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シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
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彩月
「‥‥‥ふーん」

彩月
「なるほどね、ラスボス登場と」

彩月
「分かった、F.D.Xの皆や他の任天堂戦士にもそのスタンプを分ければいいのね」


「そんなことできるの?」

彩月
「こぴー、ぺーすと」


「ああ、複製するの」

彩月
「あとついでに全世界にばらまいておく」


「僕、今更になって君のプログラマーとしての恐ろしさを実感したよ」

‥‥‥

~ハグレ王国~

‥‥‥時空列車はハグレ王国に到着した

‥‥‥雪の足取りは重い、伝えるのは怖いが、これは自己責任だ



「‥‥‥‥‥‥柚葉さん、僕は‥‥‥‥‥‥」



「たくっちスノー」



「ああ‥‥」

たくっちスノーにとっての正義の始まりが戦場海斗だとするなら、たくっちスノーにとっての成長の始まりはデーリッチだ。
デーリッチはどんな時でも明るい笑顔で誰かを支えてきた、たくっちスノーも今はそんなデーリッチが大好きだった

なのに‥‥‥彼女は笑ってくれない、たくっちスノーと同じように


「‥‥‥‥聞いた、んだね」


デーリッチ
「‥‥‥柚葉ちゃんが、冗談、だよね?」



「‥‥‥‥」

デーリッチ
「ねぇ、たくっちスノー‥‥‥‥」


「っ‥‥‥‥」

雪は回収していた折れた刀をデーリッチに渡す‥‥‥その鞘は血がついたまま変色しており、デーリッチの心を揺らすには充分すぎるものだった


デーリッチ
「柚葉‥‥‥‥‥さん‥‥‥‥」


「僕は‥‥‥‥僕は、あの人を守れなかった」


「マガイモノなのに‥‥‥‥王なのに、僕は‥‥‥‥僕は!!!」


デーリッチ
「‥‥‥たくっちスノー」


「なんだい?王さま」


デーリッチ
「考える時間が欲しいでち」


「分かった、僕はもう」

デーリッチ
「行かないで」

デーリッチはたくっちスノーの手を掴み抱きしめる‥‥‥その顔と声には涙が漏れていた


デーリッチ
「これ以上、死なないで‥‥‥お願いだから‥‥‥」


「‥‥‥‥分かったよ、ここに残る」

‥‥‥
デーリッチの結論が出るまでの間、雪はハグレ王国で待機しながらマガフォンで連絡を取り、仲間を集めることにした


「もしもし、のび太くん?ごめんね、急に‥‥‥」


「え、ああ‥‥‥うん、ありがとう、ごめんね」ピッ




Sonic.exe
「‥‥‥‥‥」


「君の顔を見るのも久しぶりだ、なんの気まぐれでそちらから?」

Sonic.exe
「お前が今になって知り合いに連絡を取りまくってると聞いてな」

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