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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*103*
陸人とエボルトは地形の後処理をしながら雪の方を見る
陸人
「どうする?皆に報告するか?」
雪
「するに決まってるでしょ!世界が違えど明確な君達の敵なんだよ!?」
陸人
「ま、あれくらいやれば俺達に突っかかることも無いだろ」
雪
「だといいけど」
海斗
「雪さん、大丈‥‥‥なにこれぇ!?」
騒ぎと大きな音、オーラに反応した海斗、リクヤ、空姫は信じられない地形の有様を見る
誰がどう見ても【何かあった】跡である
海斗
「こ、ここで誰か戦いました?」
陸人
「あ、俺やったよ、なんか戦場海底とか言うやつが来てさ」
リクヤ
「戦場?同じ苗字だけどなんか関係あるの?」
海斗
「え、俺知らないなぁ」
雪
「‥‥‥ある、あるけど今その話は出来ない」
真実をいえばひじょーにややこしいことになる、そう思った雪は言葉を濁した
‥‥‥いずれ彼も、戦場の一族の事を知るのだろう、そう思いながら
エデン
「びっくりした!!びっくりした!!」
と、その時であった
大きな天使のような羽を広げて仮面ライダーエデンが下から舞い降りたのである
雪
「うわっ、エデン!!」
リクヤ
「なんだあれ!?」
陸人
「コノヤロー生きてたのか!」
陸人は再びエネルギーを放とうとするが
エデン
「ストップ!ストップでございます!!」
エデン
「監理局さん!覚えておられますか!?私を勇者レイチェル様とご対面させてくださった‥‥‥‥」
雪
「えっ‥‥‥‥ストップ、陸人君!!」
陸人
「あ?」
拳が飛び出そうだった陸人も先程とは様子が変だと気付き、エネルギーを抑え込む
陸人
「おい、さっきのはなんだったんだよ?」
エデン
「あれは私の抜け殻です、魂もあてもなく彷徨う、つまりはゾンビみたいなものでしょうか」
レイチェル
「それがまたまた、肉体が上から落ちてくるものだからもうびっくりで!」
雪
「レイチェルさん!?」
エデンが話している最中、崖から手が伸びてレイチェルが顔を出す
海斗
「だ、誰!?」
レイチェル
「あら、お忘れですか?私ですよ〜!ともに戦場海底をうち果たした勇者レイチェルでございます!」
エデン
「‥‥‥‥と、勇者を守る誠実なる天使、仮面ライダーエデンでございます」
陸人
「さっきと全然違うな‥‥‥‥味方、でいいのか?」
」
雄介
「あっ、いっぱいいる!サバイバルの方?」
雪
「あっ‥‥‥‥‥貴方は!!!仮面ライダークウガの正式なる変身者、五代雄介!!」
雪は先程から驚きを隠せずにいた、衝撃的な人物が多すぎるのだ
空姫
「お、落ち着いて雪ちゃん!」
レイチェル
「実は、もう1人!」
と、その瞬間リクヤに寒気が走る
リクヤ
「うっ‥‥‥!!?この物々しい圧力、この覚えのある香水の匂い、まさか‥‥‥‥!!」
ガバッ
ソラミ
「リクヤさまあああああ!!!」
リクヤ
「ソラミーーーーーー!!?」
ソラミが壁から駆け上がり、そのままルパンダイブのようにリクヤに張り付く
空姫
「あの方は一体?」
雪
「リクヤの嫁さんだよ‥‥‥‥それより、何故貴方達がここに?」
レイチェル
「リニュ前さんと名乗るものに頼まれたのですよ、メールとやらと乱れから特定できたそうで」
海斗
「そうだったんですか、実は‥‥‥‥」
5人はレイチェル一行に世界のことと今のこと、そしてこれからの事を説明した
雄介
「そんなことになっていたんだ‥‥‥」
エデン
「これから先乱れがどんどん大きくなります、我々のような存在がやってくるのも時間の問題でしょう」
レイチェル
「問題は皆が皆善人だと決まっていない事でございます、皆さんも気をつけてください」
雪
「分かりました‥‥‥どうしよう?」
雄介
「このまま5人で活動するのはどうかな?俺達は出番が来たら来る形で」
エデン
「ですが我々はどこで待機を?」
陸人
「俺のゲートに入ればいいだろ」
雪
「そんな無茶苦茶な」
こうして、時空の乱れと共に新たな進展が‥‥‥‥
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D
【オリジナルのエデンはあるべきところに帰ったか】
D
【だが、マガイモノである奴の複製なら‥‥‥‥_いくらでも作れる】