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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*181*

詩伍郎
「…………ごめんな、雄吾」

詩伍郎
「俺は何も気付いてちゃいなかったわけだ」

カルマ
「行きましょう………長居する理由はありません」

雄吾
「逃がすと思ってるの?」


【アークフォルテ】

雄吾
「変身………!!」


カルマ
「やはりそう来ましたか」


カルマはすかさずラジオのスイッチを押す

…………すると、先程の演奏が流れ込み、アークフォルテにノイズがかかる!!

雄吾
「うぐっ………!?な、なんだ!?」

カルマ
「変身できなければ催眠音波も流せないようですね………逃げましょう、詩伍郎様!」

詩伍郎
「あ………ああ!!じゃあな、雄吾!!もっと健康にいいもの食べるんだぞー!!」

詩伍郎とカルマは窓から飛び出し、去っていく

雄吾
「……………そんな馬鹿な、アークフォルテの音が無効化されるはずは………」

雄吾
「次はこうは行かないぞ………フォルテニウムをもっと溜め込んで、音の力を強くすれば………!!」


雄吾
「……………!?」

雄吾
「カルマさんが溜め込んでいたお金がない…………全部奪い取ったのか!?」

雄吾
「くそっ…………!!」


…………

詩伍郎
「………カルマ、どうして雄吾にあんなことを?」

カルマ
「私が探していたものはコレです」

詩伍郎
「…………雄吾の日記?」

カルマ
「はい」

詩伍郎
「まさか…………読んだの?」

カルマ
「勿論です、私が与えたものですから」

詩伍郎
「い、いつの間に………どんな内容?」

カルマ
「後悔しませんか?日記は本音が出るものですよ」

詩伍郎
「いいよ、別に」

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新しい怪物が出た、いつも通りで問題ないだろう

最近はお金の量も減っている、今度文句でも言いたいが、また減らされると困るのでやめておこう

あの人はいつになったら離れてくれるんだろう
邪魔なんだよ………計画が崩れるじゃないか

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詩伍郎
「計画?」

カルマ
「それに関しては最後辺りを………」


…………

「僕がお金の使い方を知って10数年経つ」

「手に入れるためにたくさんの事をやってきた」

「…………そう、億万長者まで、あと少し」

「僕だけが素敵なものを掴める世界へ」


【終曲】

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