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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊48＊
たくっちスノー
「ああ、やってやるよ！僕だってあの人に作られた息子なんだ！！」
たくっちスノー
「止めるよ！止めてやるよ！！時空監理局の名に懸けてな！」
メイドウィン？
「昔から口は達者だよ」
たくっちスノー
「何とでも言え！」
リクヤ
「...？」
メイドウィン？
「で、君としてはどうするつもりだ？」
たくっちスノー
「カイドウ・リクヤとフネイ・ソラミをくっつける！！」
リクヤ
「えっ！！？」
メイドウィン？
「ほーう？」
たくっちスノー
「ソラミ姫はリクヤ以外頭にないみたいだからな」
リクヤ
「あれって冗談じゃなかったのか...」
リクヤ
「他に沢山男がいるのかと思って」
メイドウィン？
「ああっおめぇ！！うちの女が尻軽だっていいてぇのかオオ！？」
リクヤ
「いやだって王族だし...そういうものかなって」
リクヤ
「××国の○○王って8人の嫁が居るって有名だし、この国もそうかなって...」
リクヤ
「で、肝心の...ソラミ姫？っていうのはどこにいるの？」
メイドウィン？
「幼馴染みの兵士と一緒に部屋から出ていないそうだ、俺にはまだ関係のないことだがな」
たくっちスノー
「...ほーう」
メイドウィン？
「俺は忙しいんだ、話がしたいならうちの式にでも出席するといい、局長の君には特等席用意するから」
金の語り部
「そう言ってメイドウィンは馬車を用意する」
メイドウィン？
「ふふ、そういえば会ったときにこれを言おうと思ってたんだった、いやぁ思い出せて良かった」
たくっちスノー
「なんて白々しい...いいから答えてよ」
メイドウィン？
「この世界の事だ」
たくっちスノー
「この世界？」
メイドウィン？
「ああ...なぁたくっちスノー？この世界の人物は君にとって覚えのある奴ばかりだと」
たくっちスノー
「覚え？...まぁ、確かにリクヤもちょっとだけど知ってる人に似てる、ソラミ姫もだけど」
メイドウィン？
「それは何故なのか、それは簡単だ」
メイドウィン？
「この世界は君のよく知る世界が一巡したものだからだ」
たくっちスノー
「一巡？」
メイドウィン？
「さぁ、考えるんだね...はははは」
たくっちスノー
「...一巡、見覚えのある顔ぶれ」
金の語り部
「たくっちスノーは町の人々の顔を思い出していく」
たくっちスノー
「どこかで会った...あっ、なるほど」
たくっちスノー
「一応、確認しておくか...」
たくっちスノー
「ねぇリクヤ、君の友人とか知り合いの名前を教えてくれないか？」