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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊89＊
二階では...
野獣先輩
「はぁー、やだやだ 」
野獣先輩
「最初は犯罪者のボディーガードなんてあほくさと思っていたさ」
野獣先輩
「かと思えば局長まで大出世して給料が多くなって、存分に利用してやろうと思ったのに」
野獣先輩
「なんであんな奴に協力しないといけないんすか！頭に来ますよ！」
ダイリク
「俺の筋肉であの世に送ってやるよ」
ブルーマ
「くだらんな」
ダイリク
「何？」
冬夜
『こっちはあの世に行くよりも酷い目にあってきたんだ、その程度で脅してるつもり？』
ブルーマ
「ただ、今の俺にはキリマもいないしburstハートも何もない...つまり戦えることがない！」
野獣先輩
「自分で言うなよお前」
冬夜
『ボクもスマホやロボは無いからな』
野獣先輩
「てめーそれでもなろう主人公かよ、神がいなけりゃ木偶の坊ですかオオ！？」
野獣先輩
「ええいこうなったら俺がニコニコの力で...」
野獣先輩
「ん？あれ」
野獣先輩
「ニコニコワールドに繋がらない...」
ブルーマ
「なんだと！？」
野獣先輩
「ハッ...確かこれはたくっちスノーによって与えられた力」
野獣先輩
「俺は一度死んでるから、たくっちスノーの加護が受けられなくなり...」
野獣先輩
「つまりこの階は...」
ブルーマ
「...」
冬夜
『...』
ハマー
「...」
野獣先輩
「非力な原住民と能力を失った無能が三人！？」
野獣先輩
「なんなんだ！！下の階と比べて戦力が違いすぎるだろ！！」
野獣先輩
「俺一応前作では主人公だったのに！！」
冬夜
『ドラクエで例えるならレベル10の旅芸人とレベル1の戦士三人みたいなそこそこ弱いパーティだ...』
野獣先輩
「旅芸人なんてⅨにしか出てないだろアレ...」
ダイリク
「.....フフフ」
野獣先輩
「まあいいか...たくっちスノーの階じゃなかっただけでも奇跡だゾ、それにあいつが相手ならまあ勝てるぞ」
ハマー
「なんで？」
野獣先輩
「ああいうパワーが自慢な奴は大体がかませポジっすからね」
ダイリク
「...！！」
冬夜
『あるあるだよね、ゲームの斧みたいな攻撃力は高いけど命中率が低いっていう』
野獣先輩
「キャラになると体力や防御力も低くてほんとカスなんすよねぇ」
ダイリク
「...殺す！！」
野獣先輩
「やってみろよウドの大木！！こっちは何をされても死なないマガイモノ様だ！！」