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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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【第20曲】
「破滅のトリガー」

時は経ち………RND48のセンター選挙結果発表が始まろうとしていた

大きな会場にそれぞれのアイドルのファンが立つ


「ふふん、それなりの数だ………後はヒーローショーでもやってヒットをアピールすれば」

瑠衣
(遊園地の見世物かよ)

梨子
「うわぁ………私たち、こんなにファンがいたんですね」

瑠衣
「あんたのファンは何十人かしらね?」

梨子
「何人でも構いません、応援の気持ちがあれば、それで………」


「いや、それじゃダメだ」


「どうせあいつらも新しいアイドルが出来たら離れていく、もっと馬鹿な音楽で洗脳して馬鹿な客から金をどんどん払わせるんだ」

梨子
「ば、馬鹿って………お客をそんな風に言うなんて!!」


「ああ、そういえば君もそんな存在からアイドルになったんだっけ?」


「芸能系は金をむしり取れるやつが一番偉いんだ、それを覚えておけ」
………

瑠衣
「…………騙されたんだわ、あたし達」

瑠衣
「アイドルという存在に」

瑠衣
「………あんなもの、嘘でしかなかったのね」

梨子
「………私たち、頑張ったよね、お話の練習、歌の練習、握手や笑顔も」

瑠衣
「全部……上からすればくだらないスキルでしかなかったのね」


………

そして、会場には詩伍郎の姿も

詩伍郎
「梨子ちゃん、頑張れ!」

青年
「あれがRND48のみんな………テレビに出ているところあんまり見ないから、これが初めてなんだよなぁ………!!」

青年
「やっぱり綺麗だ………」

詩伍郎
「…………仮面ライダーヒットになるのは、誰だろうな」

………

ヘヴィ・メタル
「オ、オオオ………アニキ………どこに、行くんだ?」

バリウス
「フォルテの場所、分かった、ベリーナイス」

バリウス
「やるぞ………仮面ライダーをぶっ潰す」

ヘヴィ・メタル
「分かったヨ………アニキ………!!」


バリウス
「………変身」

【スクラッチョ!ヘイヘイヘイ!超いい感じッ!!】

【Kamen Noiser!!】


メタル
「…………ヘヴィ・メタル、俺の弟分」

メタル
「お前がそばにいてくれて、俺はマジ感謝だよ」

ヘヴィ・メタル
「アニキのDJ、スキだから…………」

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