も1度解散も合ったし、皆も呼んでやってみない?」
杏「いいね!(私達じゃないけど)絶対離れることも誰かが居なくなることもない仲の良いグループにしよう!」
桃子「杏ちゃん!」
杏「桃子ちゃん?」
桃子「あの、一緒に文化祭回りませんか?」
杏「えっ?」
夢「ファンからのお誘いなら仕方ないか!行ってきたら?」
杏「いいの?」
夢「うん!ファンサービスが大事だからね!楽しんできなよ!」
杏「ありがとう」
桃子「やったー!杏ちゃんとデートだ!」
杏『デートなのかな?』
桃子「腕組んで良い?」
杏「別に良いけど・・・」
桃子「あっ、さっき散歩愛好会から食べ歩きのビンゴカード買ったんです!」
杏「へー、楽しそう!全制覇してみる?」
桃子「やりましょう!よし、まずは空いてて、量が少ないところから!学食の無料券稼ぐよ!」
夢『杏にもファン増えたな、ランキング始めた当初は下位をさ迷ってたからな・・・』
ドン!
夢「あっ、ごめんなさい!ってあなたは?」
一方の杏は・・・
桃子「あっ!あっちでヒーローショーやってる?」
杏「ヒーローショー?」
桃子「この学校の卒業生(一部除く)のカラーズのヒーローショーですよ!」
杏「カラーズって?」
桃子「正式グループ名は『カラーズヒロインズ』と言って、女の子37人のグループ、そこに6人くらい男の子も混ざってたかな?」
杏「多いな!」
桃子「今は活動はまばらですが、文化祭の時は全員集まってヒーローショーとライブをやってくれるんです!」
杏「へー、桃子ちゃんはカラーズが好きなんだ!」
桃子「一緒に見ませんか?」
杏「う、うん!見よっか!(よく分からないけど)」
ステージ
杏「あれ?ここのステージって確か・・・」
奈々「皆さん!楽しんでますか?」
恵梨香「ちょっと待った!」
奈々「その声は恵梨香さん?」
恵梨香「ここのステージはエリリンだけのステージです!」
奈々「それは一体?」
恵梨香「コッペパン同好会と一緒に作りました!どこでもエリリン!行きますよ!」
ポチっ!
ボワー!
恵梨香「これがどこでもエリリンの力!これでこのステージはエリリンだけの物!」
シャイン「そんなことさせないよ!」
チアフル「ステージは皆の物!」
ミュージック「一人占めなんて許しません!」
奈々「あれは!カラーズの皆さん!」
フェザー「カラーズじゃないよ!」
奈々「えっ?」
フィディリティ「シグマだ!」
奈々「あれ?フィディリティは・・・」
フィディリティ「トレードしたんだ!」
奈々「そうだったんですか!」
ドリーム「色々合ってね!人のステージの邪魔をするなんて、同じスクールアイドルとして許さないわよ!」
ムードパンチング!
恵梨香「わあ!」
ムード「ドリーム今にゃ!」
ドリーム「OK!ヒューマンライトポット!赤!明るい結晶カムバック!」
恵梨香「うわあ!」
シャイン「皆行くよ!」
フォームチェンジ!
カラーズシグマパワー!←劇オリジナル技
観客「わー!キャーキャー!」
桃子「カラーズ、カッコいい!」
奈々「色々ありましたが、皆さん私のライブ楽しんでください!」
桃子「さあ、次行こう!」←杏を引っ張る
杏「えっ?これからなのに!」
桃子「そろそろバイトの時間だよ!『私は杏ちゃんのファンだから!』」
一方の舞台裏
恵梨香「何でエリリンが悪役なんですか!」
蓮「何言ってるのよ!明日は私が悪役で恵梨香ちゃんを襲うのに・・・」
奈々「明後日は私が悪役で蓮さんを襲うんですよね?」
結菜「そして明明後日っては私があなた方を襲う・・・、どう言うことですか?!」
恵梨香「どうせ、結菜先輩ライブしないでしょ?」
奈々「それに、私達より先に到着してましたし・・・」
蓮「まさか、友達居ないの?」
結菜「い、居ますよ!それくらい!」
恵梨香「だったら呼んできてください!」
結菜「出し物の当番で連れてこられません!」
蓮「じゃあ、明日は?」
結菜「都合が悪いので無理です!」
奈々「明後日は?」
結菜「他の人と回ると言ってたので無理です!」
蓮「それ、嫌われてるわよね?」
結菜「違います!」
恵梨香「正直に言ったらどうですか?本当は友達なんて居ないって!」
結菜「私は、学校の為に生徒達の事を考えて動いてる人間です!生徒達は絶対私の事をあの、生徒会長よりも良いと思って・・・」
奈々「それはあり得ません!」
結菜「何でよ!」
奈々「八期会長の支持率は6割超えで、歴代生徒会長と肩を並べられる程の支持率です!」
結菜「何でそんなにいいの?」
恵梨香「そうですよ!絶対命令ですよ!」
奈々「そう、絶対命令だからこそ、会長は絶対命令を使いこなせるからこそ支持率が高いですし、この先も上げていく事でしょう!」
蓮「何でそんなことが言えるの?」
奈々「会長は生徒の不満や悩みなどを解決する時は、必ず私達に意見を求めます!自分だけでなく、私達の意見を聞いた上で総合的に判断した上で校則等を変えているのです!それは勿論、生徒の事を考えて!」
結菜「私だって、生徒の事を考えて・・・」
奈々「いえ、結菜さんは本当の意味では生徒の事を考えていません!」
結菜「どう言うこと?」
奈々「『自分は優秀だから』、『優秀でないと社会で困る』などと、生徒の皆さんの夢を潰す行為は人としてあっては成りません!むしろ私の二の舞です!」
結菜「はあ?」
奈々「あなたがこの先どう生きるかはあなたの勝手ですが、今の性格だと、後々あなたの方が損します!むしろ、私は昔の私を恥ずかしく思ってます!
今の私が居るのは会長のお陰、正しいの絶対命令の使い方を目の前で私は見てきたからこそ分かります!」
蓮「ねえ?マジで会長の事好きなんじゃないの?」
奈々「だから、それだけは違います!」
- Re: レインボーヒロインズ ( No.27 )
- 日時: 2023/12/10 20:46
- 名前: いくちゃん (ID: ZIpXt3fk)
夢「あっ、ごめんなさい!ってあなたは?」
亜利紗「夢ちゃん久し振り!」
第27話・文化祭の裏側(1日目・後編)
夢「亜利紗ちゃん大きくなったね!しばらく会ってなかったよね?」
亜利紗「2年ぶりかな?あれ?お姉ちゃんは?」
夢「ファンの子と遊びに言ったよ!」
亜利紗「ファンの子!?まさか男?」
夢「女の子だったよ!後年下の後輩!」
亜利紗「そうだよね、あんなまな板で根暗なお姉ちゃんに彼氏なんて出来るわけ無いわよね!」
夢「そこまで言わなくても・・・」
亜利紗「だって、本当の事だもん!」
夢「そう言えばおじさんとおばさんは元気?」
亜利紗「いや、大変よ!去年家にお姉ちゃんの担任の先生が突然やって来て、ボコボコにされたんだから!」
夢「『うるさいなあ』って思って次の日杏に聞いたけど、『何もなかったよ!』って返されて、結局何があったの?」
亜利紗「それが私にも分かんないのよ!あの日以降お父さんとお母さん縮こまっちゃって・・・、お姉ちゃんはなんか勝ち誇った顔してたし」
夢「何か切っ掛けとか無い?例えばその後変わった事とか?」
亜利紗「そう言えば、家って先祖代々オリックスファンよね?」
夢「うん、知ってる!私もオリックスのファンだし!」
亜利紗「お姉ちゃんがテレビで阪神戦見てもお母さん達何も言わなくなったんだよね!」
夢「杏って最初野球興味なかったけど、いつの日か阪神ファンになってたよね?」
亜利紗「甲子園のイメージも高校野球じゃなくて阪神になってるし!」
夢「Bクラスは阪神ファン多いからな、皆そう言うんだよね!」
体育館
香「夢原!」
杏「はい!」
香「その後、家はどうだ?」
杏「先生のお陰で、お父さんもお母さんも妹だけ贔屓することが少なくなりました!」
香「まあ、0は難しいか!」
杏「それより妹が鬱陶しいんですよね!交換しても更に悩むんです!」
香「私はお姉ちゃん居たけど、優しくていつも明らかに大きい方くれたな!」
杏「先生お姉さん居たんですね!」
零「何の話してるの?」
香「夢原の家の事さ!」
零「別件でまた大変でしたね!」
回想
中1の11月頃まで遡る
零「ねえ、八君!」
八期「何?」
零「夢原さん元気無くない?」
八期「たとえそうだとしてもどう声かけるのか、どう解決するのか分からない!」
零「夢原さん!」
杏「わあ!岡田さんか」
零「ずっと上の空みたいな感じだけど何か合った?先生に言った方が良い?それとも話しづらい?」
杏「じゃあ、誰にも言わないでね!」
零「うん」
杏「うちってさ、お父さんもお母さんも妹ばかり可愛がって贔屓してるように思えて・・・」
零「えっ?」
杏「妹がおかずが足りないと言えば『あなたはお姉ちゃんだから分けてあげなさい!』っておかずを半分以上食べられる羽目に成ったり、
私が自分で買って名前まで書いて置いてたお菓子を食べられても『その場で食べないから』とか『早く食べない方が悪い』って言われるし、
私の誕生日のケーキも『お姉ちゃんだから我慢しなさい』って主役なのに、メチャクチャ小さく切られた物を取る羽目になり、明らかに妹の方が大きく、ネームプレートのチョコまで取られたり、
明らかに妹が私のお小遣い盗んでるのに、それを信じず、妹のお小遣いが失くなったら真っ先に私を疑って犯人だと決めつけて盗まれた金額分払わされるし、
私のコースの方がテスト難しい筈なのに、妹の時は60点でも誉めるのに、私の場合は100点取っても誉めてくれないし、他の点なら『もっと勉強しなさい』って言われるの!」
零「酷い!許せない!」
杏「こんなこと誰も信じてくれないし、過去に何回か先生に言っても『家の事情に教師が首を突っ込む話ではない』って対応してくれないの!家でも私は家事とかやってるのに、妹はいつもだらけて、でも両親が帰ってくる5分前にやってる姿を見せて誤魔化すんだよ!」
零「ねえ?それ先生に言ってみない?」
杏「無理だよ!小学校2年生の時から言ってるけど、3年間門前払い受けてて・・・」
零「じゃあ、星田先生には言ってないんだね?」
杏「そうだけど、でも、先生だって忙しい筈だし・・・」
零「星田先生はいつだって弱い生徒の味方だよ!困ってる生徒が居るなら、たとえどんな相手でも立ち向かう頼りになる先生だから!放課後一緒に行こう!」
放課後(職員室)
トントントン!
零「星田先生居ますか?」
香「はい!あら、零じゃない!何のよう?」
零「私でなく・・・」
杏「先生・・・」
香「夢原さん?」
杏「先生、助けて貰えますか?」
香「何があったの?」
全てを聞いた香
香「成る程、確かに家庭の事情だと、その家庭ならではの事情ってものが合って、教師は普通踏み込めないわ!」
零「そこを何とか!」
香「でも、聞いていたら虐待に近いわね!ただ、間違いを起こして、問題になるのも嫌なのよね」
杏「やっぱり・・・」
香「そうじゃないの!教師が行っても、怪しく思われない振る舞いで誤魔化す筈だから、尻尾を掴むには、列記とした証拠を掴まないと!」
零「証拠ですか・・・」
香「そう言えば、松本先生から聞いたけど、夢原さんって、胸ポケットにカメラ付けてなかった?」
杏「はい!松本先生に頼まれて・・・」
香「あなたさへ良ければ、そのカメラで1ヶ月位日常を取ってきてくれる?」
杏「1ヶ月?!」
香「だって、テストは11月末からだから、テスト後の反応もみないと!大丈夫!悪いようにはしない!なんならあなたの敵に成るようなことすれば教師を辞めても良いわよ!」
杏「その言葉信じて良いですか?」
香「勿論よ!」カチッ!
杏「えっ?」
香「ちゃんと録音してたから、これをあなた自身が持ってなさい!」
杏「はい!お願いします!」
それから1ヶ月後
杏「先生、これをお願いします!」
香「瞳ちゃん!」
瞳「合成は一切ありません!」
香「盗聴機は?」
杏「先生の言った場所に仕掛けました!」
香「じゃあ、後は先生に任せなさい!切っ掛けはあなたが拒むことよ!」
杏「はい!」
その日の晩御飯
杏の母「ご飯できたわよ!」
夢原姉妹「ハーイ!」
席に座り
全員「頂きます!」
亜利紗←早く食べる
杏←ゆっくり食べる
亜利紗「おかわり!」
杏の母「杏、よそってあげて」
杏「自分で行きなよ!」
杏の父「お姉ちゃんだろう!妹の為によそってやれ!」
杏「仕方ないなあ」
亜利紗『隙あり!』
杏「ああ!それ私のお肉!」
亜利紗「全然食べてないからダイエットしてるのかと思った!」
杏「返してよ!」
亜利紗「もうお腹の中だし、それに1枚位でうるさいな!」
杏の母「そうよ!」
杏の父「お姉ちゃんなら妹に譲るものだろ!」
杏「お父さんもお母さんもそればっかり!」
杏の母「だって、亜利紗は賢くてお手伝いもしてくれる優秀な子だもの!」
杏の父「お前みたいなひねくれものよりずっと良い子なんだから当然だろう!」
杏「私の方が優秀だもん!亜利紗はズル賢い人任せだもん!」
亜利紗「誰が人任せよ!」
杏「人任せじゃん!自分の食べたものも、自分の洗濯物も片付けずに人の服まで勝手に取って!」
杏の母「杏!亜利紗に謝りなさい!」
杏の父「人任せはお前だろ!」
ドン!
杏「お父さんもお母さんも、本当の亜利紗を分かってない!亜利紗の学力は周りのテストをカンニングして取った偽の成績なんだから!亜利紗はそれくらい人を騙すひねくれものなんだから!」
パチン!
杏の父「なんだと!」
バコン!
杏の父「もう一度言ってみろ!妹を悪者扱いしてそれでも姉か?」
ガチャン!
タッタッタッタッ!
バーン!
香「娘の事を信じられないあんたの方こそ父親かよ!」
ドーン!←とび蹴り
杏の父「わあ!」
香「証拠揃えて良かったよ!虐待とは行かないが、自分の娘をこんな奴隷のような扱いしてたなんてな!」
杏の父「ううっ!」←首を絞められる
杏の母「あなたは誰ですか?突然人の部屋に土足で!」
香「夢原杏の担任の先生ですが何か?」
杏の母「た、担任!担任が人の家族に口出しなんてそんなこと許せることですか?!」
香「だったら、あんたらがやってることは世間に許されることなのか?」
夢原夫妻「ううっ・・・」
香「杏さんの許可は取って、あなた方の日常生活を取らせて貰い、あなた方の普段杏さんに言ってる台詞も聞かせて貰いました!」
杏の母「何を勝手に!」
香「私を警察に渡すならどうぞご勝手に!ですが、その瞬間あなた方の日常生活を動画サイトにアップしますよ!なんて言われるでしょうね?」
杏の父「あんたは鬼か!」
香「私はね、大切な生徒を守るためなら鬼にでも悪魔にでも成ってやるわよ!」
亜利紗「お母さん、早く警察に・・・」
杏の父「ううっ!」
杏の母「亜利紗!電話しちゃダメ!分かりました!どうすれば?」
香「とりあえず、明日学校に来るように!来ないとこの動画分かってますね?」
杏の母「わ、分かりました」
回想終わり
明「先生、怖!」
零「あれでも飛び込んだの2回目よ!」
香「しかも、理由が野球のファンが違うからですって!なんて差別よ!」
零「杏ちゃんの家って?」
杏「代々オリックスファン!私は最初野球興味なくて、明ちゃんに阪神戦連れていかれる前は甲子園は高校野球しかないと思ってた!」
零「へー!」
香「しかし、『阪神は野蛮かつ人の陣地を乗っとるから嫌い、ファンになるなんて不良』ですって!?」
零「一部確かに居るけど、偏見!」
杏「ですが、両親も懲りたのか、私への嫌がらせは少なくなりました!後、先生の写真見せると効果抜群なんです!」
零「あまり、使わないようにね!」
杏「ここぞと言うときにしか使わないよ!」
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