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*85*
【第18曲】
「黄金のエンターテイナー」
雄吾達はRND48と仮面ライダーヒットについて調べていた
カルマ
「雄吾様、これを」
雄吾
「………えーと、何何?【このアイドルのセンターには仮面ライダーになる権利が与えられます?】」
詩伍郎
「アイドルのセンターをヒーローに変えちゃうのかよ!?いくらなんでもあんまりじゃないか!?」
雄吾
「フォルテシステムを使っているから、戦えるっちゃ戦えるけど………」
カルマ
「坊っちゃまも素人ですからね」
雄吾
「うるさいな」
詩伍郎
「んで、今のセンターの子は『水鏡瑠衣』っていうのか」
雄吾
「あ、聞いたことがある………確か、水鏡音高校の校長の孫だよ」
詩伍郎
「じゃあ知ってる子?」
雄吾
「いや………誰が誰かも分からないからさ………」
詩伍郎
「おいおい」
カルマ
「しかし、なぜこの事務所はアイドルを仮面ライダーにさせたのでしょうか?」
詩伍郎
「うーむ、そういえばそうだな………メリットがあるとは思えないけど………」
雄吾
「しかも、それを商法にしようとしている……例えるなら、ライダー商法」
雄吾
「日本政府はどうするんだろう………」
詩伍郎
「さあなー………あとはネットの評価とかどんな感じ?」
雄吾
「ネット?………特定のメンバーを推してる情報ばかり出ているよ」
カルマ
「好きなアイドルを危険な目に遭わせたくないから仮面ライダーにさせないという逆センター投票なんてものも行われてるみたいです」
詩伍郎
「なんて紳士的な………」
雄吾
「なんて言ってる場合じゃないでしょ、このままじゃ僕達の見せ場無くなっちゃうよ」
詩伍郎
「俺は見せ場なんていいよ、世界を守れるんだったら」
詩伍郎
「平和ならバンドマンとバイトするだけだし」
雄吾
「…………むー」
カルマ
「………はい、はい、分かりました」
カルマ
「日本政府から報告です、アンノイズの怪物が現れたとのことです」
雄吾
「………仮面ライダーヒットも来ているはずだ、行くよおじさん!」
詩伍郎
「あいあいさー!」