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*124*
‥‥‥‥
カルマ
「ここです」
カルマはCDショップへと足を運ぶ
詩伍郎
「おー!カルマも興味ある?お、梨子ちゃんがオリコン26位か!グイグイ伸びてきてるな!」
カルマ
「彼女は良いとして、雄吾坊っちゃまのCDを探しましょう」
詩伍郎
「あ、そういえば雄吾も音楽作ってCD売り出してるんだっけ」
詩伍郎
「そういえば聴いてるところ見た事なかったな、せっかくだから買ってみようかな‥‥‥」
カルマ
「詩伍郎様ではとても払えませんよ」
詩伍郎
「え?いやいやぁ、俺だってCDを買うお金くらいは貯めて‥‥‥」
『1000000円』
詩伍郎
「百万!?なんか前にもこの値段見たぞ!?」
カルマ
「コンサートの時と同じ価格です」
詩伍郎
「‥‥‥‥まさかこれでCDを売り出してるのか?」
カルマ
「それだけではありません、これを」
CDの隣には数多くの商品が
詩伍郎
「なにこれ」
カルマ
「抱き合わせ商法です」
詩伍郎
「CDでそれやる!?」
‥‥‥‥
カルマ
「他にも様々なグッズを売り出してますね、フォルテ絡みの」
詩伍郎
「そういえばあいつフォルテの姿でコンサートとかしてたからな、そういうの日本政府許してくれるのかな?」
カルマ
「それは分かりませんが‥‥‥」
詩伍郎
「しかし、音楽時代だからって結構無茶なやり方するよなぁ‥‥‥」
カルマ
「詩伍郎様はこういったことは?」
詩伍郎
「いやいやいや!パンクを金儲けに使えるかよ!」
詩伍郎
「いや、出来るできないじゃなくてなんとなーく思い入れが出来たんだよ」
詩伍郎
「たまたま手に入ったに過ぎない力だけど、この力が大好きなんだ」
カルマ
「貴方ならそう言うと思いましたよ、なんとなくですが」
詩伍郎
「‥‥‥ねぇ、カルマ?最近俺に心を許すようになってきた?」
カルマ
「いいえ、詩伍郎様がそう思ってるだけです」
詩伍郎
「あ、そっか‥‥‥ごめんね?変な事聞いて」
カルマ
「‥‥‥‥詩伍郎様!ちょっとこちらに」
詩伍郎
「え、ちょっとなになに!?」
カルマは詩伍郎を抑え、柱の隅に隠れる
カルマ
「静かに」
男性
「なぁ」
男性
「今思うと仮面ライダーフォルテって、あんまりヒーローじゃないよな」