二次創作小説(新・総合)
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- 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(完)
- 日時: 2019/07/09 11:50
- 名前: YUMA (ID: 4rycECWu)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=31067
ドタバタ続きながらも頑張っているユマです。ep2.5新装版、お待たせしました。
旧版へのリンクは上に。
*19/07/08に完結しました
ep3募集用紙はココ。〆切は12/25の23:30
(〆切ました!)
>>92
1.本日の舞台と逃走者>>旧版へ
2.オープニングはバトルから>>旧版へ
3.バトルの終わりはティータイムの後で>>旧版へ
4.ミッション1はドラマと同時に>>旧版へ
5.ハンターボックスの封印は連携で>>旧版へ
5.5カキコ限定、ここまでのお話>>1
6.ミッション終了は不思議少女の姿と共に>>4-13
7.少女との邂逅は逃走者の活躍の後から>>16-23
8.少女と不審者の秘密はミッション2の前に>>28-36
9.ミッション2は××探しが全て>>43-50
10.納涼祭はミッション3が始まる前に>>57-63
11.ミッション3中は注意が肝心>>67-73
12.ミッション3の鬼畜は蓋を開けてから>>74-81
13.ラストミッションはドラマの後に>>86-92
14.最後の晩餐は個人戦に限る(その1)>>101-103
15.最後の晩餐は個人戦に限る(その2)>>107-114
16.最後の晩餐は個人戦に限る(その3)>>122-130
17.最後の晩餐は個人戦に限る(その4)>>136-142
18.エピローグは月夜の作者の話の前に>>147-152
- Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.135 )
- 日時: 2019/06/22 12:09
- 名前: YUMA (ID: fGppk.V/)
コメ返でふ
月詠さん>
いくら仮想空間でもやらかした後の後始末が大変ですからね...トーチさんとアークさんの件と迅宗さんと豆狸さんの件は派手にやり過ぎなのだよ...リカバリーしたらお説教です。
今回の件で関与していない事が幸いして月詠さんは月のマナと諸々の事情で風のダークマナの採取先にしました。羽清さんの歓喜の声が聞こえるぞー
ジェネさんについては本当に対戦相手との相性が悪過ぎた。氷属性で炎属性に対して徹底した対策をとられているので負けルート。更に加え迅宗さんもリタイアして残るは羽清さんとハルさんだけに。
Ga.さん>
月詠さんの項目でも言いましたが仮想空間の中とはいえやらかした後の後始末が大変なのでユマとスタッフの負荷がマッハであります。
アークさんはゲストなので今回のゲームに関係ないです。マナドーピングの為、即座に搬送済みで治療室の中ですからね。
ええ、マナドーピング前提でもいいから何らかのオーバーキル関連を使ってさえすればGa.さんが勝っていた可能性がありました。最後の最後にツメの甘さでトクマさんに不意打ちされたらそりゃなあ。
及び、トクマさんが貴方から回収したマナドーピングの件は次回にガチ関与してきます。ネタバレですが実は貴方の想定通りにNo@hさんの戦線攻略にはトクマさんの協力が必須。誰が仕留めるかはまだ秘密。
ええ、羽清さんと伊那谷さんの件は前回のハルさんの件再来。戦闘向きじゃないと舐めてかかると足元掬われる負けルート。しかも恥ずかしい敗北です。たーまやー。
長原さんは...彼の負けをある程度予知していた黒猫さんと当たった事がそのまま敗因かと。
他の人のケースでも言うてますが、ジェネさんの敗北は徹底的に炎属性への対策がとられてクソ寒い冷凍庫に放り込まれた事が敗因です。対策は待て次回ですがヒントはトクマさんとしか言えない。
ただ冷凍庫に閉じ込められなくてもNo@hさんの戦線である宮殿内部に長時間いたらそのまま魔氷のフローリングの悪影響で戦えなくなり負けルート。なんてこと。...そうですね、魔氷を加工出来るレベルですごい建築関連知識を持ってる作者さんは既にいますが...何らかの機会があれば教えます。
鬼藤樟葉さん>
件の派手にやり過ぎた4人は後日小言でお説教オチ待った無しですぞ(笑)
すいません、貴方が仮に派手にやらかしたらチート関連で更に手に負えない上にお説教メンバー入りになりますぞ。ユマもスタッフも後始末問題で大変ですからねえ。
黒猫δさん>
2部4章何らかの形で見ましたか。ええ、ネタバレ話題なので多少伏せますがあの神様はなかった、対策出来るまで超チートぶりがヤバすぎましたし誕生経緯も...まあ彼、バーサーカーなのでダメージ的な意味では仕方ないかと。
仮想世界とはいえ、派手にやり過ぎるのは良くない事なのです。ユマとスタッフの負荷と後始末を考えてほしい所。
いきなり雨が降ったり寒くなったり、暑くなってきましたがムシムシしてます。リアルタイムでいつも通りです。
疲れたなー
- Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.136 )
- 日時: 2019/07/01 21:55
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
17.最後の晩餐は個人戦に限る(その4)・1
まとめから
<前説・現在のおさらい>
現在残り時間は29:00、ミッション4が発令中!
ミッション4詳細
牢獄に確保された者達が指定されたエリアで"戦線"を設置した。このままだと残り時間が10:00になった時点で全員が強制失格となりゲームが終了するだけでなく、ゲームクリア時点での賞金が全て牢獄の者達に渡ってしまう!
コレの回避手段は残っている逃走者が牢獄側を全員倒さなければいけない。このミッション中に限りスキルは全解禁されるが禁止されている事項は守るべし。
ただし牢獄側には1人強敵の助っ人がいる上、助っ人以外の全員が残っている逃走者への対策を講じている!
なお撃破時のレートは...
牢獄2人以上撃破>強制失格1人回避
牢獄4人以上撃破>強制失格2人回避
牢獄8人全員撃破>強制失格全員回避
助っ人撃破>賞金流出回避
9人共全滅>すべて回避+ミッション開始時点での残り逃走者に5万円ボーナス
残り逃走者チーム>
ジェネ(リタイア)
羽清
ハル
迅宗(リタイア)
助っ人
鬼藤
アーク(緊急搬送された)
黒猫δ
トクマ
牢獄チーム>
残りはNo@hのみ。ただ彼女の戦線の事もあるのでお覚悟を
所持アイテム>
残り逃走者に関係ないが、
トクマ>
マナドーピング×1
(元はGa.から押収したモノ)
牢獄側では、
No@h>
マナドーピング×1
(スタッフから支給されたモノ)
*ここから本編です
29:30頃、医務室内部
シェイド達
(-.-;)つ"現時点で運べる面子は全員搬送済み。"
(-.-;)つ"ドーピングした奴らは全員集中治療室に隔離してる、まだ治療中。"
(-.-;)つ"会話出来そうなのはドーピングを投薬してない上に軽傷な長原とGa.とヤマビコの3人のみ。伊那谷とジェネは重傷なので今は無理っぽい"
戦闘後のケアも大切なので、スタッフが終わり次第続々と患者と怪我人を搬送しています。抜かりないのだ。ただマナドーピングについては少し特殊なので投薬した全員を隔離しています。
ユマ「OK。その3人の部屋は何処だ。」
とある部屋。マトモに会話が可能な中でヤマビコの部屋を訪問することにした。まあ、それだけでは無いのだが。
ヤマビコ「今現時点で牢獄側、No@hさんだけなんですか...それよりユマさん、Ga.さんと長原さんにも聞いてますが僕らに戦線の件で明かしてない話題がそのまま敗因フラグになってたなんて...迂闊でしたよ。」
線路の作者のケースはもう少し防衛がカタい部屋の事を念入りに確認しておけば最悪な事態を防げるモノでしたよ?ただGa.さんはクッキーシェルターの設定に関して破られる抜け穴があるのを薄々感づいてシェルターを起動させた後に念入りに警備を固めていた、長原さんは隠ぺいされた事もあるがあの部屋に置かれた薬の内容と隠し部屋があるのがノーマークでしたが。
なお、その後の話だが残る2人の証言。この2人は"ドーピング前提で"なら勝利した可能性が少しだけある。
Ga.「え、マジで?あの時トクマさんが動けなくなった際に舐めプしないでオーバーキルするかドーピング付きで零距離から攻撃系の禁止カード使っていたら俺勝ってたの!?」
<愕然...
長原「...ドーピングのタイミングと擬態する内容次第では俺が勝ってた...か。剣崎と正宗への擬態はお仕置き用で避けていたんだが無視すれば可能性...え、黒猫さんの予知ではどうか、ですか?...最初はキリカじゃなくてアスナの擬態で襲撃して、即座にドーピングしてからキリカの擬態で彼女に零距離ファングで攻撃して無理矢理勝ったらしいっす。」
余談だが...長原の擬態に関しては当時...
長原さんが事前に持ってきた人達> アスナ、シリカ、一夏、ベール、万丈、剣崎、正宗
ミッション1のあの状況では一夏に擬態する以外にも相手をビビらせる事なく一緒に飛行出来る人が実は2人いるのは本当のお話なのは理解したかと。ただし最後のブレイドとクロノスの2人の仮面ライダーはお仕置きとキレた際限定。今回は追求されなかったが特別な事がないと使わない人も今回2人だけいました。
ユマが追加した人達> ファウラ、佐倉双葉、呉キリカ
この3人は裏で最後の晩餐用に手配した擬態データです。特にキリカへの擬態はデメリットの多い女子への擬態ながらも実は長原さんに合わせてデータ改造した完全な隠し玉。ただし、それでも5分だけの擬態なので時間切れには要注意
最初2人は破壊工作、小細工などに役立つ擬態。ファウラは魔法薬品の調合、双葉はナビ能力だけでなくハッカー技術でも役立つ...魔力漏出薬は後述するが実は擬態した彼が作成したモノである。
裏話もそこそこに...
- Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.137 )
- 日時: 2019/07/01 21:57
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
17.最後の晩餐は個人戦に限る(その4)・2
甘味の作者、攻略準備だが...
29:07頃、西エリア、中央公園内部
ハル「...くそ...ジェネさんだけでなく迅宗さんまでアウトだなんて。」
最新の情報が出て混乱している探偵の作者。その近くに...
ハンターB「...」
ハンターだ。悪いが現在でもコイツらは稼働中だぞー...!
LOCK ON>C.haru24
ハル「どうすれば...」
ポンッ
ハル「...え、腕?てか、」
haru24 確保
28:56 残り1人
ハル「空気読めぇえええええ!!」
運、悪かったですねえ。(黒笑)実況側も大爆笑モノでした
PPPPP...
こんな時にも確保情報はメールで知らされる...
羽清「え。ハルさん確保ですって!?まさか残るは...私だけぇえええええ!」
PPPPP...
ただ、電話でヘルプ関連も知らされる...
羽清「はい、もしもし...」
黒猫「あ、羽清さん。現時点での僕ら助っ人の情報についてです。」
陰遁の作者からの電話。リアルタイムでの助っ人側のコンディションについてでした。
羽清「はい、はい...トクマさんがあの薬をGa.さんから取り上げていてこれから彼がNo@hさんの戦線へ向かう予定ですか。ええ。」
黒猫「ここからが大事な話ですが...鬼藤さんが羽清さんの所に向かいます。彼女の指示を聞いてもらえませんか?」
赤信号、点灯しかけの中で...
ブロロロ...キキッ
<バス、何処かに停車する
28:43 北欧異聞帯、氷の宮殿前
炎獄の作者と同じく、突風の作者が甘味の作者の超危険な戦線へ侵入した。
トクマ「スカディ様の氷の宮殿、ねえ」
コツコツ、コツコツ...
トクマ「お邪魔するっ。...覇ッ!」
ドゴスッ!
インターホン代わりに正面入口を正拳突きでお邪魔します、と破壊して宮殿内部へ。
トクマ「...寒」
ジェネの件で視聴者諸君は存じてると思いますが、とあるフローリングの都合でこの宮殿全ては冷凍庫そのものなのです。
トクマ「...」
すちゃっ
<トクマ、一時的に眼鏡を外す
トクマ「この宮殿、基本的にNo@hさんのやりたい放題なら何処かにある筈だ...」
トクマは警戒して一旦魔眼でのサーチをかけるが...
トクマ「あー!...もう!!あらゆる場所から魔力の流れがありすぎだーーー!!!いくら魔眼が万能でも見えねえよコレは!」
魔力の回線が複雑過ぎて特定の場所を絞りきれない!ただ、ここで...
黒猫「トクマさーん」
トクマ「あ、黒猫さんの反応...つか本人かよっ」
<眼鏡をかけ直す
陰遁の作者が合流。ここでトクマは再度眼鏡をかけ直し、魔眼を封じる。幾ら魔眼が優秀でも、置かれた状況によっては役立たない事もあるのデース...
トクマ「見ての通り駄目っす。魔眼使ってもサーチ不可だから...」
黒猫「魔眼でも魔力の回線がごちゃごちゃならダメダメ...ですか...徒歩で怪しい所をしらみつぶしですね...」
さあ、ドラマ組はどうなる
- Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.138 )
- 日時: 2019/07/01 21:58
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
17.最後の晩餐は個人戦に限る(その4)・3
ドラマ組の作者の行方
26:28 北欧異聞帯、氷の宮殿内部
所々で魔眼を使いながら場所の特定をしていく陰遁、突風の両作者。
トクマ「ここでもなさそうです。」
黒猫「後方は僕に任されよ。(...多分...僕らは彼女と相打ち覚悟でしょうね...事前に宮殿入る前に予知してみたらトクマさんも僕も詳細不明だがこの後100%運ばれていたビジョンのみでしたが...詳細不明だが髪型と服装からNo@hさんらしき女の人も運ばれていたからなぁ...)」
どうかしたのか黒猫は俯いている。期待はあまり出来ないがここの戦線での顛末の可能性を予知したからだ。
トクマ「どうかしたッスかぁ?」
黒猫「何でもありません、(後は羽清さんが間に合うか否かに賭けるしかない...)」
更に加えて錬金の作者にとある依頼をしていた。
同刻、東エリア、亨の自宅前
鬼藤「黒猫さん曰く..."僕が長原さんの戦線で見つけた薬の残りを羽清さんに解析させて下さい"...ねえ。」
不安な顔の禍罪の作者と共に一度東エリアに場所を移して何かしらの調合を行う錬金の作者。あら、合成士モードがログインしました。
羽清「事前に支給された薬とあの件での(詳しくは"7.少女との邂逅は逃走者の活躍の後から"、"8.少女と不審者の秘密はミッション2の前に"を参照)薬草の残りと、伊那谷さんの戦線で手に入れたザナルカンドのスタジアム産の少量の幻光虫成分入りの水、ダルクノーツから微力の万能マナ、ワイルドマナを取り出してこの枝...ハーブパインの僅かな樹液は何かに調合出来そうな気がしてましたが...まずは黒猫さんが長原さんの所で使ってた魔力漏出薬の成分の解析結果次第ですね...」
鬼藤「...彼女を信じて作業の邪魔はやめておきましょうかね」
*解説
支給毒薬、支給麻痺薬>
スタッフから支給された薬。コレだけだとどちらも毒性が弱くて使い物にならない
発火剤>
スタッフから支給された調合の必需品である着火用の液体。炎の魔力を入れるだけで着火出来る煮たり焼いたりする際の着火用の器材でもある
鬼薬草>
深緑の薬草。羽清曰く、コレと支給された毒薬2つを器具や錬金術で複雑な調合をすると効果を強めるらしい。ただコレと錬の魔法を組み合わせた調合は何故か成分が不安定になる為、錬の魔法の使用が全面不可。使い道を選ぶ。
ダルクノーツ>
見た目はただの黒い雑草。砂つぶ程の量だが羽清の場合はコレの成分がワイルドマナと呼ばれ緊急時のマナ調合の材料の素材になるそうな。
ハーブパイン>
ミントの香りがする松の枝。羽清曰く、"僅かながら樹液が何らかの調合素材に出来そう"と評される。事前に希少な樹液だけ採取していた。
風姫竹>
御神楽台の付近に生えてる竹。朽ちたり乾燥させて真っ黒になったモノは金属並みの固さになって魔力を通しやすい特徴があるので加工方法を知ってるならば応急時やサバイバルで意外と重宝。なお不審者時のトクマさんもコレ製の竹串で不意を突かれています。
魔力漏出薬>
前回のGa.さんの戦線と長原さんの戦線に出てきた体内魔力を漏出させる毒薬。魔女のファウラさんに先祖代々伝わっている秘伝調合の薬の1つ。黒猫が羽清に解析を頼んだのは薬瓶に残ってる残り僅かな分。
月のマナ>
前回解説と同じなので割愛。実は砂つぶ程度の僅かな量が残っている
風のダークマナ>
エレメントバランスで属性値が90以上の"極端にも程がある"な適性持ち作者からしか採取出来ないマナ、ダークマナの風属性版。今回は適性の都合で月詠さんから採取した本来ならお目にかかれないレアな代物。実はまだ余裕で残ってる。
本来のマナ以上に濃い濃度を持つマナで普通だと失敗する高度なマナ調合になると本領発揮する。
なお、羽清の錬の魔法を使う調合になると普通のマナを使った調合よりも倍効果を発揮するか"負荷が強いか失敗が多いデメリットのどちらかか両方"混みだが将来的に100%価値のある品物が出来上がる。
今現在は月詠さんから風属性しか採取出来ないが、今後の作者さん次第では他の基本的な7属性のダークマナを採取可能な人が複数人現れるかもしれない。もちろん、月属性と無属性のダークマナは設定的に無いので悪しからずです。(前者はいろんな意味でノーコメントだユマの作品の世界観的な意味で察しろ、後者は無属性が元々マナとして凝縮しようにも"存在が元より無い"ので採取出来ない裏設定だから)
幻光虫の水>
こちらは原作があるモノでFF10を参照。生体エネルギーの塊みたいなモノが混ざっていて発光する不思議な水。コレだけだと濃度が薄いので使えないがコレと何かを錬の魔法で複雑な難しい調合をして無理矢理濃度を上げればその場に残った記憶を音声のみ記録出来る簡易スフィアの原料になるらしいです。
羽清「鬼藤さん、解析は終わりました。下準備に多少の時間かかると思いますが...」
鬼藤「まあ、こちらは時間の事関連は予知曰く"間に合えば大丈夫"と言われてます」
どうする?
- Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.139 )
- 日時: 2019/07/01 22:01
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
17.最後の晩餐は個人戦に限る(その4)・4
羽清の解析結果的に...?
ズドォオオン!
20:15 北欧異聞帯、氷の宮殿内部地下
トクマ「ぜー、はー...魔力気配が強い部屋は罠の可能性多いから迂闊に入れねえのもあるなぁ」
<魔眼を使用中
黒猫「ここもアウト...」
あれから時間が経過して突風、陰遁の両作者はサーチに手間取っている様子。更に加えて罠を仕掛けられた可能性から部屋を調べられない上に...
チョコNo@h「侵入者は何処...?爆破してやる...」
<手には飴細工ショットガンと飴細工の拳銃が&腰には飴細工の手榴弾が大量に
チョコの...甘味の作者!?飴細工の銃火器で完全武装しており物騒な発言まで。
トクマ「え...ちょ黒猫さ」
黒猫「まずいから隠れて下さいッ!」
<黒猫、トクマを無理矢理しゃがませる
トクマも血相を変えた黒猫とチョコのお相手から即座に状況を理解。
黒猫「あのチョコのNo@hさん、さっき壊した筈なのに...」
トクマ「一撃で破壊出来る奴だけど対策無しだと何度でも復元する奴かよオイ!?更に匂いからストロベリーチョコレート...」
コレが甘味の作者の切り札菓子で普通のチョコアソートを基にしたユマとの共同開発した試験用の代物なのだ...通称、チョコレートトリュフ・リヴァイブアソートと名付けておこう。
*解説のお時間です
チョコレートトリュフ・クリーチャーアソート>
本来のチョコアソートのオリジナルとなった魔導菓子製トリュフチョコ。見た目は普通に食べられる上に超美味しいチョコ。再利用可能なのがまた良い。
しかしひとたび対象に向かって投げつければ様々なホラーゲームのクリーチャーやNo@hサイドの料理対決で皆を恐怖の渦に叩き込んだ、蜂蜜ドラギもどきなどのハザード料理を呼び出す。
なお出てくるモンスターやハザード料理はランダム。他作者様の料理対決で出てきたハザードも出てくる可能性あり。ただし味は例外なく全員ちゃんとチョコレートになってる。もちろん美味しいぞ
チョコレートトリュフ・エネミーアソート>
こちらはクリーチャーアソートを基にしてユマが独自開発したトリュフチョコ。クリーチャーアソート程ではないがコレも美味しいぞ。こちらは完全ランダムでいろんなキャラクターに変化するのだ。他の作者の戦線に出てきたチョコの敵は全てコレが変化したモノ。
ただしデメリットもあり、真夏の30度超えの炎天下で溶けてしまう&管理システム系統へのダメージと炎と熱が弱点なのと防御面がオリジナルのアソートより脆いので取り扱いにはご注意下さい。
チョコレートトリュフ・リヴァイブアソート>
本題の魔導菓子。No@hとユマの共同開発した試験品で基盤問題により全て苺のチョコレートでのチョコトリュフ。材料と開発技術的なリアルタイム問題で今回は1つしか作成出来なかった。
他のクリーチャーアソートと違い、コレ製のチョコエネミーはマイナス10度以下の環境に置くと壊されても冷気を取り込んで肉体を無限に復元する機能がある。要するに設置場所の条件を満たせば倒されないトラウマエネミー。だが常温だと復元出来ない上他アソート以上にクソ脆い。スペランカーです。
もちろん、真夏の30度超えの炎天下で即座に溶けてしまう&管理システム系統へのダメージと炎属性が弱点なのと防御面がオリジナルのアソートより脆いデメリットは相変わらずだがエネミーアソート以上にデリケートなので取り扱いご注意下さい。
余談だがユマとNo@hさんの2人がクリーチャーアソートをプチっと潰してコネコネぐちゃぐちゃにした際に偶然思いついたモノだそうです。今回は試験用に劣化させたNo@hさんの戦闘データをコイツにインストールしていますが...AIは過激派で好戦的になる様です
黒猫「少しでも気をひけたらいいのですが...寒い...風邪ひきそうです」
トクマ「え、待って黒猫さ...」
陰遁の作者、この寒さの中でもう思考関連で悪影響が。それと、今の状況忘れていませんよね?
チョコNo@h「ウフフ...みーつけたぁ...」
<手榴弾のピンを口で外し...
ポイッ
トクマ「やめろーーーッ!!」
<腕輪を装備
ズドォオオン!!
トクマ「ぜー、はー...もうヤバい...」
<風を両手に集めて防御!
黒猫「...」
爆破を耐えたものの...顔が青ざめた陰遁の作者はここで...
バタッ
黒猫「」
<衰弱してる...!
トクマ「くろ、ねこ...さん!?」
チョコNo@h「ここまでですぞー、ククク、ウシシシシ...!」
<飴細工のショットガンが!
もうコレ以上の持久戦はドラマ関係者にとって限界だ...その時。
ポゥ...
宮殿全域の松明の青い炎が全部浮遊する赤い球に変化!?
トクマ「は?青い炎が全部赤い球に変化してる!?」
チョコNo@h「あ、ヤベえ」
ドロ、ドロドロドロ...
<チョコNo@h、溶け始める
ドロドロドロドロ...
<壁材の一部が溶けている
トクマ「何かはわからんが...覚悟しちゃえよ、テメエ...!(怒)」
ドゴスッ!
<トクマ、殴ってチョコNo@hを吹っ飛ばす
哀れ、チョコアソートの作者は一撃で破壊。幾らか常温に近い温度で溶けてるのでもうこれ以上復元されたりはしない様だ。
トクマ「にしても、誰がこんな事をしたんだ??」
トクマは倒れた黒猫を担いで宮殿を逆走し、1階の廊下へ来た際だった。
トクマ「あー...分かるわアンタらなら。間に合いましたよ。」
なんと禍罪、錬金の残ってる2人の作者が宮殿内部に入ってきたのだ。しかも色々ギリギリ間に合ったらしい。
羽清「...及び、トクマさん。彼女の居場所でしたら2階のこの場所付近をコレで吹っ飛ばして下さい。あの壁材の成分が溶けているので」
<手に謎の金属缶
??「その缶は発火剤と鬼薬草を調合した簡易の爆薬ですか?及び...」
鬼藤「もう来たか!覚悟ッ!!」
バシュ
<鬼藤の泡、氷の棘で破壊される
氷の魔法...そうだった。甘味の作者本人が覚悟してここまで徒歩でやって来たのだ。
??=No@h「魔力漏出薬にダルクノーツのワイルドマナと残る月のマナと錬の魔法を合わせてカサ増ししたモノを鬼藤さんが泡の魔法を使って私に零距離で成分ぶち撒ける予定だったと思いますが、残念でしたね」
そうだった。他作者と同じでNo@hもモニターで全てを閲覧していた。鬼藤と羽清の企みも筒抜けである。
羽清「...まあ、そうですよー。」
鬼藤「幾らか黒猫さんも予言外す事あるから参考程度で信用はあまりしてないでーす。」
No@h「ただ...私のプランに風穴をあけるユマさんの謀略は想定外だったわ。提供してもらった青い炎を全て赤い球に変化させて魔氷を溶かされた上、リヴァイブアソートも駄目にされたしチョコ達も大半が溶けてるでしょうね...」
嗚呼それと、と甘味の作者は視線を羽清に向けた。
No@h「幻光虫の水とマナだけで難しくて負荷の激しい簡易スフィアの調合を何回か成功させた羽清さんも想定外でしたよ。まあ、こちらも音声記録拾ってユマさん達の悪巧みを知れた訳でイーブンですが」
羽清「...魔氷の事は残ってたワイルドマナのエネルギーが壁材に取り込まれた時から怪しいと思ってました。まさかとは思い...成功したものの...正直言って危険な賭けでした」
<魔法の小瓶を飲んでる
そもそも、幻光虫の水と風のダークマナを即席調合して幻光虫の成分濃度を無理矢理上昇させ、即席でその場に残っている記憶を音声のみ記録する簡易音声スフィアを作成する調合は記録をしたい場所で錬の魔法をかなり複雑に使った時間もかかる負荷の強い調合による作成なので羽清でも何度も失敗する可能性があった。
羽清「ガチで一部は失敗して中途半端か音声ダメになっています。もちろん、かろうじて成功したモノもあったのでコレら全てでジェネさんがハメられてリタイアした事、No@hさんの戦線での思惑ほぼ筒抜け、対策に関するユマさんとスタッフさん達の音声も残ってましたし...貴方が潜伏していた居場所もある程度想定出来ましたよ?」
失敗して少し黒焦げたりヒビ割れがある小型のスフィア数十個の他にも、ほぼ普通のスフィアと同じ形な小型スフィア数個の全音声は...
音声記録の真相とは
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