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*95*
充
「どうも初めまして!私は仮面ライダーヒットのドライバーの開発者でありRND48のプロデューサーを努めさせていただいてます充と申します!」
充
「さあ、お待たせしました!これよりセンター選挙の結果を発表します!」
充
「日本を守る戦士である仮面ライダーヒットの変身権を得られるのはどなたでしょう?」
充
「強く、明るく、そして日本を導く………」
詩伍郎
(なんか………この人仮面ライダーの話しかしてないな)
詩伍郎
(ホントにプロデューサーなのかな?そこはアイドルを推すところでしょ)
詩伍郎
(歌もアイドルは上手いんだけどメロディがグチャグチャだったし………)
充
「さあさあ!アイドルたちのご入場!」
カーテンコールとともにアイドルたちが姿を表す
詩伍郎
(あ、瑠衣ちゃんと梨子ちゃんだ………でも、なんか)
青年
「あっ、亜由美ちゃんだ!」
青年
「三上さんもいるぞ!………でも、なんか」
詩伍郎
(…………ああ)
詩伍郎
(あの子たちの笑顔………なんか、辛いのを無理矢理堪えてるようにしか見えないな………)
………
梨子
(こんなに、いる)
梨子
(私や瑠衣ちゃんの、みんなのファンが)
梨子
(なのに、私たちはファンを裏切るようなことしかしていない……)
梨子
(なんだったんだろう………私のこれまで………私のアイドルとしての道……私は……)
瑠衣
「梨子」
梨子
「………あ、本番中………だった」
梨子
(ごめんなさい、ちゃんとした歌も活躍も全然出来ないけど……私が嫌いになっても、アイドルの事は嫌いにならないでください………)
詩伍郎
「ちょっと!仮面ライダーはどうでもいいから早く総選挙の結果だけ教えてくださいよ!」
充
「はァ………!?どうでもいい………!?取り消せよ、今の言葉………」プルプル
充
「今、1番儲かる仕事は……仮面ライダーだぞ………!?」
詩伍郎
「いや、仮面ライダーは仕事じゃなくて使命だから」
充
「とにかく!アイドルであり仮面ライダー!それらのトップが今ここに………」
メタル
「ちょっと待てヨ」
その瞬間、会場の扉が吹っ飛び………やつが現れた
詩伍郎
「仮面ノイザー!?なんか前にもこんなことあったな!!」