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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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【第八章】
『運命は愛を見放さない』
金の語り部
「改めてたくっちスノーは作戦会議をしていた」
たくっちスノー
「で、どうやって門番の目を掻い潜って入るか、なんだけど...」
リクヤ
「もう縛ってよくないですか？」
たくっちスノー
「う、うーん...眠らせて縛らせるのは最終手段に取っておいたけど...仕方ないのか」
リクヤ
「手段なんて選んでいられませんよ」
たくっちスノー
「まぁそうだけどさ...メイドウィンに関しても出来れば殺すんじゃなくて捕まえることを優先したいんだよね」
リクヤ
「なんでですか？」
たくっちスノー
「なんでって、メイドウィンが死んだら管理する世界が10年以内に滅ぶんだぞ？」
リクヤ
「嘘だろ！？」
たくっちスノー
「本当だよ、信じたくないけどな」
リクヤ
「そ、そうか...」
たくっちスノー
「で、館に入った後だ」
たくっちスノー
「あいつの事だから間違いなく部下を連れている」
たくっちスノー
「確実にバトル展開というまるでテコ入れされたジャンプ漫画みたいな展開になるだろう」
リクヤ
「何の話ですか」
たくっちスノー
「知らなくていい！...それでだ！君、ちょっと強い人呼んでくれない？」
リクヤ
「え、強い人？」
たくっちスノー
「うん、どうにか集めてくれないかなぁ」
リクヤ
「そうだなぁ...集まるかなぁ...」
金の語り部
「と、リクヤは外に出て仲間を集めにいった、数分後」
リクヤ
「とりあえず連れてきましたよ」
ハマー
「ﾊﾝｾﾝｯ!!」
ミラー
「ﾗｼｮｰﾓｰﾝ!!」
たくっちスノー
「こいつらかよおおお！！」
リクヤ
「いやでも、一応強いですよ？」
ミラー
「負ける気がしねぇ！」
ハマー
「よくわからんけど人集めてるって聞いたから」
たくっちスノー
「ああ...平民三人でラスダン挑むってすでに負けてるムードがするよ」
リクヤ
「その...すいません」
たくっちスノー
「いや、戦闘用マガイモノを用意しなかった僕も悪いんだ...」
たくっちスノー
「今回はバタバタして知り合いもろくに増やせなかったし...あーもうしょうがない、この四人で行くぞ！」
リクヤ
「お、おー！」
ハマー
「え、何の話？」
ミラー
「さあ？」
リクヤ
「なんか俺も不安になってきたよ...」