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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊102＊
石動
「で、どんなエンディングを迎えるんだろうな？」
野獣先輩
「そりゃもちろんまずは...」
冬夜
『敗者にふさわしいエンディングをメイドウィンに』
ブルーマ
「ハァ...ハァ...」
フリーダ
「それはもういい」
石動
「ま、いいかそれは」
フリーダ
「それにしても、あんたらの戦いかたはどうかと思うわ」
石動
「いいじゃん俺は変身ヒーローなんだから」
ブルーマ
「お前のどこがヒーローだ」
野獣先輩
「あーあ俺も素の力があればなぁ」
石動
「エボルトの力もそれなりに手に入ったし満足だ」
ブルーマ
「くっそぉ...なんでこいつばかり」
石動
「普段の行いだよ行い」
フリーダ
「悪役にそれを言われるのは」
石動
「いやそうじゃなくて、悪役としての行いだ」
フリーダ
「悪役としての？」
石動
「ああ、作中でどこまで暗躍したとか、どれだけ主役を苦しめたとか、そういう悪役としての貢献がいいから俺は強いんだ」
野獣先輩
「確かにあんたって最初から悪役として色々やってたなぁ」
石動
「だろ？お前たちと違って俺は無能なところは見せなかったからな」
ブルーマ
「版権キャラはそういうとこズルいぞ」
石動
「で、メイドウィンの方は...ま、部下に押し付けてる時点でなぁ」
フリーダ
「部下？私別に従ってる訳じゃないよ」
ブルーマ
「じゃあなんで居るんだ？」
フリーダ
「この仕事結構稼げるのよ」
石動
「へぇ...そのわりには仕事してないみたいだが？」
フリーダ
「え？」
フリーダ
「...あっ！10の命令の事すっかり忘れてた！！」
野獣先輩
「だろうな、もしやってたら俺たちがあそこに行けるわけないし」
ブルーマ
「まぁ半分はお前がやれって内容ばっかだったけどな」
フリーダ
「確かに」
石動
「さてさて、頼れるものが何もないあいつはどうなるかなー？」
野獣先輩
「いや、まだ名無しの怪物が居たはずゾ」
石動
「あいつかぁ...ま、怪物にとっては何の義理もないし、勝手にどっか行ったりしてな！」
野獣先輩
「それもないだろ、たくっちスノーがいるし」
冬夜
『じゃあどうするんだ？』
石動
「実のところ俺もわからない、本物の黒影剣にフラれてるからな～」
石動
「何年もかけた計画がすべて無駄になっているわけだ、」
フリーダ
「そんなのに巻き込まれた私やたくっちスノーって一体...」