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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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雄吾
「ここか………」

雄吾は電話で言われた通りの道を通り、目的の場所にたどり着いた………

綺麗ではあるが、小さめでどこか寂れている感じの事務所が、そこにあった

雄吾
「ここが例の事務所か………小さいな」

雄吾
「………人、居るのかな?ていうか、どんな仕事をしているんだ………」

雄吾はゆっくりと、その扉を開ける


………

雄吾
「こんにちは………」

扉の先にはソファーに大柄の男が座っていた

「あっ!君君?新しくここに入りたいっていう人は!」

「スポンサーさんから話は聞いているんだよねー!」

雄吾
「スポンサー?もしかして僕に電話してきた人ですか?」

「そうそう!」

雄吾
(スポンサー………一体何者だ?こんな外れたところを紹介するのは、有難いようなそうじゃないような………スポンサーなら僕がフォルテってことをわかっていそうだが)

雄吾
「それで、この事務所は何をする所なんですか?」

「え?ここ?ここはねぇ………うーん、まあ底辺は掃除とか茶くみの雑用だけど、成り上がったらでっかいお仕事が出来るよ!!」

雄吾
「そのでっかい仕事というのは?」

「来たばかりの人にそれを教えると思う〜?」

雄吾
「それもそうか………で、時給はいくら貰えます?」

「2000円くらい、出世すれば4000か5000円は貰えるよ!」

雄吾
「それなりだな………よし、ここに入ることを考えてみようと思います」

「あれ?考えるだけ?」

雄吾
「はい、一応相談した上でこの仕事に決めるか考えようと思って」

「ふーんそっかー………んじゃエントリーシートここに書いといて」

雄吾
「はい………」

雄吾はすらすらとエントリーシートを書いていくと………男はそれを見て呟く

「………あはっ、まさかこんなところに来るなんて………スポンサーさんもわかってるねぇ」

雄吾
「え?」

「君、衣真雄吾なんだね?………ほら、仮面ライダーフォルテ」

雄吾
「あ、はい………知ってたんですか」

「いや、名前だけは知ってたけど……どんな姿までかは知らなかったからさぁ!」

雄吾
「そうか………仮面ライダーなんだから、そこら辺上手くなんとかなりません?」

「そうだねー!」






「おい、仮面ライダーフォルテだと………!?」

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