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*158*
龍我
「俺の世界...か」
龍我
「俺の世界は戦争の途中に色々あったんだよ、西都にNPG財団っていう奴等が居たんだ」
猿渡
「うちの世界には居なかったな」
龍我
「そんでなそんでな!石動惣一...マスターが全ての黒幕だったんだよ」
猿渡
「お前の世界にもエボルトが?」
龍我
「本人」
猿渡
「.....こっちで目覚めるのが心配になってきたぞ」
龍我
「大丈夫だろそっちは...で、全てが解決した後、戦兎と幻徳は『プロジェクトビルド』を計画して時空のあちこちで活動しているんだ」
龍我
「テーマは明日を皆とビルドする!」
猿渡
「...そうか、お前達は平和を掴み取れたのか」
猿渡
「お前の世界の俺や北都はどうなってる?」
龍我
「赤羽も青羽も黄羽も皆元気だぞ」
猿渡
「...何!?あいつらが生きてるのか!?」
龍我
「ああ...一度死ぬかもしれなかったが、どうにかな。」
猿渡
「そうか...あいつらは無事なのか...良かった...本当に良かった...!!」
龍我
「.....」
猿渡
「あ、気にしないでくれ、今のはな...」
龍我
「猿渡...」
猿渡
「同情なんかいらねぇよ...辛い気持ちにはもうなりたくねぇんだ」
猿渡
「あっちの俺は全てが終わり、大事な奴等が側にいて幸せ、それで終わらせたいんだ」
猿渡
「なぁ...龍我、頼む」
龍我
「...そうだな、でも心配いらねぇよ」
龍我
「あっちにも戦兎が居るんだからよ」
猿渡
「そうだな、あいつがきっとなんとかしてくれる」
龍我
「ああ!なんてったって天才だからな!」
猿渡
「ちょっと調子のってるところあるけどな」
龍我
「分かるー!!」
「「ハハハハハハハハ!!」」
猿渡
「にしてもお前、随分変わったな」
猿渡
「前はエビフライみたいな頭した奴程度にしか思ってなかったし」
猿渡
「早口言葉が途中で間違ったりしてたあいつが」
龍我
「もしかしてあっちの俺って無茶苦茶なめられてる?」
猿渡
「ナメられてるっていうか、バカなのか事実だろ」
龍我
「はー!?俺バカじゃありませんー!時空学八級の資格持ってますしー!?」
猿渡
「そういうので見栄はってるからバカなんだよ、やるなら一級とれ一級。」
龍我
「...試験受けよっかな」