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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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そして…………翌日

雄吾
「う、うわぁ………どうしようカルマさん」

カルマ
「何かありましたか?」

雄吾
「僕が就活してる事がもう世間にバレた、求人情報や推薦メールが鬼のように来ている」

カルマ
「もはや迷惑メールレベルですね………それでどうするつもりで?」

雄吾
「うーん………どうしよう」

【では、次のニュースです】

【あの音楽の英雄、仮面ライダーフォルテこと衣真雄吾氏が就職を始めました】

雄吾
「ニュースになってる!?」

【各企業が彼を入れることに躍起になり、フォルテを巡り企業戦争が起こるのではないかと株主達は予想してます】

カルマ
「かなり大事になってきていますね」

雄吾
「なんでこんなことに………」

カルマ
「それで、どの企業に入るか決まりましたか?」

雄吾
「決まるわけないでしょ!?下手に選んだら恨みを買われちゃうじゃないか!」

雄吾
「フォルテのイメージに繋がるから慎重に考えないと!」

カルマ
「分かりました、詩伍郎様にはそう伝えておきます」

雄吾
「あー………それと………おじさんだけど」

カルマ
「見つからなかったんですか?」

雄吾
「まあそういうこと」

カルマ
「そうですか、では………」

………

詩伍郎は愛弓の写真を見ながらアコギターを弾いて鼻歌を歌っていた

詩伍郎
「アコギターっていうのも悪くないな………でも俺はロックが好きなんだよ、愛弓………」

カルマ
「詩伍郎様」

詩伍郎
「ああカルマさん、雄吾はどうだった?いい企業いっぱい見つけた?」

カルマ
「見つけすぎて大変なことになりました」

詩伍郎
「そりゃ大変だ……でも雄吾の人生なんだ、俺が口出ししてもしょうがないよな」

詩伍郎
「俺もバイトだけじゃなくて、ちゃんとした職につかないとな………」

カルマ
「詩伍郎様は仮面ライダーと仕事、どちらを優先します?」

詩伍郎
「………う、結構悩むな、街は守りたいけど仕事も疎かに出来ないし………」

詩伍郎
「雄吾にも同じことを聞いたの?」

カルマ
「はい、何かあればフォルテの姿で仕事すればいいと答えてました」

詩伍郎
「なるほどねぇ………俺には出来ないや」

カルマ
「何故?」

詩伍郎
「仮面ライダーパンクって結構負担が掛かるんだよ」

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