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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*49*
たくっちスノー
「なるほど、ハマーにミラーか」
リクヤ
「それがどうかしたの?」
たくっちスノー
「...やっぱりな」
リクヤ
「一体何を...」
たくっちスノー
「いいかいリクヤ、今から言うことは嘘でもないし冗談でもない」
たくっちスノー
「僕は君に、君の友達に...間接的に会っている!!」
リクヤ
「...?」
たくっちスノー
「気付いたんだよ、あいつの言葉とモブ野郎の市民達を見てさ」
たくっちスノー
「あいつらが、あの世界のやつらにそっくりだって」
リクヤ
「はい?」
たくっちスノー
「カイドウは海斗君!ソラミ姫は華南ちゃん、ミラーは加賀美さんでハマーは多分浜有って人!」
たくっちスノー
「どれもこれも...あの世界で知り合って、亡くなった人ばかり...」
【一巡したものだからだ】
たくっちスノー
「一巡ということはつまり...輪廻転生!」
リクヤ
「えーと、つまり?」
たくっちスノー
「君達の前世は僕がよく知る存在なんだよ!」
リクヤ
「えっ!?」
たくっちスノー
「君らだけじゃない...この町に住む人、いや下手すれば世界の殆どが...」
たくっちスノー
「まぁイスナ・アトロゥスという例外はいるけど」
リクヤ
「え、世界まるごと?一体どんな関係で...」
たくっちスノー
「あいつらは、あいつらは...」
たくっちスノー
「いや、君には関係のないことだ、聞かないでほしい」
リクヤ
「分かった」
たくっちスノー
「さてと...おいメイドウィン!これはどういう」
金の語り部
「たくっちスノーが気づく頃には既にメイドウィンの姿はなかった」
たくっちスノー
「あいつ...」
...
たくっちスノー
(ダメだ...考え込むと思い出していく)
たくっちスノー
(...ここの市民には罪はないだろうに)
金の語り部
「たくっちスノーは気付いた」
金の語り部
「この世界に住む人間は前世【ミライシティ】と呼ばれる街に住んでいたこと」
金の語り部
「そして」
たくっちスノー
「...う、うう」
...
「...ソウルチェンジ」
【一号!rider...rider‼】
「ウオアアアアア!!」
...
たくっちスノー
「もう、あの街とは見切りをつけたつもりだったのに...」
金の語り部
「この町に住む人間の大半は前世、たくっちスノーが殺害した40万の人間だったのだ」
第四章 END