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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊82＊
金の語り部
「一時間後」
リクヤ
「やっとついた...」
ハマー
「相当町外れだぞ、ここ...」
ミラー
「なんで平気なんだよ...」
金の語り部
「男三人がヘトヘトになりながらも、メイドウィンの館に到着する」
たくっちスノー
「...まず門番を眠らせるところからだな、ちょっと待ってて！」ﾄﾞﾛｯ
ミラー
「！？」
ハマー
「！？」
門番
「ウッ...」
金の語り部
「たくっちスノーは黒い液体となって門番の口へと入り窒息させ気絶させた」
金の語り部
「死なせたくないとは何だったのか」
ビッグゴールド
「ギリギリ死んでないラインだ」
たくっちスノー
「よし終わり！入るぞ！」
ハマー
「なんなのあいつ」
リクヤ
「ま、俺たちは厄介なことに首を突っ込んだというわけさ」
...
たくっちスノー
「なんだこりゃ」
金の語り部
「館の中は五層の塔のようになっており、階段と部屋しかなかった」
たくっちスノー
「なんかアテが外れたなぁ...もうちょっとこう、トラップがたっぷりとかそういうのをイメージしてたが」
リクヤ
「ってか、なんなんですかこの構造は」
ハマー
「上に何かあるよな」
ミラー
「ていうか明らかに中身が別物じゃ」
たくっちスノー
「...ん？静かに！」
金の語り部
「たくっちスノーが一旦三人を黙らせると、スピーカーから声が」
メイドウィン？
【土足で人の家に上がり込んできやがって】
メイドウィン？
【ていうか門番は！？】
たくっちスノー
「ちょっと眠らせたよ」
リクヤ
「あれを眠らせたと言っていいのか分かんないんですが」
メイドウィン？
【...無駄だ！この塔は五回建てになってあり、1から4階には四天王がいる！】
メイドウィン？
【俺のところに辿り着きたいなら、四天王を一人残らず倒してくるんだな！】
たくっちスノー
「う...四天王って、確かにありがちだが」
リクヤ
「まさかあの黒いローブつけた変な人のことか？」
たくっちスノー
「こちらも四人、向こうも四人か...なら一対一でやればいいとして、最初は誰やる？」
ミラー
「俺最初が好きだから俺」
たくっちスノー
「よし決まり！後は頼んだぞ！」
...
～二階～
リクヤ
「うわっ、また黒ローブ！」
ハマー
「じゃあここは俺が！」
たくっちスノー
「よし、三階は僕が相手するからリクヤは四階を頼む！」
リクヤ
「わ、分かりました！」