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作者： ロストメイドウィン＆彩都 （総ページ数： 152ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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＊122＊
陸人
「‥‥‥ま、アレだな」
陸人
「お互いしんどい過去抱えてるけど、別にいいよな、今さえ平和なら」
海斗
「そうだな‥‥‥むしろ俺みたいに復讐心抱えてなかっただけ、ヒーローとして気楽に活動できていいだろうし」
陸人
「そーだな、そんなわけでD倒すために頑張りますか」
海斗
「そうだね、協力者を集めないと‥‥‥その為にカリギュラに来たわけだし」
「無駄だと思うぞ？」
上から声が響いたので覗くと、カリギュラのてっぺんで石動惣一が優雅に座っていた
石動は呑気そうに人間を眺める
陸人
「またお前か、無駄ってどういうこと？」
石動
「海斗、お前なら分かるはずだ、ここのヒーロー達はビジネスで動いてる」
石動
「勝つことよりも生きることを優先する奴だって多い、はなしてそんなのが戦力になるかどうか」
海斗
「何が言いたいんです？」
石動
「人間ってのは皆強い訳では無い、パワーとかそういう話じゃなくて、精神論な」
石動
「Dってのは得体の知れないよく分からないものだ、そんな物を見て常人が耐えられるか？」
石動
「ビビって逃げ出してしまうのがオチだ」
陸人
「‥‥‥‥まぁ、あんなわけわからん物見たら逃げ出したくなるかもしれんが、それでも」
石動
「戦力になると？」
陸人
「おう、もしかしてもしかしたらな」
石動
「‥‥‥‥‥それが、お前達の選ぶ道か」
【コブラ！】
石動は立ち上がり、トランススチームガンを取り出してフルボトルをはめ込む
石動
「浄血！」
【ミストマッチ！コブラ！コ・コブラ‥‥‥‥ファイヤー！！！】
石動は飛び降りながら煙を巻いていき、赤と緑の装甲に包まれた戦士、ブラッドスタークに変身する
ブラッドスターク
「どうだ、どうせ仲間を集めるより俺と戦って経験を稼いだ方が得だと思わないか？」
陸人
「だってさ、どうする」
海斗
「なんにせよ邪魔してくる気マンマンだろ、この人‥‥‥だからここで止める！！」
海斗
「俺も、グランドジオウの力をもっと使いこなしたい！グランドソウルチェンジ！」
ブラッドスターク
「新しいライダーの力を手に入れたか！なら俺も新兵器を出し惜しみせず見せてやろう！」
ブラッドスタークは腕からコードを打ち込み、パーツを無数に作り出す
ブラッドスターク
「これがビッグママプログラムを元に再構築した、俺だけの力！」
ブラッドスターク
「ゼロワンプログラム起動！」