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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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【第39曲】
「フォルテッシモは止まらない」

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「父親がフォルテニウムという鉱石を開発していた、あの人は全てがどうでもいい無気力な人だから、奪うことは簡単だった」

「フォルテニウムは人間に詰めたら天才になれる、数粒残して全部僕に埋め込んだ」


「音楽の時代が作られるのを待つだけ、あとは勝手に物語が進み………」

「僕にとって有利な世界が作られ、理想が現実となる」


「アークフォルテとなって、僕一人が………お金を集めて、好きなように生きるんだ!!」


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たくっちスノー
「こいつがこんなこと思いついてたなんてな」

ウォズ
「億万長者か…………」

ミコト
「…………ふざけてるとしか思えないな」

たくっちスノー
「でも、そのカルマが持ってきた日記を見るにマジっぽいけどな」

たくっちスノー
「…………マジだからこそ、ここまで出来たわけだしな」

詩伍郎
「雄吾………」

たくっちスノー
「………おまけに、カルマが用意してくれた音のおかげで対アークフォルテ用ノイザーが開発できそうだ」

たくっちスノー
「しかし、なんでそんなもんが作れた?」

カルマ
「アークフォルテとは別のクラシック音を入れました」

カルマ
「というよりは、アドリブで曲を作ったといえば分かりやすいでしょうか」

ウォズ
「なんて技術だ………」

カルマ
「似たようなことは彼もやっていますよ」

梨子
「…………いいえ」

梨子
「彼の曲はそうでもないんですよ」

カルマ
「はい?」


梨子
「これを」

梨子はCDを用意する

サンダーボルト
「それはまさか………雄吾の?」

梨子
「ゴミ箱に捨てられていたものを回収しました」

嵐原
「これ大丈夫?聴いたら洗脳とかされない?」

愛弓
「そういうのは心配いらん」

ミコト
「不安なら私のノイズシステムでシャットアウトする」

嵐原
「リーダーのベルトってCDデッキにもなるんだよ」

ミコト
「まぁ、兎にも角にも聴いてみるとしよう………仮にも、億万長者を目指す天才音楽家の曲だからな…………」

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