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シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
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陸人とエボルトは地形の後処理をしながら雪の方を見る

陸人
「どうする?皆に報告するか?」


「するに決まってるでしょ!世界が違えど明確な君達の敵なんだよ!?」

陸人
「ま、あれくらいやれば俺達に突っかかることも無いだろ」


「だといいけど」


海斗
「雪さん、大丈‥‥‥なにこれぇ!?」

騒ぎと大きな音、オーラに反応した海斗、リクヤ、空姫は信じられない地形の有様を見る
誰がどう見ても【何かあった】跡である

海斗
「こ、ここで誰か戦いました?」

陸人
「あ、俺やったよ、なんか戦場海底とか言うやつが来てさ」

リクヤ
「戦場?同じ苗字だけどなんか関係あるの?」

海斗
「え、俺知らないなぁ」


「‥‥‥ある、あるけど今その話は出来ない」

真実をいえばひじょーにややこしいことになる、そう思った雪は言葉を濁した
‥‥‥いずれ彼も、戦場の一族の事を知るのだろう、そう思いながら

エデン
「びっくりした!!びっくりした!!」

と、その時であった
大きな天使のような羽を広げて仮面ライダーエデンが下から舞い降りたのである


「うわっ、エデン!!」

リクヤ
「なんだあれ!?」

陸人
「コノヤロー生きてたのか!」

陸人は再びエネルギーを放とうとするが


エデン
「ストップ!ストップでございます!!」

エデン
「監理局さん!覚えておられますか!?私を勇者レイチェル様とご対面させてくださった‥‥‥‥」


「えっ‥‥‥‥ストップ、陸人君!!」

陸人
「あ?」

拳が飛び出そうだった陸人も先程とは様子が変だと気付き、エネルギーを抑え込む


陸人
「おい、さっきのはなんだったんだよ?」

エデン
「あれは私の抜け殻です、魂もあてもなく彷徨う、つまりはゾンビみたいなものでしょうか」

レイチェル
「それがまたまた、肉体が上から落ちてくるものだからもうびっくりで!」


「レイチェルさん!?」

エデンが話している最中、崖から手が伸びてレイチェルが顔を出す

海斗
「だ、誰!?」

レイチェル
「あら、お忘れですか?私ですよ〜!ともに戦場海底をうち果たした勇者レイチェルでございます!」

エデン
「‥‥‥‥と、勇者を守る誠実なる天使、仮面ライダーエデンでございます」

陸人
「さっきと全然違うな‥‥‥‥味方、でいいのか?」


雄介
「あっ、いっぱいいる!サバイバルの方?」


「あっ‥‥‥‥‥貴方は!!!仮面ライダークウガの正式なる変身者、五代雄介!!」

雪は先程から驚きを隠せずにいた、衝撃的な人物が多すぎるのだ

空姫
「お、落ち着いて雪ちゃん!」

レイチェル
「実は、もう1人!」

と、その瞬間リクヤに寒気が走る

リクヤ
「うっ‥‥‥!!?この物々しい圧力、この覚えのある香水の匂い、まさか‥‥‥‥!!」

ガバッ

ソラミ
「リクヤさまあああああ!!!」

リクヤ
「ソラミーーーーーー!!?」

ソラミが壁から駆け上がり、そのままルパンダイブのようにリクヤに張り付く

空姫
「あの方は一体?」


「リクヤの嫁さんだよ‥‥‥‥それより、何故貴方達がここに?」

レイチェル
「リニュ前さんと名乗るものに頼まれたのですよ、メールとやらと乱れから特定できたそうで」

海斗
「そうだったんですか、実は‥‥‥‥」

5人はレイチェル一行に世界のことと今のこと、そしてこれからの事を説明した

雄介
「そんなことになっていたんだ‥‥‥」

エデン
「これから先乱れがどんどん大きくなります、我々のような存在がやってくるのも時間の問題でしょう」

レイチェル
「問題は皆が皆善人だと決まっていない事でございます、皆さんも気をつけてください」


「分かりました‥‥‥どうしよう?」

雄介
「このまま5人で活動するのはどうかな?俺達は出番が来たら来る形で」

エデン
「ですが我々はどこで待機を?」

陸人
「俺のゲートに入ればいいだろ」


「そんな無茶苦茶な」

こうして、時空の乱れと共に新たな進展が‥‥‥‥

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D
【オリジナルのエデンはあるべきところに帰ったか】

D
【だが、マガイモノである奴の複製なら‥‥‥‥_いくらでも作れる】

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