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*102*
パンク
「………え?」
梨子
「あの時、私に言ってくれましたよね?無茶するなって………応援して慰めてくれましたよね」
梨子
「私も、無茶しない程度に全力で頑張りますから………命だけは掛けないでください!」
梨子
「貴方がヒーローを守るように………日本を支えてくれるファンを守ります!!」
梨子は自分から無理矢理付けられたファイドルドライバーのスイッチを押す
【パッパッパー!!パラッパッパー!!】
パンク
「やめるんだ!君まで戦わなくていい!!」
梨子
「あんな人達の為に!これ以上皆が泣いてる姿は見たくないです!」
梨子
「だから見ててくださいお客さん!わたし、言花梨子は‥‥‥変身します!!」
梨子
「昨日までの私とは違う私へ………変身!!」
梨子
(おじさん………貴方の頑張りを見ていると、昔私が見たアイドルを思い出します)
梨子
(例えあの笑顔や歌が嘘でも………テレビから見えた頑張りまでは嘘じゃないんだって!)
梨子
「だから私はアイドルとして………頑張ります!!」
【仮面ライダーヒット!!】
ヒット
「はああああ!!」
ヒットはヘヴィ・メタルに飛び出し、突っ込む
ヘヴィ・メタル
「ハアっ!!」
ヒット
「っ!!」
ヘヴィ・メタルのパンチをバク転で回避し、メロディを足から放ってヘヴィ・メタルにダメージを与える
ヘヴィ・メタル
「あぎゃああ!!?」
メタル
「なんでヘヴィ・メタルにダメージが………あっ!!」
メタル
「鉄だから音が振動して………ダメージが何重にも重なる………!?」
ヘヴィ・メタル
「これはアニキの音じゃない………苦しい……!!」
メタル
(そこからヘヴィの拒否反応が重なって傷になっている……まずい!俺のラップで音をかき消さないと!!)
パンク
「そういうことかヒット………よし、俺も!!」
パンクはギターライフルを構え、座り込んで引き鳴らす
ギュッギュッギュッギュッギャーーン!!
ヘヴィ・メタル
「うぎゃああるああ、あ、ああ!!いやだああるあっああ!!」
ヘヴィ・メタルは耳を塞ぎこんで暴れ出し、壁を破壊して逃げ出して行った
メタル
「あ、ヘヴィ!………覚えてなよ、次は絶対デストロイ!」
メタル
「特にそこでぼーっとしている仮面ライダーフォルテ!お前だ!」
メタルはヘヴィの開けた穴から逃げ出していった