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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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たくっちスノーの体が嵐のような装甲で覆われ、両手からカマキリのような爪が生える

たくっちスノー
「はーはははは!!これがたくっちスノー、サイクロンマンティスモードだ!」

魔トリョーシカ
「ただ姿変わるならエイムズショットライザー使った意味あるの?」

たくっちスノー
「気分の問題だよ、母さんはロマンってものをよく分かってないな」

魔トリョーシカ
「ふーん、ロマンか‥‥‥‥くだらない」

フォルテビート
「なんだ‥‥‥‥その変身は‥‥‥!?」


たくっちスノー
「へっへっへ、えー、コホン!!」


たくっちスノー
「気持ちよく倒れてくれや!!」


たくっちスノーは鎌を振り回しフォルテビートに迫る!!

フォルテビート
「まずい!!」

たくっちスノー
「オラッ!!でやっ!!よやっ!!」

戦いの経験はたくっちスノーの方がはるかに上。
じわりじわりとフォルテビートを追い詰め、そのまま壁においつめていく


魔トリョーシカ
「気を付けろたくっちスノー、その壁の先にはマスコミがいる」

魔トリョーシカ
「下手にカメラに写ればボク達は犯罪者だ、それだけは避けてくれ」

フォルテビート
「犯罪だと‥‥‥!?人の歴史を書き換えようとして‥‥‥犯罪者以外の何者でもないだろ!?」

フォルテビート
「この美しい音色の美しい時代は僕が守る!」

たくっちスノー
「‥‥‥‥まあな、俺も犯罪者であることは間違いない」

フォルテビート
「なら‥‥‥」

たくっちスノー
「ただ、あんたの美しいの定義を理解できない」

たくっちスノー
「俺は音楽ってのは疎いしよくわかんねーがが、クラシックだとドボルザーク?の新世界よりって奴は好きだし、アイドルもロックもDJも好きだ」

たくっちスノー
「みんなひとつの音楽だ、そこには美しいも醜いもない、立派な芸術なんだよ!」


たくっちスノー
「なのになんだこの世界は!?なんつーか、多様性がねぇんだよ!」

たくっちスノー
「例えるなら昔はブルドックとかハスキーとかいっぱい居たのに今は皆ドーベルマンに改造されちったみたいな!!」

魔トリョーシカ
「その例えはよく分からないと思うよ」

たくっちスノー
「雑音だって出る時は出るんだ!人類皆天才じゃあるまいし雑音の出ないものなんかあるか!」

たくっちスノー
「‥‥‥‥だから、俺は音楽法を変える!破滅を食い止めるためにもな!」

フォルテビート
「破滅するのはお前の方だ!!」

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