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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊45＊
たくっちスノー
「さーて、リクヤ...あっ、居た！」
リクヤ
「ふぅ...今日は2万程度か」
金の語り部
「夕方ごろ、紙幣を数えながら歩くリクヤの姿を見つけた」
フリーダ
「あいつ何時間もカジノに浸ってたのかよ」
リクヤ
「あっ、たくっちスノーさん...何してたんですか」
たくっちスノー
「友達とカジノ行ってたよ」
リクヤ
「はぁ...余裕ありますよね、あそこは貴族が経営していて、平民からお金を巻き上げるだけのうさんくさいところで...」
たくっちスノー
「あ、大丈夫だようちの友人色んな意味でバケモンだし」
リクヤ
「え？」
たくっちスノー
「ふふふ、それはいいよ、また王城行くよ」
リクヤ
「ええ...もう行く理由なんてないよ」
たくっちスノー
「あるんだよ！！」
リクヤ
「それよりも約束していた10万を用意してくださいよ」
たくっちスノー
「ぬ...分かったよ！！」
金の語り部
「そう言ってたくっちスノーは10枚の紙幣を渡す」
リクヤ
「よし」
たくっちスノー
「来てくれたら今度は30万は出すよ！！」
リクヤ
「嘘つきませんね？」
たくっちスノー
「つくわけがない！！」
リクヤ
「では行きましょう」
たくっちスノー
「...はぁ、いつまでこの手が使えるだろうか」
金の語り部
「そして二人は王城へと向かう...」
...
金の語り部
「この間のように王城に潜入する準備をしていたときのこと」
たくっちスノー
「あいつだ！！」
リクヤ
「え？」
金の語り部
「たくっちスノーはこの世界のメイドウィンを見つける」
メイドウィン？
「おや、お前はあの時空監理局の局長じゃないか」
たくっちスノー
「忘れるな、自分は代理局長だ！それよりもどういうことだ、あの新聞の内容は！」
メイドウィン？
「俺の結婚にケチつけるつもりか？」
たくっちスノー
「つもりさ！作った人物と愛人関係になることは時空方で禁じられている！」
たくっちスノー
「あんたが何を企んでいるかまでは知らないが、そんな横暴が上手くいくと思うな」
たくっちスノー
「自分が作った都合の良い世界だからって、運命まで都合よく動くとは思うなよ！」
メイドウィン？
「...それは、経験談かな？」
たくっちスノー
「ああそうさ、失敗談なんて聞きたくないだろうけどよ」
メイドウィン？
「こちらも引き下がることはない、止めたいのなら自力で止めてごらんよ、俺の結婚式をね」
たくっちスノー
「くっ...」
リクヤ
「もう帰って良い？」