二次創作小説(新・総合)

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レインボーヒロインズ
日時: 2024/09/21 00:02
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

どうも!いくちゃんです!
今回も更なるナンバーズスピンオフ作品!
レインボーヒロインズを投稿したいと思います。
モチーフはラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会です!

この作品も『少年教師有』と共にナンバーズ8と平行でお話が進みます!
ですので、『ナンバーズ8』のキャラクターがこの作品に、
『レインボーヒロインズ』のキャラクターが『ナンバーズ8』にも出てきます!
さあ、果たしてどんなお話に成るのか?
主要人物だけ載せておきます!

スクールアイドル同好会
桃・夢原杏ゆめはらあん

黄・中洲恵梨香なかすえりか

水・桜木和さくらぎのどか

紫・倉木紫くらきゆかり

赤・矢塚奈々やづかなな

緑・エル・グリーン ※スイス人

白・白木愛しらきあい

銀・モナ・スカーレット ※アメリカ人

マネージャー・高橋夢たかはしゆめ

アイドル育成愛好会
桜・ワン美麗メイリン ※中国人

深緑・三葉主みつばつかさ

青・綾瀬蓮あやせれん

橙・完道明ししじあきら

青・倉木青香くらきはるか

赤・絢川赤音あやかわあかね

黄・立花黄花たちばなおうか

桃・矢口桃夏やぐちとうか

橙・ミカ・オレンジ

藍・黒川藍香くろかわあいか

紫・宮本紫子みやもとゆかりこ

水・リー水美みなみ

緑・瀬川緑せがわみどり

白桃・夢原亜利紗ゆめはらありさ

橙・山口朝やまぐちあさ

紅・紅城結菜あかぎゆうな

作曲家・モナ・スカーレット

※変動する可能性あり

Re: レインボーヒロインズ ( No.18 )
日時: 2023/05/14 15:58
名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)

第18話・合同合宿2日目!

2日目の朝!
香「さあ!皆!今日から本格的な合宿よ!」

全員「はい!」

香「さあ、まずは砂場を3周!」

全員「はい!」

ランニングが終わり

香「ストレッチと言っても適当にやるのもあれだからラジオ体操第一ね!」

全員「はい」

しかし

香「ちょっと、皆ふざけてない?」

奈々「えっ?真面目にやってますよ!」

香「全員とは言わないけど、やってない人多すぎ!やり直し!」

全員「はい!」

その後も3回やり直すも・・・

香「あのね、2つ目足広げなさい!」

女性陣「ええっ!」

香「何、恥ずかしがって下げるだけなのよ!意味ないじゃない!後、男子も真面目にやりなさい!特にヘンゼル!このままだと午前がラジオ体操で終わるわよ!」

やり直し10回目

香「もう!バカばっか?ちゃんとしなさいよ!」

恵梨香「だって、足広げるのは・・・」

香「回生運動も腰を曲げるのよ!ただ体を上に回すだけじゃないの!」

零(先生も怒りのピークだ・・・)

香「ちゃんとしないと・・・」

蓮(本当にラジオ体操だけに成るわね・・・)

香「リーダーが体壊すよ!」

全員「えっ!?」

香「ちゃんと真面目にやってるの八期と杏ちゃんと明ちゃんだけじゃない!特に八期!あんたやりすぎなのよ!確かに注意促してるけど、あんたじゃないから!限界まで大きく回さなくて良い!」

八期「そうなんですか?」

香「あんた見てると、危なっかしくて怪我しそうなのよ!嫌よ!『ラジオ体操のやりすぎが原因で部員を怪我させました』なんて報告!一生の恥よ!」

芹「そんな怪我聞いたこと無い」

香「もう!あんたと夢原さんと完道さんは抜けて良いわ!真面目にやって怪我したなんて、私が訴えられるもの!今度からちゃんと出来た人から抜ける方式で行くわ!」

結局午前はラジオ体操だけで終わった!

午後からは夏休みの宿題

八期「うーん、分かんない!」

杏「ああ、そう言うときは、こんな方法を使えば・・・」

八期「えっ!?書き込んで良いの?」

明「落書きはダメだけど、フリガナとか読み方くらい書いたっていいよ!何も書かないと分からないでしょ!」

八期「そうなんだ、教科書とか、先生に何も言われない限り書いていけないと思ってた!」

愛「私も!」

和「あれ?恵梨香さんと蓮さんは?」

エル「宿題持ってきてないから、星田先生の持ってきた心の教室で出される問題を隣でやってる!」

奈々「あの問題は他言厳禁ですからね!」

紫「なんで先生持ってるんだろ?」

零「よく、教えに行ってるから!常に持ち歩いてるかつあの問題を作ってるのは先生だから!」

同好会「そうなの!?」

夕方
零の祖母「ほ~ら、うちの旅館が用意してるバーベキューセットだよ!」

ヘンゼル「やったー!バーベキューだ!」

町子「私も1度やってみたかったの!あの時はマッチ燃やして食事が出てきて何も食べられなかったから!」

全員(マッチ売りの少女!)

奈々「腕が成りますね!」

八期「お前が作ると美味しくないから嫌だ!」

奈々「何ですって?」

恵梨香「なな子、そんな料理苦手なの?」

奈々「得意ですよ!海鮮料理しか作れませんが・・・」

芹「八期は海鮮類が大嫌いだからね!」

杏「成る程!」

紫「すみません、ピザとか作れたりします?」

零の祖母「ピザ?材料は厨房にあるかもしれないけど、作ったことは無いね・・・」

紫「じゃあ、作らせてもらって良いですか?」

零の祖母「材料はこっちが持ってくるように言うよ!」

愛「私はクッキー作りたいなあ!」

杏「いいね!桃子ちゃん達の焼き菓子美味しかったし!」

明「うんうん!何なら写真に撮って送っちゃおう!」

八期「こんだけおかずあるとご飯が欲しくなる!」

零「勿論あるよ!」

グレーテル「兄貴、肉ばっか取るな!」

ヘンゼル「まだ沢山あるから良いじゃん!」

子「良くない!1皿2枚まで!誰かいる人?」

希「お酒無いの?」

香「学校関連だと教師も飲みません!」

愛海「芽の出るものは出さないようにしないと!」

葉月「それよりここ来て真面目な合宿したか?」

愛海「誰かさん達のせいで・・・」

和「本当に誰かさん達のせいで・・・」

青奈・ギクッ

恵梨香・ヒヤッ!

青奈「で、でもこうやってバーベキュー出来てるんだし・・・」

恵梨香「そうですよ!今、こうやって楽しめてるのはエリリン達のおか・・・」

愛海「ではないよね?」

和「むしろ、見付けたのは誰でしたか?」

希「はい、八君アーン!」

八期「ありがとう!」パクっ!

八期に恋する者達「あっ!」

零「八君、私のもあげる!」

八期「ありがとう」パクっ!

八姫「八期!私のもやるから食べろ!」

八期「上から目線だな!」

結「八期お兄さん、アーンしてあげますとヨッシーが!」

平江「言ってない!言ってない!」

八期「ハッキリして!」

町子「わ、私のも!」

子「どうぞ!(はっ!私は何を!)」

杏「私のもいる?」

夢「えっ!?」

明「私もあげるよ!」

グレーテル「俺からもだ!」

愛海「私もあげる!」

秀喜「モテモテだな!」

ヘンゼル「おーい!誰か俺にも!」

女性陣「ヤダ!」

ヘンゼル「ガーン!」

香「八期、貰ってばかりじゃダメだぞ!周りの事も考えて!」

八期「はい、ん?いる?」

愛「あっ!」パクっ!

八期(可愛い!)

全員「ああっ!」

愛(どうしよう、味が分からない!)

アーン!

八期「欲しいの?じゃあ!」

パクっ!

愛(美味しい・・・)

全員(可愛い!)

食後のお風呂
希「さあ、八君!お姉ちゃんが隅々まで洗ってあげるわよ!」

八期「よろしくお願いします!」

青奈「お前はそれで良いのか?」

希「あっ!愛ちゃん!」

愛「はい?」

希「あなたも洗ってあげるわよ!」

愛「ええっと・・・」

希「そんな遠慮せず!女の子同士なんだし!」

愛「ああ!」

カポーん!

八期「極楽、極楽!」

明「昨日は大変だったからね!」

杏「今回は先生が途中まで付き添ってたから!」

香「最悪目隠しで着替えさせてた!」

零「先生?」

希「ある意味では水着最高じゃない?」

奈々「そうですね、プライベートゾーンは隠せますから!それにタオル巻いて入ったりはしませんし!」

愛「思ったより気持ち良かった!」

希「えっ?なんて?」

愛「誰かに洗ってもらうなんて小学校低学年以来!」

子「まあ、そこが分岐点だよね!」

愛海「この後どうする?」

芹「合宿と言えば、枕投げが定番だね!」

グレーテル「やりたい、やりたい!」

町子「私も!」

一方の女湯
蓮「結局、私達はこっちなのね!」

エル「水着持ってないからね!」

恵梨香「のど子、帰ったらあれやりますよ!」

和「何をやるんですか?」

蓮「もう!合宿の夜と言えば定番じゃないですか!肝試しですよ!」

和「皆を驚かすのですね!」

蓮「何々?私達も入れなさいよ!」

エル「お化け役一度やってみたかったんだ!」

夢「はあー・・・」

紫「どうしたのかな夢ちゃんは?」

夢「いえ、何でも・・・」

紫「昨日怒られてレベル上げられたことに落ち込んでるのかな?」

夢「それも嫌でしたが・・・」

紫「まさか、ずっと一緒だった親友が誰かに取られそうで落ち込んでるとか?」

夢・ブー!

恵梨香「何ですか!それ?」

蓮「まさか、杏が生徒会長に取られたらとかじゃないでしょうね?」

夢「何で分かるんですか!?」

蓮「当てずっぽうだったんだけど・・・」

夢「嗚呼!」

夜9時(お風呂上がり)
葉月「なあ、廊下暗すぎない?」

零「なんか省エネだって!」

杏「ねえ!周りの電気も消えてない?」

八期「もしかして停電?」

明「虫のイタズラか何かかな?」

愛「怖い愛ちゃんボード『ぶるぶる』」

八期「怖いなら僕に捕まって良いよ!」

希「それを私の後ろに隠れながら言うのは・・・」

グレーテル「お前も怖がりじゃねーか!」

八期「怖がりで悪かったね!」

芹「誰も懐中電灯持ってないの?」

町子「マッチならありますよ!」

愛海「旅館燃えるかスプリンクラー発動して風邪引くから止めなさい!」

明「お化け本当に居るのかな?そしたら絶対友達に成るんだ!」

杏「明ちゃんが言うと本当に友達に成って帰ってきそう・・・」

ピカピカ!ゴロゴロ!

女性陣「キャアアア!」

八期「何?何の音?」

希「多分、雷でしょ!雲行き怪しかったし、天気予報でも夜は雷雨に注意って言ってたわ!」

明・ぶるぶる

子「明ちゃんどうしたの?借りてきた猫みたいに・・・」

明「あたし、雷怖い!」

グレーテル「お化け大丈夫なのに?」

明「だって、雷ってお臍取るでしょ!」

八期「そうだね」

杏「怖い!怖い!」

愛「嫌いになる理由分かる!」

町子「そうなんだ!」

青奈「このピュアカルテット!」

子「取り敢えず、この停電が雷が原因かもしれないって事が分かった」

八期「あのトイレ行きたいなあ」

杏「あっ、私も!」

明「私も行く!」

愛「私も!」・ぶるぶる←八期に捕まったまま

八期「一緒に行こうか?」

明「マジ、頼む!雷怖い!」

愛「お化け怖い!」

杏「私は暗いの怖い!」

希「先に戻ってるね!」

八期「うん!」

部屋
バタン

恵梨香・和「うらめしや!」

零「キャアアア!」←枕を投げる

芹「お化け!」←枕で叩く

蓮・エル「ばあ!」

町子「お化け来ないで!」←枕を投げる

愛海「お化け大嫌い!」←枕で叩く

恵梨香「痛い、痛い」

和「止めて下さい!」

蓮「ちょっと、やりすぎよ!」

エル「皆、どうしたの?」

希「ハハハハ!」

パッ!←電気が付く

奈々「皆さん、人が嫌がる脅かしは止めて下さい!」

芹「全く、何歳なのよ?」

4人「はい、すみませんでした」

一方
フロント前の椅子
紫「成る程、ずっと一緒だった幼馴染みに彼氏がね!」

夢「違うから!」

紫「分かるよ!紫ちゃんも青香ちゃんが彼氏なんて連れてきた日にゃ、永遠の眠りに・・・、スヤー、スヤー・・・」

夢「紫さん起きて!」

八期「まだかな?」

杏「お待たせ!」

八期「ここで1人も怖いよ!2人でも怖いけど・・・」

杏「3、4人が良いの?」

八期「5、6人かな?」

杏「素直!」

ピタン!

愛「キャアアア!」

ドン!

杏「あっ!」

八期「えっ!?」

夢「ん?(えっ!?)」←エントランス1回から2階のテラスを見る

明「2人共大丈夫?」

八期「何とか・・・」

杏「頭ぶつけてない?」

八期「うん!」

愛「2人共ごめんなさい」

明「2人共、体当たってない?」

杏「大丈夫だよ!」

八期「特に痛くは・・・」

夢(2人がキスしてた?)

Re: レインボーヒロインズ ( No.19 )
日時: 2023/05/21 18:03
名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)

第19話・バレー
部屋に戻り
明「ただいま!」

香「お帰り!」

愛「あれ?何で皆正座してるの?」

零「人を驚かせた罰よ!」

杏「もう!レベル5になっても知らないよ!」

奈々「冗談に聞こえませんね」

杏「そう言えば、夢ちゃんが見当たらないけど?」

エル「たしか、紫ちゃんと一緒に出て行ったけど・・・」

夢「紫さん!自分で歩いてくださいよ!」

紫「スヤピー・・・」

エル「夢ちゃん!大変でしょ!手伝うよ!」

蓮「紫運ぶなんて重いでしょ!」

紫「誰が重いって?!」

愛「人1人運ぶなんて・・・」

杏「赤ちゃんでも、重いって感じるよ!」

明「確かに、ずっと持ってるとね・・・」

杏「どこ行ってたの?」

夢「紫さんにちょっと話聞いて貰った」

杏「ふーん」

夢「あっ、そう言えば愛ちゃんは会長に憧れて同好会に入ったんだよね?」

愛「うん、間違えたけど・・・」

杏「まあ、名前もやることも同じだから仕方無いよ!」

夢「でも、分かんないなあ、あんな見た目ガリヒョロで、運動神経悪い人がなんでライブを目指すことに?」

蓮「それは悪口じゃない?聞かれたら飛ばされるわよ!」

明「いや、本人自覚ありだからそこまで怒らない!」

エル「そうなんだ」

明「たしか、バレーやってたって言ってたな!」

全員「バレー!」

杏「ああ、言ってたね!」

愛「へー、会長がバレーって意外!」

恵梨香「確かにイメージ出来ませんね!」

蓮「そもそも、バレーは女の子の方がイメージ強いしね!」

紫「そう言えば、よくくるくる回ってるよね!」

明「あれは本人曰く、避けてるんだって!」

和「避けてるとは?」

杏「人混みを上手く避けてるんだって、なんかテレビのキャラを見てやってるんだとか・・・」

奈々「あっ、なんか分かる!」←アニメ好き

恵梨香「どれくらいの実力だったんですか?」

杏「たしか、全国大会行ってたよね?」

明「うんうん、ベスト8だって言ってたよ!8だけに!」

夢「ぜ、全国8位!?」

蓮「それは凄い実力ね!何がそんなに凄かったの?」

杏「本人が1番自慢してたのはサービスが上手かったって言ってた!」

全員「サービス!?」

明「ああ、そうそう最初は失敗するけど、サービス決めればそれだけで10点以上も取ってたよ!」

夢「サービスだけで10点以上!何をしたの?」

杏「ただ、ボールを撃つだけだよ!」

エル「ボールを撃つ?バレーってそんな競技だっけ?」

蓮「新体操の間違いじゃないの?」

愛「でも、何で辞めたんだろ?」

明「辞めたんじゃなくて、辞めさせられたの!」

夢「勉強とか?」

杏「そうじゃなくて、理不尽な判定を喰らいまくって、文句言って審判を突き落としたから!」

恵梨香「怖!」

和「理不尽って、審査員の言うことは絶対なんですから受け入れましょうよ!」

明「誰が見ても、明らかだった判定だからだよ!微妙な判定だったら文句言わない!」

杏「それで合計20点以上も損してるから」

夢「20点は大きいね・・・」

杏「それで府大会は運営の計らいで入れてもらって全国大会に行ったんだって!」

恵梨香「つまり、自らの実力ではないと・・・」

明「元々3回戦のシード枠だったけど、顧問がお母さんだったらしく、そのお母さんが敢えて断ったんだって!」

紫「ある意味勝てたのは実力じゃない?」

杏「うんうん、得意のサービスで点数を重ねて全国大会へ進んだの!府大会だけで1人で100点以上取ったんだよ!」

夢「ヤバい!どんな実力者なの?」

明「まあ、周りから見たら判断取りづらい感じで、相手のミスを誘ったんだよね」

蓮「サービス1つで皆ミスするの?」

杏「うんうん、1チームフィールドに6人だけど、喧嘩に成る程、それで監督から怒られるチームもしばしば・・・」

和「団体戦ですか・・・」

恵梨香「団体の中でどんなサービスで魅了してるんですか?!」

明「だから、ただボールを撃ってるだけだよ」

杏「時々天井ギリギリまで行ったり、ネット揺らして相手を翻弄したり・・・」

奈々「それは翻弄しますね!ネット裏で何を見せられてるのでしょう?」

蓮「怖いったらありゃしないわ!」

和「むしろ減点では?」

恵梨香「流石にメチャクチャやられたら審査員も怖がって減点出来ませんよ!」

愛「それで、辞めさせられた理由は?」

明「他の学校の生徒達にネチネチ文句言われて・・・」

杏「廊下で乱闘騒ぎに成ったのよ!八期君は全部仕返しなんだけどね!」

エル「それで、何でスクールアイドルなんかを?」

杏「お兄さん達がやってたから!後、お母さんから人との協調性を学ばせたかったからって!」

明「元々、歌は好きだったし、盛り上がる曲に成ると、自作のダンスで踊ってたんだって!だけどすぐ忘れて次に聞いた時は別の振り付けに成ってるけどね」

蓮「そう言えば、何でアイドル研究部は絶対命令OKなのかしら?」

夢「それは私も聞きたい!」

杏「それは、八期君に意見を言わせるため!生徒会長と理由は同じ!」

明「零曰く、元々アイドル研究部で使う筈だったものを、不測の事態で生徒会に使わざる負えなかったとか!」

恵梨香「本当に良い迷惑です!」

奈々「まあ、元を辿ればその前の生徒会と先輩方の人任せの感情が巡りめぐって会長に行ったんですよね?」

紫「待ってよ!紫ちゃん達3年生だから生徒会長には・・・」

杏「切っ掛けは絶対命令発動前の去年ですよ!関係無いとは言わせません!」

蓮「私、モデルやってるもの!生徒会の時間なんて・・・」

奈々「芸能人は時間の都合を調節出来ます!前もって言えば、最低限の仕事を学校側から提示されるだけで済みますよ!」

蓮「そうなの?」

奈々「先生曰く、この例は八期会長就任より3年前の事例です!」

エル「へー、3年前にそんな事が!」

明「3年前からそういったもしも系が考えられてたんだね!」

奈々「そして、この会長を支えた副会長は幻の生徒会長として表彰されるそうです!」

恵梨香「何で副会長?何で幻?」

奈々「生徒会長が出来ないことをサポートするのが副会長の仕事ですから!」

和「そうですよね!副部長もそんな感じですよね」

奈々「後、幻の理由は『生徒会長のように見えて、生徒会長ではない!ではあの人は誰だったの?』っと言う感じに幻のように消えていくから、だそうです」

紫「それはそれで格好いいね!」

明「ゆかりんも出てよ!」

紫「バイトあるのに?」

明「幻の生徒会長制度でなんとか成るよ!エルっちだって!」

エル「だって、分からないんだもん!」

奈々「会長もエルさんと大体同じ理由で拒否しておりました!まあ、それですんなり行っていたら・・・」

愛「残念だったね!でも不本意だけど私は八期先輩が会長で良かった!」

奈々「なぜですか?絶対命令ですよ!」

恵梨香「そうだよ!あい子!」

愛「だって、八期先輩が会長でなかったら、私はこの学校に通うことも、スクールアイドルをやることも、皆と出会えてなかったかもしれないから!」

全員「あっ!」

杏「それはそうだよね?」

明「八期が会長になったことで、運命が変わった人がここに!」

蓮「いや、結構変わってる人居るわよ!」

夢「八期のお姉さんとか、矯正学校だし!」

恵梨香「エリリン達はいじめレベル3のレッテル貼られて・・・」

エル「でも、八期君が生徒会長じゃなかったら、愛ちゃんに会えなかったんだ!」

紫「それは紛れもない奇跡だよ!」

愛「だから、そんな先輩が好きだなあ!」

全員「えっ?」

明「アイアイ、今なんて?」

夢「まあまあ、助けてくれた恩人を好きに成るなんて普通だよ!」

和「それもそうですね!」

蓮「そうね、別に好きって言っても、全部が全部恋愛とは限らないんだし!」

エル「誰を好きに成るなんてその人の自由だもんね!」

杏「皆、もう遅いし、早く寝よう!」

同好会「おやすみなさい!」

次の日同好会のメンバーは八期がやってた『バレー』のことを勘違いしていることを知ることに成るが、それはまた別の話(ナンバーズ8で!)!

Re: レインボーヒロインズ ( No.20 )
日時: 2023/06/06 20:06
名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)

第20話・甲子園と言えば?
九「皆さん!」

同好会「何?」

九「零ちゃんのお婆さんから甲子園の試合のチケット貰いました!」

明「マジで!」

エル「なんで貰ったの?」

九「お客さんの1人に『仕事の事情で行けなくなったからよろしければどうぞ!』って」

愛「何月の何日の試合?愛ちゃんボード『甲子園行きたい!』」

九「来週だから8月初旬辺りなんだけど、5枚しか無いんだ!」

杏「8月?」

夢「どうしたの?」

明「8月に甲子園の試合なんて合ったっけ?」

愛「無いはず!愛ちゃんボード『合っても8月最後!』」

蓮「いや、あるでしょ!」

紫「今普通にやってるよ!」

エル「私、毎年楽しみにしてるんだ!」

恵梨香「3月にもありますよね?」

明「合っても、甲子園は無いよ」

夢「まあまあ、3人が行かないなら私達だけで決めようよ!」

和「それもそうですね」

恵梨香「甲子園の試合見ないなんて勿体無いな!」

愛「無いもの見ても意味ないよ」

九「どう決めますか?じゃん拳?くじ引き?」

恵梨香「くじ引きは反対です!エリリンくじ運悪いので!」

蓮「そうだわ!皆、甲子園に行きたいなら、甲子園の魅力を語れば良いのよ!」

奈々「良いですね!」

紫「でも、審査員は誰がするの?」

蓮「行かない宣言をした3人にしましょう!」

恵梨香「ええっ!何でですか?」

蓮「『行きたくない』と言うのなら行きたくなるようなプレゼンをすれば良いのよ!」

杏「別に行きたくないって言ってるんじゃないんです!」

愛「試合が無いのに行く意味ないって言ってるの」

夢「じゃあ、なんでチケットがあるのさ?」

エル「誰から行く?」

夢「私は、野球は興味ないかな!パス!」

恵梨香「じゃあ、エリリンから良いですか?」

和「良いですよ!」

恵梨香「(にひひひ、こう言うプレゼンは先攻が有利なんですよ!ましてや確率は5/6、負けません!)甲子園と言えば魔物ですよ!」

夢「甲子園の魔物?」

恵梨香「ほら、何の変哲もないゴロやフライをエラーしてしまったり、5点差以上の余裕のチームがあれよあれよで同点または逆転される展開!」

紫「確かにあるね!」

蓮「余裕の試合が必死の試合になる展開!」

和「それを甲子園の魔物せいって言うんですよね」

杏「ああ、GW辺りが多いよね!」

明「うんうん」

愛「4点差の後の9点差逆転とか2試合連続サヨナラ試合とか!」

恵梨香「なんでGWなんですか?!」

杏「時々、関係無い球場にも出てくるんだよね?」

明「そうそう!展開が似てたり、点差は違えど、大逆転試合!」

愛「やっぱり贔屓のチームが大逆転勝ちすると興奮するよね?」

3人「うんうん」

夢「なんだか、3人の世界に入ってるね・・・」

蓮「はい!終了!」

恵梨香「ええっ!」

蓮「こう言うプレゼンは1人に付き1個かつ一言でしょ!」

和「それでは次は私が!私もやっぱり甲子園の魔物ですね!」

恵梨香「エリリンと同じじゃないですか!」

和「ですが、なぜ魔物が生まれると思います?」

エル「なんで?」

紫「それは紫ちゃんも知りたい!」

和「相手の応援が投げてる投手に重い重圧を与えるんです!」

杏「それよく言われるよね!」

明「なんたって、300°から350°ぐらい敵しか居ないから!」

7人「えっ?」

愛「応援団からの重圧がヤバイから投げにくいって、
歴代の選手達が口を揃えて文句言うのがお約束!」

和「いやいや、そんなアウェーな試合があります?」

杏「普通だよね?」

明「ほぼ、毎日見てるよ!」

和「いやいや、1塁側と3塁側に分かれますよね?」

愛「えっ?ライトとレフトに分かれるよ!後攻のチームがライト側!」

和「じゃあ、内野席は?」

愛「基本後攻のチームが占める!場合によってはレフト側から1塁側に掛けて黄色い声援に成るときもあるよ!」

エル「後攻メチャクチャ有利!」

蓮「はい!そこまで!次は?」

紫「次は紫ちゃん!紫ちゃんはね乱打戦が好きかな!」

全員「分かる!」

杏「やっぱりどんな試合も点が入らないと面白くないもんね!」

明「まあ、打ち合いってなかなか無いけど、見てる人達はヒヤヒヤだよ!」

紫「紫ちゃんはどんな時も負けてるチームを応援するんだ!」

和「優しいですね」

紫「いや、点取ったら応援する相手変えるよ」

蓮「まあ、そんな展開の方が見てる人達としては面白いわよね!」

愛「でも、やっぱり贔屓のチームが勝てないと面白くない!」

夢「そりゃ、応援するチームの団はそうだけど・・・」

紫「これは高評価かな?」

蓮「次は誰行く?」

奈々「私です!私としては応援歌が好きです!」

明「ああ、攻撃の時のね!」

愛「野球の応援の醍醐味と言えば、ヒッティングマーチ!」

杏「誰が好きなの?」

奈々「えっ?誰と言われましても・・・」

エル「個人応援歌ってあるの?」

明「あるよ!各チームに!」

奈々「私、『夏祭り』とか『ルパン三世のテーマ』が好きなんです!」

愛「奈々ちゃんはヤクルト好き?」

奈々「勿論!」

明「そうなんだ・・・」

蓮「次、私言って良い?」

エル「いいよ!」

蓮「私は、攻撃だけでなく守備も面白いわよ!」

杏「ファインプレーや三振も魅力だよね!」

蓮「特に興奮するのはバックホーム!」

明「ああ、大興奮するよね!」

愛「敵味方関係無く、ホームクロスプレーはドキドキ!
贔屓がランナー刺したり、ホーム踏めば『やったー!』抑えたり、回避すれば『敵ながらあっぱれ!』って思う!」

蓮「1996年にはサヨナラを阻止する奇跡のバックホームってあるのよ!」

和「有名ですよね!」

エル「最後は私だね!やっぱり球児達の活躍が格好いいよね!」

3人「球児達?」

杏「甲子園の球児って1人だけだよね?」

2人「うん!」

蓮「なに言ってるの?」

恵梨香「甲子園のフィールドで戦った選手全員が球児ですよ!」

明「エルっち、球児分かるの?」

エル「勿論だよ!毎年見てたもん!」

愛「じゃあ、背番号言ってみて!」

エル「えっ?」

奈々「そんなの分かるわけないじゃないですか!」

和「逆に皆さん分かるんですか?」

3人「22!」

7人「えっ?」

杏「球児と言ったら22番だよね?」

愛「かつてタイガースの抑え!守護神として甲子園を沸かした!伝説のレジェンド!」

明「『火の玉ストレート』が必殺技!今は引退してるけど、甲子園の球児って言ったら藤川しか居ないよね?」

3人「うんうん!」

愛「そして、今それを受け継ごうとしている選手が居る!」

杏「でも、8月に見られないなんて!」

明「ドームでも見れないことはないよ!」

蓮「えっ?あなた達高校野球は?」

3人「高校野球?」

エル「見ないの?」

杏「見ても面白くないよ!」

明「あれは阪神球団が高校生に無償提供してるんだよ!」

7人「マジで!?」

愛「愛ちゃんボード
 『甲子園!
     阪神見なくて
         何を見る!?』」

夢「ってことは、3人共阪神ファンだったの?」

3人「そうですが?」

蓮「どうりで噛み合わない訳ね!」

紫「3人の話は全部プロ野球か・・・」

恵梨香「それじゃ結果はどうなるんでしょ?」

愛「もう決まってる!」

明「あたしも!」

杏「この人一択!」

蓮「誰?」

3人「エルさん!(っち!)」

エル「ええっ!なんで?」

杏「甲子園の球児と言ったら、藤川球児しか居ないよ!」

愛「むしろ常識!愛ちゃんボード『甲子園を分かってない!』」

明「甲子園で活躍した球児ってのは、野球ファンなら誰でも知ってるよ!他球団のファンでも知ってるよ!」

奈々「待って下さい!それは阪神ファンの3人の意見じゃ?」

杏「私達を審査員にするって言ってたよね?」

明「だったら文句無いんじゃない?」

愛「愛ちゃんボード『これだから他球団ファンは・・・』」

その後エルは自腹で行ったとか!
ちなみに薺は中日ファンです。

Re: レインボーヒロインズ ( No.21 )
日時: 2023/06/17 08:37
名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)

第21話・合宿後のお泊まり(後日談)
恵梨香「イヤー、甲子園楽しかったですね!」

蓮「そうね、もうお祭り騒ぎだったわ!」

紫「球児達の熱き死闘と流す汗!カッコ良かった!」

奈々「まさに甲子園って感じでしたね!」

和「出来れば、女の子も試合出来れば良いのですが・・・」

エル「ううっ、お金が・・・!」

紫「そんな気を落とさないで!」

蓮「あんな、阪神ファンに聞いたのがまずかったのよ!」

恵梨香「審査員頼んだの蓮先輩でしたよね?!」

エル「甲子園の球児、甲子園の球児・・・」

奈々「頭がこんがらがってますね」

杏・愛「おはよう!」

奈々「おはようございます!杏さん、愛さん!」

明「お、おはよう・・・」

奈々「明さんどうしたんですか?」

明「イヤー、先週八期のお婆ちゃんの家行ったじゃん?」

蓮「3人はそっちに行ったものね」

明「ピュアメンバーのせいで、あたし寝不足だよ!」

杏「なんで?」

愛「明さんも結構楽しんでた!愛ちゃんボード『?』」

恵梨香「いったい何が合ったんですか?」

明「まずはお風呂なんだけど・・・」

回想
お風呂
八期の祖母「お風呂沸いたけど、誰が先入る?」

八期「僕先に行きたい!」

零「えっ?私も!」

町子「私だって!」

愛「私も出来れば・・・」

杏「私だって・・・」

愛海「私もそこは譲れないなあ」

希「じゃあいっそのこと皆で入る?」

全員「嫌だ(ダメ!・無理でしょ!)」

明「八期、そこは、少しは喜びなよ!」

八期「喜べない、喜べない!嫌われる!」

愛海「こういうとこ真面目ね」

八期「じゃんけんで決めよう?」

明「でも、1人ずつ入ると時間かからない?」

希「それはそうね!じゃあ2、3人位のグループで分けようか!」

愛海「どう分ける?」

零「そもそも八君と組む相手は?」

女性陣「あっ!」

八期「いや、流石にここは1人で良いよ!お風呂は1人の方が落ち着くし・・・」

杏「そうだよね」

愛「男の人と入るのは恥ずかしい」

明「そうだよね、それが普通だよね」

希「私と入ろうよ!」

愛海・零・町子「えっ?」

八期「えっ?なんで?」

希「何を今更、何年も一緒に入ってるくせに!」

明「マジで?」

零「それだったら私が代わりに・・・」

町子「私だって、ラブホで泊まるくらい余裕だから!」

全員「ええっ!」

希「強がっちゃって、お互いプライベートゾーンは晒してないくせに!」

町子←図星

愛海「弟居るから私なら余裕よ!」

零「それを言うなら私だって!」

明「先に入っとく?」

杏「そうだね、今のうちに・・・」

洗面所
明「やっぱり、3人も居ると狭いな!」

杏「明ちゃん後から入ったら?」

明「そうするは、着替え終わったら呼んで!」

愛「は~い!」

ガラガラ

愛「キャアアア!」

八期「わあ!ええっ!?」

明「何?どうしたの?」

杏「八期君、先に入ってたの?」

八期「喧嘩が長引きそうだから、その間に行くようにお婆ちゃんに言われて・・・、今入ってるから時間を開けて・・・」←背を向けて話す

愛「気にしてませんよ!」

杏「後がつっかえるし私達も入っちゃおう!」

明「ええっ!入るの?」

杏「ここにずっと立って待つのも時間の無駄だし、後の人の邪魔だし・・・、このまま私が背中流してあげようか?」

八期「それはどういう意味?」

杏「後ろ向かせない為の口実だけど?」

八期「ですよね!」

杏「頭とかは?」

八期「まだかな・・・」

杏「じゃあ、愛ちゃん洗ってあげたら?」

愛「分かった!先輩頭失礼します!」

八期「ありがとう」

回想終わり
明「ってことが合って・・・」

8人「何それ!」

夢「なんでナチュラルに一緒に入るかな?!」

紫「流石の紫ちゃんもお目め飛び出す案件だぜ!」

杏「だって、あのまま八期君が出てくる筈無いし、他の人達も10人位居たから早めに終わらすためには、私達もついでに入るしかなかったんだよ!」

夢「見られる可能性は?下手したら襲われる可能性だって・・・」

杏「見られるのは覚悟してたけど、襲われるは100%無いよ!」

8人「なんで?」

杏「普段から周りから嫌われてると思ってる人が、女の子にしたら即嫌われる行為するかな?」

明「しないよね!」

愛「してたら私達ここに居ない!」

恵梨香「あい子、包丁とかで刺す事案じゃないからね!」

愛「違うの?じゃあ何?」

和「知らない方が良いかと・・・」

愛「そう言えばご飯は盛り上がったよね?」

杏「そうそう!ホームでサヨナラ勝ちして皆大興奮!」

明「それはそれで楽しかったけど、寝場所揉めたよね?」

回想
八期の祖母「皆、どこで寝る?」

八期「結構布団あるよね?リビングに廊下に仏壇に!」

希「私は八君と添い寝して寝る!」

愛海「あっ!ズルい!」

町子「私は1度で良いから希お姉さんと添い寝してみたいです!」

希「まっちゃん?私で良いの?」

町子「恩がありますから!」

零「私は寝たことあるから、と言うか愛海ちゃんと居たいかな?」

希「2人は良いの?」←ちょっとからかう

杏「そうですね、横向きなら同じ部屋で・・・」

愛「私も同じ部屋で・・・」

明「いや、正気?」

杏「寝るって言っても、横に成って目を瞑って夢の中だよ」

愛「何があるの?」

明「もっと、危機感持とうよ!」

杏・愛「?」

回想終わり

奈々「もっと危機感持ってください!」

蓮「襲われても知らないわよ!」

愛「そう言えば、寝る前の会話楽しかったな」

回想
明「もう、あのクラスの生き残りは杏だけなんだね?」

杏「そうなるね」

八期「僕も居るよ!」

愛海「原因の元でしょ!」

零「私は4年生で転校してきたからな」

愛「そうなんだ」

杏「明ちゃんはなんでBクラスに?」

明「まあ、元々そんな頭良くなくて平凡だったんだけど、お姉ちゃん出来てから勉強が楽しくなって、いつの間にかどんどん先に進みすぎて、特進のBクラスの方が良いのでは?って先生に言われて!」

八期「格好いい!」

愛「確かに、憧れちゃう!」

明「そうかな?当たり前の事を当たり前にやってるだけなんだけどな!」

愛海「その当たり前を出来ない生徒の方が多いから天才って少ないのよね」

町子「とは言っても、その天才とか偉人も最初から凄い訳でもなければ、意外としくじってたりするけどね!」

しばらくして・・・

八期・Zzz

希「あっ!八君寝た!」

愛海「ナチュラルに隣取りましたよね?」

零「しかも添い寝!」

希「同好会の3人も3人並んで寝てるじゃん!」

明「関係無いから!」

愛「杏さんって八期先輩とずっと同じクラスなんですよね?」

杏「うん!下手したら保育園の時から同じだったかも!」

明「それもう幼馴染みレベルじゃん!」

杏「話したり、一緒に遊んだりは無いんだけどね・・・」

零「それは幼馴染みとは言わないね!」

愛海「元祖幼馴染みが攻めて来た!」

零「私は小さい頃から一緒に育ってきたんだよ!少し離れてたけど、それでもそれまでは一緒に遊んだり、世話焼いたりと色々してきたんだから!」

愛海「零ちゃんも色々やってきたんだね!」

零「八姫ちゃんよりは幼馴染みと言えるよ!」

希「それだけで幼馴染み!笑わせないで!」

町子「本家が来た!」

希「私なんか生まれた瞬間から知ってるし、毎日会ってお世話してるし、1日1回はキスしてるし!」

愛海「なんか、色々やり過ぎ!」

希「ミルクやりからオムツ換えまで!」

愛「まさか母乳も?」

希「な分けないでしょ!出ないわよ!」

明「掃除とかも?」

希「勿論!」

明「じゃあ、ベットの下にエロ本とかで・・・」

4人「えっ!?(でも男の子なら・・・)」

希「無いわよ!」

愛海「そうなの?うちの弟とか普通に隠してたわよ!」

希「ケチだし、周りにバレたくないから買う勇気も持って帰る勇気もない!そもそも友達少ない上に、そんなもの読んでたら嫌われると思って、そんな話題に乗ってこない!」

杏「そう言えば、エッチな話を周りの男子達が話してた時、顔赤くしながら嫌がってたような?」

希「うん、聞いてて嫌なんだろうね!お陰で保健体育点数低いし!」

愛海「珍しい、うちの勇気のクラスなんて、保健体育だけ男子皆満点か平均90点以上よ!」

町子「そう言うことに興味無いのかな?」

希「あるにはあるけど、周りに知られたくない、からかわれたくない、気持ち悪がられたくないと言う気持ちが先に来るからね!」

明「成る程、私は気にしないけどな!男ってそう言う生き物でしょ!」

町子「そうと分かっていても、酷い時はね!杏ちゃんと愛ちゃんは?」

杏「私は、理解は出来ていても怖いかな・・・」

愛「私も性的関係でいじめられてきた!」

女性陣「どんな感じに?!」

愛「胸が小さいだの、本当は男なんかじゃないかって、下を触らそうに成ったり・・・」

明「ヤバッ!」

愛海「こんど、そう言うの合ったら先生に言うのよ!」

愛「言っても変わらないし・・・」

愛海「職員室でも良いから!」

愛「後、私に告白してくる男子は、私が気弱だから・・・」

零「身体狙いなんて失礼ね!女の子を何だと思ってるの?」

愛「本当に八期会長の絶対命令で良かった!」

5人「ええっ!!!!」

零「言ってはいけないけど、そこは普通『嫌』とか『絶対命令でなければ良かった』だよね?」

愛海「私も信じてはいるけど、襲われる可能性もあるわけで・・・」

町子「うんうん、男子がリーダーかつ絶対命令だと、私達女子の自由が無いと言うか、何言われても逆らえないから・・・」

愛「実は、さっきのいじめの最中に偶然八期会長が通りかかった時が合ったの!」

明「へー、それで?」

愛「一部始終聞いてて、あの時は庶務の理珠さんも連れてたから・・・」

零「あっ、何となく想像付いた!」

愛「私の身体を触る寸前で腕を掴んで、いじめレベル9にしたの!」

5人「レベル9!」

回想終わり

同好会「レベル9!何それ!」

明「八期曰く、故意じゃなければ状況によって罪は軽くなるが、明らか故意だと痴漢!いわゆる犯罪は確実だから、留置所に掘り込めるレベル9が妥当なんだって!」

杏「流石に、犯罪は見逃せないってことで理事長も納得したらしいよ!」

蓮「まあ、ごもっともね」

和「因果応報です!」

愛「他にも執拗な告白場面では・・・」

回想
男子A「俺のものに成れ!」

愛「えっ・・・」

男子A「俺は金持ちの坊っちゃんでこんなイケメンだ!俺と一緒なら何不自由無く過ごせるぞ!」

愛「い、嫌です!」

男子A「何だと!俺の言うことが聞けんのか?」

愛「嫌なものは嫌です!」

男子A「お前!誰に向かって・・・」

八期「止めろ!お前の好きだけを押し付けて恋愛が通じるか!」

男子A「何だ?お前は関係無いだろ!引っ込んでろ!」

ドン!

八期「フー、理珠!」

理珠「はい、バッチリです!黒服の皆さん!」

男子A「何をするんだ!」

回想終わり
愛「と言うのやり取りが20回くらい・・・」

愛海「危なっかしい!」

杏「愛ちゃん今度から1人で行動するの止めよう!」

愛「今は林檎ちゃん達が居るから大丈夫!それまでは理珠さんに護衛してもらってたし!」

零「それで理珠ちゃんが居ない時期の謎が解けた!」

町子「言っちゃえば、ナルシストとかが飛ばされ要員よね?後潔癖症とか?」

愛海「そうね、ほとんど俺様感のあるお坊ちゃんかわがままが何でも通じると思ってるお嬢様か潔癖症、後おふざけ要員ね!」

回想終わり
蓮「恵梨香ちゃんも気を付けるのよ!」

恵梨香「そうですね!いつ襲われるか分かりませんものね!」

蓮「いや、おふざけがエスカレートしていじめレベル5に飛ばされないようにってことなんだけど!」

恵梨香「あ、あ、ありませんよ!多分!」

紫「怪しい」

和「そもそもレベル3ですから、いつ飛ばされてもおかしくない位置ですからね!」

恵梨香「それはエリリンだけじゃありませんよ!」

エル「私達はよっぽどの事が無い限り無いよね?」

蓮「そうよね?」

奈々「私は緊張してます」←現在レベル4の崖っぷち

恵梨香「分かりませんよ!蓮先輩がハニートラップと見せかけて、セクハラを訴えるとか・・・」

蓮「何ですって!」

紫「いや、蓮ちゃんなら本当にありそうで怖い!」

蓮「紫!」

エル「蓮ちゃん、外を歩く時は肌の露出の無い服を着て歩くんだよ!」

蓮「エルまで!」

愛「強敵揃いだったな・・・」ボソッ

杏「愛ちゃんなんか言った?」

愛「うんうん、何でも!」

Re: レインボーヒロインズ ( No.22 )
日時: 2023/07/01 19:39
名前: いくちゃん (ID: 1aSbdoxj)

第22話・皆でプール掃除
恵梨香「何でなんですか!」

和「文句言わずに掃除しますよ!」

愛「終わったら遊べるし、むしろ得!」

林檎「うんうん、遊ぼう!」

蜜柑「ビーチボール持ってきたんだ!膨らましてないけど・・・」

桃子「そっちの方が当たり前だって!」

蓮「何で私達がプール掃除することに成ったんだっけ?」

奈々「それは会長に・・・」

明「いや、違うでしょ!」

杏「文句は零ちゃんだよ!」

八姫「まったく、私達まで巻き込んで!」

有「いきなり絶対命令!って言うからなんだと思ったら・・・」

朝子「人をプール掃除に呼ばないでよ!」

八期「何勝手に人の絶対命令使ってるのさ!」

零「すみません・・・」←プール掃除を伝えることを忘れた

愛海「もう、放・連・相だよ!」

零「愛海ちゃんだけには言われたくない!」

愛海「なんでよ!」←同じく忘れてた人

八期「おお、一輝!久し振り!」

一輝「おお、そうだね!」

楓「何?」

八姫「知り合い?」

八期「僕の初めての友達!」

零「そうなの?!」

八期「4年生の時の、ってか零ちゃん転校してきたよね?」

金「でも、その友達に裏切られるとはね」

八期「どういう事ですか?」

金「だって、会長リコールの署名にサインされたんでしょ?」

一輝「僕、してないよ!」

全員「ええっ?」

楓「一輝してないの?」

一輝「うん!親友の事を悪く言うのはね・・・」

燕「じゃあ何でこのクラスに?」

香「彼だけは特別な処置で、移動して貰ってるだけ!」

朝子「どういう事ですか?」

香「だって、彼だけ残ったらDクラスは彼一人だけよ!そんな離島の学校みたいな話ある?」

流「確かに・・・」

小「一人ぼっちは可哀想だね」

香「だからよ!その分、授業料は通常料金!心の教室受けてる生徒は普通の生徒の1.5倍掛かってる!別教室は2倍よ!」

朝子「てことは、窪って心の教室は?」

一輝「勿論受けてない!」

Dクラス「良いなあ!」

恵梨香「それで授業料の話ですけど、万が一レベル5になったら・・・」

香「3倍以上よ!」

紫「紫ちゃんの家終わっちゃう!」

エル「うちなんか外で暮らすことになるよ!」

希「それにしても人数多いわね!掃除より授業ができるよ!」

結菜「普通に部外者多いのでは?」

八期「お前が言うな!」

結菜「私は女子生徒達の中に男子生徒が数人と何か良からぬ事でもと思って・・・」

朝「その割には私に『水着と体操服を持ってきなさい』って言ってましたよね?」

流「私、全員呼んだ筈なのに何で?」

心乃枝「本当は男子達も居ったんやで!」

小「じゃあ何で居らんの?」

江子「そこのスクールアイドル同好会の蓮先輩の水着姿を見た瞬間・・・」

春奈「ほとんどの男子が鼻血出して失神しちゃって・・・」

冷子「皆保健室よ!」

楓「一輝だけ無事だったけどね!」

杏「八期君もだよ!」

グレーテル「本当変態兄貴達は何を興奮してるんだ!」

蓮「あら、ごめんね!男子達を誘惑して興奮させちゃって!」

零「間も無く、蓮さんが泣きますよ!」

蓮「どういう意味よ?」

希「だって、八君巨乳大嫌いなうえに、胸に興味ないもん!」

8チーム以外「マジで!?」

青奈「むしろ、巨乳自慢してたら引かれた!」←涙目

8チーム以外「嘘!」

莉桜「本当にあんたら2人は羨ましいわね!沢山の女子の水着姿を見ながら掃除出来るなんて!」

一輝「水着位でそこまで興奮しないよ!」

八期「それに上、着てるうえにどうせ学校指定の水着でしょ!」

希「違うわよ!前買ったやつだよ!」

愛海「学校指定は古いしね!」

グレーテル「まあ、色気無いしな!」

葉月「何で脱ぐんだよ!」

金「水着だから良いじゃん!私も脱ごう!」

明「よし、じゃあ私も脱ごう!びちゃびちゃして気持ち悪いからね!」

蓮「私も肌を晒すわよ!」

零「私も脱ごうかな?」

八期「脱いで良いの?」

香「良いわよ!でも水着は脱がないでね!」

八期「当たり前ですよ!」

一輝「危な!」

春奈「それ!」

江子「ちょっと春奈!」

莉桜「それ!」

流「莉桜も止めなさい!」

まな「掃除って大変ですね!」

八期「もう嫌だな!」

香「つべこべ言わずやりなさい!」

八期「だって終わりが見えないもん!」

杏「どういう事?」

八期「綺麗に出来たと思っても、ここがダメだとか、まだ残ってるとか、絶対に落ちなさそうな場所も落とせとか、霧がないよ!」

芹「どこの姑よ!」

有「うーん・・・」

香「どうしたの?」

有「全然綺麗になら無い!」

香「そこは限界よ!絶対落ちないから諦めなさい!」

有「は~い!」

部子「皆さん!まったく、なぜ私を誘わないのですか?」

朝子「誘ったのに来なかっただけでしょ!」

部子「最初に有先生もいると言えば・・・」

歩「来てたのに!」

江子「もう、色々遅い!」

八期「何しに来たんだよ!」

春奈「ヒッヒ-ん、ブラシ滑りやろう!」

明「あたしも入れて!」

刹那「危ないよ春奈!」

春奈「横だけで良いからさ!」

香「あんまりやり過ぎないでね!八期にぶつかって取っ組み合いの喧嘩とか止めてよ!」

葉月「その八期が入ってますが?」

香「怪我だけはしないでね!」

春奈「おっと!あっ!ああ!」

ビシッ!

まな「キャアアア!」←下をずらされる

有「ああ!すみません!」←目を隠す

明「そ-れ!ああ!」

ビリッ!

蓮「あっ!」←上の水着が破ける

明「あっ、れ、れ、蓮・・・」

蓮「あ・き・ら!」

明「ごめんなさい!」

蓮「待ちなさい!」←抑えながら走る

エル「2人ともプールの中を走ったら・・・」

ツルッ!

恵「ん?」

渚「ああ!」

歩「こっち来る!」

ドシーン!

八期「あっ!ボウリング!」

千桜「言ってる場合か!」

流「もう!」←巻き添え喰らった

小「なんやろ、私変なもの握ってるような・・・」

歩「奇遇だね、私も・・・」

渚「あっ、あっ・・・・・」

小「えっ?嘘!」

歩「ええっと・・・」

小・歩「キャアアア!」

数分後
香「まったく、プール滑るの禁止!」

全員「はい!」

春奈「へー、ふたなりって漫画の世界だけだと思ってたけど要るんだね!」

渚「うん、生まれた時から・・・」

千桜「私も初めて見たな!」

歩「何で2人は平気なん?」

春奈「フフフ、腐女子はBLで男子の大事な所が慣れてる分、こう言う事には心が広いのよ!ねっ、長谷川さん?」

千桜「そういう事に慣れてるのは認めるが、お前と一緒なのはヤダ!」

春奈「なんでよ!」

朝子「へー、何も見た目だけで男か女を決められないのね!」

心乃枝「一応女の子の物はあるんやね?」

渚「うん、だから女の子の日も来るよ!」

八期「一年に1回?」

零「それは桃の節句!」

八期「じゃあ何?」

朝子「コイツデリカシー無いわね!」

芹「女の子の日は女の子の日よ!」

八期「桃の節句じゃなきゃ何?」

グレーテル「男が当たると痛いところがあるように、女にも痛い目に遭うことが周期的にあるんだよ!」

町子「そうそう、男の子にしか分からないことがあるように、女の子にしか分からないこともあるの!」

八期「ふーん!」

香「皆、プールの水どんどん入れていくわね!」

全員「は~い!」

朝子「これはマジで脱いで行かないと!」

まな「その前に上がれば良いのでは?」

心乃枝「着衣水泳の練習にも成るやん!」

刹那「誰か!」

江子「刹那がプールの真ん中に!」

和「段々水が増えてきましたね」

恵梨香「私達も早く脱ごう!」

愛「うん、あっ!」

八期「どうした・・・」←後ろ向く

杏「皆!愛ちゃんを隠して!勢い余って下の水着まで脱いじゃったみたい!」

明「しかもそれで水着流れた!」

エル「ええっ!」

恵梨香「大変じゃないですか!」

和「まだ近くにある筈です!」

香「八期、窪!あんたらは後ろ見ちゃダメよ!見たらどうなるか分かってるわね?」

2人「勿論です!」

刹那「あっ!」

春奈「刹那?まさかあんたも?」

刹那「下が流された!」

部子「先生!助けてください!上の水着が流されました!」

朝子「そんなこと言って、自分で流したんでしょ!」

部子「何を適当なことを・・・」

理珠「上から見ていましたよ!」

部子「えっ?」

歩「助けて!私も上流された!」

朝子「どうせあんたも・・・」

小「本当やねん!莉桜がイタズラして・・・」

莉桜←知らんぷり

理珠「証拠映像です!」

香「田中さん!見付けないといじめ扱いにするわよ!」

莉桜「すみませんでした!」←必死に探す

一輝「あちこちで起こってるから、目瞑らないと・・・」

明「これ誰の?よく見てね!♪」

恵梨香「小学生ですか!」

部子「私のですわ!」

杏「これは・・・、誰の・・・、パンツ?」

刹那「わ、わ、わ、私のです!」

朝子「なんて呼べば良いか分からない上に、名乗りにくい」

希「それで愛ちゃんの水着は?」

愛海「見当たらないよ!」

青奈「もっとちゃんと見てる?」

八期「ねえ、それってこれかな?」←後ろ向いて手を上げる

愛「あっ!私の水着!」

春奈「こんなところに変態・・・」

バシャン!

春奈「何するのよ!」

零「変態なんて言わせないわよ!」

希「そうだよね!ちゃんと水着見付けてくれたのにね!」

江子「春奈失礼ですよ!」

愛「八期先輩ありがとうございます!」

八期「取り敢えず見つかって良かったよ!」

昼食
八期「掃除の後のご飯は格別だね!」

零「うんうん!」

希「もう、八君ったらほっぺにご飯粒付いてるよ!」←取る

青奈「何、平然と・・・」

愛「先輩、どうぞ!」

八期「良いの?」

愛「さっきのお礼です!」

八期「ありがとう!」パクっ

愛海「それだったら私もアーンする!」

八姫「私だって!」

青奈「私も!」

希「私も!」

零「さっき、ご飯粒取ってましたよね?」

希「それとこれとは違う!」

青奈「どう違うんだよ!」

杏「あっ!私も!」

明「面白そう!私も!」

結菜「何ですか?この風紀の乱れ用は?」

朝「風紀なんですかね?」

奈々「そもそもあなた方は何しに来たのですか?」

結菜「風紀の乱れを起こさないよう・・・」

朝「その割には一緒に遊んでましたよね?先輩?」

結菜「何の事でしょう?」

朝「もしかしてただプールで遊びたかっただけじゃないんですか?」

結菜「それはあれです、別に何でもありません!」

香「誤魔化すな!」

零「そもそも誤魔化せてない!」

ハプニングが度々遭ったが、大きな事件が起こらなかったプール掃除だった。


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