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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*21*


詩伍郎
「…………よかったなぁ、みんな」

詩伍郎
「フォルテが、助けてくれたぞ」

愛咲さん
「詩伍郎さん………」

詩伍郎
「俺はこの通りダメだったよ、肩と子供の大切なバット折っちまったし」

詩伍郎
「カッコ悪いなぁ俺」


愛咲さん
「…………いいえ 」

愛咲さん
「もし貴方がここで数秒でも守っていなかったら、貴方がいなかったら」

愛咲さん
「貴方ではなく私や子供の骨が折れていたかもしれませんでした」

愛咲さん
「バットは壊れても代わりがありますが、貴方や子供達の代わりなんていません」

愛咲さん
「………守ってくれて、ありがとうございました」

子供
「おじさんありがとう!!」

詩伍郎
「…………ははっ」

詩伍郎
「ごめん、気遣ってくれるのは嬉しいけど救急車呼んでくれないかな………おじさん、今手が使えなくて………」

愛咲さん
「あっ、すみません!」

………

雄吾
「おじさん………大丈夫かな」

雄吾
「でも、これで素敵なものは掴めたはず………」

雄吾
「………もっと、頑張らないとな」


………
アンノイズのアジトにて

???
「ノイザーが2体でもダメだったと………」

???
「いい所までいってたんだけどねぇ」

???
「あの忌まわしい音の力が厄介だな」

???
「あの音楽に対抗出来る………例のブツは完成したか?」


???
「もちろん!実戦でも投入できるし、変身者の候補は見つかっている、ほら来て!」



???
「ん?」




「Heyバリバリ☆俺チャンすっげぇ音楽広めたい、それ使えば俺のジャンルバリバリ、OK?」

???
「これは………この時代によくこれだけの逸材が見つかったものだ」

???
「裏音楽のプロが見つかるなんてねー!はい、明日からこのベルトで頑張って!」

「WOW!マジイケてるマジではんパネェ、これで俺も超負けらんねぇ!」

???
「…………仮面ライダーフォルテよ、これで貴様も終わりだ」


???
「じゃあはい、変身しちゃって」

「オーケイ!レッツ、変身☆」


「存分に戦い、そして歌うがいい………」





「【仮面ノイザー】よ………」


………
【魔】
「今ここに、ライダーを超えるもの【仮面ノイザー】が誕生した」

【魔】
「さあ、果たして勝負の行方は……?」

【終曲】

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