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*21*
詩伍郎
「…………よかったなぁ、みんな」
詩伍郎
「フォルテが、助けてくれたぞ」
愛咲さん
「詩伍郎さん………」
詩伍郎
「俺はこの通りダメだったよ、肩と子供の大切なバット折っちまったし」
詩伍郎
「カッコ悪いなぁ俺」
愛咲さん
「…………いいえ 」
愛咲さん
「もし貴方がここで数秒でも守っていなかったら、貴方がいなかったら」
愛咲さん
「貴方ではなく私や子供の骨が折れていたかもしれませんでした」
愛咲さん
「バットは壊れても代わりがありますが、貴方や子供達の代わりなんていません」
愛咲さん
「………守ってくれて、ありがとうございました」
子供
「おじさんありがとう!!」
詩伍郎
「…………ははっ」
詩伍郎
「ごめん、気遣ってくれるのは嬉しいけど救急車呼んでくれないかな………おじさん、今手が使えなくて………」
愛咲さん
「あっ、すみません!」
………
雄吾
「おじさん………大丈夫かな」
雄吾
「でも、これで素敵なものは掴めたはず………」
雄吾
「………もっと、頑張らないとな」
………
アンノイズのアジトにて
???
「ノイザーが2体でもダメだったと………」
???
「いい所までいってたんだけどねぇ」
???
「あの忌まわしい音の力が厄介だな」
???
「あの音楽に対抗出来る………例のブツは完成したか?」
???
「もちろん!実戦でも投入できるし、変身者の候補は見つかっている、ほら来て!」
???
「ん?」
「Heyバリバリ☆俺チャンすっげぇ音楽広めたい、それ使えば俺のジャンルバリバリ、OK?」
???
「これは………この時代によくこれだけの逸材が見つかったものだ」
???
「裏音楽のプロが見つかるなんてねー!はい、明日からこのベルトで頑張って!」
「WOW!マジイケてるマジではんパネェ、これで俺も超負けらんねぇ!」
???
「…………仮面ライダーフォルテよ、これで貴様も終わりだ」
???
「じゃあはい、変身しちゃって」
「オーケイ!レッツ、変身☆」
「存分に戦い、そして歌うがいい………」
「【仮面ノイザー】よ………」
………
【魔】
「今ここに、ライダーを超えるもの【仮面ノイザー】が誕生した」
【魔】
「さあ、果たして勝負の行方は……?」
【終曲】