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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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【第二部序章】
「ごきげんよう」
金の語り部
「久しぶり...と言った方がいいだろうか?」
金の語り部
「物語は完結したのでは無いのかだと?...否、人生に終わりはない」
金の語り部
「シンデレラが結婚して終わりではなかったように、リクヤの物語にも続きがある...すなわち【第二部】ということだ」
金の語り部
「今回は物語の前に、前提として奴の話をしておこう」
金の語り部
「あの世界のヤツが生き返らせた...【シャドー・メイドウィン・黒影】の件だ」
金の語り部
「元時空監理局局長にして、メイドウィンのランキングにおいて常にトップ、神の始まりとも言える存在」
金の語り部
「今となっては醜い時空犯罪者...ただ、実力は確かだ」
金の語り部
「奴は三度生き返っている、1つは石動、二つはリニュ前、そして最後はあのメイドウィン。」
金の語り部
「...そう、奴は今野放しとなっている」
金の語り部
「これは...そんな黒影と我が物語が繋がった、壮大予定のストーリーである」
金の語り部は新たな台本を握り、シャッターの幕が開く...
【ピースフル second SEASONS】
...
金の語り部
「カイドウ・リクヤとフネイ・ソラミの結婚、及びリクヤのメイドウィン化」
金の語り部
「あれからどれほどの年月が経ったのかは、我々時空から観る者には全くわからないが」
金の語り部
「とにかく、あの頃からかなり経った未来なのは確か」
金の語り部
「メイドウィンとなったリクヤは神として、国王として数多くのメイドウィンから助言を貰いながら何とか世界の秩序を管理していた」
金の語り部
「家族サービス?そんなもの私が知るはずないだろう」
金の語り部
「まぁひとまずだ、国どころか世界そのものの平和を維持し続けなくなったリクヤは疲労を溜めながらも毎日を過ごしていた...」
シャッターに映るカイドウ・リクヤは自然な動きでカメラの方を見て喋りだす
リクヤ
「...あれ?ビッグゴールドさん?」
金の語り部
「なんだリクヤ、私を観測出来るようになったのか」
リクヤ
「まぁ、メイドウィンですし」
金の語り部
「今の私は金の語り部だ、そんなところで話すと怪しまれる、普通に振る舞え」
リクヤ
「分かりました...」
金の語り部
「私を呼ぶなら人のいない場所であり緊急事態の時だ」
リクヤ
「は、はい!」