二次創作小説(新・総合)

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自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(完)
日時: 2019/07/09 11:50
名前: YUMA (ID: 4rycECWu)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=31067

ドタバタ続きながらも頑張っているユマです。ep2.5新装版、お待たせしました。

旧版へのリンクは上に。

*19/07/08に完結しました

ep3募集用紙はココ。〆切は12/25の23:30
(〆切ました!)
>>92

1.本日の舞台と逃走者>>旧版へ
2.オープニングはバトルから>>旧版へ
3.バトルの終わりはティータイムの後で>>旧版へ
4.ミッション1はドラマと同時に>>旧版へ
5.ハンターボックスの封印は連携で>>旧版へ

5.5カキコ限定、ここまでのお話>>1

6.ミッション終了は不思議少女の姿と共に>>4-13
7.少女との邂逅は逃走者の活躍の後から>>16-23
8.少女と不審者の秘密はミッション2の前に>>28-36
9.ミッション2は××探しが全て>>43-50
10.納涼祭はミッション3が始まる前に>>57-63
11.ミッション3中は注意が肝心>>67-73
12.ミッション3の鬼畜は蓋を開けてから>>74-81
13.ラストミッションはドラマの後に>>86-92
14.最後の晩餐は個人戦に限る(その1)>>101-103
15.最後の晩餐は個人戦に限る(その2)>>107-114
16.最後の晩餐は個人戦に限る(その3)>>122-130
17.最後の晩餐は個人戦に限る(その4)>>136-142
18.エピローグは月夜の作者の話の前に>>147-152

Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.120 )
日時: 2019/06/07 16:12
名前: Ga.c=evo. ◆/3YY/mapGo (ID: qpe9o2of)

どうも、Atomic AgeもHARD BRAINもプレイしたいGa.です。両方同時に解禁できないの辛い……
凝ったコメントをしようと思いましたがギミックが破綻したのでシンプルに行きます。

1.各戦闘について
まずは鬼藤さんとヘキサさんの戦いですが、鬼藤さんの時間稼ぎのバブル弾幕が堪えたとはいえ、あともうちょっとで勝利ってところでマナの副作用が早めに出てしまったのがつらいです……

genesicさんと葉月さんの戦いはみなさんが言われた通り、戦場選びのミスですね……genesicさんもそれを分かってて隠し通していたのも流石というところです

haru24さんとヤマビコさんの戦いは……ごめんなさい同志よ……haru24さんが来た時点で最早勝ち目ほぼなかったと思います……ケイスケホンダにジャンケンで対峙するくらい勝ち目が無かったです……

2.自分の戦いについて
自分の相手はトクマさんですかー……重火器がいっぱいとは言えど素早さ以外はトクマさんのほうが上なので接近戦になると押し切られそうですね……
あと重火器で自爆しないように気をつけなければ……

あれっ、恥ずかしい負け方ってじーくん?なのかな?

3.genesicさんの敗北について
衝撃的でしたね……まさか上位作者のgenesicさんが負けるなんて……氷の戦場がgenesicさんにとって不都合だったのかなと個人的に推測します。

それでは、次回も楽しみにしてます。

Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.121 )
日時: 2019/06/09 11:54
名前: YUMA (ID: tY8TK.KA)

にちようびのコメントへんじ

Ga.さん>
3項目に分けますね...

1.>
ヘキサさんの敗因はあともう少しで鬼藤さんに届くはずの攻撃を放つ前後にマナドーピングのリバウンド。投薬してから副作用の出る時間を甘く見た事です。

葉月さんはマーレの入り江に戦線フィールドを設定した事に関しては有利になりましたが、ジェネさんが介入した時点で負けてた感じです...運も実力のうち。

ヤマビコさんの敗因は...ハルさんの得意分野での対応に翻弄されてそのまま...ですからね...

2.
貴方の戦線に介入したのはトクマさん。詳細は次回予定ですがあらゆる銃火器を仕込んでいる基地、という危険レベル高めな戦線。正面からの戦いとなると貴方の判断通り総合的に戦闘向きなトクマさんが有利になりますね。トクマさんが戦線でどういう事をするのかによります。なおGa.さんの戦線も隠れ敗因になる仕様を仕込んでいますし恥ずかしい敗因をするのは一体誰ぞ...?

3.
ここで一部次回ネタバレですが、No@hさんの戦線は彼女の得意分野塗れ。氷属性に対して有利なのはもちろんですけどまだまだ色々ギミックがあるのです...ちなみにジェネさんはそのギミックにやられてしまいましたぜ(黒笑)

暑くなってきましたね

Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.122 )
日時: 2019/06/20 20:46
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

16.最後の晩餐は個人戦に限る(その3)・1

3発目はいきなり...

時系列では鬼藤VS.ヘキサ、

ヘキサ「ホいゃあ!」
鬼藤「くそ、私の繰り出すモーションがある程度見切られてるなんて...ヘキサさんのトレースした中に大太刀に対する対策用のデータがあったの!?」

ジェネVS.葉月が絶賛戦闘中な所。

葉月「...(ニヤリ)」
ジェネ「くそ、こんなに大量に分身があるならキリがねえぞ!?」

31:39 トーチの戦線レッドライン内部

アーク「...秘伝王剣・portal」

アーク、相手のトーチに対して豪快な縦の回転切りを浴びせるが、戦闘経験値からトーチも根性で耐えている。

トーチ「お...ォオオオオオ!俺にパワー技...で、くるのは...」

王冠の作者は全て"秘伝王剣"の形式で剣系統の武装コードの自己解釈の仕方をしているのか。適性検査と戦闘面データから気にしていたが...及び先の技はデュランダル...大剣のコード解釈か。

バシッ!

トーチ「舐めてんじゃないッ!!」
アーク「グ...いやいや。そうでなければ俺の戦う相手としてはつまらないぞ、トーチさん」

万丈との模擬で見せたウンディーネの解釈の他にも彼の技、まだまだあるぞこれは...そして狩人の作者も遅れながら...

トーチ「おー...あはは...俺の中のどこかの炉心に燃料が入った感触がしてきたなぁ...覚悟しろよや...!」
<目が金色に&体から魔力の圧が吹き出してる!

本気モードでここからいくらしい。狩人の作者は感情で力を増幅するフル使用で特に怒らせたりキレさせたりすると彼のスペックは更に倍加していくのだ。場合によっては涼しい顔して余裕のあるアークさんも危ないぞー?

アーク「...チ」
トーチ「特攻剣技、"eoS"(エレメント・オブ・スパーダ")」

ガコッ!

ここでトーチは高速機動で相手に近付いて斬撃を繰り出す。本来ならユマの長剣の技で負担も少なく、連続攻撃も可能なので使い勝手がいいタイプ。それを連続で更に3連続!

ガコ、ガコ、ガコッ!

トーチ「く、連続追撃出来るのは3、4回ぐれぇか...」
アーク「少し危なかったが隙が出来たな...!秘伝王剣・PSa(ピアノサムライ)」

ここで無駄に華麗な剣舞を繰り出す、裏側でもアークが見せたウンディーネの自己解釈...隙が僅かに出来たトーチには無防備の状態で痛い一撃を受けた様なモノ。

トーチ「ぐはぁ!?」
アーク「僅かな隙も逃さない...!秘伝王剣...!?」

ぐらり...ガチャ
<アーク、体がふらつきながらも剣を地面に突き刺して耐える

アーク「く、そ...!刻印の事は一応気にしてたん...だが...小瓶でも駄目なのか...!!」
<魔法の小瓶を飲むが...効果薄そう
トーチ「へぇ...お互い消化不良で相打ちエンド、とはねえ...すんません、俺も...正直言ってもうあまり動けねーです。スパーダで連撃すんじゃなかったなあ。」

今まで派手にやり過ぎたせいか狩人と王冠...両作者の刻印がよく見たら限界が近くてかなり濃い。更にアークの場合は魔法の小瓶でもリカバリーは出来ないご様子。お互いの特例措置の刻印についてだが、

トーチ>
刻印は猫の肉球マークで場所はのど仏の真下。特例措置のリミットは50%で影響は踊りに関する技が使えなくなった&マルチトレースでコピー出来ない部分が出た。

禁止事項として踊りに関する技の使用全てとユマに対する100%のマルチトレースを禁止されている。

ユマのスキル全ては特例措置無しのトーチさんでも容量が足りないから&普段は約4、5%で1回ごとに大剣に関する技か呪歌のどちらかしかコピれない。(なお、特例措置無しならば10%前後までコピー可能な影響で大剣、呪歌の他にもエレキギターに関する技が追加)

アーク>
特例措置の刻印は場所は首の後ろ、うなじの下辺りにあるパソコンの電源マーク。悪影響は一般作者同様50%、総合スペックとソウル化関連で言うと3:7の割り当てで負荷がかかって一部の強力なソウル化を使えなくなっているがそれでも神憑きの影響で戦闘スペックは高い。なお、細剣以外でも剣なら何でも取り扱えるのだがアークは刻印負荷の問題で得物としての正規登録は細剣にしている裏設定が。

特にソウル化の関連では...

・基本的に魔力枯渇でぶっ倒れちゃう事態を避けたいならゴッドアークソウルまででストップ、もちろん長時間にわたる形態維持はゴッドでも負荷は甚大

・Ωモード時は味方強化と単純な物理攻撃での使用限定なら5分間変化可能。ただしオーバーインパクトの使用と狂竜モードは容量不足で使えない。仮に使うと強制ソウル化解除でぶっ倒れます

・アルティメット以降の形態変化は全て禁止

2人共"本来ならば"相打ちの引き分けエンドなのだが、笑みはお互い不敵な真っ黒いモノだった。もちろん...

トーチ「薬効きすぎる体質を考えて、飲むのは瓶の半分かなぁ」
<マナドーピングのアンプル瓶...!

ゴクン
<トーチ、マナドーピングを半量飲む

アーク「(...!...クソ、俺はもう...ここで打ち止めになるか。)すまん、皆」
<マナドーピングを取り出し...

パシュ

マナドーピングの事だった。トーチは特異体質の事もあり事前に支給された分を半量投薬、アークは傍観の作者から受け取った小瓶の分をそのまま全てシリンガンで投薬。

ズズズズズズ...

トーチ「ぁ...アアアアアアアーーー!テンション上がってキターーー!」
アーク「...覚悟はしてる、これなら負ける気がしない」
<お互い、全身に赤いアザが

お互いに消化不良な所があり、投薬後は完全なるハイテンションに。つか...

アーク「ククク...こんな姿さらすのはドーピングしてるこの機会しかないからさあ、楽しませてくれ、トーチさん...」
<真アルティメット化。頭含めた上半身全てに赤いアザが

人間の5倍を超える大きさ、アークらしい頭と上半身に5対の腕と5対の龍の翼、体には6つの蛇の頭に下半身は4本足の草食の恐竜らしい異形の怪物...王冠の作者は本来なら全面使用禁止の、しかも"真"の方のアルティメットで行く気...?

トーチ「え?ああ、そう?そういくの?アンタここまで派手にやったら後でユマさんが噛み付い...まあいいや、こういうトンデモデカブツならひと狩りするのに丁度良いよ、ドーピングで色々制限外したし...やりやすいかな?マルチトレース、YUMA」
<体には赤いアザが

ここまでの異形となった王冠の作者を見ても涼しい顔のトーチはモンハンな狩人の本能を変な方向で騒がせてしまったらしい。負荷が強いユマのマルチトレースまでするならば尚更。

トーチ「いらっしゃいませ、どうぞぉおおおおーーーーー!!」
アーク「突っ込んでくるなんて、なんてアンタは無謀なッ!!」

つかFF7CCのザックスのノリで突貫しやがったよこの野郎!!無謀と察するアークは蛇の頭に力を集中すると、

アーク「ファイア、ウォータ、サンダー、ブリザド、ホーリー、グラビデ...一斉掃射」

低級攻撃魔法を一斉に発射。実は基本的にソウル化するとコレでも上級魔法レベルの威力と化してしまう。

ジュッ
<トーチの右肩をホーリーらしい光が掠める

が、それでもトーチは魔法を避けて怯まずに進む!

トーチ「く、感触からホーリーっぽいならまだ良いや、これでもッ!くらいやがれ!!執着譜面・クリムゾンゲイト」

トレースの制限が外れている影響で狩人の作者はエレキギターを使うユマの技をトレースし、大剣で繰り出す!

バゴッ
<トーチ、アークに黒い炎を纏った大剣の一撃。

ただ、この姿のアークは...

アーク「無駄だ...この姿は全ての属性を吸収できる...」
トーチ「そりゃどーも。...だけど」

バゴッ!バゴッ!

アーク「ガ!?」
トーチ「連発ならどうだろうなぁ!」

バゴッ!バゴッ!バゴッ!バゴッ!バゴッ!バゴッ!バゴッ!バゴッ!バゴッ!

アーク「な、ん...だと!?吸収する事があっても...威力が」
トーチ「ガ、グ...耐えろ、まだまだ、耐えろーーーーー!!」

そう、クリムゾンゲイトは連続してくらうとヤバイ技で受けるごとにどんどんダメージが増大するのだ。今の状況のアークが全ての属性に耐性があったとしても...

バゴッバゴッバゴッバゴッバゴッバゴッバゴッバゴッバゴッ!

アーク「アンタのノリに、ノって、たまるかーーーーー!!」
<アーク、右1本以外の9本の腕を盾にする

ズバッ×9
<トーチ、アークの異形の腕を9本切り落とす

トーチ「アンタの顔から意図的にヤバイ技かモノを出すのは理解した!もうそろそろかな??」
アーク「?...どういう意味で言ってんだ...!もうアンタ負けを認め...」
<巨大な剣を召喚してる

バゴッ

アーク「は?ガ...!?」

王冠の作者の異変は巨大な剣を召喚し、唯一残っている右腕1本で握りしめたのと、それと同時にトーチが彼の腹に一撃放った瞬間。

ドスンッ
<アーク、急に巨大な剣を取り落とす

そういえば、アークさん。先から炎属性を相当な量吸収してましたよね...

メキメキ、メキメキ...
<アークの体から吸収しきれなかった黒い炎が!

アーク「ギ...黒い...な、何故...!?」
トーチ「アンタに対して本当に狙ったのは、クリムゾンゲイトの重複ダメージじゃねーよ...痛...!流石のアンタでも、属性を、ぐぁあ...吸収できる、許容範囲、って、モンが...」

マナドーピングの悪影響が出始めた狩人の作者の狙いは王冠の作者に吸収できる属性の許容範囲がある可能性。だからずっと同じ炎属性で攻撃し続けていたのだ。

アーク「それがどうしたぁあああああ!こうなりゃアンタも溜め込んだ炎で巻き込んでやる!!グぉおおおお!!!」

体が崩れそうになるが、その吸収しきれなかった黒い炎を突貫工事で全て蛇に集中させるアーク。トーチだけでなく彼もマナドーピングの影響が表面化していた。

ビキッ、ビキビキビキッ...
<蛇頭達、黒い炎の許容に耐えられないのかひび割れ始めた

アーク「ぐぁああ...(まだだ、ぜん、しんが痛くても、耐えろ...!)目標、トーチ、さん...!6連、サイクル...ビーム、フル、バーストーーーーー!!」

ズドォオオオオオン!!

最後の悪あがきで自分に対して姑息な手段を使った狩人の作者を止めるのに成功したものの...

トーチ「ガ...ぁああ...」
<黒焦げ&ドーピングの副作用が

フシュウウウ...
<アーク、元の姿に

アーク「(ガ...まずい...おもっていた、より...副作用の出る早さが...)とにかく、もう立つな、よ...トーチ、さん...」

元に戻った王冠の作者は可能な限り回復薬を吸収した炎の暴発が原因の火傷の酷い部分にかけている。全身には一部黒焦げになっていた。

バタッ

だが、応急処置の途中でアークのマナドーピング副作用が完全に表面化。相打ち覚悟、僅差での辛勝だけどお互いマナドーピングを投薬した為、末路は同じらしい...

辛勝だけど価値のある1勝...

Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.123 )
日時: 2019/06/20 20:48
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

16.最後の晩餐は個人戦に限る(その3)・2

トクマさんとGa.さん、派手です

31:35 謎の軍事基地

時間帯ではアークVS.トーチの真っ最中の際だった。突風の作者はマイペースに準備運動を終えると...

トクマ「いっちにー、さんしー、...誰の戦線か分かんねーけどコレで準備運動はオールOK...」

ダッ

トクマ「正面から...Go!」

なんと急に基地の正面入口へ走り出す!コレには戦線の主である水翼の作者も動揺。

Ga.「正面から突破ですと!?ちょ...」

及び、

ウィイイン...

ユマと甘味の作者が共同開発した魔導菓子、ケーキタレットが起動。見た目は普通のスーパーマリオRPGのストロベリー&ラズベリーに似た段重ねケーキだが、敵を感知すると即座に対応するガンタレット機能を搭載してるのだ。しかも大量に入口に配置している為普通ならここでトクマはハチの巣。

バララララララララッ!!

トクマ「ひぇえええ!やっぱそーなるのかよ!!...嗚呼...面倒だ」

一瞬で目の光が死んだ突風の作者...なお本当に根本的におバカさんなので...

トクマ「Aーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
<バインドボイス!

バキャ、ガラガラッ...ベショ
<ケーキタレット、全壊&一部が半壊して全滅

面倒と判断したら即座にバインドボイスなり...

トクマ「モグモグ...全壊してたタレットの奴の残り破片を食べてみたが...No@hさんサイド産なのかなぁ、やっぱ美味えケーキだよねー♪...さて、と」
<お口周りにはケーキの食べかす

固く閉ざされた入口に向けて...

トクマ「あーそびま、ショーーー!」

バゴッ!ズドォオオオオオン!!

ヤクザ蹴り一撃。それだけで入口の門は全壊。

トクマ「ゲキイエロー...ランちゃんではないけど日々これ精進、ってね?」
<口元を拭く

突風の作者は普段は不憫でおバカ、力的には風と雷が得意な一般クラスだが、

ドタドタドタドタ、バタバタバタバタッ。

実はなんとなく無意識のうちに月属性の使い方を把握してる事とバリバリ戦闘向き作者の為に某男性作者と王冠の作者の次くらいに敵に回すと厄介な輩なのだ。なお、肉弾戦でユマともある程度互角に戦えます。コレだと...把握率は4.5か。

トクマ「へぇ...飴細工だけどfgoの中国異聞帯に出た近衛兵達とキャメロットに出てた粛正騎士達かぁ。手加減してやるから...即座にくたばんじゃねえぞ」
<飴細工達を挑発。

そして一方のGa.。

Ga.「最悪...近衛ちゃんと騎士ちゃん軍団は捨て駒にするか。おい、仕込んでおいた件のパイとチョコアソートとシュークリームを起動して。俺も、トクマさんとガチで戦う覚悟はしておこうか。あれらの罠に仕込んでおいた効果か、"コレ"があるならじー君にも勝機はある、ってか?」

自分の勝利の方程式に関する"コレ"らしい何かを持っている水翼の作者。そこへ...

とてとてとて...

飴細工のfgoに出た1体の雀蜂。状況報告に来たらしいけど...何かしら悪巧みを思いついたGa.は雀蜂を呼び止める。

飴の雀蜂「...?」
Ga.「あ、そうだ君。ちょっとだけ頼みを聞いてもらって良い??」

では突風の作者に視点を戻そう。手加減しながらも飴細工の近衛兵と騎士達、増援として来た雀蜂は全滅。

トクマ「...あーあー、飴細工の雑魚は疲れたー。もう少し毛が生えた奴を出して欲しいよぉ(´・ω・`)」

更に奥へと進むトクマの先には...

スイーツゾンビ軍団「ぅあー...」
トクマ「えーと、あのゾンビはパイのフィリングみてえな匂いがキツイけど...倒して良いよね?」

ゾンビパイ、という起動するとゾンビになる魔導菓子から生まれたそこそこしぶとい雑魚軍団。

ガスッ

トクマ「ぐ、やっぱ一撃で潰れねえよな、うん」

ガスガスガスガスッ!...プシュウウウ...
<トクマ、ゾンビを1体撃破

倒すとすぐに黒焦げになり消滅するが、体力がある為一撃で倒れない。

トクマ「使ったらしんどい奴じゃねーと駄目なのか、めんどくせー...ACode>Arms(エアコード・アームズ)からの...風神拳」

風属性の腕集中からのテイルズおなじみの風属性技。ゾンビを数体一撃で潰す。そんな中、

飴細工の雀蜂達
「スタンバイ出来次第、早く敵にアレを投げろ!」
「急げ!!」

ポトリ、ポトリ、ポトリ...

投げつけられたのはポップオーバーと呼ばれるシュークリームと似たようなお菓子。それが...

バチッ

トクマ「え?」

ズドォオオオオオン!ズドォオオオオオン!ズドォオオオオオン!!

普段ならコレにはランダム効果を発揮するカスタードクリームを入れているのだが、今回のケースは全て爆薬効果入りの危険物クリームに改良しました。甘味ゾンビと共にトクマも爆風に巻き込まれる!

Ga.「さーて、トクマさんの行方は...あちゃー...雀蜂さん達、今度は指定した部屋へ誘導お願い」

突風の作者、爆風に巻き込まれながらも先の腕に集中した風属性を自分の周りに回して防衛していたらしい。抵抗する雀蜂を撃破しながらも進む。

トクマ「この...!」

パンッ
<Ga.と出会っていた雀蜂、トクマの左肩に拳銃を撃つ

トクマ「ぐ、誰...よ!」

バキッ
<先の雀蜂、トクマに右肘打ちくらって撃破

トクマ「左肩は...変な異常無しか。ココを抜けたら止血するとして...?」

トクマの視線には防衛が薄い道。ココを抜けていくみたいですが...

Ga.「了解。あの命令はコンプ済みで彼はチョコを仕込んでる部屋に予定通り侵入、と。何処まで耐えちゃうかなぁ。じー君...もうそろそろクタクタでへとへとになったアンタを拝みたいねえ♪...あ、そうだ。トクマさんがあの部屋入ったらすぐ出られない様にあのシステムを起動して出入り口と部屋周囲の防衛固めてください」

このままGa.の期待通りに事を進めるのは確実に罠。

トクマ「...マジで?」

トクマが誘導された部屋にはチョコアソートのスマブラ戦士達が待ち構えていたのだ...スペック劣化してるとはいえ、油断出来ない雑魚の罠...!

トクマ「うちのサイドの癖が見抜けたら勝てるけど...なんとなく分かってきたよ敵の目的」

遅れながらトクマは敵の目的を理解する。多分自分にコイツらと戦ってくれる事を期待してるのなら...

トクマ「部屋、ぶっ壊すか。...ACode>Rfoot(エアコード・ライトフット)」

ガキッ

トクマ「!」

逃走される可能性関連で対策を練られていたらしく、部屋の壁が壊れない!?

Ga.「すいませ〜ん。もうそろそろ目論見に気付いて抜けてこられたらヤバいのでこの部屋のギミックを起動しちゃいましたぁ。No@hさんの"シェルター・フォーチュンクッキー"を応用してるモノでして...中身が空洞化している緊急避難用防御シェルターの特殊な魔導菓子でーす」

余談だが、このクッキーのシェルターはあらゆる攻撃から守ってくれるガード系魔導菓子でもトップクラスの硬さと防御率を誇るらしい。コレで突風の作者はシェルターを応用した硬度の高い壁の部屋の為、壁を破壊して強行脱出の手段が不可能に...ただここで余計な話題。実はこのシェルターには細工があるそうです...

実はトクマさんもGa.さんもピンチなフラグが

Re: 自作逃走中ep2.5 御神楽台と兄妹の不思議な夏休み(新) ( No.124 )
日時: 2019/06/20 20:52
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

16.最後の晩餐は個人戦に限る(その3)・3

トクマさん、大ピンチ!

ズドォオオオオオン!
<チョコマリオの切り札!

トクマ「うひゃぁあああ!」

戦線の相手の出方が分かった以上、力を浪費出来ない突風の作者はとにかく部屋の中を逃げ回るしかない。

チョコシュルク「斬、ル...」
トクマ「ひぇえええ!...?」

ザシュッ

だが。チョコのシュルクの斬撃の前後で何かしら察する顔が。

チョコピカチュウ「ぴーかー...」
チョコピチュー「ピチュピチュー!」
<2匹共ボルテッカー発射直前
トクマ「今だっ!!」

ゴッ...バゴォオオオオオン!!

突風の作者が気付いたのはチョコのファイターの攻撃まではシェルターの防衛設定に入っていなかった事...

ダッ

W電気ポケモンのボルテッカーで空いた大穴から即座にトクマは部屋からダッシュで脱出する。

トクマ「チョコなベヨ姉さんとジョーカーの銃弾避けた際の壁の破損での違和感からなんとなくだけど...確定したのはシュルクがさっき斬りつけてきた事だったのが一番マシ...さて」

バタバタバタバタッ。

飴細工達
「捕らえろーーー!」
「なんて事してんだぁああ!」

ドドドドドドドドッ。

チョコなファイター達
「逃がさないーーーーー!」
「早くそいつを止めろーーー!!」

取り囲まれたがトクマは冷静。いつの間にか眼鏡を上げて辺りを見回すと...

トクマ「なんとなくだけど...」

バゴッ

壁に向かって蹴りを。正確に言うと...

Ga.「え」
トクマ「っと...Ga.さんかよ、ここの戦線で色々とイベント設定して小細工仕掛けて俺の様子をさっきからずーっとモニタリングしてたのは!」
<眼鏡をかけ直す

壁の奥にある水翼の作者がリアルタイムで操作していた大型端末に、だ。流石にずっとは魔眼を使ってる状態に出来ないのですぐに眼鏡をかけ直して抑え込んだものの...あらゆる肉眼で見えないモノが分かる魔眼の恐ろしさ、理解出来ました?

バチ、バチバチッ...

飴の雀蜂達
「ぎゃあああーーー!」
「!」

チョコなファイター達
「と、けるーーーーー!」
「ーーー!?」

どうやら破壊した大型端末は飴細工とアソートチョコの管理システムの様子...飴細工達とチョコのスマブラファイター達が全て融解し、消滅。もうコレで水翼の作者は丸腰だが...

トクマ「まあ、管理システムの破壊出来たのは想定外ですけど。」
Ga.「(チッ...もうこうなったら)...お縄ちょうだいはまだっすよ?改良した双剣とデバイスマネージャー+の初仕事テストに丁度良いぜ...」

Ga.さんが何を仕掛けてくるかは未知数です。今までずっと裏で小細工してましたからいざ戦闘となるとどうなるか。

トクマ「カードの効果がある前に一撃で」
Ga.「デバイスカード、スケルツォ」

バンッ

まず先手を取ったのはGa.。猫だましで相手を怯ませるカードを使い、

トクマ「うわっと!?」
Ga.「ついでにくらえ、ウォーター・ソニックスラッシュ」

ズガッ
<Ga.の居合切り、炸裂

そのまま高速の居合切りを繰り出し、

Ga.「スキなんて与えない!ほれほれほれほれーーーー♪」
トクマ「おかしいぞ...一体何で...」

バシッ、カランカラン...
<攻撃がかすめてトクマの眼鏡、外れた

この前後に突風の作者は自分の魔眼を封じ込めていた眼鏡が外れ、体が思うように動かない異変の原因に気付いた。

トクマ「アンタまさか、雀蜂の飴細工が俺の肩に打ち込んだモノは...!」
Ga.「嗚呼、擬態した長原さんがファウラの知識をテストで使って作って下さった...魔力を幾らか漏出させる毒薬を塗りつけた銃弾でーす。アンタのその様子から悪影響出始めたっぽいですねぇ♪」

ジーンズの裾を捲り上げた突風の作者の左膝に濃いジグソーピースのマーク...Ga.の見解通りにトクマは毒薬で知らず知らずのうちに限界が近づいていたのだ。

トクマ「最悪。分かっててもちょいと卑怯だぞ、アンタ」
Ga.「勝てば官軍、負ければ賊軍って言うでしょー?卑怯でも勝てばいいんすよ、か、て、ば。俺の戦線入った時点でそこら辺考慮して下さい。こちとら正面からアンタと戦うのは総合スペック考えたら少し不利ですしぃ。可能な限りで時間稼いでたのはアンタの狼藉の一部始終傍観してただけじゃなくて、あの銃弾の悪影響が出るか、目論見失敗したけど疲労困憊してここまで来んのを期待してたんだぜ??まあ管理システム破壊の件はマジ想定外でしたけど。まぁいいや、もうそろそろ終わってよ。エクスバースト展開...」

水翼の作者はここで決めるらしい。今まで双剣で連続して物理攻撃してため込んだエネルギーを全て放出する技を...!

トクマ「(一瞬だけ動けるのなら!!)ACode>Wfoot(エアコード・ダブルフット)」

だが諦めてないトクマは無理を覚悟で風属性を両足に集中し飛び上がって回避した上に、

Ga.「は?よけ...」
トクマ「鳳凰脚ッーーーーー!」

ズドドドドドド!!

Ga.「つかまだ動いて技やれるってねえだろぉおおおお!?」

KOFシリーズのキムの技を空中から風属性付与の高威力で放ったのだった。確か突風の作者、足技得意でしたね...

カラン、カラン...

そしてGa.のマナドーピングもこのはずみで遠くへ吹き飛ばされ、動けない水翼の作者は反撃手段を失った...

Ga.「(魔眼の事で予定より早めに策に気付かれたのが負け理由かなぁ、俺)...なあ、トクマさんよぉ。ドーピングは持っていくなり壊すなり好きにして構わないけど...」
トクマ「?...ドーピングの件は言われなくてもそうするつもりですが」
<手には眼鏡

落とした眼鏡とマナドーピングを拾ったトクマに声をかけたGa.。なお、貴方の負けは他に最後のツメが甘かったのも理由かと。

Ga.「その薬の効果は自然解毒可能で傷口から幾らか魔力を漏出させるので、しばらくしたら倦怠感はとれて元に戻るかと思います。ただ」
トクマ「漏出した魔力まではどうにもならない、か。(やっぱGa.さんのマナドーピングは壊さずに持っていこうか...)」

トクマさんの勝ち、しかし...マナドーピング?


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