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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*79*

雄吾
「ただいま」

詩伍郎
「遅かったじゃないか雄吾」

雄吾
「ごめんごめん、会社を1件見学に行ってて」

詩伍郎
「そうだったのか………行くなら連絡くらい寄越してもよかったのに」

雄吾
「ごめんごめん」

カルマ
「それで、結果はどうなりました?」

雄吾
「僕には合わなかったみたいだよ」

カルマ
「ならどうするんですか?いくら坊っちゃまでも無職は洒落になりませんよ」

雄吾
「大丈夫だよ、ここに来るまでにちゃんと考えてあるから」

カルマ
「と言うと?」

雄吾
「CDを売って販売する」

詩伍郎
「えっ」

カルマ
「CD?歌手になると?」

雄吾
「いや?この間のコンサートみたいにオリジナル曲を作ってそれをCDに入れ込むんだ」

詩伍郎
「え、マジで?おじさんのバンドマンの夢にでっかいライバル現れてない?」

カルマ
「バンドマンになる前にちゃんとした収入を得てください」

詩伍郎
「ちゃんとバイトはしてるから!」

カルマ
「大体、何故バンドマンになりたいのでふか?路上ライブをしてもお金は貰いませんし」

雄吾
「え、そうなの?」

詩伍郎
「なんでって、ロックと歌うことが好きだからに決まってるでしょ」

詩伍郎
「今回の新曲も児童館で歌ったら大盛況でさ、勤くんや茜ちゃんからサイン書いてって言われちゃったよ」

カルマ
「へぇ」

詩伍郎
「あ雄吾のCDも児童館で聞かせてあげたいんだけどいいかな?俺が歌を入れる感じで」

雄吾
「勿論いいよ、おじさん歌は上手いし合うと思う」

詩伍郎
「この際カルマさんも何かやってみたら?音楽」

カルマ
「私がですか?」

雄吾
「えっ、カルマさんも!?」

詩伍郎
「そうそう!いいアイデアだと思うんだけど!いくらでも払うからさ!」

カルマ
「……………いえ、代金は結構です」

カルマ
「代金を要求するのは坊っちゃまの教育の為になることのみです、だから」





カルマ
「…………1回だけ、ですからね?」

詩伍郎
「ありがとー!!」

雄吾
(このCDでフォルテの新しい音楽を日本全国に撒いて………新しい時代を広めていく!)

雄吾
(アンノイズ………お前の思いどおりにはさせないぞ!)

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そして、別の所では

「ふふフフ………遂に『ファイドルドライバー』が完成した!」

「RND48の始まりだァ!」

【終曲】

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