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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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海斗は慌てて陸人を担ぎ、カリギュラの医務室へと運びだそうとするが、陸人が「医務室はまずい、個室でいい」と叫び出したので壁を破壊して医務室から脱出し個室の中に入っていった
陸人
「ちっ、あんた無茶苦茶だな」
海斗
「一体何があったの?さっきの災害の副作用?」
陸人
「さあ、よくわかんねーんだけどさ、俺の体って化け物なんだよ」
陸人
「まぁ、あの海底とかいうやつが戦場雁の一族とか言ってようやく俺は普通じゃねぇと結論出せたわけだが」
海斗
「はい?さっぱりだよ」
陸人
「これだよ、コ・レ 」
陸人がベッドに横たわり天井に体を向けると‥‥‥‥明らかに異質な何か、があった
海斗
「なんだそのでっかいもの」
陸人
「胸だよ胸、多分たくっちスノーよりでかい」
海斗
「えっ雪さんって100くらいあったような‥‥‥‥って、胸!!!?」
陸人
「なんかよくわかんないんだけどさ、夜になるとこうなっちまうらしいんだ」
陸人
「さっきも言ったが山に居た時はエボルトになんとかしてもらったし、その前は気合いで隠した」
海斗
「気合いで隠せるものなのか‥‥‥(困惑)」
陸人
「いやさ、俺別に嬉しくねぇよこんなの、肩こるだけだよ、つーかなんで下はついたまんまなんだよ、中途半端かよ」
海斗
「落ち着いて」
陸人
「まあいいか、ともかく俺はもうやばいと思う」
海斗
「確かにこれはやばいな‥‥‥」
陸人
「あんたがこれをどう思おうが関係ない、だがこれ世間に知られてみろ、マジで社会的に死ぬから俺」
陸人
「高飛びしてぇなぁ~」
海斗
「‥‥‥‥触っていい?」
陸人
「オラァ!!」
陸人は思わず驚いて海斗に蹴りを入れる、海斗はびっくりして尻もちをつく
陸人
「あんたアレか!?巨乳ならなんでもいいのか!?変態にも程があるわ!!」
海斗
「いやでも、触り心地良さそうだし」
陸人
「‥‥‥‥‥‥いつか女絡みでトラブル起こしそうだな、夜道気をつけなよ」
海斗
「えっ」
陸人
「これは本気で言ってる、そういうムーブが許されるのは子供のうちだけだからな」
海斗
「えっえっえっ」
陸人
「俺気持ち悪いからもう寝る、風呂は明日はいるわ、おやすみー」
‥‥‥‥
そして30日が経過した
陸人が「あまり外に顔出したくない」と言い出し、海斗が「死んだ人間が外に出ちゃまずい」と言い出したのでお互いにカリギュラを出ることもせず延々と特訓を続けていたのだ
陸人
「はぁ、ダメだったか」
海斗
「いや、俺たちはこの30日間でまた一段と強くなれた、それでいいじゃないか」
陸人
「‥‥‥‥それもそうだな」
陸人
(俺もどーにか‥‥‥【切り札】を呼び起こしたしな)
別の世界でリクヤが扉に入る瞬間と同タイミングに、海斗達は扉を開けて入っていった‥‥‥‥