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*125*
男性
「そう、なんというか最近は特にさ」
男性
「お金持ちばかり優遇してるように見えないか?」
女性
「あー分かる分かる、グッズは売り出すしそれも高いし」
男性
「仮面ライダーヒットもCDは売り出してるけど、値段はお手頃だし真面目にヒーローやってるし、なんか応援したくなるよな」
‥‥‥‥
男性
「おい聞いたか?仮面ライダーパンクの変身者が路上ライブやってるんだってさ」
女性
「え、本当?イケメンだった?」
男性
「イケメンっちゃイケメンだけど40代ぐらいのおじさんらしいぞ」
女性
「井村タケシみたいな渋いイケおじだったらいいなぁ」
男性
「しかも子供にも優しいそうだ、お金は稼げなさそうだけどヒーローに向いてるよなぁ‥‥‥」
‥‥‥‥‥‥
詩伍郎
「これって‥‥‥」
カルマ
「人間の噂話は正直な面が出てきますからね」
カルマ
「でも良かったと思いますよ、貴方やヒットも世間に認められつつあるようで」
詩伍郎
「でも雄吾の評判が下がるのは見てられないなぁ‥‥‥」
カルマ
「しかしあれを」
カルマは建物にかけられた大きなテレビを指さす、番組は仮面ライダーに関するワイドショーだった
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コメンテーター
「現在、日本にはパンク、ヒット、そしてフォルテが存在します」
コメンテーター
「新たなヒーローが現れていく中、フォルテの現在の動きは‥‥‥」
コメンテーター
「あらゆる分野の商業化‥‥‥‥そして、技術の独占‥‥‥ココ最近やっていることは、悪影響を及ぼすものばかりです」
コメンテーター
「フォルテは音楽時代を作り、導くための存在と日本政府は言っていますが、彼はより良い音楽の文化を作る気はあるのでしょうか?」
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カルマ
「ここまで言われるようになれば坊っちゃまも動くはずですよ」
詩伍郎
「だ、だよなー!俺からもちょっと言っておくよ!」
カルマ
「‥‥‥‥最後に、詩伍郎様」
カルマ
「付き合ってくれませんか?」
詩伍郎
「何に?」
カルマ
「前に坊っちゃまに行った鍛錬に」
詩伍郎
「‥‥‥‥いいの?」
カルマ
「はい、試したいことがあって」