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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*127*
彩月
「‥‥‥ふーん」
彩月
「なるほどね、ラスボス登場と」
彩月
「分かった、F.D.Xの皆や他の任天堂戦士にもそのスタンプを分ければいいのね」
雪
「そんなことできるの?」
彩月
「こぴー、ぺーすと」
雪
「ああ、複製するの」
彩月
「あとついでに全世界にばらまいておく」
雪
「僕、今更になって君のプログラマーとしての恐ろしさを実感したよ」
‥‥‥
~ハグレ王国~
‥‥‥時空列車はハグレ王国に到着した
‥‥‥雪の足取りは重い、伝えるのは怖いが、これは自己責任だ
雪
「‥‥‥‥‥‥柚葉さん、僕は‥‥‥‥‥‥」
「たくっちスノー」
雪
「ああ‥‥」
たくっちスノーにとっての正義の始まりが戦場海斗だとするなら、たくっちスノーにとっての成長の始まりはデーリッチだ。
デーリッチはどんな時でも明るい笑顔で誰かを支えてきた、たくっちスノーも今はそんなデーリッチが大好きだった
なのに‥‥‥彼女は笑ってくれない、たくっちスノーと同じように
雪
「‥‥‥‥聞いた、んだね」
デーリッチ
「‥‥‥柚葉ちゃんが、冗談、だよね?」
雪
「‥‥‥‥」
デーリッチ
「ねぇ、たくっちスノー‥‥‥‥」
雪
「っ‥‥‥‥」
雪は回収していた折れた刀をデーリッチに渡す‥‥‥その鞘は血がついたまま変色しており、デーリッチの心を揺らすには充分すぎるものだった
デーリッチ
「柚葉‥‥‥‥‥さん‥‥‥‥」
雪
「僕は‥‥‥‥僕は、あの人を守れなかった」
雪
「マガイモノなのに‥‥‥‥王なのに、僕は‥‥‥‥僕は!!!」
デーリッチ
「‥‥‥たくっちスノー」
雪
「なんだい?王さま」
デーリッチ
「考える時間が欲しいでち」
雪
「分かった、僕はもう」
デーリッチ
「行かないで」
デーリッチはたくっちスノーの手を掴み抱きしめる‥‥‥その顔と声には涙が漏れていた
デーリッチ
「これ以上、死なないで‥‥‥お願いだから‥‥‥」
雪
「‥‥‥‥分かったよ、ここに残る」
‥‥‥
デーリッチの結論が出るまでの間、雪はハグレ王国で待機しながらマガフォンで連絡を取り、仲間を集めることにした
雪
「もしもし、のび太くん?ごめんね、急に‥‥‥」
雪
「え、ああ‥‥‥うん、ありがとう、ごめんね」ピッ
Sonic.exe
「‥‥‥‥‥」
雪
「君の顔を見るのも久しぶりだ、なんの気まぐれでそちらから?」
Sonic.exe
「お前が今になって知り合いに連絡を取りまくってると聞いてな」