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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊122＊
リクヤ
「寝ている間にそのロストメイドウィンとやらからメイドウィンの事を色々と教えてもらいました」
ビッグゴールド
「パスワードは？」
リクヤ
「まだ知りません...」
ビッグゴールド
「なら脳内に直接送り込む」
ビッグゴールドはリクヤに針を突き刺す
リクヤ
「で、どうして貴方はパスワードを？」
ビッグゴールド
「パスワードを奪ったときにも軽く言ったが、私はこの世界を支配するつもりだった」
ビッグゴールド
「その為にあの男が邪魔だった、それだけだ、ただ..」
リクヤ
「ただ？」
ビッグゴールド
「問題はその後だ」
ビッグゴールド
「もし私が権限を奪い取った後に権力を酷使すれば、お前は私を殺しに来るだろう？」
リクヤ
「まぁ、やればの話ですが」
ビッグゴールド
「敵はイクサー1だけで充分だ」
ビッグゴールド
「私はもう少し『正義の味方』の存在しない世界を探すとしよう」
たくっちスノー
「お前...よくそんなことを自分の目の前で」
ビッグゴールド
「当然だ、私は勝つ自信があるからな」
ビッグゴールド
「お前にも...そして、奴にも」
たくっちスノー
「...名無しの怪物の事か」
ビッグゴールド
「ああ」
たくっちスノー
「結局、どこかに消えちまったからな」
リクヤ
「正義の味方、か...」
ビッグゴールド
「言っておくが、我々の介入前の世界は私から見てそういう風に見えたということだ」
リクヤ
「...」
ビッグゴールド
「お前自身、最初の行動原理は金だったからな」
たくっちスノー
「まぁしょうがないよ、メイドウィンに作られた生き物は大体似るんだから」
ビッグゴールド
「そうだな、地球にはこんな言葉がある」
ビッグゴールド
「子は親の背を見て育つ」
リクヤ
「親...」
たくっちスノー
「なるほどな、メイドウィンは世界という子を抱えた親なのか、凄いな」
ビッグゴールド
「今日からお前は親となるのだ」
リクヤ
「俺が...」
たくっちスノー
「ま、世界じゃなくてもどっち道そうなるんだけどな」
ビッグゴールド
「ああ」
リクヤ
「...じゃ、また数日後！」
...
たくっちスノー
「大人になったなぁ」
ビッグゴールド
「16歳が、なのか？」
たくっちスノー
「3歳かりゃ見たら大人だって～の」
ビッグゴールド
「して、相手は？」
たくっちスノー
「そんなのもう決まってるだろ？」